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齋藤千歳の感動表現|35mm判32mm相当となるSAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSの不思議な魅力

Posted: 2017.11.29 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|35mm判32mm相当となるSAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSの不思議な魅力 はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!
カメラ・写真関連の電子書籍「ぼろフォト解決シリーズ」の齋藤千歳です。
毎月? いや、毎週? くらいのペースでレンズやカメラの電子書籍を出版させていただいております。
そのため、大量のレンズをカメラバッグに詰めて、取っ換え引っ換え撮影しているだと思われる方も多いかと思います。
昔はそうやって撮影していたのですが、撮影後に写真を見直すと、どれもいっしょでつまらないことが多かったのです。
いまは、その日に撮影するレンズを限定して、さらに可能ならテーマを決めて撮影するようにしています。
魚眼レンズに、超広角から超望遠まで撮影させていただくのですが、実はなかでも難しいと思っているのが、標準と広角レンズです。


 使用レンズ:SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS
◎焦点距離:32mm相当 絞り:F/8.0 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100 +1補正 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

35mm判32mm相当の画角は、個人的にはとても受け入れやすい。ぽつんと浮かぶ雲に引かれて撮影した。
 

厳密な定義はないですが、写真撮影用のレンズは35mm判に換算した焦点距離の長さで、超広角、広角、標準、中望遠、望遠、超望遠などとカテゴライズされることが多いです。
私の認識だと、下記のイメージです。
・超広角 24mm未満
・広角 24mm以上50mm未満
・標準 50mm前後
・中望遠 70mm程度から135mmくらいまで
・望遠 135mmくらいから300mm程度まで
・超望遠 300mm以降
時代や技術の進歩、考え方によっても変わるので、だいたいこんな感じだと思ってください。
40mmあたりから60mm程度までを準標準といった呼び方をする場合もあります。
このなかで私が難しいと思っているのが、24mm以上50mmまでの広角から標準あたりのレンズです。
スタンダードな単焦点レンズでいうなら24mm、28mm、35mm、50mmといったラインアップです。
なかでも、28mmと35mmは特に難しいと思っています。
私の場合、24mmは超広角的な撮影で、50mmの単焦点は明るいものが多いので大きなぼけで乗り切りことが多いのです。


 
使用レンズ:SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS
◎焦点距離:32mm相当 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100 +1補正 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

雲の流れと位置に引かれて撮影しています。超広角のように広すぎない画角が扱いやすく気持ちがいいのです。
 

超広角レンズならば、遠近感の強調やゆがみを活用できます。
また、逆に超望遠や望遠レンズなら、距離感の圧縮効果や焦点距離の長さによる大きなぼけで印象を強めることができます。
さらに50mm以上の明るい中望遠レンズは、その明るさと焦点距離にバランスがよく、美しいぼけで写真の印象を強められることが多いのです。
これに対して、28mmや35mmは、多くの人にとって見慣れた焦点距離で、私にとってはぼけや遠近感の強調や消失といったレンズのパワーによる印象の強調が行いづらい焦点距離になります。
しかも、多くの傑作が撮影されている焦点距離でもあります。
そのせいか、28mmや35mmという焦点距離のレンズには、コンプレックスがあるというか、苦手意識が強いのです。
そして、今回取り上げたのは、SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS。
Canon M、FUJIFILM X、SONY E、そしてマイクロフォーサーズマウント向けのレンズになっています。
35mm判換算で32mmから42mmという私がもっとも苦手と感じている焦点距離です。
また、今回はSONY Eマウントで使用したので、32mm相当で撮影しました。


使用レンズ:SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS
◎焦点距離:32mm相当 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/1,000秒 ISO感度:100 −2/3補正 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

雲の形と色に引かれて撮影。露出補正とホワイトバランス、さらにカラーコントロールで雲の印象を中心に色彩を調整しています。

32mm相当の広角レンズとはいえ、SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSは、開放F値が1.4と明るく、最短撮影距離が28cmと短いので被写体に近寄れば十分以上にぼけます。
また、絞りが9枚羽根になっているのでぼけの形も美しいです。
しかし、私の苦手な28mmと35mmの間になる32mm相当のSAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSは、実際に構えてみると風景との距離感がちょうどよく非常に気持ちよく撮れるのです。
撮影をしていて「いい雲だな〜」などと思った風景の範囲が、そのまま切りとれるといったらよいのでしょうか。
空を含んだ、見たままの自分が気持ちいいと感じた風景をそのまま切りとれるといった印象です。


使用レンズ:SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS
◎焦点距離:32mm相当 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/2,500秒 ISO感度:100 +1/3補正 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

