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國政寛の感動表現|デジタル接写リングと標準ズームレンズの組み合わせでマクロ撮影に挑戦!

Posted: 2017.11.29 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|デジタル接写リングと標準ズームレンズの組み合わせでマクロ撮影に挑戦! はコメントを受け付けていません。

『ものおもい』


~寒さに首をすくめながら
 空を見上げて想いを馳せて~

(「デジタル接写リング 32mm」使用)

前回は望遠ズームにデジタル接写リングを装着してのプチマクロ撮影についてお話しました。
望遠ズームで使えるなら、キットレンズの標準ズームや高倍率ズームでも使えるはず!
って思いますよね。
もちろん使用することは可能ですのでご安心下さい。
でも、広角域を含むレンズで使用する際には、ちょっとだけ注意が必要なんです。
そのことについて少しお話しましょう。

ケンコー・トキナーの「デジタル接写リングセット」には12mm、20mm、36mmの3つのリングがセットになっています。
これらを単独で使用することも、複数組み合わせて使用することも可能です。
ただし、ケンコー・トキナーのホームページに下記のような記載があります。

「装着時はリングの長さの合計が、レンズの焦点距離より短くなる組み合わせでご使用ください」

望遠系のレンズで使用する場合には特に意識する必要もないでしょうけど、接写リングの長さが、レンズの焦点距離より短い必要があります。
例えば18mmのレンズに36mmのデジタル接写リングを装着しても、ピントが合いません。
これは、ピントの合う距離がレンズの中になってしまうためなんです。

じゃあ18mmのレンズに12mmの接写リングだったらOKか?と言うと、必ずしもそうとは限りません。
今回の場合、上記の組み合わせではピントが合いませんでした。
このように、装着するズームレンズや最短撮影距離、カメラのセンサーサイズなどにより使用できる長さが変わってきますので、実際に撮って試してみてください。

今回はニコン純正の18-140mmレンズに20mmのデジタル接写リングを装着して撮影しました。

まず焦点距離18mmで撮影してみます。

どんどん近づいていくと、遂にはレンズが花にくっついてしまいました。
ここまでくっついてもピントは合いません。
20mmのデジタル接写リングでは、やはり焦点距離18mmでの撮影は無理なようです。

そこで、焦点距離50mmで撮影したのがこの写真。

かなり大きく写りました。ピントも合っています。
ここまで大きく写すとなると、ピント合わせがかなりシビアになります。
接写リングを使った撮影ではピントの合う範囲も狭くなっていますので、ピントリングだけでなく、カメラ位置を動かしてのピント合わせも必要になってきます。
以前にもご紹介しました「三脚2WAYフォーカシングレール」などを使用して慎重にピント合わせを行って下さい。

なお、マクロレンズと違ってキットレンズなどは、近接撮影に適した作りとなっていません。
そのためどうしても画質は落ちますし、ピントを合わせた部分のシャープさにも欠けます。
そこは理解した上でお使いいただければと思います。

さて、この時の撮影状況です。

ほぼ花にくっつくぐらいの距離から撮影しています。大きく写るわけですね。

次に焦点距離70mmでの撮影。

先ほどの焦点距離50mmで撮影した写真とほぼ同じ大きさに写っています。

そして次が焦点距離140mmで撮影したもの。
なんと、焦点距離50mmで撮った写真よりも小さく写っています。

ズームレンズというと、焦点距離が長ければ長いほど被写体が大きく写るはずですよね?
それなのになぜ小さく写るんでしょう?
その答えは次の写真を見て下さい。

焦点距離140mmで撮影している状況です。
先ほどの焦点距離50mmで撮影している時に比べて、かなり下がって撮っていることがわかります。
焦点距離140mmのレンズを使うと、ここまで下がらないとピントが合わないんですね。
同じ場所で焦点距離を変えて撮影できるズームレンズのみの撮影とはここが違うところです。

このように、接写リングと広角域を含んだズームレンズを組み合わせて使用する場合、ズームレンズのみで撮影する場合とは違った撮影になります。

このあたり、次回でもう少し掘り下げてみたいと思います。

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光川十洋の感動表現|「虹との遭遇」

Posted: 2017.11.29 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|「虹との遭遇」 はコメントを受け付けていません。

