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馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る東北への旅、その1。

Posted: 2018.08.22 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る東北への旅、その1。 はコメントを受け付けていません

◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:400

 

8月の頭に開催されるねぶた/ねぷた祭りに合わせて、家族で妻の実家のある青森県に行く計画を以前から立ててた今年の夏。巷が一斉に休みを取るお盆の1週間前ということもあって、なかなか私の休みを合わせることができず、しばらくねぶた祭りから遠ざかっていたこともあって、久々にねぶたの写真が撮れるぞ!(それもFiRINで!)と、ずいぶん前から心待ちにしていた。…にも関わらず、結局仕事が入ってしまい、どうしても東京にいないといけなくなってしまった。今回は車で盛岡まで家族を送り、新幹線で帰ってきた夏の1日の出来事をお届けします。


◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:100


◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100

東京から盛岡に向かう途中で立ち寄ったサービスエリアで見かけた自然。2枚目の蜘蛛の巣に捕まってしまったトンボの姿には娘も驚いていた。


◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/10 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:320

東北道で盛岡まで約7時間の移動後、青森の実家まで妻に子どもたちを託し、盛岡駅で別れた。この日の盛岡は雨だった。


◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100

盛岡駅のバスロータリーにあった柱のオブジェを下からあおって撮ってみた。南部鉄器をイメージしたと思われるドット柄の表面に小さな鳥が飾られていた。


◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1000

帰りの東京駅までの新幹線まで少し時間があったので、せっかくだからと盛岡駅の中にあるものを撮ることにしてみた。まずはチャグチャグ馬コの大きな人形。


◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:500


◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:640

盛岡の夏祭り、さんさ踊りを表現した人形たちをアクリルケースにFiRINのフードをくっつけて撮影。和紙で作られたものらしいが、これだけの数があると壮観。あ、今年もねぶた見られなかったな、という現実を思い出しつつ。


◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:3200

盛岡駅のドアに描かれたイラスト。ここにもさんさ踊りが。


◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1250

盛岡の伝統工芸、南部鉄瓶の巨大なオブジェ。表面のトゲのインパクトある姿をいかに伝えられるか?と何枚もアングルを変えて切ったうちの一枚。表面の質感もうまく収めることができた気が。


◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200

この日は8/5の日曜日、盛岡駅は東北地方から東京方面に戻る人と、これからねぶたを見に行くでごった返していた。いよいよ東京に戻る時間が来た。結局、盛岡滞在時間は1時間ほど。

◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100

そして、いつもの中野に戻る。盛岡に比べると中野は相変わらず暑かった。

全く観光らしいこともできずに、車で家族を盛岡駅まで送り、新幹線で東京に戻る、という全く予想していなかった変則的な日帰りの旅。今年もねぶた/ねぷたが撮れなかったなぁ、とがっかりしたものの、たまたま訪れた盛岡駅をじっくり見ることができた今回もそれはそれで思い出の一つにはなりそう、かなと。翌週のお盆休みに改めて青森に向かったので、次回も引き続き東北の旅の続きをお届けします。もう少し夏らしい写真がお見せできるはず(!)。

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齋藤千歳の感動表現|AFなし、絞り連動なし、絞りリングありのフルマニュアルのサムヤンレンズなら意図してNikon Fマウント用を選択するのもおもしろい

Posted: 2018.08.22 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|AFなし、絞り連動なし、絞りリングありのフルマニュアルのサムヤンレンズなら意図してNikon Fマウント用を選択するのもおもしろい はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!

相も変わらず、北海道千歳市を拠点に、ケンコー・トキナー写真ブログ(https://blogs.kenko-tokina.co.jp/)や、電子書籍「ぼろフォト解決&Foton電子写真集シリーズ」(https://www.facebook.com/Foton.uncool/)、さらには、Boro-Photoブログ(http://boro-photo.com/)などにさまざまな記事を制作している齋藤千歳です。

今年の北海道は、なんと8月に初雪を観測するという不思議な天気が続いています。

北海道だけでなく、日本全国、いや世界的に思いもよらない天候の変化があちこちで起きているのではないでしょうか。

天気が安定しないのは撮影の日程が立てづらく、フォトグラファーにとっても困った問題です。

そんななか、今回はサムヤンレンズを購入するときの対応マウントについて、SAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE IIとSAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIを例に考えてみたいと思います。

