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齋藤千歳の感動表現|人間の目とは異なる表現を可能にするSAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMCをとおして旅行先・ハルビンの風景を切りとります

Posted: 2018.08.29 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|人間の目とは異なる表現を可能にするSAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMCをとおして旅行先・ハルビンの風景を切りとります はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!

夏休みに行ったハルビンでも、8月の北海道でも、天候の不順に悩みながらも、電子書籍「ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ」、さらには、Boro-Photoブログの制作を行っている齋藤千歳です。

お休みに中国・ハルビンに旅行といっても、しっかりSAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMCとSAMYANG AF14mm F2.8 EFを連れていきました。

その撮影の結果は『Foton機種別作例集190 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる! SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC 機種別レンズラボ』にレンズの全体の印象や性能などをまとめてさせていただきましたので、ぜひご覧ください。

今回のブログでは、20mmの超広角で明るさがF1.8というSAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMCをとおして、旅行先の風景を撮るとどう見えるのか? に集中してお話をさせていただきます。

明るい超広角は、世界の見え方を変えてくれますよ。

使用レンズ:SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC

◎焦点距離:20mm相当 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:200 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

朝のホテルのお約束、ビュッフェスタイルです。朝からのちょっと脂っこいセレクトでしたが、ピントの合った部分以外のぼけの発生を確認ください。

大きなぼけを簡単に発生させてくれる明るいレンズは、主役になる被写体を明確にしやすく、さまざまなシーンを印象的に撮影できます。

とはいえ、焦点距離の短い広角レンズは、日常の風景や旅先をスナップするのに向いていますが、ぼけないのが常識です。

しかし、SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMCは開放F値がF1.8と広角ながら、ぼける、おかげで肉眼とは異なる印象的な写真が簡単に撮れます。

いやいや、そんなCMみたいな話と思われるのが普通でしょう。

そこで中国・ハルビンでなんでもない帰省旅行の様子を撮影してきました。

まずは、朝ご飯です。

背景のチャーハンはぼけすぎてややなんだかわかりません。

また、丸ぼけも大量に発生しています。

明るい広角レンズが朝から人間の目とは異なる印象で撮影できるのがわかってもらえたでしょうか。

使用レンズ:SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC

◎焦点距離:20mm相当 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

大型ショッピングモールのレストランの前にいたブタくん? 向かって右側の目にピントを合わせて撮影しました。

朝のお散歩に出た際に撮影したレストランのマスコットらしいブタくん? レストランは当然豚肉系メニューの充実したお店のようでした。

拡大して画像を確認いただくとわかりますが、ピント合わせたブタくんの画面右側の目に比べて、左側の目のほうがぼけいるのがわかるレベルの被写界深度に狭さが印象的です。

いっしょにレストランに食べられ? に来ている家族? は完全にぼけ、イルミネーションの店名読めないレベルでぼけています。

それでも20mmの広角のため、背景はかなり広い範囲が入ります。

普通の広角レンズでこのような写真を撮影するときには、背景の様子にも気を配る必要があります。

しかし、明るい20mmのSAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMCでは、ぼかしてしまうという手段が使えるので、撮影の幅が広がります。

使用レンズ:SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC

◎焦点距離:20mm相当 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:250 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

ホテルのテーブルに置いてあった時計。テーブル面への写る込みがおもしろく感じて、背景をぼかして撮影しました。

朝の散歩からホテルに戻って気になったのが、テーブルの上の置き時計です。

どうということはない時計なのですが、テーブル面への映り込みがおもしろく感じたので、カメラを向けました。

この写真も絞りはF1.8です。

時計と映り込みはシャープに見えていますが、背景のホテルの案内冊子はほぼ完全にぼけています。

案内冊子は金文字で「○○酒店」といった印刷がされていますが、ぼかして消してしまい、冊子の形だけを写真に取り込んだわけです。

余計なものを消したいといったシーンでもぼけは撮影者に味方してくれます。

ぼけを上手に活用すれば、広い画角範囲から余計な情報を消して、見せたい部分に写真を見る人の視線を誘導することもできるわけです。

使用レンズ:SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC

◎焦点距離:20mm相当 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100 +1/3補正 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

午後の散歩の際に出会ったインコ、きっとオウムではないはずです。お店の前につながれていました。

ホテルを出て、午後の散歩の際に出会ったのが、写真のインコです。

お店の前につながれた状態になっていました。

カラスに襲われたりしないのかと、勝手に心配になりながら、撮影しているとちょこまかと動き回りながら、いくつかの言葉を話しはじめました。

SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMCはマニュアルフォーカスレンズなので、ファインダーをのぞきながらピントを合わせて、撮影していきます。

