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水咲奈々先生の感動表現|レンズベビー初心者さんにもオススメ「SOL 45」

Posted: 2018.09.13 Category: LENSBABY Comment: 水咲奈々先生の感動表現|レンズベビー初心者さんにもオススメ「SOL 45」 はコメントを受け付けていません

ソフトな描写、独特なボケ味の美しいLensbabyシリーズに新たに「SOL 45」が加わりました。発売は9月14日予定ともうちょっと先になりますが、ここで一足先にレビューをお送りします。

本製品は焦点距離45mmの単焦点画角、F値は固定でF3.5ですが、ボケブレード(後ほど解説)使用時は約F5になります。最短撮影距離は0.34m、最大撮影倍率は約0.16倍、そして大きな特徴としてティルト機能を搭載しているので、「コンポーザープロII」シリーズのようにピントエリアを好みの位置に移動できます。

また、レンズの前面にふたつのボケブレードが付いており、これを操作することによってボケの量やイメージをがらりと変えられるのが、何よりこのレンズに‘ハマる要素’となっています。

ボケブレードあり
D850 1/500秒 F5(相当) +1.3EV ISO200 絞り優先オート

ボケブレードは手動でレンズに被せる量や、どの方向から被せるか、ふたつのうちひとつだけを使用したりなど、自分のイメージに応じて自在に変えることができます。この写真では、レンズの大部分を覆うように上下にボケブレードを設置しました。

ボケブレードなし
D850 1/1000秒 F3.5 +1.3EV ISO200 絞り優先オート

ボケブレードをレンズにかからないようにすることで、ふんわりとしたドリーミーなボケを楽しむことができます。

ボケブレードあり
D850 1/100秒 F5(相当) +3.0EV ISO200 絞り優先オート

ボケブレードを使用すると波立つようなテクスチャーのボケが生じて、ピントの合った主役の被写体の個所がさらに引き立ちます。今回はスナップで使用しましたが、ポートレートで使用しても雰囲気のある写真が撮れるので面白そうです。

ボケブレードあり
D850 1/200秒 F5(相当) +1.3EV ISO200 絞り優先オート

ピント合わせはもちろんマニュアルですが、焦点距離が標準画角でそれほど長くなく、ピントの山も掴みやすいので、レンズベビー初心者さんにもオススメのレンズに仕上がっています。私もしばらくは手放せないレンズとなりそうです。

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光川十洋の感動表現|富士山を下山する

Posted: 2018.09.13 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|富士山を下山する はコメントを受け付けていません

富士山の登山シーズンは、5合目から頂上までは、7月上旬から9月上旬までと、短いため、混雑をします。このブログが掲載される9月12日には登山道が閉鎖し、ほとんどの山小屋は営業をしていません。よって、富士山の登山や撮影はできないと思ってしまいますが、五合目の登山口までは、バス、タクシー、マイカーで行くことができます。今回は、9月上旬に富士宮口五合目に行き、宝永第一火口を通り、宝永山頂上(2693m)へ。そこから下山を開始しますが、「大砂走り」を味わって、御殿場口新五合目に下ってきました。途中の山小屋の方が「10月10日まで営業しています」と教えてくれましたので、トイレなども含めて、登山期間を下調べをしてお出かけください。富士山の登山に関しては、装備は十分に準備し、経験者が同行するなど安全第一を心がけてください。マイカーに関しては、規制期間や規制ルートがありますので、あらかじめ下調べが必要です。

今回の撮影機材は、たくさん歩くこと、強風や雨も視野に入れて、手持ち撮影できる小さく軽くて手軽なワイドズームレンズ1本にしました。APSサイズ用の12-28mmのレンズは、35mm換算で18-42mm相当となって、超ワイドから準標準の画角が得られます。広大な富士山の景観から、植物のアップまで、多様な撮影を楽しむことができます。

1707年に噴火した宝永第一火口の底には水がたまりません。オンタデの植生がわずかに見られます。強風で雲が流れ込みます。超ワイドレンズの描写です。後で知ったのですが、この時は変形した傘雲の中にいました。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:160(APS-Cサイズカメラで撮影)

登山道の各所に「落石注意」の看板があります。ここでも砂礫が崩れかけていて、溶岩がいまにも落ち転げていきそうです。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:180 (APS-Cサイズカメラで撮影)