使用レンズ:SAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE II

◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100 +2/3補正 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

APS-C機装着時に12mm相当となる開放F2.8の明るさが魅力のSAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE II。解像力の高さも魅力です。

サムヤンレンズを購入するときのマウントといっても、「自分が使いたいカメラのマウントに合わせて購入するしかないじゃない!」という方も多いでしょう。

レンズの交換式カメラの基本の基本になりますが、フォーサーズなどの共同規格でない限り、カメラにレンズを装着するマウントは各メーカーごとに形や大きさなどが異なり、C社のレンズをN社のカメラ本体で使うといったことは基本的にできません。

そのため、サムヤンレンズを購入するときにも、自分が使っているカメラのマウント規格に合ったものを購入するのが基本です。

しかし、複数のメーカーのカメラ本体を所有している方なら、せっかく購入したレンズを異なるマウントのボディで使用してみたいと考えたことはないでしょうか。

異なるマウントのレンズを使用可能にしてくれるのが、マウントアダプターです。

レンズとカメラの間にマウントアダプターを装着することで、マウントの異なるレンズとカメラの組み合わせで撮影を可能にしてくれます。

使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II

◎焦点距離:35mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

SAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE IIに比べると開放F値がわずかに暗いですが、同じようにAPS-C機で12mm相当で撮影が可能です。

マウントアダプターがあれば、異なるマウントのレンズとカメラでも撮影ができるなら、これからは好きなレンズを購入して、好きなボディに着ければいいと考えるでしょう。

しかし、マウントアダプターには制限が多いのです。

マウントアダプターによる制限を克服しようとする製品も発売されていますが、今度はマウントアダプター自体にレンズが必要になり、結果として価格がネックになってしまうなど、すべてを自由にしてくれる製品はないのが現状です。

マウントアダプターによる基本的な制限

●装着したいカメラのフランジバックよりも、フランジバックが短く設計されたレンズは使えない

●電子接点に対応した特殊なマウントアダプター以外ではレンズに絞りリングのないレンズは使えない

●電子接点に対応した特殊なマウントアダプター以外ではAFは使えない

最近、AF対応レンズが増えているサムヤンですが、基本はSAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE IIやSAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIのようにレンズに絞りリングが搭載され、マニュアルフォーカスのレンズが基本です。

すなわちサムヤンのマニュアルフォーカスレンズならマウントアダプターで使う際に問題点はフランジバッグだけということが多くなります。

使用レンズ:SAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE II

◎焦点距離:12mm相当 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100 +2/3補正 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

人間の目の限界を越えた広範囲を1枚の写真の収めることのできるフィッシュアイレンズ。1本あるとなにかと重宝します。

フランジバックとはなんでしょう。

レンズをカメラに装着する際のマウント面から撮像面(撮像素子やフィルム)までの距離をフランジバックといいます。

フランジバックは規格ごとの統一されており、一眼レフのキヤノンのEFマウントが44mm、ニコンのFマウントは46.5mm、ミラーレスではソニーのEマウントが18mm、マイクロフォーサーズ規格が20mmなどとなっています。

マニュアルフォーカスで絞りリングの搭載されたレンズで、マウントアダプターでマウントの形を変更しても、フランジバックの長さを合わせないと撮影ができません。

単純化していうとマイクロフォーサーズ規格(フランジバック20mm)のカメラ本体にEFマウント(フランジバック44mm)のレンズを着けるには、24mmの厚さのマウントアダプターを使ってマウント変換し、レンズを装着するとフランジバックの問題は解決するのです。

絞りのコントロールやAFといった問題を除くと、フランジバックの長いレンズをフランジバックの短いカメラにマウントアダプターで取り付けることは可能ということです。

逆にフランジバックの短いレンズを、フランジバックの長いカメラに取り付けるには、マイクロフォーサーズ規格(フランジバック20mm)のレンズをEFマウント(フランジバック44mm)のEOS本体に取り付けるにはマイナス24mmの厚さのマウントアダプターが必要になり、フランジバックをそろえることは基本的にできません。

光学的にフランジバックをマイナスするのと同じような効果を生む、レンズの入ったマウントアダプターが存在する組み合わせもあります。

ただし、レンズが必要になるため高価になり、光学性能が低下することが多いので、あまり現実的な選択とはいえないでしょう。

使用レンズ:SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS II

◎焦点距離:35mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/1,250秒 ISO感度:100 (APS-Cサイズのカメラで撮影)