撮影旅行に行ったときは、目的の場面を求めていくものですが、思わぬ現象に出合う楽しみもあります。アイスランドでは雨にたたられましたが、虹との遭遇がよく起こりました。広大な溶岩台地に、広い空がもたらした結果ですが、雨雲の切れ目が遠くでも虹が見えることに気が付きました。そして、雲の流れが速いことが天気の変化をもたらすので、雨が降っていたかと思うと、急に止んで、高緯度特有の横から陽が差し出すのです。広い視界のおかげで、空の中に雨が降っている地域と、雲の切れ目から陽が射す地域が同時によく見ることができます。
山岳風景の中を雨中でも歩き回ることで、雲がよく変化して、遠方に部分的な虹を見つけることができました。また、氷河から流れ出す数多くの川が、滝を形成している地形がダイナミックで、陽が射したときは、滝に大きな虹がかかります。火山が生み出した複雑な海岸線では、波が岩にぶつかる場所があり、しぶきを観察すると感動的な虹を見つけることができます。
このような時のレンズは、ズーム比の高い広角ズームレンズが便利です。とくに、APSサイズで12mmという超広角は、35mm換算で18mm相当。虹の全容を1枚の画面に収めるのに好都合です。テレ側の28mmは準標準画角(35mm換算42mm)なので、水しぶきがかかりそうな場所でも離れて撮影ができます。窓ガラスに水滴がついている場合、最短撮影距離0.25mの便利さを生かして目の前のガラスの水滴にピントを合わせることもできました。
それでは、数多くの虹との遭遇の中から、特徴のある感動表現をセレクトしてみました。撮影データも合わせてご覧ください。

小雨模様の中、海岸近くの国道1号線を走ると、虹が見えました。氷河から出た水の流れが広がって、アーチの下を近くの海に流れ込みます。車窓から高速シャッターで。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:28mm 絞り:F/7.1  シャッタースピード:1/800秒 ISO感度 500  -1補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

丘陵地帯のトレッキングでは雨雲に覆われましたが、かなり遠くまで見通しがよいので、陽が射した瞬間に虹が出現します。日本にいると12時頃は虹が出にくい角度ですが、アイスランドでは9月でも太陽の高度が低いので虹が見られます。が、遠方で低く感じられます。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:15mm 絞り:F/13  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度100   -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

雨の影響でできた水たまりを生かして撮影。上空に見える虹の色よりも、水面に映る虹の色のほうがはっきり見えます。色を強く出すために、マイナス補正をいたしました。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:19mm 絞り:F/20  シャッタースピード:1/100秒 ISO感度100   -2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

海に面した岩場では、奇妙な形の岩が魅力的に見えます。波が打ち寄せるタイミングのうち、特に強い場合は、波しぶきがぽっかり空いた空間から吹き上がります。背後にある太陽の影響で、一瞬の虹が現れるので、観察をしてベストポジションで感動表現を試みました。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:24mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度100   -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

スケールの大きな滝の滝つぼ周辺は、絶え間ない水しぶきが巻き起こります。強い太陽光のおかげで副虹もはっきり写りました。12mmという超ワイドの画角を利用して、近い虹を1枚の画面に収めることができました。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度100   (APS-Cサイズカメラで撮影)

宿泊しているホテルの窓から外を見ると、今日もまた雨。陽が射してきて晴れの予兆で喜んでいるとき、「虹だ!」。このレンズは0.25mまで近接撮影ができるので、ガラスの水滴にMF(マニュアルフォーカス)でピントを合わせ、絞り込んで被写界深度を深くした結果、虹までもしっかりとらえることに成功。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:14mm 絞り:F/20  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度200   -2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

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齋藤千歳の感動表現|35mm判32mm相当となるSAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSの不思議な魅力

Posted: 2017.11.29 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|35mm判32mm相当となるSAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSの不思議な魅力 はコメントを受け付けていません。

みなさん、撮ってますか!
カメラ・写真関連の電子書籍「ぼろフォト解決シリーズ」の齋藤千歳です。
毎月? いや、毎週? くらいのペースでレンズやカメラの電子書籍を出版させていただいております。
そのため、大量のレンズをカメラバッグに詰めて、取っ換え引っ換え撮影しているだと思われる方も多いかと思います。
昔はそうやって撮影していたのですが、撮影後に写真を見直すと、どれもいっしょでつまらないことが多かったのです。
いまは、その日に撮影するレンズを限定して、さらに可能ならテーマを決めて撮影するようにしています。
魚眼レンズに、超広角から超望遠まで撮影させていただくのですが、実はなかでも難しいと思っているのが、標準と広角レンズです。


 使用レンズ:SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS
◎焦点距離:32mm相当 絞り:F/8.0 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100 +1補正 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

35mm判32mm相当の画角は、個人的にはとても受け入れやすい。ぽつんと浮かぶ雲に引かれて撮影した。
 

厳密な定義はないですが、写真撮影用のレンズは35mm判に換算した焦点距離の長さで、超広角、広角、標準、中望遠、望遠、超望遠などとカテゴライズされることが多いです。
私の認識だと、下記のイメージです。
・超広角 24mm未満
・広角 24mm以上50mm未満
・標準 50mm前後
・中望遠 70mm程度から135mmくらいまで
・望遠 135mmくらいから300mm程度まで
・超望遠 300mm以降
時代や技術の進歩、考え方によっても変わるので、だいたいこんな感じだと思ってください。
40mmあたりから60mm程度までを準標準といった呼び方をする場合もあります。
このなかで私が難しいと思っているのが、24mm以上50mmまでの広角から標準あたりのレンズです。
スタンダードな単焦点レンズでいうなら24mm、28mm、35mm、50mmといったラインアップです。
なかでも、28mmと35mmは特に難しいと思っています。
私の場合、24mmは超広角的な撮影で、50mmの単焦点は明るいものが多いので大きなぼけで乗り切りことが多いのです。


