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水咲奈々先生の感動表現|レンズベビー初心者さんにもオススメ「SOL 45」

Posted: 2018.09.13 Category: LENSBABY Comment: 水咲奈々先生の感動表現|レンズベビー初心者さんにもオススメ「SOL 45」 はコメントを受け付けていません

ソフトな描写、独特なボケ味の美しいLensbabyシリーズに新たに「SOL 45」が加わりました。発売は9月14日予定ともうちょっと先になりますが、ここで一足先にレビューをお送りします。

本製品は焦点距離45mmの単焦点画角、F値は固定でF3.5ですが、ボケブレード(後ほど解説)使用時は約F5になります。最短撮影距離は0.34m、最大撮影倍率は約0.16倍、そして大きな特徴としてティルト機能を搭載しているので、「コンポーザープロII」シリーズのようにピントエリアを好みの位置に移動できます。

また、レンズの前面にふたつのボケブレードが付いており、これを操作することによってボケの量やイメージをがらりと変えられるのが、何よりこのレンズに‘ハマる要素’となっています。

ボケブレードあり
D850 1/500秒 F5(相当) +1.3EV ISO200 絞り優先オート

ボケブレードは手動でレンズに被せる量や、どの方向から被せるか、ふたつのうちひとつだけを使用したりなど、自分のイメージに応じて自在に変えることができます。この写真では、レンズの大部分を覆うように上下にボケブレードを設置しました。

ボケブレードなし
D850 1/1000秒 F3.5 +1.3EV ISO200 絞り優先オート

ボケブレードをレンズにかからないようにすることで、ふんわりとしたドリーミーなボケを楽しむことができます。

ボケブレードあり
D850 1/100秒 F5(相当) +3.0EV ISO200 絞り優先オート

ボケブレードを使用すると波立つようなテクスチャーのボケが生じて、ピントの合った主役の被写体の個所がさらに引き立ちます。今回はスナップで使用しましたが、ポートレートで使用しても雰囲気のある写真が撮れるので面白そうです。

ボケブレードあり
D850 1/200秒 F5(相当) +1.3EV ISO200 絞り優先オート

ピント合わせはもちろんマニュアルですが、焦点距離が標準画角でそれほど長くなく、ピントの山も掴みやすいので、レンズベビー初心者さんにもオススメのレンズに仕上がっています。私もしばらくは手放せないレンズとなりそうです。

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光川十洋の感動表現|富士山を下山する

Posted: 2018.09.13 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|富士山を下山する はコメントを受け付けていません

富士山の登山シーズンは、5合目から頂上までは、7月上旬から9月上旬までと、短いため、混雑をします。このブログが掲載される9月12日には登山道が閉鎖し、ほとんどの山小屋は営業をしていません。よって、富士山の登山や撮影はできないと思ってしまいますが、五合目の登山口までは、バス、タクシー、マイカーで行くことができます。今回は、9月上旬に富士宮口五合目に行き、宝永第一火口を通り、宝永山頂上(2693m)へ。そこから下山を開始しますが、「大砂走り」を味わって、御殿場口新五合目に下ってきました。途中の山小屋の方が「10月10日まで営業しています」と教えてくれましたので、トイレなども含めて、登山期間を下調べをしてお出かけください。富士山の登山に関しては、装備は十分に準備し、経験者が同行するなど安全第一を心がけてください。マイカーに関しては、規制期間や規制ルートがありますので、あらかじめ下調べが必要です。

今回の撮影機材は、たくさん歩くこと、強風や雨も視野に入れて、手持ち撮影できる小さく軽くて手軽なワイドズームレンズ1本にしました。APSサイズ用の12-28mmのレンズは、35mm換算で18-42mm相当となって、超ワイドから準標準の画角が得られます。広大な富士山の景観から、植物のアップまで、多様な撮影を楽しむことができます。

1707年に噴火した宝永第一火口の底には水がたまりません。オンタデの植生がわずかに見られます。強風で雲が流れ込みます。超ワイドレンズの描写です。後で知ったのですが、この時は変形した傘雲の中にいました。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:160(APS-Cサイズカメラで撮影)