宝永山頂上。9月上旬で12度、指もかじかんできます。ウインドブレーカーを着ようとしても一人では着ることが難しいほどの強風、それと横からの霧雨。服のブレを表現するために1/50秒。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/14 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズカメラで撮影)

御殿場口に至る下山道「大砂走り」は、植物も生えない荒涼とした斜面。厚い雲の中は、視界が遠くまで効きません。所どころに木の柱が立っていますので、ロープで示された道を降りていきます。風化した木の質感が美しいですね。遠近感のある場面にはワイドズームは魅力的です。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:17mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズカメラで撮影)

「大砂走り」を降りていくときに、太陽光がさっと射しました。影で砂の状態がよくわかります。歩く人の登山靴は砂礫に潜るほど。急な下りは早足になるので、1/200秒なら全体がブレずに動く足だけをブラすことができます。歩く楽しさのほかに、写真でも感動表現ができます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:28mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:250 (APS-Cサイズカメラで撮影)

標高1520mの大石茶屋のコンロに焼印ゴテが熱せられています。富士登山の記念品にもなる金剛杖に、焼印を押して思い出を残す人も多くいます。富士山には、外国からの登山者も多く訪れます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:15mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1400 -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

五合目付近まで降りてくると、フジアザミが大きな花を見せてくれます。強風に中でも、水滴がわずかにキラリと光ります。花に近づいても、APSサイズの場合、F10まで絞ると被写界深度が深くなり、背景の状況を含めて描写できます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:24mm 絞り:F/10 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:2000 (APS-Cサイズカメラで撮影)​​​​​​​

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オオヤマナホの感動表現|角形ソフトフィルターポートレート③自然光の窓辺で「シャンパン」をつかってみると…!

Posted: 2018.09.13 Category: 角型フィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|角形ソフトフィルターポートレート③自然光の窓辺で「シャンパン」をつかってみると…! はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは♪オオヤマナホです!

9月も、はや第2週突入。夏と秋の顔が行ったり来たりしながらのこの季節。
さすがに気づけば蝉の声はいつしかしなくなりましたね。
うちでは8月に鈴虫を夫が籠ごと買って来たんですね。その時は(籠の中よく見てなかったんだけど(;’∀’))小さな黒い粒15だったのが、なんと!リンリンないている籠の中を覗いてみたらめっちゃおおきくなったのがうようよいるんですよ。それが、毎晩毎晩から朝から夜までリンリンいってる(うるさい)(;^ω^)  夫曰く・・・「来年これを孵化させる」とか・・・(´・д・`)
という日々を過ごしております。・・・余談でした( ̄― ̄)

さて。角形フィルター第三回目。
今回は前回のCokin角形ソフトフィルター「シャンパン」を屋内で使ってみようというものです。

「シャンパン」を振り返ってみると・・・
オレンジ色であること。
中心部に縦長のクリア部分があり、その周辺がソフトになっている。
というところが主だった特徴です。
みていきましょう。

まずはフィルターなしから。

焦点距離:50mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/125  ISO感度:200

むかって左サイドの窓は南からの自然光がさしこんでいます。
レースのカーテン越しのとてもやわらかな光です。

次はシャンパンの作例です。

モデルさんの左目から鼻にかけての辺りをフィルター中心部に置き、鎖骨から額に
くるあたりを楕円形のとがっている部分にもってきます。ピントを合わせるのは左目。
そうすることで顔の表情をはっきりさせつつ光の中に溶け込むような質感をだすことができるのです。
注意しなくてはいけないこと。忘れてはいけないことは「中心部が楕円形にクリア」だということです。特にピントをもっていきたい眼ですよね。ここがずれてしまうとせっかくの写真が
ボケた感じになり残念になってしまうというところで気をつける必要はあります。
ただ、ピントを合わせたいのは必ずしも眼とは限らないわけなので、ピントを合わせたいところを
中心部にあわせるというほうが正解でした!