光学ファインダーでの撮影ですが、ピントの山は予想以上に見やすく、ピント合わせのストレスはあまり大きくありません。

それでも、ピント合わせのリスクを考えるとなにも開放で撮影しなくてもよいのではということになります。

しかし、このシーンで気になっていたので、ごちゃごちゃとした背景です。

中国の下町での撮影では、背景があまり美しくないことは多いのです。

できれば消してしまいたいというのが本音といえます。

SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMCは、ぼかすことで広く写る背景をごまかすこともできるのです。

明るい広角レンズは、ぼけという強い味方がいるだけではなく、いらないものをぼけのなかに消し去ることもできます。

「写真は引き算」という方も多くいます。

私は、まだ言い切れるほどの実感はありません。

しかし、ぼかして消せるということは、引き算の方法を最初からひとつ多くもっているともいえるのではないでしょうか。

広角なのにぼける違和感、ぼけによる主役の強調、立体感の演出などなど、明るいレンズのメリットは非常に多いです。

プロを含む、多くのカメラファンが明るいレンズを好むのも、メリットの多さにあります。

もし明るさやぼけが不要ななら絞ればよいのですから。

今回のブログに掲載した写真から、肉眼とは異なる景色をとらえることができる明るい広角レンズの魅力を感じてもらうことができると、とてもうれしいです。

ぜひ、実際の効果を写真で確認いただき、SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMCのような広角の明るい単焦点レンズにもチャレンジしてみてはどうでしょうか。

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⼤野裕太郎の感動表現|Velvet56 で写真を楽しむ

Posted: 2018.08.29 Category: LENSBABY Comment: ⼤野裕太郎の感動表現|Velvet56 で写真を楽しむ はコメントを受け付けていません

こんにちは。ラブグラフカメラマンの⼤野裕太郎です。
前回に引き続き Velvet56 のレビューをしていきたいと思います。
今回、メインの被写体はうさぎです。ふわふわのうさぎをどのように描写してくれるのか。早速 1 枚⽬の写真をご覧ください。

velvet56 f1.6
焦点距離:56mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/320 iso:200
いかがでしょうか。前回述べた通り、私が 1 番気に⼊っている F2.8 で撮っています。眠そうなうさぎをふわふわの描写でより⼀層可愛く撮れているように感じます。このまま、絞りを少し開けて撮った写真をご覧ください。

velvet56 f1.6
焦点距離:56mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/200 iso:200

うさぎのふわふわがより強調されているように感じられませんか?
本レンズの癖のある描写が活きた写真のように感じます。

velvet56 f1.6
焦点距離:56mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/200 iso:200

⾃分で⾔うことでもないですが、綺麗な写真が撮れたと思います。レタッチなしでこのふわふわ感、きらきら感はなかなか出せるものではありません。
本レンズはふわふわ系の動物を撮るのに最適なのでは?と思いました。

velvet56 f1.6
焦点距離:56mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/80 iso:160

最後の写真は道中で撮った川の写真です。川床にいる⼈や物がフィギュアのように⾒えます。F8 まで絞るとふわふわ感は消え、少しだけ不思議なボケが発⽣しているため、景⾊が⾯⽩く描写されました。

さて、2回に渡ってレビューしてきましたがいかがでしたか?もちろんくっきり、繊細に描写するレンズもいいですが、それでは新しいレンズが出るたびに疲れてしまいます。本レンズを⼿に写真を楽しむのも良いのではないでしょうか。 

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ひのけんの感動表現|多少の無茶が効く安心レンズ

Posted: 2018.08.29 Category: Tokinaレンズ Comment: ひのけんの感動表現|多少の無茶が効く安心レンズ はコメントを受け付けていません

こんにちは!
フォトグラファーのひのけんと申します。
この度、縁あり「AT-X 24-70 F2.8 PRO FX」を使用させて頂くことになりました。
普段は人物撮影や建築撮影を主に活動しており使用機材はSonyのα9、各種Sonyレンズが主になります。

前回に引き続き、MC-11と共にお出かけ。
今度の舞台は夜、富山でのおわら風の盆。
開催は9月頭ですが前夜祭に行く機会があったので、レンズ片手に顔を出してきました。