 
使用レンズ:SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS
◎焦点距離:32mm相当 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100 +1補正 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

雲の流れと位置に引かれて撮影しています。超広角のように広すぎない画角が扱いやすく気持ちがいいのです。
 

超広角レンズならば、遠近感の強調やゆがみを活用できます。
また、逆に超望遠や望遠レンズなら、距離感の圧縮効果や焦点距離の長さによる大きなぼけで印象を強めることができます。
さらに50mm以上の明るい中望遠レンズは、その明るさと焦点距離にバランスがよく、美しいぼけで写真の印象を強められることが多いのです。
これに対して、28mmや35mmは、多くの人にとって見慣れた焦点距離で、私にとってはぼけや遠近感の強調や消失といったレンズのパワーによる印象の強調が行いづらい焦点距離になります。
しかも、多くの傑作が撮影されている焦点距離でもあります。
そのせいか、28mmや35mmという焦点距離のレンズには、コンプレックスがあるというか、苦手意識が強いのです。
そして、今回取り上げたのは、SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS。
Canon M、FUJIFILM X、SONY E、そしてマイクロフォーサーズマウント向けのレンズになっています。
35mm判換算で32mmから42mmという私がもっとも苦手と感じている焦点距離です。
また、今回はSONY Eマウントで使用したので、32mm相当で撮影しました。


使用レンズ:SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS
◎焦点距離:32mm相当 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/1,000秒 ISO感度:100 −2/3補正 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

雲の形と色に引かれて撮影。露出補正とホワイトバランス、さらにカラーコントロールで雲の印象を中心に色彩を調整しています。

32mm相当の広角レンズとはいえ、SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSは、開放F値が1.4と明るく、最短撮影距離が28cmと短いので被写体に近寄れば十分以上にぼけます。
また、絞りが9枚羽根になっているのでぼけの形も美しいです。
しかし、私の苦手な28mmと35mmの間になる32mm相当のSAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSは、実際に構えてみると風景との距離感がちょうどよく非常に気持ちよく撮れるのです。
撮影をしていて「いい雲だな〜」などと思った風景の範囲が、そのまま切りとれるといったらよいのでしょうか。
空を含んだ、見たままの自分が気持ちいいと感じた風景をそのまま切りとれるといった印象です。


使用レンズ:SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS
◎焦点距離:32mm相当 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/2,500秒 ISO感度:100 +1/3補正 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

主題は完全に雲です。どのくらいの明るさで撮影するかによって、かなり印象が変わるので、露出補正は慎重に行っています。

32mm相当で撮影して気持ちいいなら、苦手意識の強い28mmで撮影しても、35mmで撮影しても、同じように感じるはずです。
しかし、私の場合、28mmや35mmといった定番の焦点距離の気持ちよさを感じる前に、勝手にプレッシャーに負けてしまっていたわけです。
勝手に感じたプレッシャーに負けていたことを認めたくないので、定番の焦点距離に遠近感の強調や消失、大きなぼけといった写真表現が活用しづらいなどの理由をつけて、それらよりも大切な素直に気持ちよく撮れることを認めることができなかったのです。
そんな私にとって、28mmと35mmの間の32mm相当というユニークな焦点距離は非常に受け入れやすいものでした。
理屈や頭で28mmや35mmは使いやすい焦点距離だから、昔から愛用されているとわかることと、「この画角は気持ちいい」と思うことは、写真を撮るうえでまったく違うことだと思います。
SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSの32mm相当という焦点距離は、私に「やっぱり定番の広角焦点距離もいいな〜」と思わせてくれたレンズの1本です。
ぜひ気負うことなく、32mm相当1本だけをカメラに着けて、散歩するように撮影してほしいレンズだと思っています。
近接でのぼけ、スナップ・風景、そして明るい広角レンズなので夜景や星景にもおすすめです。
SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSのレンズ特性の詳細やより多くの作例は
Foton機種別作例集153 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる! SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS 機種別レンズラボ
SONY α7 II で撮影
監修:小山壯二/著:齋藤千歳/編:太田圭一・齋藤千歳/デザイン:Inori
価格:330円

でも、紹介しておりますので、ご覧いただけると幸いです。

 

齋藤千歳の感動表現|35mm判32mm相当となるSAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSの不思議な魅力 はコメントを受け付けていません。

みのるんの感動表現|映画の1シーンのような写真が撮れるレンズ

Posted: 2017.11.29 Category: LENSBABY Comment: みのるんの感動表現|映画の1シーンのような写真が撮れるレンズ はコメントを受け付けていません。

