ブログ

Blog

馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その4。

Posted: 2017.11.01 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その4。 はコメントを受け付けていません

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100
 

SONY α9にFiRIN20mmを付けて八丈島を切り取った写真も今回で最後。天候は言い訳にしたくはないが、南の島に似合う太陽は残念ながら2日目には出てくれなかった。それでも残り少ない滞在時間を使い(そして島に住む従兄弟も使い)、今まで一度も行ったことのなかったシダの森や砂丘に行くことができたので八丈島最後の写真としてお届けしたい。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:3200

 

八丈島にあるシダの森での一枚。元々自生しているもの以外も栽培されているが、恐竜が出てくるような原始の森の雰囲気を再現できたのは、八丈島の湿度の高い気候のおかげだろう。実際、科学番組でCGの恐竜が出てくる映像の背景用合成素材として、ここで撮影が行われたことがあるらしい。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:800

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:3200

コケの生えた木の肌2種。コケの種類が異なるので単純な比較はできないが、同じF2.0でも撮り方次第で雰囲気はかなり違う。どちらもピントが合った部分の細かいコケまでしっかり描写されていた。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/10  シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100 

黒砂砂丘。八丈島が最後に噴火してから相当な時間が経っているが、ここはその名残が見られる場所。ただ、非常に危険なところで、かつて手すりが付いていた歩道も地滑りか台風の影響でなくなり、さらに歩道の一部が崩れていた(写真の中央左あたり)。高い崖の上なので風の強い日は注意したい場所。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/14  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:160

八丈島、中之郷にある藍ヶ江港。子どもの頃は八丈島に来るといつもここで泳いでいたが、漁港なので急に深くなっており、さらに透明度の高い水のせいで底が良く見え、非常に怖かった印象がある。今は漁港としては使われておらず、訪れるのは釣り客と海水浴客のみ。すぐ近くには温泉と足湯もある。よく見ると堤防の先の釣り客も写っていた。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:100

私の実家にあたる民宿「ガーデン荘」の前にあるバス停と小さなスーパー。島内の移動には自家用車は必須、とはいえ2時間に1本しかないバスの時刻表が寂しい。ちなみにスーパーは都内と毎日船が行き来しているせいか、品揃えは東京とさほど変わらなかった。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:640
八丈島の地熱発電所近くにある農産物直売所「えこ・あぐりまーと」にあった黄八丈の糸のディスプレイ。織る前の糸は黄色というより金色に近い艶がよりわかりやすい。髪の毛のような黒の糸と下に見える銅線のような糸も含め、黄八丈として織られると美しい(そして高額な)着物に仕上がる。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/14  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100

八丈島空港にて。等間隔に立ちANAのエアバスA320を見送る空港スタッフと三原山。2000mの滑走路を持ち、大島空港のANA便が撤退してから、伊豆七島で唯一ジェット便が就航している空港になる。この後の便で私も東京に戻ったが、飛行機なら40分で羽田に到着する。行きは東海汽船、帰りはANA便という旅が島での時間を有効に使うにはお勧めだ。

四回に渡って八丈島の写真をお見せしたが、正直これで八丈島の魅力が伝わったとは全く思っていない。もっと撮りたい場所、撮りたい時間帯、撮りたい天候はいくらでもあった。刻々と変わる天候による自然の変化が楽しめるので、できれば毎季節、それも1週間以上島に滞在して写真を撮ってみたいのだが、実現するのはいつになるやら。それでも私には帰る場所があるので来やすいのだが、もし興味を持っていただけたのであれば一度訪れていただきたい(ぜひお願いします)。次回からはまた都会でのFiRINのスナップをお届けする予定です。
 

馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その4。 はコメントを受け付けていません

齋藤千歳の感動表現|ゆがみを楽しむ魚眼の世界

Posted: 2017.11.01 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|ゆがみを楽しむ魚眼の世界 はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!
飽きてませんか?
カメラ・写真関連の電子書籍を出版している齋藤千歳です。
年間で数十本のカメラ用レンズを触らせていただく私は、基本的にほぼ毎日シャッターを切っています。
朝日が撮りたいとか、ハクチョウに会いたいといった理由もあります。
普通の方でもスマホでの撮影を入れると、1枚も写真を撮らない日というのは、ほぼないのではないでしょうか。
そうやって毎日撮っていると、自分の写真に飽きませんか?
飽きますよね!
私は、かなり頻度で飽きます!!
そして「なんて私の写真はワンパターンで引き出しの数が少ないんだ〜」と頭を抱えるのです。
そんなスランプに効果的なのが、SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIを含む特殊な効果をもつレンズです。