今回、この撮影にレンズを持っていった理由は2つ。
「トキナーブルー」だけでなく赤やオレンジの色味が美しいと耳にしたこと。
2.8通しの解放撮影で夜どこまで写せるか試したかったこと。

ルートを把握し、人混みをかき分けて最前列へ。
厳かにやってくる一団を迎え、夢中で撮った1枚目。

使用レンズ:AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
焦点距離:70mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:6400

流石は解放F値2.8。
環境はかなり暗く、小さな街灯だけの明かりですが綺麗に写し撮る事が出来ました。
ISOも高く悪条件ではありますが、帯や編笠を見てもしっかりと解像感が残せていることがわかります。

続いて縦構図での1枚。
おわらは男性が紺色、女性がピンクを基調とした衣装に所々赤やオレンジ、紺色を挿した色をしています。
上記の写真も同様ですが、暗い中でも微妙な色の違いを表現。女性の帯下にある赤色も鮮やかに発色していました。

使用レンズ:AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
焦点距離:70mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:6400

前回同様、かなり嫌な条件の中で撮影を進めていますが殆ど問題が見られないどころか、純正大三元と比較しても満足のいく写りや綺麗な発色を見せてくれています。
逆光の時と同様、夜間はAFが迷いがちでしたが夜間でも使用できるレベルでした。

ただ撮るだけでは面白くないと、少し特殊な撮影を試みます。
α9の機能であるクロップ機能を用いて望遠寄りにし撮影。このレンズはAPS-Cでも使用することが出来るので、望遠が必要なケースや将来のフルサイズ購入を見越してレンズを選ばれる方の参考になればと思います。

使用レンズ:AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
焦点距離:70mm(換算105mm) 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:6400

踊り手がズラッと並んだ中での1枚。
ここでも編笠に見られる解像、照明や紐の色味が綺麗に残せていることが分かるかと思います。流石にフルサイズと比べると粗さは出てきますが、夜間の暗い中、ISO6400でここまで写せるのは十分に使用に耐えうる内容ではないでしょうか。

使用レンズ:AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:6400

使用レンズ:AT-X 24-70 F2.8 PRO FX
焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:6400

ハイライトからシャドウ部にかけての階調も、比較的潰れることなく残すことが出来る力があります。

今回はかなり暗い状況での撮影だったこともあり全ての作例が解放ですが、解放でも全く問題なく活用していける写りを誇っていました。通常とは違う用途でも問題なく対応できる底力を感じます。
2.8通しレンズらしく過酷な環境でもしっかりと被写体を映し出し、なおかつ唯一無二の色表現のできるAT-X 24-70 F2.8 PRO FX。非常に素晴らしいレンズでした。

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光川十洋の感動表現|エンジョイ!盆踊り

Posted: 2018.08.29 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|エンジョイ!盆踊り はコメントを受け付けていません

横浜市にある大本山総持寺の「み霊祭り」の盆踊りは、地域の人から愛されて、毎年多くの人でにぎわいます。普通に見かける盆踊り会場とは全く違った雰囲気があって、小さな子供も飛び跳ね、小中学生も露店を楽しみ、踊りに参加します。地域の人はもちろん、遠くから参加の大人も外国の方々も。櫓の上にいるのは、全員修行中のお坊さん。にぎやかになるのは、若いお坊さんがエネルギッシュに参加者を盛り上げてくれるからです。櫓の上で、その周りで一緒に踊ります。

マイクで「リクエストは~」と言われると、ほとんどの人が「いっきゅうさ~ん!」と答えます。テレビアニメで人気が高かった「とんちんかんちん一休さん」の主題歌が流れると、一気に人が波打ちます。「♪好き好き好き好き 好きっ 好き! 一休さん♪」と大きな声となり、お坊さんの「ひだり み~ぎ」「ほっぺ ほっぺ」と踊りの動きをリードして、はやし立てます。参加してエンジョイしている姿の一部をご紹介いたします。

夕方でも空が暗くなってからも人が動き続ける場面を撮影するには、フルサイズで17mmという超ワイドが使えるズームレンズ「TokinaAT-X 17-35 F4」がコンパクトでおすすめです。オートフォーカスが素早く、絞りが開放でも必要な所にピントがしっかりきます。夜間でスポットライトが当たる場所なので、ゴースト抑制性能や暗部再現性能が優れているので安心です。盆踊り会場の雰囲気を大切に描写するために、フラッシュは使いませんでした。