こんにちは。Lovegraphカメラマンのみのるんです。
今回も前回に引き続き、公園でポートレートを撮影して行きたいと思います!
前回は絞りを開放付近にしての撮影が多かったので、今回は少し絞って撮影をしてみました。

 


まずは木陰から撮影した1枚です。
絞ったことによりソフトな効果は少し弱まりましたが、その分シャープな1枚となりまし
た。

 


今度はもう少し寄りの1枚。
絞りは変えず、撮影しました。
先ほどの写真とこの写真はF2.8で撮影しておりますが、この絞り値がシャープさとソフト
感が両立されたバランスの良い値だと感じました。

 


 


最後に同じ絞り値で逆光で撮影しました。このレンズの特徴として少しコントラストが下がる傾向にあります。
また上の写真のように直接光が入る場面だと、このようなフレアも入ります。
他社のAFレンズでは決して見られないような描写です。このレンズの特徴がよく現れた2枚となりました。
ここまでこの LENS BABY Velvet56を使ってポートレートを中心に撮影してきました。
普段使う単焦点レンズとは違いソフトな効果や、逆光時のフレアなど、まるで映画の1シーンのような1枚が撮れるレンズだと感じました。
初めてカメラを買って、2本目のレンズを悩まれている方、周りの人とは少し違う描写のレンズが欲しい方
そんな方にオススメのレンズです!
私のような女性ポートレートを良く撮られる方には特におすすめです!是非ご検討ください。
それでは私のレビューはここまでとなります。
2回にわたりご拝読いただきありがとうございました。
次回以降のLovegraphカメラマンの記事もお楽しみに。

 

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おりょの感動表現|tokina AT-X24-70 F2.8 PRO FXで夕方のポートレート

Posted: 2017.11.29 Category: Tokinaレンズ Comment: おりょの感動表現|tokina AT-X24-70 F2.8 PRO FXで夕方のポートレート はコメントを受け付けていません。

前回はいろんな場面でのレンズの汎用性について書いたが、今回は一つの場面だけに絞ってみた。
今回初めて単焦点レンズを使うことなく、このTokina AT-X 24-70mm F2.8 PRO FXだけで撮影した。

いろんな焦点距離で撮影してみた。

まずはスナップなどによく使われる、35mmでの撮影である。

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX 
焦点距離:35mm  絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/100 ISO:1000

自分にとってはかなり広めな焦点距離である。
普段、35mmでポートレートを撮ることはある。
35mmは背景も入るし、人物の歪みもない。絞りは開放で撮っているが周辺減光も気にならない。そして前回の記事で書いたように、周辺の描写もさすがである。色ノリもしっとりとしていて、また立体感が演出されている。

次は50mmである。

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX 
焦点距離:50mm  絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/100 ISO:1000

50mmは自分自身一番使いやすい焦点距離だと思う。まず、この写真を見てわかる通り背景の玉ボケの形が綺麗になっている。普段使っているレンズだと玉ボケが歪んだりするが、綺麗な丸で表現されている。そして何より背景の圧縮がちょうど良い。そして周辺減光の度合いは、被写体に視線誘導をさせるのに最適なのではないだろうか。

そして次は単焦点レンズではなかなかみることのない焦点距離、60mmである。


使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX 
焦点距離:60mm  絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/160 ISO:1000

初めて使ってみたが、60mmこそ新感覚だ。ズームレンズだからこそ出せる焦点距離、背景もそれなりに入れつつ、ちゃんと圧縮する。ただこの焦点距離になると開放では背景がボケすぎるため、適度に絞ることが必要だと思った。

最後に、最長焦点距離70mmである。

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX 
焦点距離:70mm  絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/160 ISO:640

さすがの描写力である。中心部分、周辺部分ともに文句なしである。玉ボケも綺麗だ。ピント面の
描写も面として綺麗である。 またピントが合っている面からボケに行くグラデーションも綺麗だ。

今回は一ヶ月だけのレビューだったが、私自身かなりの頻度でこのレンズを使用していた。Lovegraphの撮影でもお世話になった。今回このレンズを試させてもらうことによって、ズームレンズについての考えを見直すことができた。より撮りに行くようになった。このレンズ一本持っているだけで、より写真が楽しくなると思う。レンズに迷っている人は一度試してみてほしい。

 

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伊藤宏美の感動表現|魚眼レンズで駅スナップ 〜銚子電鉄・都電荒川線・三江線〜

Posted: 2017.11.22 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|魚眼レンズで駅スナップ 〜銚子電鉄・都電荒川線・三江線〜 はコメントを受け付けていません。

今回は、魚眼レンズを使った懐かしい駅のスナップを集めてみました。

 