主題は完全に雲です。どのくらいの明るさで撮影するかによって、かなり印象が変わるので、露出補正は慎重に行っています。

32mm相当で撮影して気持ちいいなら、苦手意識の強い28mmで撮影しても、35mmで撮影しても、同じように感じるはずです。
しかし、私の場合、28mmや35mmといった定番の焦点距離の気持ちよさを感じる前に、勝手にプレッシャーに負けてしまっていたわけです。
勝手に感じたプレッシャーに負けていたことを認めたくないので、定番の焦点距離に遠近感の強調や消失、大きなぼけといった写真表現が活用しづらいなどの理由をつけて、それらよりも大切な素直に気持ちよく撮れることを認めることができなかったのです。
そんな私にとって、28mmと35mmの間の32mm相当というユニークな焦点距離は非常に受け入れやすいものでした。
理屈や頭で28mmや35mmは使いやすい焦点距離だから、昔から愛用されているとわかることと、「この画角は気持ちいい」と思うことは、写真を撮るうえでまったく違うことだと思います。
SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSの32mm相当という焦点距離は、私に「やっぱり定番の広角焦点距離もいいな〜」と思わせてくれたレンズの1本です。
ぜひ気負うことなく、32mm相当1本だけをカメラに着けて、散歩するように撮影してほしいレンズだと思っています。
近接でのぼけ、スナップ・風景、そして明るい広角レンズなので夜景や星景にもおすすめです。
SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSのレンズ特性の詳細やより多くの作例は
Foton機種別作例集153 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる! SAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CS 機種別レンズラボ
SONY α7 II で撮影
監修:小山壯二/著:齋藤千歳/編:太田圭一・齋藤千歳/デザイン:Inori
価格:330円

でも、紹介しておりますので、ご覧いただけると幸いです。

 

齋藤千歳の感動表現|35mm判32mm相当となるSAMYANG 21mm F1.4 ED AS UMC CSの不思議な魅力 はコメントを受け付けていません

みのるんの感動表現|映画の1シーンのような写真が撮れるレンズ

Posted: 2017.11.29 Category: LENSBABY Comment: みのるんの感動表現|映画の1シーンのような写真が撮れるレンズ はコメントを受け付けていません

こんにちは。Lovegraphカメラマンのみのるんです。
今回も前回に引き続き、公園でポートレートを撮影して行きたいと思います!
前回は絞りを開放付近にしての撮影が多かったので、今回は少し絞って撮影をしてみました。

 


まずは木陰から撮影した1枚です。
絞ったことによりソフトな効果は少し弱まりましたが、その分シャープな1枚となりまし
た。

 


今度はもう少し寄りの1枚。
絞りは変えず、撮影しました。
先ほどの写真とこの写真はF2.8で撮影しておりますが、この絞り値がシャープさとソフト
感が両立されたバランスの良い値だと感じました。

 


 


最後に同じ絞り値で逆光で撮影しました。このレンズの特徴として少しコントラストが下がる傾向にあります。
また上の写真のように直接光が入る場面だと、このようなフレアも入ります。
他社のAFレンズでは決して見られないような描写です。このレンズの特徴がよく現れた2枚となりました。
ここまでこの LENS BABY Velvet56を使ってポートレートを中心に撮影してきました。
普段使う単焦点レンズとは違いソフトな効果や、逆光時のフレアなど、まるで映画の1シーンのような1枚が撮れるレンズだと感じました。
初めてカメラを買って、2本目のレンズを悩まれている方、周りの人とは少し違う描写のレンズが欲しい方
そんな方にオススメのレンズです!
私のような女性ポートレートを良く撮られる方には特におすすめです!是非ご検討ください。
それでは私のレビューはここまでとなります。
2回にわたりご拝読いただきありがとうございました。
次回以降のLovegraphカメラマンの記事もお楽しみに。

 

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おりょの感動表現|tokina AT-X24-70 F2.8 PRO FXで夕方のポートレート

Posted: 2017.11.29 Category: Tokinaレンズ Comment: おりょの感動表現|tokina AT-X24-70 F2.8 PRO FXで夕方のポートレート はコメントを受け付けていません

前回はいろんな場面でのレンズの汎用性について書いたが、今回は一つの場面だけに絞ってみた。
今回初めて単焦点レンズを使うことなく、このTokina AT-X 24-70mm F2.8 PRO FXだけで撮影した。

いろんな焦点距離で撮影してみた。

まずはスナップなどによく使われる、35mmでの撮影である。

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX 
焦点距離:35mm  絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/100 ISO:1000

自分にとってはかなり広めな焦点距離である。
普段、35mmでポートレートを撮ることはある。
35mmは背景も入るし、人物の歪みもない。絞りは開放で撮っているが周辺減光も気にならない。そして前回の記事で書いたように、周辺の描写もさすがである。色ノリもしっとりとしていて、また立体感が演出されている。