夕焼けが美しい時間、小さな子供たちが集まっています。保護者が熱心に楽しみ方を教えています。輪の中で、ベビーカーに荷物を積んで、踊りに夢中の若いママさん。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:17mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1000  +2/3補正(フルサイズカメラで撮影)

パチン! 大きなシャボン玉を追いかけて、上手に割りました。もらったうちわで追いかけたり、あちこちで走り回って楽しそうです。

◎使用レンズ:TokinaAT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:29mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1000  +1/3補正(フルサイズカメラで撮影)

マイクを持ったお坊さんが声をかけると、参加者は大反応。一体化した会場には、熱気があふれます。強い光が画面内に入っても、見事な描写のレンズです。

◎使用レンズ:TokinaAT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:35mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:2000 (フルサイズカメラで撮影)

シャボン玉に興味がある女の子。時々パパは持ち上げて、何度もチャレンジをして捕まえています。暗い部分でも、暗部再現性の良いレンズということがわかります。

◎使用レンズ:TokinaAT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:35mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1600(フルサイズカメラで撮影)

ゆっくり動く踊りもあれば、総持寺ならではの、元気で、スピード感ある踊りもあります。スローシャッター1/10秒で動きを見てみましょう。「♪好き好き好き好き 好きっ 好き! 一休さん♪」がいつまでも、耳に残ります。

◎使用レンズ:TokinaAT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:17mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/10秒 ISO感度:800  +2/3補正(フルサイズカメラで撮影)

もう少しゆっくりの1/4秒で人を追いかけてみると、地面が流れて、会場全体を揺らすような動感表現です。17mmの超ワイドでとらえた影の部分を見てください。地面の動きが異なる面白いぶれ方に気が付き、これも感動表現です。

◎使用レンズ:TokinaAT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:17mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/4秒 ISO感度:1600  +1と1/3補正 (フルサイズカメラで撮影)

外国の方の姿もよく見かけます。ファミリーと思われる人たちや二人連れなど。いろいろなリズムやスピードに手拍子で、すっかりなじんでいます。ブロンドヘアーが光に輝いて、フォトジェニックです。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:25mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:4000(フルサイズカメラで撮影)

浴衣姿の外国の男性です。ロングヘアアレンジをお団子スタイルにして、後ろから見るとすっかり日本人に見えます。レンズ絞り開放でもポイントにはしっかりした描写が得られました。

焦点距離:35mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1250  +2/3補正(フルサイズカメラで撮影)

サンダル履きでスタイルの良い女性が輪に加わっています。ライトに浮かび上がる魅力的な姿を、これも絞り開放で美しく表現できました。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:17mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1250  +2/3補正(フルサイズカメラで撮影)

平日に行われた夜は、会社帰りの勤め人の姿も増えてきます。動画でご熱心に撮影をして楽しんでおります。望遠側の35mmで撮影すると、背景をぼかして主役を浮き上がらせます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:35mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:4000(フルサイズカメラで撮影)

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オオヤマナホの感動表現|角形フィルターポートレート②「シャンパン」ってどんな感じなの?

Posted: 2018.08.29 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|角形フィルターポートレート②「シャンパン」ってどんな感じなの? はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは♪
オオヤマナホです。
まだまだあっつい日が続いていますが
撮影活動たのしまれていらっしゃるでしょうか。

今回は2週前の「角形フィルター難しくないよ」に続く第2回。
フィルターナンバーP695 Champagne(シャンパン)についてのお話です。
前回使用していたのはこのフィルターでした。
Cokinはフランスのブランド。フィルター表記は正確にはフランス語ですからシャンパーニュとなるとおもいますが「シャンパン」という呼び方で参りましょう。なんかオシャレね!
(って、同意を求める(ΦωΦ)フフフ…)

このシャンパンですが、どんなフィルターなのかというと・・・
「周辺にソフト効果のある、やさしいオレンジ色のフィルター」と書かれています。
サイトには

「フィルター全面がオレンジ色で、周辺部にのみソフト効果が施されています。中央部のシャープなエリアが楕円形であることが特徴で、中望遠レンズを使ったポートレート撮影では、顔から襟元にかけてのエリアがはっきりと、それ以外の部分を甘く柔らかに描写します。日陰での撮影に最適で、肌色をきれいに表現できます。」
と書かれていますね!

