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みのるんの感動表現|柔らかい描写をつくるレンズ

Posted: 2017.11.15 Category: LENSBABY Comment: みのるんの感動表現|柔らかい描写をつくるレンズ はコメントを受け付けていません

ソフトな描写が特徴のこのレンズ LENSBABY Velvet56とともに、普段からよく行く公園に撮り歩きに行きました。

まずは公園の風景を1枚

普段何気なく目にしている風景が、少し現実離れした雰囲気すら感じさせてくれる描写で す。
 

次は少し移動して花壇沿いで1枚。 今度はポートレートを撮ってみました。

中央の人物はしっかりと解像していますが、周辺のボケの柔らかさは目を惹くものがあり ます。

このレンズならではの描写が際立った1枚となりました。

 

続いて今度は雰囲気を変えて順光での1枚

通常なら硬い雰囲気になっていまいがちの順光の場面でも、柔らかな雰囲気となりまし た。

色乗りもとても良いです。

 

最後に逆光での1枚

先ほどの1枚とは対照的な柔らかみのある、このレンズの特徴が存分に出たものとなりま した。

周辺がいわゆる「ぐるぐるボケ」になっているのも印象的です。

柔らかな雰囲気が普段とは少し違ったポートレート作品に仕上げてくれました。

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馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る日常の移動範囲。

Posted: 2017.11.15 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る日常の移動範囲。 はコメントを受け付けていません

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/3.2  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1000

 

4回続けた旅写真の反動、という訳ではないが、今回は日常の移動範囲内で撮ったスナップをお届けしたい。秋の長雨も落ち着き、自然光が豊かな季節になったので、写真を撮るのにいい季節が東京にも訪れた。開放F2があればそれなりに暗い室内でも写真は撮れるが、差し込む光を味方にできたら、日常の空気感が伝わる風景を切り取ることができるはずだ。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:250

ある日の食卓。娘が幼稚園に行くまで、食卓の上で何かの宿題をしていた模様。鉛筆が散らかしっぱなしなので、帰ってきたら妻に怒られることは簡単に想像できるが、娘の成長が感じられるこういうシーンを切り取るのはいつも楽しい。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.5  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:4000

シンクのフライパン。シンク周り、特に片付けてない状況は人に見せたくないものだが、気にもせず過ぎ去ってしまうなんでもない日常の一瞬を切り取りこそスナップ。フライパンに張った水の先に映り込んだものにピントを合わせるのもα9とFiRINの組み合わせなら簡単だ。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100

カーテン越しに差し込む光とシャツ。レンズの限界まで寄ってみたが、開放F2の柔らかい描写はファブリックの質感との相性が良い。光と影が作る表情が豊かな朝は写真を撮るのによい時間だ。早起きは…、と例の言葉を出すまでもなく。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:2500

自宅作業部屋に積み上げられた写真集。全く整理が出来ていない。デジタル時代になって写真集で写真を見る機会も減ってしまっているが、プリントや印刷物で見る写真から得られる体験と価値は、PCのモニターや小さいスマホの画面で見る写真とは別物。処分しろという嫁からのプレッシャーがあっても絶対に捨てない。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

秋なら紅葉だろ?って自分でも思うが、残念ながら東京に住む私の日常にはまだ紅葉は訪れていない。重なり合う葉を通る透過光が美しい植物を撮るのが精一杯だが、それも悪くない。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:125

高円寺にある本と雑貨の店「Amleteron(アムレテロン)」の店内。自宅から高円寺までは私の定番のスナップ撮影兼散歩コースになっているが、新旧さまざまな店舗が連なる商店街が充実しているのが高円寺の魅力。1枚目の写真含め、フォトジェニックな小物と本が並ぶここもその一つ。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:160

同じく「Amleteron」のディスプレイ。電球の暖かい色味、丁寧に飾られた小物と手前の枯木から秋を通り越して冬の雰囲気が伝わってくる。白くて小さくて可愛いお店なので、高円寺に訪れた際はぜひ行ってみて欲しい。