まず、銚子電鉄の終着駅・外川駅。

私にとって外川駅は、忙しい毎日の隙間にちょっと出かけたくなる場所です。

この駅は、木造駅舎で、丸い郵便ポストや手書きの運賃表や時刻表など懐かしいものがあります。

また、手作りの座布団や掲示板、飾られた写真など、地域の人に支えられていて、ひとのぬくもりを感じる駅です。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye

焦点距離:13mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:1600

 

どこも素敵なので、この駅舎の素敵なとこころをいっぱい詰め込みたくなります。

後ろに引きがなく黄色い線の内側という限られた空間でも、

魚眼レンズなら素敵な空間をいっぱい詰め込む事ができました。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye

焦点距離:10mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/15秒 ISO感度:3200

 

しばらくすると、終着駅に終電車がやってきました。

今度は味のある改札と電車を撮影し、

降りてきた車掌さんに挨拶をして帰りました。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye

焦点距離:12mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:1600

 

次は、都内にある都電荒川線三ノ輪橋駅です。

関東駅百選認定駅の一つであるこの駅は、春と秋にバラが咲く駅で、やはり地域の人に支えられている駅です。

また、懐かしいホーロー看板があり、懐かしい雰囲気があります。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye

焦点距離:12mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1250

実はこの場所、私も、昔、連れてきてもらった場所なのですが、

魚眼レンズでもっと寄って撮影したいと思っていたので、改めて撮影してきました。

最短撮影距離も短いので、思いっきり寄ることができます。

こういった場所は、思い切って被写体に寄るとより効果的な絵作りが出来ます。

 

 

懐かしい駅舎でもう一つ大好きなのは、三江線の川平駅です。

たまに猫さんもやってくる陽だまりの似合う駅舎で、駅舎自体も可愛いのですが、

駅にある木造のベンチなども、とっても可愛いのです。

つい時間を忘れて撮影に夢中になってしまいました。

すると列車が近づく音がして、列車がやってきました。

そんな時も、この魚眼レンズはズームがついているので、対応しやすく、とても便利です。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye

焦点距離:17mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/40秒 ISO感度:200

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オオヤマナホの感動表現|「黄葉をドリーミーに表現するフォギーBの仕上げ技・併せ技」

Posted: 2017.11.22 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|「黄葉をドリーミーに表現するフォギーBの仕上げ技・併せ技」 はコメントを受け付けていません。

みなさまこんにちは。オオヤマナホです!

 

秋満喫されてますか?

私は今年の秋といえば七五三で撮影ラッシュで大忙しの日々でおります。

今年は木々色づくの早いなあと神社境内の木々の紅朱黄緑を背景にしながら

諸々に「いいね♪」を心の中で押しまくってます( ̄▽ ̄)

(心の中のBGMは某生命会社のアレと某鉄道会社のアレで…サビのみリフレイン♪( ^ω^)・・・余談余談(;´・ω・)

ということで、今回のフィルターワークはミラーレス一眼と一緒に日吉の慶應大学キャンパスのイチョウ並木の黄葉に出逢いに!

ミラーレス一眼はかわいらしい大きさでしょ。レンズも3本持ってもさらにフィルターを全部もってぇ。

さらにさらにコンパクトな三脚をもってお出かけしても全然苦にならないし肩凝らないのはありがたいです(*´艸`*)

 

「いっちょういっちょう♪今行くよ♪」と鼻歌フンフンで到着でーす。

 

(ノーフィルター/

 

イチョウ並木はこんな感じで色づいてました。緑が残っていたり、かなり落葉もしていたりですが今年はこの表情。

さーて。今回はどのフィルターにしようかなと並木に突入です。

①   

(ノーフィルター/

 

今回はイチョウの黄色をふんわりとドリーミーに表現してみたかったので、フォギーBを使うことにしました。

並木は三脚はNGとのことで手持ち撮影。フレーミングが異なってしまいごめんなさい。

②     

 

光の方角は左上50分の角度からでしょうか。木々の隙間から入る日差しは白飛びしていますが、フォギーの効果で拡散し、嫌な印象は受けません。

のっぺりとした空気感よりも光の方向性や時間の流れ。その場に流れる午後の柔らかな時間を印象づけてくれているのではないかとおもいました。

③     

 

 

現実の世界から絵画的で柔らかな世界にかわっていきますね。

全面フォギーの世界の中に左下の手すりに反射する光の拡散。わたしはこういうちょこっとこっそり効果がでると

( ̄― ̄)ニヤリ…とかしてしまう(笑)

④     

 

 

並木のむこう側に光る窓ガラスに反射する太陽光を発見。

これをちょっとフォギーとクロスフィルターの重ね付けで撮ってみようかな。

この11月に広角レンズ用のクロスフィルターが発売になりました!