手に取ってフィルターをみてみると・・・

正方形のフィルターの真ん中が楕円形になっているのがわかります。この楕円形の部分はツルツル。
周辺部はザラザラになっています。画像を拡大してみてくださいね。
この質感の違いで周辺部がソフト表現ふわふわにボケ感が広がるというところは!!・・・アレに似ているぞ!というのは・・・。

レンズベビー Velvet85や9月に発売!!!
SOL45と似ている構造です。センターにピントの芯がきてソフト効果が周辺に広がるのが特徴なソフトフォーカスレンズですよね。
レンズベビーは焦点距離が固定であるのに比べてソフトフィルターは1枚を使いたいレンズにあわせて使用することができるというのは魅力です。
(レンズベビーの使用感その他諸々撮影ネタはコチラ★にまとめてますので遊びにきてくださいね。)

それではポートレートの現場にて。効果をみてみましょう。
今回この「シャンパン」をキッズ撮影待ち合わせの時間までちょっと試し撮り・・・。

焦点距離:190mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/320 ISO感度:400

焦点距離:190mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/400 ISO感度:100

んー。同条件での撮影でなくてごめんなさい。
望遠レンズでf5.6だとピントがあいにくくて開放f2.8でのフィルターショットになりました。
かなり色合いもオレンジがかり、ふわふわ度も強く出ていますね。

焦点距離:200mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160 ISO感度:1250

焦点距離:200mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/125 ISO感度:1250

どうでしょうか?
か・な・り・フィルターありとなしの差に驚かれるかとおもいます。
(ちなみにこれは(笑)ベンチの屋根の柱でした(;’∀’)

使用レンズは70-200mm。
撮影時の焦点距離は190~200mmでしたから焦点距離が長くなるほどソフト効果が強くなるというこれまでの円形ソフトフィルターの定説からいくとソフト効果は強くでているということになるのかと。追々、いろいろ試しながら確認をすすめていきたいとおもいます。
これらの花と柱の画像からは中央部(楕円形)のくっきり度はわかりにくいですね。全体がソフトに感じます。

次はポートレートといきましょう。

焦点距離:75mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/125 ISO感度:320

焦点距離:70mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/125 ISO感度:1250

焦点距離:85mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/200 ISO感度:1250

焦点距離:75mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/125 ISO感度:1250

背景の広がりのあるようなロケーションフォトの場合。
曇り空のような光が全体にまわるような撮影条件場合ではオレンジ色のメリハリよりもセンター楕円形の部分のはっきり度と周辺のボケ感の違いを感じます。
「ああ、確かに周辺にくるにしたがって柔らかくボケてくる」
「全体的にうっすらオレンジ色」そんな印象です。

また、レンズの焦点距離と楕円形のバランス。
楕円形も縦長に使うのか。それとも横長につかうとどうなのか。
室内やスタジオではどんな表現になるのか。
注目点はいろいろでてきますね
(簡単じゃないほど面白いですからね (`・ω・´)
攻略してまいりましょう♪

次はベンチから河川敷におりてみました。

焦点距離:50mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/400 ISO感度:1250

焦点距離:50mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/200 ISO感度:1250

レンズを50mm単焦点に変えてみました。ISOはオートでした。
日の入り前の夕景(うす曇り)。
中央部はくっきりでていますね。トリミングはしていない画像なので中心部が楕円形(縦)です。左側の男の子はくっきり。右のお姉さんのほうにいくにしたがってソフト効果がかかります。この2人並びの構図だったら楕円形は横長にセットが良かったかもしれませんね。
フィルターは縦にいれなければならない!ということはなく、柔軟に対応せねば・・・ですね
(;’∀’)

漠然と「シャンパン」つかってみようかなと使うのではなく、効果の特徴を頭に入れながら
「このシーンのココ」に!「この効果を!」という目的意識をしっかりと持って使うと、うまくいったときに超快感!となりそう!!! です。
この作例で言うなら・・・足元はボケているじゃないですか。そこまできっちり写したかったとしたら、ソフトになってしまったらがっかりになってしまいますから。
意図したとおりになるように、効果を最大限のメリットにいたしましょうね。

焦点距離:50mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/125 ISO感度:1000

⇓⇓⇓

この2枚は同じ写真です。上は元画像。下はトリミングをしています。
センターにピントがあうという特徴のフィルターの場合は撮る段階からトリミングを意識しましょう。まずは日の丸構図(ピントセンター)で撮ってサイド・上下の欲しい位置に持ってくることが必要です。