ズームレンズで撮るスナップも楽しいが、足を使って寄り引きで構図を決める単焦点レンズでのスナップは写真を撮ることの楽しさを改めて教えてくれる。正直ここ数年、仕事以外で写真を撮ることはあまりしてこなかったが、ソニーαとFiRINのおかげで毎日何かしらシャッターを切るようになった。撮らなきゃいけない、という義務ではなく、純粋に写真が楽しいからという理由がほとんどだが、とにかく撮りたい・何かを残したいという衝動が湧いてきているのは、それなりに重ねてきた年齢からくるものなのかもね。だから今日も写真を撮ります。

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伊藤宏美の感動表現|「雨宮21号」を追いかける

Posted: 2017.11.08 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|「雨宮21号」を追いかける はコメントを受け付けていません

今回は、北海道、遠軽町にある”丸瀬布いこいの森”に行ってきました。
ここは、敷地内を蒸気機関車「雨宮21号」が30分に1回ほど走ってくれるとても興奮してしまう森林公園です。
私にとって、何回も乗車でき、何回も撮影できるなんて、贅沢でたまらない場所なのです。
 
今回は,手持ちで車内から撮るには、フットワークがポイントになるので、
超広角12mm~標準域28mmまでカバーできるAT-X 12-28 PRO DX
のレンズ1本で楽しんできました。
 
まずは、さっそく「雨宮21号」に乗車。
1番前に乗車して待っていると、隣にいた方が、
「窓、開くよ。開けてごらん。自分でこんな窓あけたことないだろう。ぜひ開けてみなさい」
と教えてくれたので、すこしコツがいる窓をそっと開けてみました。
 
おかげで1番前で、1番蒸気に近いところで蒸気を浴びることができました。

 

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/22  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:200

 

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/22  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:200

敷地内のカーブを抜けると、逆光になり、照らされる蒸気がとても美しく、思い出すと今でもドキドキします。
また、このレンズは、
コントラストのはっきりしたシャープな描写力で光りが透ける蒸気の煙をくっきり見せてくれました。
 
敷地内の桜は紅葉していて、紅葉の中を走るところも撮影できました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:22mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:500

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:24mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:500

並木の奥行きを際立たせる事ができるのは広角レンズの良いところでもあります。
また、手前の紅葉から、奥の列車までくっきりと写すことができました。
このレンズのズーム比は、欲しい画角をカバーしてくれるとてもお気に入りのレンズです。
 
 
「雨宮21号」は敷地内の約2キロを走るので
1番前で、蒸気を感じて感動しているうちに、あっという間に着いてしまいます。
だから今度は車窓を楽しむために乗車するのです。
 
夕方になり、お日様の光も斜めに傾いたころ、終列車に乗ることに決めました。
すると、汽車は、地面にかわいい汽車の影絵を映してくれていました。
思わず、「見てー!!」と叫び、大喜びしました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:28mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200

思わず感動した瞬間に気がついた時、すぐに対応できるズーム比は、スナップ撮影として心強いなと感じました。
 
そんな事を繰り返していると贅沢な1日はあっという間に終わってしまいます。
昼間は大人から子供までいたこの場所も
気がつくと最後は、1日中いた蒸気好きのおじさんがほとんどでしたが、
最後に皆で「雨宮21号」が機関庫に入るところまで見送る姿は、少年のようでした。
 

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:16mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:200

この機関庫は青空のあるうちに撮影したのですが、青空にはトキナーブルーが映え、可愛い機関庫も、無理なく写しこめました。
 
私は、蒸気機関車が大好きですが、現役時代の蒸気機関車を知りません。
現役蒸気世代の方のお話を聞くのも大好きですが、やっぱり、乗りたいし、感じたいので
蒸気機関車を見るために、チャンスと隙を狙ってよく出かけます。
だいたい1日1往復のチャンスをどう撮るか悩みながら撮影することが多いので、
1日中、満喫できた丸瀬布のこの1日は本当に幸せでした。
 