使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II
◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/4.0 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100 −2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

いつもと同じように撮っても、いつも同じようには写らないのが魚眼レンズの楽しいところです。自分の写真に飽きてきたときにぴったりのレンズです。
 

 

私は自分の写真に飽きて、撮影意欲が起きないときは、超望遠や超広角、超明るい、ミラーレンズに、魚眼レンズといった普段のレンズとは異なる効果が得られるレンズで撮影するようにしています。
なかでもサムヤンの魚眼レンズは、今回紹介しているSAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIにSAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE II、SAMYANG 7.5mm F3.5 FISH-EYEとラインアップが充実。
APS-C一眼レフカメラに、ミラーレス一眼カメラ、フォーサーズ機にまで約180度広い画角と強力なデフォルメ効果と遠近感の強調を与えてくれます。
なかでも、SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIは、APS-Cサイズの撮像素子を採用した一眼レフ(Nikon F、Canon EF、PENTAX K、SONY Aマウント)のカメラで対角約180度の広い視野と魚眼独特のデフォルメ効果が得られ、コストパフォーマンスも高い魚眼レンズです。


使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II
◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/1,000秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズカメラで撮影)

約180度の画角では見上げて撮影しても地面が写ります。さらに撮影者の指や足、三脚の脚といったものも写り込むので注意が必要です。
 

 

魚眼レンズがどうして、自分の写真に飽きたときやスランプに効果的かというと「いつもと同じように撮っても、いつも同じようには写ってくれない」からです。
スランプのときや自分の写真に飽きていると「いつもと違うことをしよう」「なにか工夫をして」と考えるわけです。
しかし、魚眼レンズでは、ちょっと油断すると自分の指や靴先が写り込むほどの広い画角が得られ、レンズの中心を通る直線以外のすべてが変形する強力なデフォルメが起きます。
普通に撮ろうと思っても、普通に撮るほうが難しいわけです。


使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II
◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/4.0 シャッタースピード:1/2,500秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズカメラで撮影)

天気がよかったので、海岸線をスナップしました。魚眼を使うと特に意図しなくても、レンズの力で印象的な写真になることが多いのです。
 

 

すでに解説しましたが、魚眼レンズではレンズの中心を通る直線以外はすべてが曲がります。
レンズの角度をわずかに変えるだけで、曲がる量が変化します。
この曲がり方をコントロールするのが、魚眼レンズのおもしろさと言ってもよいのではないでしょうか。
画面の端側に配置するほど、強力に曲がるので写真の主役になる直線をどこに配置するかによって写真の印象が大きく変わるのです。


使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II
◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/3,200秒 ISO感度:100  −1 2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

ファインダーをのぞきながら、どこをどのくらい曲げたら楽しいかを考え、雲と水平線のバランスを重視して撮影しています。
 

 

レンズのおかげで、飽きてしまった普段の自分の写真とは違う写真が撮れるので、楽しくなってくるわけです。
そして、ちょっとした角度や撮影位置の違いが写真により強調され反映させるので、普段の撮影以上に撮影位置やレンズの角度の気を使うようになります。
実は程度の差はあるのですが、普段使っている広角レンズでも魚眼レンズのような変形は起きているのです。
程度が小さいので、あまり意識していないことも多いのですが、魚眼レンズを使うと、それに気付く方も多いのではないでしょうか。
しばらく魚眼レンズでばかり撮影していると、魚眼レンズで曲げるのではなく、曲げないで撮ることの楽しさにも気付きはじめるはずです。


使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II
◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:100  −2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

本人は水平線をあまり曲げないように撮影しているつもりです。魚眼レンズで曲げないように撮影するのは、曲げるのより難しいのです。
 

 