というところで次回は室内で使うとどんな感じになるのかをおとどけです。

「お!なんかいい!!」

ここを狙いたいとおもいますよ~♪

今回のモデルさんはコウくんとメイカちゃんにお願いしました。

ではでは。最後まで読んでくださりありがとうございました。オオヤマナホでした。

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斎藤志津代の感動表現|超広角・撮り比べ比較作例

Posted: 2018.08.29 Category: Tokinaレンズ Comment: 斎藤志津代の感動表現|超広角・撮り比べ比較作例 はコメントを受け付けていません

皆様こんにちは。

スマホ撮影の鉄人の斎藤志津代です。

よく
「どのクリップレンズを使ったらいいですか?」
とご質問をいただくことがとても多いです。

前回は超接写の比較作例をでしたので
本日は広角側の写真をご紹介いたします。

撮ったのは夜の勝どき橋です。
ライトアップしていてきれいです♪

こちらがそのまま撮ったもの。

こちらが広角120°。

こちらが超広角。

こちらが魚眼。

こちらは望遠7倍で橋のパーツを撮ったものです。

同じくライトアップした東京タワーです。

東京タワーは登るよりも下から見上げるのが好きなタイプです。

あの鉄骨はかなり萌えます。

こちらがそのまま撮ったもの。

こちらが広角120°。

こちらが超広角。

こちらが魚眼。

こちらは望遠7倍で鉄骨のパーツを撮ったものです。

見比べると違いがよくわかるかと思います。

好みや風景の広さに応じて使い分けると良いと思いますよ♪

最後までお読みいただきありがとうございます。​​​​​​​

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齋藤千歳の感動表現|ソフト効果を発揮する場所を調整可能な「ハーフプロソフトン(A) 100×125mm」を活用して、主役以外をソフトにしてみました。

Posted: 2018.08.29 Category: ソフトフィルター Comment: 齋藤千歳の感動表現|ソフト効果を発揮する場所を調整可能な「ハーフプロソフトン(A) 100×125mm」を活用して、主役以外をソフトにしてみました。 はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!

というか、撮れてますか?

実は最近、撮れていません。

「ハーフプロソフトン(A) 100×125mm」を入手して、「星を撮るぞ、星を」と気合いは入っているものの、肝心の天候やお月様とのタイミングがまったく合わず……、納得のいく夜空に出会えていません。

日頃の行いの問題であれば、どこを直したらよいかのかと思いながら、Amazon Kindle電子書籍「ぼろフォト解&Foton電子写真集シリーズ」や「Boro-Photoブログ」の本日の1本といったレンズの記事を制作しております。

こちらもぜひご覧いただけると幸いです。

夜空の星はぼけて、にじませ、地上の風景はぼかさずに撮影できる角型フィルター「ハーフプロソフトン(A) 100×125mm」を星景以外のなにに使えるか? 連日天気の悪いなか、そればかりを考えて過ごしていました。

北海道という地の利を活かして、朝焼けにハクチョウといったシチュエーションでの撮影を得意とする私ですが、ハクチョウにソフトフィルターはいけるのではないと思い立ったわけです。

星や星景の撮影のための定番フィルター

「プロソフトン」シリーズの「PRO1D プロソフトン[A](W)」、と「MC プロソフトン(A)N」、さらに「ハーフプロソフトン(A) 100×125mm」()は、いつどこで素敵な星空に出会ってもよいように、常にカメラバッグのなかに入れてあります。

そんな状況で出会ったのが、写真の朝日のシーンになります。

フィルターなし

使用レンズ:SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC

使用フィルター:なし

◎焦点距離:20mm相当 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:100 +1/3補正(35mm判フルサイズのカメラで撮影)

朝日を背景にたたずむ2羽のハクチョウ。残念ながら、夜だけでなく朝も天気はいまひとつで雲が多めになっています。

PRO1D プロソフトン[A](W)

使用レンズ:SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC

使用フィルター:PRO1D プロソフトン[A](W)