焦点距離:50mm  絞り:F/2 シャッタースピード:1/640  ISO感度:800

モデルさんの笑顔のナチュラルなやわらかさをより一層やわらかな空気が周りに広がっているように感じます。注目してほしいのは被写体の背後の影。
影がふわっと寄り添うように広がる。この感じいいとおもいませんか?
柔らかく影を生かしたいですね!
オレンジの色合いに関しては、夕景ポートレートをイメージするところですが、そこは
想いも表現も自由ですから、オレンジ=シャンパン=夕景と決めつけるのはよくありませんよね。自分なりの表現の一つの選択肢として、このシャンパンの柔らか表現を持っているのはアリだなあとおもっています。
やはり屋外のような広い空間よりも「室内」「窓際」「自然光と影のバランス」この辺りが
ミソ!明暗差をうまく利用しつつ写真のソフト表現に深みを持たせて行けたらいいですよね。
この作例では窓際左サイドのカーテンの動きをみせたかったので、レタッチでハイライトをおとしています。

自然ないいスマイルをだしてくれています。この写真を見て顔はっきり写ってるけど
センターに来てないと感じた方!そうなんですよね!
これは前回もお話しをしたのですが、実はこの作例の元写真はコチラです。

焦点距離:50mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/200  ISO感度:200

真ん中に顔が来ていますね。
わたしが一番写したかったのは表情。

ここにはっきりとしたピントと光をもってきたかった。

右サイドの小物はいらなかった。なくてもよいもの。

トリミング前提で引きで撮った。

トリミングで撮りたかった位置に被写体をレイアウト

という手順です。

光を読む。
とても大切だと思っています。光を読むことは影も大切にすること。
光の明暗をうまく感じながら豊かな表現活動にソフトフィルターをご活用いただけると
いいなとおもいます。

秋風をシャンパンを使ってみなさまどう表現しましょうか。
わくわくしてきますね!
鈴虫の声がお届けできないのが残念です(´・ω・`)

今回のモデルさんはMAKIさん。
スチームパンクのコスプレイヤーなんです!
いずれコスプレとソフトフィルターのコラボもお届けしたいと思っています。

ではでは。オオヤマナホでした~♪

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斎藤志津代の感動表現|スマホでコケ

Posted: 2018.09.13 Category: スマホ写真ブログ Comment: 斎藤志津代の感動表現|スマホでコケ はコメントを受け付けていません

皆様こんにちは。

スマホ撮影の鉄人の斎藤志津代です。

私はとてもコケが好きなのです。

日本には1700種ものコケが自生しており
コケは大きくわけて蘚類と苔類があります。

図鑑を見てもなかなか種類や名前がわからないのですが
日々のんびりと勉強中です。

今日は蘚類に属するホソバオキナゴケの写真です。

盆栽やテラリウムによく使われているとてもメジャーなコケです。

こちらがそのまま撮ったもの。

こちらが超接写撮ったもの。

コケ観察だとルーペを用いることが多いですが
クリップレンズを使うと簡単に拡大した世界が見られるのがほんとに便利。

ルーペをスマホにあてても撮影はできますが
ずれたりして少しコツがいります。

クリップレンズならその心配もありません。

こちらがおまけの魚眼。

そのままでもキレイなのですが少し光を足してみました。

からくりはこちら。

テラリウムの横にをLUME CUBE置いて撮影しています。

このLUME CUBEは光を10段階に調節できるため
小さく繊細なコケの撮影にとても便利です。

さらにコケが生育している場所は薄暗いところが
比較的多いため照明として使うと遅いシャッタースピードが防げます。

先日、立山・室堂平の洞窟の奥にあるヒカリゴケを見に行ったのですが
その時は一番明るくすることで洞窟奥のコケの撮影に役立ちました。

小型なので山歩きにも荷物になりません。

またフィールドで撮影したらご紹介していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。​​​​​​​

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馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る東北への旅、その2。

Posted: 2018.09.06 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る東北への旅、その2。 はコメントを受け付けていません

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100

8月頭のねぶた/ねぷた祭りに合わせて青森県を目指すも、仕事の都合で残念ながら日帰りで東京に戻ったのが前回。そこから1週間後、改めて世間がお盆休みに入ったタイミングで妻の実家がある青森に向かいました。去年の夏はFiRIN 20mm FE MFでしたが、今回はFiRIN 20mm FE AFをお供に束の間の一人旅。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:1600

日中ギリギリまで仕事をして夜中の移動で目的地に到着する深夜高速バスが好き。年齢とともに狭いシートでの長旅もしんどくなってきたが、今回も浜松町から弘前までの弘南バスで移動することに。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:160

10時間の高速バスでの移動後、早朝に到着した弘前駅にて。巨大なリンゴに出迎えられる。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100

弘前駅で奥羽本線に乗る。先頭車両に乗ってみたら、運転席との間に仕切りの窓が無いのには驚いた。このとき、ちょうど青森方面に向かう電車とすれ違うことができた。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100