登山道の各所に「落石注意」の看板があります。ここでも砂礫が崩れかけていて、溶岩がいまにも落ち転げていきそうです。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:180 (APS-Cサイズカメラで撮影)

宝永山頂上。9月上旬で12度、指もかじかんできます。ウインドブレーカーを着ようとしても一人では着ることが難しいほどの強風、それと横からの霧雨。服のブレを表現するために1/50秒。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/14 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズカメラで撮影)

御殿場口に至る下山道「大砂走り」は、植物も生えない荒涼とした斜面。厚い雲の中は、視界が遠くまで効きません。所どころに木の柱が立っていますので、ロープで示された道を降りていきます。風化した木の質感が美しいですね。遠近感のある場面にはワイドズームは魅力的です。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:17mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズカメラで撮影)

「大砂走り」を降りていくときに、太陽光がさっと射しました。影で砂の状態がよくわかります。歩く人の登山靴は砂礫に潜るほど。急な下りは早足になるので、1/200秒なら全体がブレずに動く足だけをブラすことができます。歩く楽しさのほかに、写真でも感動表現ができます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:28mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:250 (APS-Cサイズカメラで撮影)

標高1520mの大石茶屋のコンロに焼印ゴテが熱せられています。富士登山の記念品にもなる金剛杖に、焼印を押して思い出を残す人も多くいます。富士山には、外国からの登山者も多く訪れます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:15mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1400 -1/3補正(APS-Cサイズカメラで撮影)

五合目付近まで降りてくると、フジアザミが大きな花を見せてくれます。強風に中でも、水滴がわずかにキラリと光ります。花に近づいても、APSサイズの場合、F10まで絞ると被写界深度が深くなり、背景の状況を含めて描写できます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 12-28 F4 PRO DX

焦点距離:24mm 絞り:F/10 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:2000 (APS-Cサイズカメラで撮影)​​​​​​​

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オオヤマナホの感動表現|角形ソフトフィルターポートレート③自然光の窓辺で「シャンパン」をつかってみると…!

Posted: 2018.09.13 Category: 角型フィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|角形ソフトフィルターポートレート③自然光の窓辺で「シャンパン」をつかってみると…! はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは♪オオヤマナホです!

9月も、はや第2週突入。夏と秋の顔が行ったり来たりしながらのこの季節。
さすがに気づけば蝉の声はいつしかしなくなりましたね。
うちでは8月に鈴虫を夫が籠ごと買って来たんですね。その時は(籠の中よく見てなかったんだけど(;’∀’))小さな黒い粒15だったのが、なんと!リンリンないている籠の中を覗いてみたらめっちゃおおきくなったのがうようよいるんですよ。それが、毎晩毎晩から朝から夜までリンリンいってる(うるさい)(;^ω^)  夫曰く・・・「来年これを孵化させる」とか・・・(´・д・`)
という日々を過ごしております。・・・余談でした( ̄― ̄)

さて。角形フィルター第三回目。
今回は前回のCokin角形ソフトフィルター「シャンパン」を屋内で使ってみようというものです。

「シャンパン」を振り返ってみると・・・
オレンジ色であること。
中心部に縦長のクリア部分があり、その周辺がソフトになっている。
というところが主だった特徴です。
みていきましょう。

まずはフィルターなしから。

焦点距離:50mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/125  ISO感度:200

むかって左サイドの窓は南からの自然光がさしこんでいます。
レースのカーテン越しのとてもやわらかな光です。

次はシャンパンの作例です。

モデルさんの左目から鼻にかけての辺りをフィルター中心部に置き、鎖骨から額に
くるあたりを楕円形のとがっている部分にもってきます。ピントを合わせるのは左目。
そうすることで顔の表情をはっきりさせつつ光の中に溶け込むような質感をだすことができるのです。
注意しなくてはいけないこと。忘れてはいけないことは「中心部が楕円形にクリア」だということです。特にピントをもっていきたい眼ですよね。ここがずれてしまうとせっかくの写真が
ボケた感じになり残念になってしまうというところで気をつける必要はあります。
ただ、ピントを合わせたいのは必ずしも眼とは限らないわけなので、ピントを合わせたいところを
中心部にあわせるというほうが正解でした!