そして、丸瀬布にも、大事な思い出が増えました。
いつまでも大切に走り続けて欲しいし、たくさんの人に乗って欲しいです。

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酒井宏和の感動表現|第13回目は、cokin 059 ソフトスターを、ご紹介いたします。

Posted: 2017.11.08 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第13回目は、cokin 059 ソフトスターを、ご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第13回目は、cokin 059 ソフトスターを、ご紹介いたします。

クリスマスイルミネーション。
実は、12月からスタートはなくて、ハロウィンが終わって11月上旬からスタート
するところが多いのです。
始まったばかりの方が、人も少ないですし、寒さも12月よりは落ち着いているので
写真撮影には最適な時期になります。

そこで、今回のフィルターは、この時期にぴったりなフィルターです。

こんな感じのボツボツした感じのフィルターです。

どんな感じになるかというと、こんな感じになります。
多分、1枚でこれだけの効果が得られるフィルターはないかなと思います。
ソフトフォーカス効果、クロフィルター効果、謎の丸ボケ。

謎の丸ボケは、特に強い光の点の周りに現れます。
弱い光の点は単にソフトフォーカス効果になります。

角型フィルターは重ねて取り付けができるのでご自分の好みで色々重ねても良いですが
このフィルターだと、1枚で色々な効果が得られます。
一番小さいAシリーズしか設定がないのが、惜しいところですが・・・。

 

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オオヤマナホの感動表現|ローコントラストで透明感ある秋色表現

Posted: 2017.11.08 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|ローコントラストで透明感ある秋色表現 はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは!オオヤマナホです。

今回はいつもの大きなフルサイズ一眼レフではなくてお手軽らくちんなミラーレス一眼と一緒に
公園にお散歩に行ってみました。
わたしの所有しているミラーレス用のレンズはフルサイズ換算で35㎜・90㎜・120㎜の3本所有しているのですが
それぞれに口径が違うのですよね。その中で一番大きなサイズ口径49㎜用のソフトフィルターを使って
撮影です。以前にも書いているように、口径の小さなサイズのレンズにはステップアップリングを使い大きな口径フィルターに合わせます。
例えば37㎜レンズを49㎜フィルターに合わせたい場合は「37㎜→49㎜」をご用意くださいね。
ステップダウンリングで小さいレンズにあわせてしまうと四隅にケラレが出てしまう可能性がありますのでご注意くださいね♪

ミラーレス用のフィルターはめーっちゃ小さいです。親指と人差し指で輪を作るぐらい!とってもかわいい手のひらサイズなので持ち運びも邪魔にはなりません。
かわいいとそれだけでもお写ん歩なんだかルンルンです♪
つけて撮ったり外して撮ったりしながら楽しく楽しく♪…今回は「ローコントラスト」で秋色を見て参りましょう。

【共通設定】
★絞り優先モード
★ISO80 
★焦点距離45㎜(35㎜換算90㎜)

①まずは順光の場合です
ローコントラスト

f4

②フィルターなし
f4


露出を明るめにしてみましょう。
違いがどうかわるかよーくみてみてくださいね♪

③ローコントラスト …f4


④フィルターなしf4

⑤半逆光だと…   ローコントラストf4


⑥フィルターなし f4


逆光の時はこんな表情になります。
全体的にコントラストを落として柔らかい表現をするのがこのフィルターの特徴ですが、
F4の固さがf2.8にすると被写界深度は浅くなりボケ感が増すことで柔らかくなりますよね。
ではさらにf2.8でフィルターなしとローコントラストの表現の差はどうなのかな???
という辺りをみてまいりましょう。
順序は「なしf4」→「なし f2.8」→「ローコントラスト2.8」です。