次は50mmである。

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX 
焦点距離:50mm  絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/100 ISO:1000

50mmは自分自身一番使いやすい焦点距離だと思う。まず、この写真を見てわかる通り背景の玉ボケの形が綺麗になっている。普段使っているレンズだと玉ボケが歪んだりするが、綺麗な丸で表現されている。そして何より背景の圧縮がちょうど良い。そして周辺減光の度合いは、被写体に視線誘導をさせるのに最適なのではないだろうか。

そして次は単焦点レンズではなかなかみることのない焦点距離、60mmである。


使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX 
焦点距離:60mm  絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/160 ISO:1000

初めて使ってみたが、60mmこそ新感覚だ。ズームレンズだからこそ出せる焦点距離、背景もそれなりに入れつつ、ちゃんと圧縮する。ただこの焦点距離になると開放では背景がボケすぎるため、適度に絞ることが必要だと思った。

最後に、最長焦点距離70mmである。

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX 
焦点距離:70mm  絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/160 ISO:640

さすがの描写力である。中心部分、周辺部分ともに文句なしである。玉ボケも綺麗だ。ピント面の
描写も面として綺麗である。 またピントが合っている面からボケに行くグラデーションも綺麗だ。

今回は一ヶ月だけのレビューだったが、私自身かなりの頻度でこのレンズを使用していた。Lovegraphの撮影でもお世話になった。今回このレンズを試させてもらうことによって、ズームレンズについての考えを見直すことができた。より撮りに行くようになった。このレンズ一本持っているだけで、より写真が楽しくなると思う。レンズに迷っている人は一度試してみてほしい。

 

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國政寛の感動表現|デジタル接写リングと標準ズームレンズの組み合わせでマクロ撮影に挑戦!

Posted: 2017.11.29 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|デジタル接写リングと標準ズームレンズの組み合わせでマクロ撮影に挑戦! はコメントを受け付けていません

『ものおもい』


~寒さに首をすくめながら
 空を見上げて想いを馳せて~

(「デジタル接写リング 32mm」使用)

前回は望遠ズームにデジタル接写リングを装着してのプチマクロ撮影についてお話しました。
望遠ズームで使えるなら、キットレンズの標準ズームや高倍率ズームでも使えるはず!
って思いますよね。
もちろん使用することは可能ですのでご安心下さい。
でも、広角域を含むレンズで使用する際には、ちょっとだけ注意が必要なんです。
そのことについて少しお話しましょう。

ケンコー・トキナーの「デジタル接写リングセット」には12mm、20mm、36mmの3つのリングがセットになっています。
これらを単独で使用することも、複数組み合わせて使用することも可能です。
ただし、ケンコー・トキナーのホームページに下記のような記載があります。

「装着時はリングの長さの合計が、レンズの焦点距離より短くなる組み合わせでご使用ください」

望遠系のレンズで使用する場合には特に意識する必要もないでしょうけど、接写リングの長さが、レンズの焦点距離より短い必要があります。
例えば18mmのレンズに36mmのデジタル接写リングを装着しても、ピントが合いません。
これは、ピントの合う距離がレンズの中になってしまうためなんです。

じゃあ18mmのレンズに12mmの接写リングだったらOKか?と言うと、必ずしもそうとは限りません。
今回の場合、上記の組み合わせではピントが合いませんでした。
このように、装着するズームレンズや最短撮影距離、カメラのセンサーサイズなどにより使用できる長さが変わってきますので、実際に撮って試してみてください。

今回はニコン純正の18-140mmレンズに20mmのデジタル接写リングを装着して撮影しました。

まず焦点距離18mmで撮影してみます。

どんどん近づいていくと、遂にはレンズが花にくっついてしまいました。
ここまでくっついてもピントは合いません。
20mmのデジタル接写リングでは、やはり焦点距離18mmでの撮影は無理なようです。

そこで、焦点距離50mmで撮影したのがこの写真。

かなり大きく写りました。ピントも合っています。
ここまで大きく写すとなると、ピント合わせがかなりシビアになります。
接写リングを使った撮影ではピントの合う範囲も狭くなっていますので、ピントリングだけでなく、カメラ位置を動かしてのピント合わせも必要になってきます。
以前にもご紹介しました「三脚2WAYフォーカシングレール」などを使用して慎重にピント合わせを行って下さい。

なお、マクロレンズと違ってキットレンズなどは、近接撮影に適した作りとなっていません。
そのためどうしても画質は落ちますし、ピントを合わせた部分のシャープさにも欠けます。
そこは理解した上でお使いいただければと思います。