魚眼レンズの大きく曲がる効果に飽きてきたら、おそらくスランプも終了です。
きっと普通の写真が撮りたくなっているはずですから。
魚眼レンズなどの特殊なレンズの強力な効果はとても楽しいのですが、連発すると飽きてきてしまうのが弱点といえます。
撮っているときはとても楽しいですが、あとで並べて見ると強力な同じ効果が続くのに飽きてしまうことに本人が気付くことも多いでしょう。
使う場所や量を考えて使うと効果的なレンズです。
常用のメインレンズというよりも、ここいちばんで強力な効果を発揮してほしいレンズなので、コストパフォーマンスが高いSAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIなどのサムヤンの魚眼レンズはおすすめなのです。

自分の写真に飽きたときやスランプのときにも魚眼レンズは効果的なので、ぜひご自分のレンズラインアップに加えてはどうでしょうか? 
サムヤンの魚眼レンズについて、もっと知りたい方は
Foton機種別作例集156 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる! SAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE II 機種別レンズラボ
SONY α7II で撮影
監修:小山壯二/著:齋藤千歳/編:太田圭一・齋藤千歳/デザイン:Inori 価格:330円
もご覧いただけると幸いです。

 

齋藤千歳の感動表現|ゆがみを楽しむ魚眼の世界 はコメントを受け付けていません

國政寛の感動表現|撮影に最適なクローズアップレンズを選ぼう!

Posted: 2017.11.01 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|撮影に最適なクローズアップレンズを選ぼう! はコメントを受け付けていません

『明日へ』


~空を見上げて
 明日に心踊らせて~
(「MC クローズアップNEO」No.1+No.2使用)

前回、前々回とご紹介しました「MC クローズアップNEO」、皆さんきっと欲しくなったことと思います(笑)

ところで「MC クローズアップNEO」にはNo.1~No.4の異なるレンズがあります。
では、いったいどれを買えばいいのでしょうか?

No.1~No.4、それぞれ何が違うかというと、被写体に近づける距離です。
No.1の撮影距離が一番遠く、No.2、No.3、……と数字が大きくなるほど近寄れるようになります。

下記は、ケンコー・トキナーのサイトに掲載されている比較表です。
使用機材など条件により実際の撮影距離は変わってきますが、参考にしてみてくださいね。

マクロ撮影の醍醐味は、やはり近づいて大きく撮れるということ。
となると、やっぱり最も近づけるNo.4やNo.3あたりを選びたくなりますよね。


(「MC クローズアップNEO」No.4使用)

ただ、必ずしも近づければいいというわけでもありません。
大きな花などの場合は、近づきすぎると一部分しか写らなくて何を撮ったのかわからなくなることも。
それはそれで面白い絵になったりもしますが、もう少し花を広く入れて撮りたいこともあると思います。
でも上の比較表に記載されているように、レンズによってピントの合う範囲は決まっているんですね。

例えば、比較表でNo.4の撮影可能距離を見ると、約17~25cmとなっています。
ということは、25cm以上離れるとピントが合わなくなるんです。
ですので、花全体を入れたいとか、少し背景を入れてその場の雰囲気を出したい、なんて思って少し離れてしまうと、ピントが合わなくて撮影することができません。

そういう場合は、ある程度の距離を保ちながらも使用レンズの最短撮影距離より近づける、No.1やNo.2の方が適していると言えるでしょう。


(「MC クローズアップNEO」No.1使用)


(「MC クローズアップNEO」No.2使用)

また、クローズアップレンズは複数を重ねて使用することもできます。
例えば、No.1とNo.3を重ねるとNo.4相当のレンズになるんですね。

下記の写真はNo.4で撮影しました。
小さい花だったので、最短撮影距離まで寄ってもこの大きさです。

そこで、No.4にNo.3を重ねて撮影してみました。
さらに寄ることができて、No.4だけの写真よりかなり大きく撮れていますね。

このように、一枚だけではなくNo.の異なる複数レンズを持っていれば、撮影の幅がぐんと広がりますよ。

ただし、重ねるとその分厚みが出るため、レンズや焦点距離によっては画面の周辺に黒い影が出ることもありますのでお気をつけ下さい。

こんな便利なクローズアップレンズですが、単体のマクロレンズと比べてデメリットもあるんです。
クローズアップレンズは、本来のレンズの前にフィルターを取り付ける形になりますので、どうしても画質が落ちてしまいます。
また、元のレンズの性能によっても画質は左右されます。
キットのズームレンズなどにクローズアップレンズを取り付けた場合、近接撮影で高画質になるように設計されたマクロレンズにはやはりかないません。

とは言え、便利なクローズアップレンズはお手軽にマクロ撮影を楽しむにはもってこい。
撮影スタイルや撮りたいイメージに合わせて、最適なものを選んで使っていきましょう!