⑦フィルターなしf4
 

⑧フィルターなしf2.8だと・・・

⑨ローコントラスト f2.8


ここまで光の向き(順光→半逆光→逆光)でそれぞれ表情がどう変わるかをみてきました。
F値を下げることで柔らかな印象になるものですが、さらにローコントラストフィルターを使用することでその柔らかさはより一層
滑らかさが深まると感じています。
光を順光から逆光に徐々に変えていくことで表情がよりドラマチックに変わっていきますね。
撮影のフレーミングを意識する時、玉ボケ、前ボケ、後ろボケを効果的に感じながら自分自身の作画意図「何をどう撮りたいか」を
意識していけたらいいですよね♪ローコントラストを使用することで玉ボケも一回りふんわり感増します
今回のパンジーのロケーション逆光の場所はこんな感じでした。
後ろの木立のむこう側から日差し。葉に当たる光がとってもきらきらでした。これ、使いたい!!!( ̄▽ ̄)


その玉ボケを意識しつつ。ローコントラストの光を取り込んでの淡い色調を効果的にエアリーに表現したくなりました。
下の2カットはノーレタッチ。意識するのは露出補正を明るめに!

 

色づいてきた木々。見てみましょ!!

⑬フィルターなし f4


⑭ローコントラスト f4


色合いの差がわかりやすかったですね。
フィルターなしのはっきりとした色合いが淡くなっています。

⑮フィルターなしf2.8


⑯F2.8


ショッキングピンクの強い色合いがともすれば生々しさ毒々しい感じになってしまうのも…
ローコントラストをつけるだけで、違和感を感じない滑らかな柔らかさに変えられます。ローコントラスト「らしさ」的にはやはり露出はハイキーが
おススメです。

⑰フィルターなし f4


⑱F4

 

これはわかりやすいですね、
同じ葉を撮るときも光の角度を変えながら撮っていくとローコントラストがどこで生きてくるかがわかってきます。

⑲F4

秋の光の中に包まれる紅葉をイメージした⑲と⑳

⑳F4

ということでお送りしましたローコントラストで秋を楽しむのにはやはり光と仲良くなりましょう。
被写体の周りをぐるぐるまわりましょう。たったりすわったりすることで思いがけない煌めきの瞬間に出逢えるはず。
ローコントラストは光ととっても仲良しです。
秋を彩る紅や黄葉の葉と光のランデブー。どうぞ思いっきり楽しまれてみてはいかがでしょうか。

私がパンジーと仲良くなれたなと思った一枚はこちら~♪
「ひっかり♪ひっかり♪楽しいなぁ~♪」( ̄▽ ̄)ふふ
F2.8


ミラーレスカメラだとファインダー内を覗きながらフィルター効果をそのまま感じながら撮ることできますね♪
ぽかぽか陽気にはローコントラストを一枚忍ばせて是非お写ん歩に。
楽しい秋撮影の気づきになれば幸いです。

今回も最後までありがとうございました^^

 

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光川十洋の感動表現|「メリハリ表現」

Posted: 2017.11.01 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|「メリハリ表現」 はコメントを受け付けていません

公園を散歩したり、森林に入ったり、カメラをもってウォ-キングすると、ふだん見過ごしがちな木々の姿や現象に、感動を覚えて、写欲が沸いてきます。カメラを趣味にした人が「見方が変わった」と異口同音に言いますが、まずはアングルです。そしてアプローチです。光のとらえ方、ワイドレンズや望遠レンズの描写、ボケ表現などもスキルが上がるにつれて幅が広がっていきます。これが雨の場合は、面倒と思いながらも、美しい葉の姿に出合うことにつながります。三脚を持たずに気楽な気分でいながら、メリハリのある表現を試みてみませんか。
カメラの初心者の多い写真講習会では、カメラアングルの工夫で、歓声が上がります。「見上げてみましょう。」「低い姿勢で観察してみましょう。」「思い切りその中に顔を入れて見るとどうですか」「興味を持ったものを見つけたら背景を意識して」などをお伝えすることが頻繁です。
今回は、ワイドズームレンズだけで、手持ち撮影をしました。遠近感が出て、主役が浮き上がるメリハリのある表現を試みました。APSサイズでレンズ口径が小さいことと、やや絞ることによって、被写界深度が深くなるメリットを生かして、近くてもピント範囲を広くすることができます。開放値F2という明るさのレンズなので、暗い場所でも気持ちが楽で、必要に応じて背景に丸ボケ(玉ボケ)の表現も楽しみました。