◎焦点距離:20mm相当 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

ソフトフィルターを使うという発想までは悪くないと思うのですが、ハクチョウはシャープに背景などがソフトで幻想的になるとよいのですが……。

MC プロソフトン(B)N

使用レンズ:SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC

使用フィルター:MC プロソフトン(B)N

◎焦点距離:20mm相当 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

主役となるハクチョウ以外は、MC プロソフトン(B)Nの程度のソフトがかかっても問題ないのですが主役はここまでぼけなくてよい印象です。

ハーフプロソフトン(A) 100×125mm

使用レンズ:SAMYANG 20mm F1.8 ED AS UMC

使用フィルター:ハーフプロソフトン(A) 100×125mm

◎焦点距離:20mm相当 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

背景はMC プロソフトン(B)Nくらい強くぼけてもよい印象です。また、主役のハクチョウがぼけないのもうれしいです。

20mmという超広角との組み合わせで撮影しているため、ソフト効果が弱く、拡大しないと見にくいかもしれません。

ソフトフィルターの効果は広角だと弱くなるものが多いのです。

とはいえ、ハクチョウとソフトフィルターという組み合わせは、悪くないという印象を受けました。

しかし、掲載の写真ではハクチョウ以外の風景はソフトな描写でよいのですが、ハクチョウそのものはソフトになってほしくないのです。

実は、主役はシャープで、まわりの風景はよりソフトになってほしいシーンというのは、よくあるのではないでしょうか。

明るいレンズを使って、ピントを合わせた部分以外をぼかしたものの、ぼけ量がたりないシーンなどにぼけをプラスするようなイメージで使うことも可能だと思います。

ハーフプロソフトン(A) 100×125mmは、装着用にアダプターも含めて、丸型フィルターに比べて高価な角型フィルターです。

おかげでぼける範囲の縦横の変更はもちろん、どこまでをぼかして、どこまでをぼかさないかの調整もある程度自由に行えるのが大きなメリットになっています。

写真でも画面手前のハクチョウの顔まではぼかさず、それ以降の背景はソフトになるように調整して撮影しました。

今回はハクチョウと朝焼けという被写体で使用してみましたが、画面のなかの部分を選んで、必要な部分に効果をかけられるハーフプロソフトン(A) 100×125mmは、星景写真以外にもポートレートなどで人物以外の部分をよりぼかすなど、さまざまな使い方が考えられると思います。

星景写真だけに自分自身で限定しなければ、ハーフプロソフトン(A) 100×125mmのさまざまな使い方の可能性を感じました。

せっかく入手した方は、ぜひ星景写真だけでなく、さまざまな撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか。

齋藤千歳の感動表現|ソフト効果を発揮する場所を調整可能な「ハーフプロソフトン(A) 100×125mm」を活用して、主役以外をソフトにしてみました。 はコメントを受け付けていません

酒井宏和の感動表現|第39回目は、ハーフプロソフトン(A)です。半分だけソフトフィルターです!!

Posted: 2018.08.29 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第39回目は、ハーフプロソフトン(A)です。半分だけソフトフィルターです!! はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。

第39回目は、ハーフプロソフトン(A)です。半分だけソフトフィルターです!!

こんな感じのフィルターです。

半分はソフトフィルターで半分は透明です。

まずはソフトフィルター、あり、なしで、火星を撮影して見ました。(トリミングしています)

星がにじむことにより、大きくなるのと、星の色が出てきます。

星空を撮影するとなんか、点々で味気ない。ので、昔からソフトフィルターを使用している人が多いです。

星は白とびして白くなりますが、星には赤・青等の色があります。

ソフトフィルターを使うと、色が出てくるのと、星が大きくもなるので、賑やかな感じになります。

次に建物部分に、ソフトフィルターをかけてみました。建物もぼやけて幻想的。

でも、ちょっとこのにじみが、強すぎる気もする??

この写真は、星の部分がソフト、地上の部分が透明になるようにセットしました。

拡大するとわかるのですが、ちょっと効果がわかりにくいですね、すいません・・・。失敗写真です。

理由としては、夏は、湿度が高いので、星があまり見えない、また、街が近すぎるとより空が明るくなってしまいます。

今回は、テスト撮影だったので、今度、星と町並み等の写真は撮り直します。

効果がわかりにくかったので、今回は夜景にハーフプロソフトン(A)を使用してみました。

1枚目は、フィルターなし

2枚目は、下の方にソフトフィルター

3枚目は、上の方にソフトフィルター

こうしてみると、効果がはっきりわかりますよね?

フィルターを見ると、境界線が、はっきりあるように見えますが、写真にするとほとんど分からなくなります。

この写真は上の東京タワーの部分のみソフトをかけてみました。

角型フィルターは、上下が動かせます。回転もできるので、星の撮影にとらわれずに

色々チャレンジしてみるのも良いと思います。

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