⑤     

 

 

フォギーと光でパッケージがよくわからない(;´・ω・)・・・んですがぁ。私の手!光の反射がなめらかにゆるくふんわりとひかり綺麗だなとかひとりごと

(まどろっこしいな。手の皴とかガサガサとかがわかんなくなって綺麗でしょ!…といえばいいのにヽ(`Д´)ノ

 

 

 

ということでクロスと重ねづけは…

⑥     

⑦     

 

立ち位置を変えながら、光芒が印象的に見えるポイントを探しましたが難しい。反射光が強すぎで失敗です。

 

⑧     

 

 

⑦の画像の露出を下げると⑧

光芒はでてきました。キラキラ!!!はでてますがイチョウの黄色淀んでますね。うーーー。ダメだ。

 

 

(気を取り直して)もう一度並木に戻ります。

フィルターなしとプロソフトンBとフォギーBこの3つの比較をしてみましょう。

⑨    フィルターなしの並木

 

⑩    プロソフトンBの並木

⑪    そしてフォギーBだと…

 

プロソフトン→にじませながら光をソフトにする効果

フォギー→被写体の輪郭を保ちながら光の粒をまとわせ光を拡散し柔らかく表現する

 

この違いを感じてみてくださいね♪

 

 

⑫     

 

 

 

 

 

そして今回の最後に出逢えた光と黄色のシーンはこちらです。

⑬     

 

 

黄色の葉が逆光で照らされ漏れる光をクロスフィルターで表現。フォギーBで全体の空気感を光に包まれている

印象に仕上げてみました。(仕上げるといってもノーレタッチ。フォギーとクロスフィルターの表現です)

 

 

夢の中のような世界を作りあげるならぜひぜひフォギーをお試しくださいね。

今回はBタイプですので効果は強め。効果の弱いAタイプもぜひぜひ!

 

 

みなさまの撮影活動のお役に立てれば幸いです。オオヤマナホでした~!

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酒井宏和の感動表現|第15回目は、 cokin NUANCES ND1024の使い方をご紹介いたします。

Posted: 2017.11.22 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第15回目は、 cokin NUANCES ND1024の使い方をご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません。

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第15回目は、 cokin NUANCES ND1024の使い方をご紹介いたします。

以前も、ちょっと登場したフィルターですが、シャッタースピードを落とすためのものでND1024と非常に濃い色のフィルターです。

東京の木々も色づいてきて、今年の紅葉撮影も最終段階に入ってきましたね。

 

フィルター有りとフィルターなしの写真を撮影しました。


 

よく目にする、水に写った色鮮やかな紅葉の色。
どんな風に撮影するんだろう?と思ったことはありませんか?

こんな状況で撮影できます。

晴れている日、紅葉に太陽が十分に当たった状態で、それが水に反射するととても色鮮やかな色に写ります。

 

2枚の写真の水面をそれぞれ拡大してみました。


 

水に反射しているとはいえ、紅葉には直射日光が当たっているのでかなり明るいです。
ISO100、F11で、シャッタースピードは1/40でした。
そこに、ND1024を使用すると、10秒までシャッタースピードを落とすことが出来ました。

ND1024は、太陽の当たっている滝もスローシャッターで流すことが出来ますが、こんなところでも活躍します。

そして、NUANCESシリーズは、色の変化が極めて少ないです。
濃い色のNDフィルターを使うと写真の色味が変わることが多いのですが、NUANCESでは、ほとんど変化がありません。
フィルター使用の写真と、未使用の写真を並べても違和感ありません。

 

酒井宏和の感動表現|第15回目は、 cokin NUANCES ND1024の使い方をご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません。

みのるんの感動表現|柔らかい描写をつくるレンズ

Posted: 2017.11.15 Category: LENSBABY Comment: みのるんの感動表現|柔らかい描写をつくるレンズ はコメントを受け付けていません。

ソフトな描写が特徴のこのレンズ LENSBABY Velvet56とともに、普段からよく行く公園に撮り歩きに行きました。

まずは公園の風景を1枚

普段何気なく目にしている風景が、少し現実離れした雰囲気すら感じさせてくれる描写で す。
 

次は少し移動して花壇沿いで1枚。 今度はポートレートを撮ってみました。

中央の人物はしっかりと解像していますが、周辺のボケの柔らかさは目を惹くものがあり ます。

このレンズならではの描写が際立った1枚となりました。

 

続いて今度は雰囲気を変えて順光での1枚

通常なら硬い雰囲気になっていまいがちの順光の場面でも、柔らかな雰囲気となりまし た。

色乗りもとても良いです。

 

最後に逆光での1枚

先ほどの1枚とは対照的な柔らかみのある、このレンズの特徴が存分に出たものとなりま した。

周辺がいわゆる「ぐるぐるボケ」になっているのも印象的です。

柔らかな雰囲気が普段とは少し違ったポートレート作品に仕上げてくれました。

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おりょの感動表現|スナップ、風景、ポートレートなどに使用する事ができるレンズ

Posted: 2017.11.15 Category: Tokinaレンズ Comment: おりょの感動表現|スナップ、風景、ポートレートなどに使用する事ができるレンズ はコメントを受け付けていません。