一見高速道路のジャンクションのような交差した場面です。縞暖竹(シマダンチク)といいますがイネ科で、斑入りの縞模様がきれいです。下から見上げたので、プラス補正をしています。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度200  +1補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

アジサイの葉に雨粒が乗っているところを、真下から見上げると、葉脈の模様と雨粒の輪郭がフォトジェニックです。少し絞るだけで期待する所はピントが合います。

 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:17mm 絞り:F/4.5  シャッタースピード:1/80秒 ISO感度250   -1.3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

雨の日は雨粒の塊がきれいに見えます。メリハリを期待して、手前から遠くまでピントを合わせます。ここでカメラ測光値通りで撮影すると、白いスイレンが白トビをしますので、マイナス補正が必要です。
 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/14  シャッタースピード:1/40秒 ISO感度200   -2/3補正 (APS-Cサイズカメラで撮影)

林の中に鮮やかなキノコ。暗い林床なのでISO感度を上げ、思い切り近づいて、ぶれないと思うシャッタースピードで撮影しました。F/5.6ですが、林床状況も予想以上に明快です。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/5.6  シャッタースピード:1/20秒 ISO感度1,000   -2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

岩に根を張り巡らせた植物の生命力を感じます。暗い場所で手持ち撮影のために、ぶれないようにカメラをしっかり持ち、息を止めて撮影。背景の石仏の状況がわかるアングルで。

 
◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/20秒 ISO感度800   -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

雨の小径に飛び出したヌマトラノオの存在感を出すために、目いっぱい近づきました。小径の描写のためにズームを長めに変え、背景もはっきりさせたいので、絞っています。
 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:18mm 絞り:F/10  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度640 (APS-Cサイズカメラで撮影)

竹の表面を観察していたら、竹の皮がこれからはがれて行こうという場面です。その切れ目だけに関心があったので、メリハリをつけるため絞り開放値F2にして、背景に丸ボケを作りました。

 ◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/2  シャッタースピード:1/250秒 ISO感度400  +1.3補正 (APS-Cサイズカメラで撮影)

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國政寛の感動表現|撮影に最適なクローズアップレンズを選ぼう!

Posted: 2017.11.01 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|撮影に最適なクローズアップレンズを選ぼう! はコメントを受け付けていません

『明日へ』


~空を見上げて
 明日に心踊らせて~
(「MC クローズアップNEO」No.1+No.2使用)

前回、前々回とご紹介しました「MC クローズアップNEO」、皆さんきっと欲しくなったことと思います(笑)

ところで「MC クローズアップNEO」にはNo.1~No.4の異なるレンズがあります。
では、いったいどれを買えばいいのでしょうか?

No.1~No.4、それぞれ何が違うかというと、被写体に近づける距離です。
No.1の撮影距離が一番遠く、No.2、No.3、……と数字が大きくなるほど近寄れるようになります。

下記は、ケンコー・トキナーのサイトに掲載されている比較表です。
使用機材など条件により実際の撮影距離は変わってきますが、参考にしてみてくださいね。

マクロ撮影の醍醐味は、やはり近づいて大きく撮れるということ。
となると、やっぱり最も近づけるNo.4やNo.3あたりを選びたくなりますよね。


(「MC クローズアップNEO」No.4使用)