焦点距離:50mm  絞り:F/2 シャッタースピード:1/640  ISO感度:800

モデルさんの笑顔のナチュラルなやわらかさをより一層やわらかな空気が周りに広がっているように感じます。注目してほしいのは被写体の背後の影。
影がふわっと寄り添うように広がる。この感じいいとおもいませんか?
柔らかく影を生かしたいですね!
オレンジの色合いに関しては、夕景ポートレートをイメージするところですが、そこは
想いも表現も自由ですから、オレンジ=シャンパン=夕景と決めつけるのはよくありませんよね。自分なりの表現の一つの選択肢として、このシャンパンの柔らか表現を持っているのはアリだなあとおもっています。
やはり屋外のような広い空間よりも「室内」「窓際」「自然光と影のバランス」この辺りが
ミソ!明暗差をうまく利用しつつ写真のソフト表現に深みを持たせて行けたらいいですよね。
この作例では窓際左サイドのカーテンの動きをみせたかったので、レタッチでハイライトをおとしています。

自然ないいスマイルをだしてくれています。この写真を見て顔はっきり写ってるけど
センターに来てないと感じた方!そうなんですよね!
これは前回もお話しをしたのですが、実はこの作例の元写真はコチラです。

焦点距離:50mm  絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/200  ISO感度:200

真ん中に顔が来ていますね。
わたしが一番写したかったのは表情。

ここにはっきりとしたピントと光をもってきたかった。

右サイドの小物はいらなかった。なくてもよいもの。

トリミング前提で引きで撮った。

トリミングで撮りたかった位置に被写体をレイアウト

という手順です。

光を読む。
とても大切だと思っています。光を読むことは影も大切にすること。
光の明暗をうまく感じながら豊かな表現活動にソフトフィルターをご活用いただけると
いいなとおもいます。

秋風をシャンパンを使ってみなさまどう表現しましょうか。
わくわくしてきますね!
鈴虫の声がお届けできないのが残念です(´・ω・`)

今回のモデルさんはMAKIさん。
スチームパンクのコスプレイヤーなんです!
いずれコスプレとソフトフィルターのコラボもお届けしたいと思っています。

ではでは。オオヤマナホでした~♪

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斎藤志津代の感動表現|スマホでコケ

Posted: 2018.09.13 Category: スマホ写真ブログ Comment: 斎藤志津代の感動表現|スマホでコケ はコメントを受け付けていません

皆様こんにちは。

スマホ撮影の鉄人の斎藤志津代です。

私はとてもコケが好きなのです。

日本には1700種ものコケが自生しており
コケは大きくわけて蘚類と苔類があります。

図鑑を見てもなかなか種類や名前がわからないのですが
日々のんびりと勉強中です。

今日は蘚類に属するホソバオキナゴケの写真です。

盆栽やテラリウムによく使われているとてもメジャーなコケです。

こちらがそのまま撮ったもの。

こちらが超接写撮ったもの。

コケ観察だとルーペを用いることが多いですが
クリップレンズを使うと簡単に拡大した世界が見られるのがほんとに便利。

ルーペをスマホにあてても撮影はできますが
ずれたりして少しコツがいります。

クリップレンズならその心配もありません。

こちらがおまけの魚眼。

そのままでもキレイなのですが少し光を足してみました。

からくりはこちら。

テラリウムの横にをLUME CUBE置いて撮影しています。

このLUME CUBEは光を10段階に調節できるため
小さく繊細なコケの撮影にとても便利です。

さらにコケが生育している場所は薄暗いところが
比較的多いため照明として使うと遅いシャッタースピードが防げます。

先日、立山・室堂平の洞窟の奥にあるヒカリゴケを見に行ったのですが
その時は一番明るくすることで洞窟奥のコケの撮影に役立ちました。

小型なので山歩きにも荷物になりません。

またフィールドで撮影したらご紹介していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。​​​​​​​

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