以前のブログでも登場した弘南鉄道大鰐駅(JR大鰐温泉駅)に停車したので車窓にFiRIN 20mm FE AFをぴったりくっつけて1枚。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100

妻の実家の最寄りの駅、長峰駅で降りたが、他に降りる人は誰もいなかった。無人駅なので駅員ももちろんいない。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100

長峰駅の跨線橋。周りを田んぼと山に囲まれた静かな駅には本当に誰もいない。普段なら躊躇う階段下からも撮ることができた。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100

灯油やガスの販売を営む妻の実家には、使い古された業務用タイヤが積まれていた。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100

実家の敷地内で取れたばかりのピーマン。既に箱いっぱいに収穫されていたが、自分が起きた時間よりもかなり朝早くから作業していたとのこと。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100(APS-C)

娘の従兄弟が飼っているカブトムシ。近所の人から貰ったものらしいが、6歳の娘がとてもうらやましがっていた。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:2500

子供らと花火。花火を片手に持って撮ってみたが、FiRINのAFとF2.0開放、αの高感度性能のおかげで雰囲気がある画が撮ることができた。

FiRIN 20mm FE AFは相変わらず快適かつ素晴らしい描写のスナップを提供してくれるので、私の旅のお供にはかかせない存在に。それにしても、家族で行く旅も楽しいものだが、一人で気ままに写真を撮りながらゆっくり移動する旅もやっぱり楽しいなぁと改めて思った。…なんて書くと妻に怒られそうだけど。青森には実質2日ほどしか滞在しなかったが、天気が良かったこともあって、ひたすらFiRINで写真を撮りまくったのであともう1回は写真をお届けできるかも。それではまた次回。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:100

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伊藤宏美の感動表現|磐越西線~只見線沿線の夏

Posted: 2018.09.06 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|磐越西線~只見線沿線の夏 はコメントを受け付けていません

福島県から新潟県を走る磐越西線に行ってきました。

東京からも、新幹線とレンタカーを使えば、日帰りでも行ける距離なので、ちょっとしたお休みに出かけるには丁度良いのです。

今回も線路沿いに夏を探しに出かけ、

可愛いひまわりと、夏の雲に出会うことができました。

このひまわりは、よく見るひまわりと違って、菊みたいなお花ですが、

「ティディベア」という品種だそうです。

名前を聞くと、ふわふわのくまのぬいぐるみのようなお花に感じてきて、好きになってしまったので、

主役はひまわりにしました。

ひまわり畑の隙間に車両が走るように構図を決めて、待ったのですが、

3両の編成も丁度よく収まりました。

雲もとても綺麗な夏の空でした。

このように、線路の近くに咲いているお花と列車を絡める時には、

車両の大きさを小さく表現できるので、広角レンズがとても便利です。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/8000秒 ISO感度:800

やかな青空と、もっくもくの雲とのコントラストは、トキナーレンズの得意とするところ。

12mmの超広角でも、歪み無く、シャープに表現できました。

磐越西線の蒸気機関車は、具合が悪く運休中なのは分かっていたのですが、

なんとなく行きたくなる路線です。

私は、蒸気機関車が走ると、つい興奮してしまうので、

たまにはのんびりと、のどかな沿線を満喫しました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100

磐越西線の次は、足を伸ばして、只見線にも寄ってきました。

只見線沿線の稲もずいぶん成長していました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:26mm 絞り:F/10 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:320

​​​​​​​この日、ここの場所についた時、他にも、カメラを構えて待っている人がいたのですが、

踏み切りの音が聞こえるまで、鉄道の話を嬉しそうにしてくれました。

そんな出会いも、また楽しいのです。

どちらも、列車にピントを合わせていますが、解像力が高いので鳥居や大樹、稲なども美しい形に

描写してくれました。諧調豊かな青空のグラデーションや、柔らかいグリーンを本当に美しく表現出来るレンズです。

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國政寛の感動表現|初秋の花・彼岸花を、マクロレンズでいろいろな視点から撮ろう!

Posted: 2018.09.06 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|初秋の花・彼岸花を、マクロレンズでいろいろな視点から撮ろう! はコメントを受け付けていません

『ときめき』

(写真1)

~手を取り合って
 心はずませて~

暑い夏が過ぎて朝晩涼しくなってくると、いよいよ秋の花たちが咲き始めます。
中でも初秋の花の代表と言えるのが、田んぼや河原など比較的どこでも見られる彼岸花ではないでしょうか。
そんな彼岸花をいろいろな視点から撮影してみましょう!