ただ、必ずしも近づければいいというわけでもありません。
大きな花などの場合は、近づきすぎると一部分しか写らなくて何を撮ったのかわからなくなることも。
それはそれで面白い絵になったりもしますが、もう少し花を広く入れて撮りたいこともあると思います。
でも上の比較表に記載されているように、レンズによってピントの合う範囲は決まっているんですね。

例えば、比較表でNo.4の撮影可能距離を見ると、約17~25cmとなっています。
ということは、25cm以上離れるとピントが合わなくなるんです。
ですので、花全体を入れたいとか、少し背景を入れてその場の雰囲気を出したい、なんて思って少し離れてしまうと、ピントが合わなくて撮影することができません。

そういう場合は、ある程度の距離を保ちながらも使用レンズの最短撮影距離より近づける、No.1やNo.2の方が適していると言えるでしょう。


(「MC クローズアップNEO」No.1使用)


(「MC クローズアップNEO」No.2使用)

また、クローズアップレンズは複数を重ねて使用することもできます。
例えば、No.1とNo.3を重ねるとNo.4相当のレンズになるんですね。

下記の写真はNo.4で撮影しました。
小さい花だったので、最短撮影距離まで寄ってもこの大きさです。

そこで、No.4にNo.3を重ねて撮影してみました。
さらに寄ることができて、No.4だけの写真よりかなり大きく撮れていますね。

このように、一枚だけではなくNo.の異なる複数レンズを持っていれば、撮影の幅がぐんと広がりますよ。

ただし、重ねるとその分厚みが出るため、レンズや焦点距離によっては画面の周辺に黒い影が出ることもありますのでお気をつけ下さい。

こんな便利なクローズアップレンズですが、単体のマクロレンズと比べてデメリットもあるんです。
クローズアップレンズは、本来のレンズの前にフィルターを取り付ける形になりますので、どうしても画質が落ちてしまいます。
また、元のレンズの性能によっても画質は左右されます。
キットのズームレンズなどにクローズアップレンズを取り付けた場合、近接撮影で高画質になるように設計されたマクロレンズにはやはりかないません。

とは言え、便利なクローズアップレンズはお手軽にマクロ撮影を楽しむにはもってこい。
撮影スタイルや撮りたいイメージに合わせて、最適なものを選んで使っていきましょう!

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齋藤千歳の感動表現|ゆがみを楽しむ魚眼の世界

Posted: 2017.11.01 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|ゆがみを楽しむ魚眼の世界 はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!
飽きてませんか?
カメラ・写真関連の電子書籍を出版している齋藤千歳です。
年間で数十本のカメラ用レンズを触らせていただく私は、基本的にほぼ毎日シャッターを切っています。
朝日が撮りたいとか、ハクチョウに会いたいといった理由もあります。
普通の方でもスマホでの撮影を入れると、1枚も写真を撮らない日というのは、ほぼないのではないでしょうか。
そうやって毎日撮っていると、自分の写真に飽きませんか?
飽きますよね!
私は、かなり頻度で飽きます!!
そして「なんて私の写真はワンパターンで引き出しの数が少ないんだ〜」と頭を抱えるのです。
そんなスランプに効果的なのが、SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIを含む特殊な効果をもつレンズです。


使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II
◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/4.0 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100 −2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

いつもと同じように撮っても、いつも同じようには写らないのが魚眼レンズの楽しいところです。自分の写真に飽きてきたときにぴったりのレンズです。
 

 

私は自分の写真に飽きて、撮影意欲が起きないときは、超望遠や超広角、超明るい、ミラーレンズに、魚眼レンズといった普段のレンズとは異なる効果が得られるレンズで撮影するようにしています。
なかでもサムヤンの魚眼レンズは、今回紹介しているSAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIにSAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE II、SAMYANG 7.5mm F3.5 FISH-EYEとラインアップが充実。
APS-C一眼レフカメラに、ミラーレス一眼カメラ、フォーサーズ機にまで約180度広い画角と強力なデフォルメ効果と遠近感の強調を与えてくれます。
なかでも、SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIは、APS-Cサイズの撮像素子を採用した一眼レフ(Nikon F、Canon EF、PENTAX K、SONY Aマウント)のカメラで対角約180度の広い視野と魚眼独特のデフォルメ効果が得られ、コストパフォーマンスも高い魚眼レンズです。