私は普段、大学生である。大学生でこの時期に多いのは大学祭ではないだろうか。 

今回、私は名古屋市にある南山大学という大学の大学祭に撮影をしに行って来た。 

私自身このレンズをレビューするまではズームレンズを使ったことがなく、単焦点レンズばかりを揃えて来た。 

なので、背景ボケのある写真を撮ることは容易なのだが、同じ画角でしか撮れないことがずっと不満に思っていた。 

まずは、この写真である。 

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX

◎焦点距離:60mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:1250

この写真は見ての通り絞りは開放で撮っている。しかしピンボケするわけでもなくピントがはっきり彼女たちにきていることがわかるだろうか。 

このレンズを使って思ったことは解像感がとにかく高い。普段使用している単焦点レンズよりももしかしたら解像度が高いのではないかともまで思った。 

 

次にこの写真である。 

 使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX

◎焦点距離:41mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100

 

この写真はRAW現像を行なっている。現像前の状態はかなり周辺が暗くなっている。 

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX

◎焦点距離:41mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100

この暗くなっているところが現像によって明るくなっているのだが、暗部までしっかりと描写されていることがわかるだろう。開放からこのような描写力があるレンズは今まで使ったことがなく、周辺もしっかりと描写されていることに驚いた。 

 

 次はこの写真である

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX

◎焦点距離:47mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100

 

この写真は少し自分の中で挑戦してみた。普段は単焦点レンズ、焦点距離が長いもので撮影することが多いため、背景ボケがかなり強く綺麗に出る写真が多い。しかしこの写真はズームレンズ、しかも47mmと普段撮らないセットで撮影した。ボケすぎない背景、その場の空気感が伝わる写真を撮ることができ、かなり気に入っている。 

 

以上の三枚からスナップ、風景、ポートレートといろんな場面に使用することができ単焦点レンズにはないズームレンズならではの汎用性に優れている。 

そのためレンズ何かったらいいかわからない初心者の方にもまずオススメできる一本だと思う 

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國政寛の感動表現|望遠ズームと+デジタル接写リングでプチマクロ撮影を楽しもう!

Posted: 2017.11.15 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|望遠ズームと+デジタル接写リングでプチマクロ撮影を楽しもう! はコメントを受け付けていません。

『めざめ』


~まばゆい陽射しに
 心もめざめて~
(「AT-X M100 PRO D」使用)

皆さん、マクロ撮影楽しんでますか?
バラ、コスモス……。鮮やかでありつつ、どこかしっとりとした落ち着きを感じる秋の花たちももう終わりですね。
そして紅葉が見頃になってきました。
ぜひ、マクロレンズでの紅葉撮影にもチャレンジしてみてください( ^ ^ )

ところで、少し離れた場所にある花などを撮影したいことってありますよね。
植物園などでは柵があって近づけない場所もありますし、樹に咲く花や紅葉など高いところにある枝を狙いたい場合もあります。
マクロレンズでできる限り近づいて撮ってはみるものの、あまり大きく写せずに主役がいまひとつ目立たなかったり、周囲がごちゃごちゃしてわかりにくい写真になったり。

そんな時は、マクロレンズは諦めて望遠レンズにチェンジ!
さあこれで大きく撮れるぞ!

と、マクロレンズで撮影するような感覚でファインダーを覗いてみたら、ピントが合わない!

そう、望遠ズームレンズなどはマクロレンズに比べて最短撮影距離がかなり長いのです。
短いものでも1m前後、通常は1.5mぐらいのレンズが多くなっています。
マクロのように近づいて大きく撮る、ということが難しいんですね。

それで、ピントが合うように最短撮影距離まで離れようと少しずつ後ろに下がってはピントを確認して……。そしてやっとピントが合った!と思ったら、マクロレンズで撮っていたときよりかなり後ろに下がっていて、場合によっては写っている被写体がむしろ小さくなっていたり。
せっかく大きく写したくて望遠レンズを使ったのにこれじゃあ意味がないや……。そんな殺生な~!
と、嘆きたくなることもあります。

でもまだ諦めるのは早い!
慌てることなく、カバンに忍ばせておいた「デジタル接写リング」をサッと取り出しましょう。

「デジタル接写リング」、覚えていますか?
第二回でご紹介した、「カメラボディとレンズの間に取り付けて、レンズの最短距離よりさらに被写体に近づいて撮影できるようになるリング」です。
その時にはマクロレンズに装着して使用する方法を説明しましたが、もちろん、こうした望遠ズームレンズにも使用可能なのです!