彼岸花の特徴といえば、大きくカーブを描くしべに、くるんと丸まった花びら。
その特徴的な部分に思い切り寄って撮ることで、伝えたい印象がより深まります。

弧を描く一つの花びらにピントを合わせて、特徴的な部分だけを切り取りました。
ピントを合わせた花びら以外は完全にボカして、主役だけに視線が集まるようにしています。

伸びやかにカーブを描くしべ。
背景に、周囲に咲く黄色い花をボケとして入れて、ワクワクするような、華やかなイメージを狙いました。

花びらから覗くしべの一つだけに迫って切り取りました。
ひと目見ただけでは彼岸花とわからないかもしれませんね。
でもそれでOKなんです。何の花かわかるように撮る必要はありません。

真上から彼岸花を見てみました。
普段は横から見ることがほとんどだと思いますが、このように視点を変えてみると今までにない面白い表情が見つかりますよ。
いろいろな角度からしっくり観察してみてくださいね。

雨が降ったあとは、シベに滴をぶら下げた彼岸花が見られます。
一本のしべに着いたしべにピントをあわせることで、他のしべに着いた滴が円ボケになって、キラキラ感を演出してくれます。

群生の中に咲く一輪に焦点を合わせました。
彼岸花のシベはつるつるしているので、光が当たると反射します。
その反射が円ボケとして取り入れて、一輪の花を包み込んで祝福するようなイメージにしました。

​​​​​​​秋には花だけでなく、虫たちの活動も活発になります。
バッタや蝶を見つけたら、ぜひ彼岸花と絡めて撮りましょう。
このとき、単に生態的にただ虫を写すのではなく、虫の気持ちになって物語をイメージしながら撮りましょう。

この秋はぜひ、個性溢れる彼岸花の撮影にチャレンジしてくださいね!

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酒井宏和の感動表現|第40回目は、ハーフプロソフトン(A)を花火撮影に使ってみた。

Posted: 2018.09.06 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第40回目は、ハーフプロソフトン(A)を花火撮影に使ってみた。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。

第40回目は、ハーフプロソフトン(A)を花火撮影に使ってみた。

前回と同じくこのフィルターを使用しています。

半分はソフトフィルターで半分は透明です。

最近は花火撮影はやってますね。きっちり三脚を使って撮影すると1枚目のように綺麗な線で写ります。

当然これでも綺麗なのですが、下の写真は、ソフトフィルターをかけてみました。

光が柔らかくなり、幻想的な感じになりました。

ハーフソフトを活用してみました。

上の花火にソフトの部分、下の建物には透明な部分がくるように装着しています。

他の人はちょっと違った感じの花火が撮れますね。

シャッタースピードを速くして撮影していました。

星と同じく高速シャッターだと花火は点になってしまって、ちょっと味気ない感じになるのですが、

粒が広がって、花火の色が綺麗に出てきました。高速シャッターの花火表現もありかもしれませんね。

色々試行錯誤した結果、この写真は、全面にソフトをかけてみました。

露出を明るめにして、ホワイトバランスも調整しました。

このフィルターは、ハーフソフトとしても当然使えますが、全面ソフトとしても使えます。

創意工夫で、色々楽しんでみてください。

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オオヤマナホの感動表現|かわいい動物をめっちゃかわいく撮るためのソフトフィルターテクニック教えます♪

Posted: 2018.09.06 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|かわいい動物をめっちゃかわいく撮るためのソフトフィルターテクニック教えます♪ はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは♪オオヤマナホです。

今回も動物シリーズ!ペットも大事な家族。動物がいないこの世界なんて。。。
いろんな意味でありえな~~い
(毎日の食卓でも(´~`)モグモグ・・・!!!)
というか、動物かわいく撮りたいなという貴方にお届けします第2回は私の大好きなフィルター
「ブラックミスト」の登場です。ちなみに前回はコチラフォギーでしたね。

フォギーは「白いミスト」
ブラックミストはその名の通り「黒いミスト」感を写真にかけるソフトフィルターです。
ふわふわしすぎず、引き締めたり輪郭や微細な毛などもしっかり保ちつつやわらか効果を
与えることができる「わたし大好き」「超おすすめ」フィルターなんです。

おうちのペット撮影のコツもお知らせします。
前回の「カワウソカフェ HARRY 原宿テラス店」さんのRISAちゃんと一緒に動物をみていきましょう。

フィルターなし
焦点距離:50mm  絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/160  ISO感度:250

カワウソカフェはとてもあかるい室内です。
窓辺のベンチそばにいるハリネズミさんを優しく手のひらで
ぎゅううううううう!