使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II
◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/1,000秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズカメラで撮影)

約180度の画角では見上げて撮影しても地面が写ります。さらに撮影者の指や足、三脚の脚といったものも写り込むので注意が必要です。
 

 

魚眼レンズがどうして、自分の写真に飽きたときやスランプに効果的かというと「いつもと同じように撮っても、いつも同じようには写ってくれない」からです。
スランプのときや自分の写真に飽きていると「いつもと違うことをしよう」「なにか工夫をして」と考えるわけです。
しかし、魚眼レンズでは、ちょっと油断すると自分の指や靴先が写り込むほどの広い画角が得られ、レンズの中心を通る直線以外のすべてが変形する強力なデフォルメが起きます。
普通に撮ろうと思っても、普通に撮るほうが難しいわけです。


使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II
◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/4.0 シャッタースピード:1/2,500秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズカメラで撮影)

天気がよかったので、海岸線をスナップしました。魚眼を使うと特に意図しなくても、レンズの力で印象的な写真になることが多いのです。
 

 

すでに解説しましたが、魚眼レンズではレンズの中心を通る直線以外はすべてが曲がります。
レンズの角度をわずかに変えるだけで、曲がる量が変化します。
この曲がり方をコントロールするのが、魚眼レンズのおもしろさと言ってもよいのではないでしょうか。
画面の端側に配置するほど、強力に曲がるので写真の主役になる直線をどこに配置するかによって写真の印象が大きく変わるのです。


使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II
◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/3,200秒 ISO感度:100  −1 2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

ファインダーをのぞきながら、どこをどのくらい曲げたら楽しいかを考え、雲と水平線のバランスを重視して撮影しています。
 

 

レンズのおかげで、飽きてしまった普段の自分の写真とは違う写真が撮れるので、楽しくなってくるわけです。
そして、ちょっとした角度や撮影位置の違いが写真により強調され反映させるので、普段の撮影以上に撮影位置やレンズの角度の気を使うようになります。
実は程度の差はあるのですが、普段使っている広角レンズでも魚眼レンズのような変形は起きているのです。
程度が小さいので、あまり意識していないことも多いのですが、魚眼レンズを使うと、それに気付く方も多いのではないでしょうか。
しばらく魚眼レンズでばかり撮影していると、魚眼レンズで曲げるのではなく、曲げないで撮ることの楽しさにも気付きはじめるはずです。


使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II
◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:100  −2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

本人は水平線をあまり曲げないように撮影しているつもりです。魚眼レンズで曲げないように撮影するのは、曲げるのより難しいのです。
 

 

魚眼レンズの大きく曲がる効果に飽きてきたら、おそらくスランプも終了です。
きっと普通の写真が撮りたくなっているはずですから。
魚眼レンズなどの特殊なレンズの強力な効果はとても楽しいのですが、連発すると飽きてきてしまうのが弱点といえます。
撮っているときはとても楽しいですが、あとで並べて見ると強力な同じ効果が続くのに飽きてしまうことに本人が気付くことも多いでしょう。
使う場所や量を考えて使うと効果的なレンズです。
常用のメインレンズというよりも、ここいちばんで強力な効果を発揮してほしいレンズなので、コストパフォーマンスが高いSAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIなどのサムヤンの魚眼レンズはおすすめなのです。