國政寛の感動表現|撮影に最適なクローズアップレンズを選ぼう! はコメントを受け付けていません

光川十洋の感動表現|「メリハリ表現」

Posted: 2017.11.01 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|「メリハリ表現」 はコメントを受け付けていません

公園を散歩したり、森林に入ったり、カメラをもってウォ-キングすると、ふだん見過ごしがちな木々の姿や現象に、感動を覚えて、写欲が沸いてきます。カメラを趣味にした人が「見方が変わった」と異口同音に言いますが、まずはアングルです。そしてアプローチです。光のとらえ方、ワイドレンズや望遠レンズの描写、ボケ表現などもスキルが上がるにつれて幅が広がっていきます。これが雨の場合は、面倒と思いながらも、美しい葉の姿に出合うことにつながります。三脚を持たずに気楽な気分でいながら、メリハリのある表現を試みてみませんか。
カメラの初心者の多い写真講習会では、カメラアングルの工夫で、歓声が上がります。「見上げてみましょう。」「低い姿勢で観察してみましょう。」「思い切りその中に顔を入れて見るとどうですか」「興味を持ったものを見つけたら背景を意識して」などをお伝えすることが頻繁です。
今回は、ワイドズームレンズだけで、手持ち撮影をしました。遠近感が出て、主役が浮き上がるメリハリのある表現を試みました。APSサイズでレンズ口径が小さいことと、やや絞ることによって、被写界深度が深くなるメリットを生かして、近くてもピント範囲を広くすることができます。開放値F2という明るさのレンズなので、暗い場所でも気持ちが楽で、必要に応じて背景に丸ボケ(玉ボケ)の表現も楽しみました。

一見高速道路のジャンクションのような交差した場面です。縞暖竹(シマダンチク)といいますがイネ科で、斑入りの縞模様がきれいです。下から見上げたので、プラス補正をしています。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度200  +1補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

アジサイの葉に雨粒が乗っているところを、真下から見上げると、葉脈の模様と雨粒の輪郭がフォトジェニックです。少し絞るだけで期待する所はピントが合います。

 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:17mm 絞り:F/4.5  シャッタースピード:1/80秒 ISO感度250   -1.3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

雨の日は雨粒の塊がきれいに見えます。メリハリを期待して、手前から遠くまでピントを合わせます。ここでカメラ測光値通りで撮影すると、白いスイレンが白トビをしますので、マイナス補正が必要です。
 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/14  シャッタースピード:1/40秒 ISO感度200   -2/3補正 (APS-Cサイズカメラで撮影)

林の中に鮮やかなキノコ。暗い林床なのでISO感度を上げ、思い切り近づいて、ぶれないと思うシャッタースピードで撮影しました。F/5.6ですが、林床状況も予想以上に明快です。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/5.6  シャッタースピード:1/20秒 ISO感度1,000   -2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

岩に根を張り巡らせた植物の生命力を感じます。暗い場所で手持ち撮影のために、ぶれないようにカメラをしっかり持ち、息を止めて撮影。背景の石仏の状況がわかるアングルで。

 
◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/20秒 ISO感度800   -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

雨の小径に飛び出したヌマトラノオの存在感を出すために、目いっぱい近づきました。小径の描写のためにズームを長めに変え、背景もはっきりさせたいので、絞っています。
 

◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:18mm 絞り:F/10  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度640 (APS-Cサイズカメラで撮影)

竹の表面を観察していたら、竹の皮がこれからはがれて行こうという場面です。その切れ目だけに関心があったので、メリハリをつけるため絞り開放値F2にして、背景に丸ボケを作りました。

 ◎使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/2  シャッタースピード:1/250秒 ISO感度400  +1.3補正 (APS-Cサイズカメラで撮影)

光川十洋の感動表現|「メリハリ表現」 はコメントを受け付けていません