さて、この時の撮影状況です。

ほぼ花にくっつくぐらいの距離から撮影しています。大きく写るわけですね。

次に焦点距離70mmでの撮影。

先ほどの焦点距離50mmで撮影した写真とほぼ同じ大きさに写っています。

そして次が焦点距離140mmで撮影したもの。
なんと、焦点距離50mmで撮った写真よりも小さく写っています。

ズームレンズというと、焦点距離が長ければ長いほど被写体が大きく写るはずですよね?
それなのになぜ小さく写るんでしょう?
その答えは次の写真を見て下さい。

焦点距離140mmで撮影している状況です。
先ほどの焦点距離50mmで撮影している時に比べて、かなり下がって撮っていることがわかります。
焦点距離140mmのレンズを使うと、ここまで下がらないとピントが合わないんですね。
同じ場所で焦点距離を変えて撮影できるズームレンズのみの撮影とはここが違うところです。

このように、接写リングと広角域を含んだズームレンズを組み合わせて使用する場合、ズームレンズのみで撮影する場合とは違った撮影になります。

このあたり、次回でもう少し掘り下げてみたいと思います。

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光川十洋の感動表現|「虹との遭遇」

Posted: 2017.11.29 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|「虹との遭遇」 はコメントを受け付けていません

撮影旅行に行ったときは、目的の場面を求めていくものですが、思わぬ現象に出合う楽しみもあります。アイスランドでは雨にたたられましたが、虹との遭遇がよく起こりました。広大な溶岩台地に、広い空がもたらした結果ですが、雨雲の切れ目が遠くでも虹が見えることに気が付きました。そして、雲の流れが速いことが天気の変化をもたらすので、雨が降っていたかと思うと、急に止んで、高緯度特有の横から陽が差し出すのです。広い視界のおかげで、空の中に雨が降っている地域と、雲の切れ目から陽が射す地域が同時によく見ることができます。
山岳風景の中を雨中でも歩き回ることで、雲がよく変化して、遠方に部分的な虹を見つけることができました。また、氷河から流れ出す数多くの川が、滝を形成している地形がダイナミックで、陽が射したときは、滝に大きな虹がかかります。火山が生み出した複雑な海岸線では、波が岩にぶつかる場所があり、しぶきを観察すると感動的な虹を見つけることができます。
このような時のレンズは、ズーム比の高い広角ズームレンズが便利です。とくに、APSサイズで12mmという超広角は、35mm換算で18mm相当。虹の全容を1枚の画面に収めるのに好都合です。テレ側の28mmは準標準画角(35mm換算42mm)なので、水しぶきがかかりそうな場所でも離れて撮影ができます。窓ガラスに水滴がついている場合、最短撮影距離0.25mの便利さを生かして目の前のガラスの水滴にピントを合わせることもできました。
それでは、数多くの虹との遭遇の中から、特徴のある感動表現をセレクトしてみました。撮影データも合わせてご覧ください。

小雨模様の中、海岸近くの国道1号線を走ると、虹が見えました。氷河から出た水の流れが広がって、アーチの下を近くの海に流れ込みます。車窓から高速シャッターで。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:28mm 絞り:F/7.1  シャッタースピード:1/800秒 ISO感度 500  -1補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

丘陵地帯のトレッキングでは雨雲に覆われましたが、かなり遠くまで見通しがよいので、陽が射した瞬間に虹が出現します。日本にいると12時頃は虹が出にくい角度ですが、アイスランドでは9月でも太陽の高度が低いので虹が見られます。が、遠方で低く感じられます。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:15mm 絞り:F/13  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度100   -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

雨の影響でできた水たまりを生かして撮影。上空に見える虹の色よりも、水面に映る虹の色のほうがはっきり見えます。色を強く出すために、マイナス補正をいたしました。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:19mm 絞り:F/20  シャッタースピード:1/100秒 ISO感度100   -2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

海に面した岩場では、奇妙な形の岩が魅力的に見えます。波が打ち寄せるタイミングのうち、特に強い場合は、波しぶきがぽっかり空いた空間から吹き上がります。背後にある太陽の影響で、一瞬の虹が現れるので、観察をしてベストポジションで感動表現を試みました。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:24mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度100   -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

スケールの大きな滝の滝つぼ周辺は、絶え間ない水しぶきが巻き起こります。強い太陽光のおかげで副虹もはっきり写りました。12mmという超ワイドの画角を利用して、近い虹を1枚の画面に収めることができました。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度100   (APS-Cサイズカメラで撮影)

宿泊しているホテルの窓から外を見ると、今日もまた雨。陽が射してきて晴れの予兆で喜んでいるとき、「虹だ!」。このレンズは0.25mまで近接撮影ができるので、ガラスの水滴にMF(マニュアルフォーカス)でピントを合わせ、絞り込んで被写界深度を深くした結果、虹までもしっかりとらえることに成功。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:14mm 絞り:F/20  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度200   -2/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

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