自分の写真に飽きたときやスランプのときにも魚眼レンズは効果的なので、ぜひご自分のレンズラインアップに加えてはどうでしょうか? 
サムヤンの魚眼レンズについて、もっと知りたい方は
Foton機種別作例集156 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる! SAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE II 機種別レンズラボ
SONY α7II で撮影
監修:小山壯二/著:齋藤千歳/編:太田圭一・齋藤千歳/デザイン:Inori 価格:330円
もご覧いただけると幸いです。

 

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馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その4。

Posted: 2017.11.01 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その4。 はコメントを受け付けていません

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100
 

SONY α9にFiRIN20mmを付けて八丈島を切り取った写真も今回で最後。天候は言い訳にしたくはないが、南の島に似合う太陽は残念ながら2日目には出てくれなかった。それでも残り少ない滞在時間を使い(そして島に住む従兄弟も使い)、今まで一度も行ったことのなかったシダの森や砂丘に行くことができたので八丈島最後の写真としてお届けしたい。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:3200

 

八丈島にあるシダの森での一枚。元々自生しているもの以外も栽培されているが、恐竜が出てくるような原始の森の雰囲気を再現できたのは、八丈島の湿度の高い気候のおかげだろう。実際、科学番組でCGの恐竜が出てくる映像の背景用合成素材として、ここで撮影が行われたことがあるらしい。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:800

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:3200

コケの生えた木の肌2種。コケの種類が異なるので単純な比較はできないが、同じF2.0でも撮り方次第で雰囲気はかなり違う。どちらもピントが合った部分の細かいコケまでしっかり描写されていた。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/10  シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100 

黒砂砂丘。八丈島が最後に噴火してから相当な時間が経っているが、ここはその名残が見られる場所。ただ、非常に危険なところで、かつて手すりが付いていた歩道も地滑りか台風の影響でなくなり、さらに歩道の一部が崩れていた(写真の中央左あたり)。高い崖の上なので風の強い日は注意したい場所。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/14  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:160

八丈島、中之郷にある藍ヶ江港。子どもの頃は八丈島に来るといつもここで泳いでいたが、漁港なので急に深くなっており、さらに透明度の高い水のせいで底が良く見え、非常に怖かった印象がある。今は漁港としては使われておらず、訪れるのは釣り客と海水浴客のみ。すぐ近くには温泉と足湯もある。よく見ると堤防の先の釣り客も写っていた。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:100

私の実家にあたる民宿「ガーデン荘」の前にあるバス停と小さなスーパー。島内の移動には自家用車は必須、とはいえ2時間に1本しかないバスの時刻表が寂しい。ちなみにスーパーは都内と毎日船が行き来しているせいか、品揃えは東京とさほど変わらなかった。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:640
八丈島の地熱発電所近くにある農産物直売所「えこ・あぐりまーと」にあった黄八丈の糸のディスプレイ。織る前の糸は黄色というより金色に近い艶がよりわかりやすい。髪の毛のような黒の糸と下に見える銅線のような糸も含め、黄八丈として織られると美しい(そして高額な)着物に仕上がる。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/14  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100

八丈島空港にて。等間隔に立ちANAのエアバスA320を見送る空港スタッフと三原山。2000mの滑走路を持ち、大島空港のANA便が撤退してから、伊豆七島で唯一ジェット便が就航している空港になる。この後の便で私も東京に戻ったが、飛行機なら40分で羽田に到着する。行きは東海汽船、帰りはANA便という旅が島での時間を有効に使うにはお勧めだ。

四回に渡って八丈島の写真をお見せしたが、正直これで八丈島の魅力が伝わったとは全く思っていない。もっと撮りたい場所、撮りたい時間帯、撮りたい天候はいくらでもあった。刻々と変わる天候による自然の変化が楽しめるので、できれば毎季節、それも1週間以上島に滞在して写真を撮ってみたいのだが、実現するのはいつになるやら。それでも私には帰る場所があるので来やすいのだが、もし興味を持っていただけたのであれば一度訪れていただきたい(ぜひお願いします)。次回からはまた都会でのFiRINのスナップをお届けする予定です。
 

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