立入禁止のエリアに咲くスノードロップ。
距離がある上に小さな花なので、100mmマクロの「AT-X M100 PRO D」で撮影するとこのぐらいの大きさにしか写りません。
背景や周囲の草木がごちゃごちゃしていて主役が目立ちませんね。
ちょっと何を撮ろうとしたのかわからない写真になってしまいました。

そこでマクロレンズに換えて望遠ズームを装着!
望遠ズームの200mmで撮影すると、かなり大きく写せました。

でも、まだ少し物足りません。
かと言って、これ以上近づくと最短撮影距離より前に出ないといけなくなってしまい、ピントを合わせることができません。

そこで、「デジタル接写リング」の32mmを装着!
一気にググッと寄ることができました。

さらに、ズームを300mmにします。
主役がどーん!と明確な写真になりました。

デジタル接写リングを使用せず、300mmで最短撮影距離から撮影するとこのぐらいの大きさです。

同じ焦点距離のレンズでも、「デジタル接写リング」があるのとないのとではかなり表現が変わりますね。

いかがですか?
マクロレンズだけでなく、望遠ズームレンズに接写リングをひとつ持って出かければ、近くの花も遠くの花も思い通りに切り取れて、撮影の幅が広がりますよね。
ぜひ、この秋はそんな撮影にもチャレンジしてみてくださいね。

今回は望遠ズームレンズにデジタル接写リングを装着した撮影のお話でした。
では、標準ズームレンズや高倍率ズームレンズにデジタル接写リングを装着しても使えるの?
次回はそんなお話をしたいと思います。

 

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光川十洋の感動表現|「オーロラ舞う」

Posted: 2017.11.15 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|「オーロラ舞う」 はコメントを受け付けていません。

オーロラの撮影にアイスランドへ行ってきました。初めてのオーロラ撮影ですが、妙に自信があるのはデジタルカメラになって、モニターを見てすぐ修正ができるからでしょう。本やネットで調べると、撮影データはまちまち。うまく撮れていない人は、コンパクトデジタルカメラの人、三脚を持っていない人、マニュアルフォーカスができない人などです。オーロラの出現が前提ですが、うっすら出ていても、肉眼では見分けられないため、「出ていない」と口をあんぐりしている人も撮影チャンスを逃していることでしょう。目では白い雲に見えるものが、カメラで撮影すると黄緑色のオーロラなのです。形がわからなくても、上空ではオーロラが広がっているのです。撮影経験した視点で作例を選んでみました。
オーロラの基礎知識ですが、太陽の爆発で出た太陽風が地球の磁場によって、北緯65度から70度付近で酸素などにぶつかって発光するのがオーロラです。北極を囲むリング状のオーロラ帯の下にあるアイスランドは適地です。氷点下の極寒な時期でなくても9月に出合えました。アイスランドは火山国なので、溶岩台地にコケが豊かで、街の明かりや道路が少ない広大な島です。おかげで人工光の影響を受けにくいのも撮影に適しています。郊外のホテルに泊まって、借り切った小型バスで移動しました。また、首都レイキャヴィークの都会では、オーロラ観測バスツアーも利用してみました。星が見え、光害のない場所に連れて行ってくれ、夜中2時にホテルに帰りました。この時ははっきりしたオーロラに出合えませんでしたが。
撮影のアイデアを最後に。上空のほとんどを視界に入れるように魚眼レンズ使い、三脚でカメラを上に向けて設置し、インターバル撮影で自動撮影をします。体は自由に動けますので、もう1台のカメラを手持ち撮影用に設定。開放F値1.4の明るいレンズで、ISO25600、1/10秒。目では雲とオーロラの区別がつかなくても、この手持ちのサブカメラでオーロラ探しができ、オーロラが舞うときは、特徴のある部分をこまめに撮ることができました。

 

 

北極星の位置は、日本で見るよりずっと高く見えます。星が見えるのに、オーロラが現れないけれど、インターバル撮影をして北極圏の星の光跡を狙いました。ところがなんと、比較明合成をしてみたら上空に黄緑色が広がっているではありませんか。カメラ設定と魚眼レンズに感謝です。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
焦点距離:10mm 絞り:F/4 シャッタースピード:8秒 ISO1600感度  24時過ぎから19分間 StarStaXで合成(APS-Cサイズカメラで撮影)

目でもはっきりとオーロラの出現に感動しました。天頂ににわかに明るい光の塊が現れた後、傘が開くように、スカートが舞うように、速いスピードでカーテン状の光の筋が広がりました。これを繰り返していましたが、画像を後で見ると空全体が黄緑色でした。オレンジ色は、地上の光の反射を受けた雲です。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
焦点距離:10mm 絞り:F/4  シャッタースピード:5秒 ISO3200感度  (APS-Cサイズカメラで撮影)

遠くのほうから強い光が迫ってきます。瞬く間に上空を通過し、雲までオーロラの輝きが突き抜けて、直線状の帯が揺れます、ねじれます、舞います。魚眼レンズならではの空中ショーの1枚となりました。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
焦点距離:10mm 絞り:F/4  シャッタースピード:5秒 ISO3200感度  (APS-Cサイズカメラで撮影)

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