丸い瞳がちらっとこっちをみているのはなんとも愛くるしい。
やはり撮るのは絞りは開放がいい感じです。

フィルターなし
焦点距離:50mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160  ISO感度:160

フィルター無しでとってもかわいいけれど、ソフトフィルターで魔法をかけると
どうなるでしょうか。(前回のフォギーのときはこんな感じに

ブラックミスト!ジャジャーン!

ブラックミスト使用

焦点距離:70mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160  ISO感度:125

ブラックミスト使用

焦点距離:70mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160  ISO感度:125

どうでしょうか?
フォギーの全体的な白いミスト感よりも自然な感じがしますよね。
それでいて、フィルター無しのものよりもやわらかさがでている!!
でも、刺されたら痛そうな針の感じも伝わってくる!!
さすが、「わたしのブラックミストくん!\(^_^)/」といったところ?

ただ!
次の画像をみてみましょうか。同じブラックミストなんですけど

ブラックミスト使用

焦点距離:40mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/200  ISO感度:100

光がサイド光よりも逆光。しかも光を見上げるような撮影ポジションだと全体的に
白っぽさがでてしまってます。
フォギーに比べれば白っぽさ少な目ではありますが。
なので、被写体と光と撮影者である自分の位置関係をちょっとずつずらしながら
めーーーーっちゃかわいく写る!撮れる!撮影ポジションを狙ってくださいね。

そうはいっても、いうこと聞かない動物相手だとなかなかな難しさはありますが
攻略いたしましょうね。(わたしも日々研究してます)

今度は屋外に行ってみました。
カワウソ君たちは水遊び中。RISAちゃんがエサのお魚のバケツをちらっとでもみてような
もんならねー。すごいのなんの。
飛び跳ねたり、キーキーいったりするから!

フィルターなし

焦点距離:25mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1250  ISO感度:100

これをブラックミストつけてキーキーいってるとこを狙って撮ったのがこちら。

あ。その前におなじ状況を「わたしのブラミ」で・・・
ぷ( ̄m ̄〃)ぷぷっ!(ブラミ)

ブラックミスト使用

焦点距離:24mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1000  ISO感度:100

「どですかー?(´・д・`)」
(私的には暑いの苦手だし、光強いしなあ)という気持ちがでてしまっているかな?

「えさくれー。頂戴ってば!」と言っている瞬間がコチラ。

ブラックミスト使用

焦点距離:43mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1250  ISO感度:100

ブラックミスト使用

焦点距離:40mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/800  ISO感度:100

広角で撮ったものをトリミングしてお顔周りの雰囲気をみてみました。
やわらかい。
輪郭しっかりでている。
ふわふわしすぎてないのがよくわかります。

もう一度お部屋に戻り、再確認しつつ
纏めてみましょう。

フィルター無し

焦点距離:70mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160  ISO感度:125

ブラックミスト使用

焦点距離:70mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160  ISO感度125

ブラックミスト使用

焦点距離:70mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/125 ISO感度:125

小さな動物を撮るのにブラックミストよく合いそうだとわかりました。
動物の命ともいえる毛並みやくりくりとした目。小さな指先やお鼻。そして表情をしっかりと
のこしつつふわっとしたやさしさを写真に加えることができますね。
ペットをかわいく撮りた~い♪というあなたの気持ちにそっとこたえることができるのが
ブラックミストだとおもいます。

撮影の際は背景の空間の広がりや透明感
光はサイド光から逆光の位置でバランスを見ながら全体の露出は明るめにして撮ると
とってもかわいく撮れるとおもいます。

ワンちゃんや猫ちゃん等、身近なペットたちもいろいろなソフトフィルターでこれから
撮っておとどけいたしますね♪
お気に入りのソフトフィルターをぜひみつけてみていただけますように。

オオヤマナホでした。
次回は角形フィルターポートレートでお届けです!

オオヤマナホの感動表現|かわいい動物をめっちゃかわいく撮るためのソフトフィルターテクニック教えます♪ はコメントを受け付けていません