強力なデフォルメ効果などが楽しめるので、自身のレンズラインアップのなかにぜひ1本を用意したいのがフィッシュアイレンズです。

極端にいうなら、マニュアルフォーカスで絞りリングが搭載された一眼レフ用レンズは、ミラーレス一眼でも、マウントアダプターを使えば、基本的に使えるということです。

逆にミラーレス一眼用のレンズは、フランジバックの問題があるので、基本的に一眼レフでは使えません。

ミラーレス一眼用のSAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE IIは、Canon M(フランジバック:18mm)、FUJJIFILM X(同:17.7mm)、Sony E(同:18mm)マウントのそれぞれに対応したものが用意されています。

3種類のうちの1本を購入してマウントアダプターで変換して使うにはミラーレス一眼同士のフランジバックが近似しすぎており困難です。

なお、マウントアダプターを使用してもミラーレス一眼用のレンズを、一眼レフでは基本的に使用できません。

一方、SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIはNikon F(フランジバック:46.5mm)、Canon EF(同:44mm)、PENTAX K(同:45.5mm)、Sony A(同:44.5mm)マウント用がそれぞれ用意されています。

もっともフランジバックの長いNikon Fマウント用のSAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIを購入するとPENTAX Kマウントのカメラに装着するには補正レンズ入りのマウントアダプターを購入する必要がありますが、それ以外のほとんどの現行マウントで補正レンズなしのマウントアダプターを使って使うことができます。

そのためSAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIのニコン用1本とマウントアダプターでAPS-Cサイズ以下の手持ちのカメラすべてでフィッシュアイによる撮影を可能にするといった使い方もできるのです。

2本は同じAPS-C向けの8mmのフィッシュアイレンズですが、ミラーレス一眼向けのSAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE IIのほうが開放F値が明るく、実勢価格が安いという点に目を奪われます。

しかし、SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIのニコン用を選べば、マウントアダプターでさまざまなカメラで活用できるというメリットがあります。

サムヤンのマニュアルフォーカスレンズで、電子接点なし、絞りリングありのレンズならわざとNikon Fマウント用を選んで、さまざまなカメラボディで活用するという選択肢があることを覚えておくことをおすすめします。

フィッシュアイレンズは、1本をさまざまなボディで使い回せるメリットが大きいので、一眼レフとミラーレスを併用している方はもちろん、ミラーレス一眼だけという方も、SAMYANG 8mm F2.8 UMC FISH-EYE IIだけでなく、SAMYANG 8mm F3.5 UMC FISH-EYE CS IIを検討してみることをおすすめします。

サムヤンレンズの一部のように、マニュアルフォーカスで絞りリング搭載、電子接点なしというシンプルな構造のレンズはマウントアダプターで使う際には、とても有利といえるわけです。​​​​​​​

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伊藤宏美の感動表現|野辺山SLランドの夏休み

Posted: 2018.08.22 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|野辺山SLランドの夏休み はコメントを受け付けていません

野辺山のSLランドに AT-X 12-28 PRO DX を持って遊びに行ってきました。

野辺山SLランドは、野辺山駅近くにある、蒸気機関車の走る小さな遊園地です。

園内では、敷地内を30分ごとに蒸気機関車が走ってくれます。

大人気で、乗るのには列ができます。

この日、園内のお兄さんが

「昨日から、”さよなら運転”のヘッドマークをつけたんだよ」

と教えてくれました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:24mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100

このSLは台湾のサトウキビ畑を走っていたそうです。

さとうきび畑が閉園してからSLは、お直しされて、台湾から野辺山SLランドにやって来ました。

そんなわけで、台湾のマークがキラリ☆

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:200

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:22mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:200

園内には、可愛い駅名表示板がある駅があります。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:22mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:200

時間になると、係りのお兄さんがやってきて、順番に切符をハサミで切ってくれます。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:19mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:200

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:200

切符を切っていたお兄さんは、今度は機関士さんになるために乗車します。

私も、1度はやってみたいなあと眺めていると、もう出発です。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:200

小さい園内ですが、絵本のような可愛い景色です。

コスモスも咲き始めていて(8月初旬)SLはコスモスの中を進んで行きます。

きっと今頃は満開です。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:200

SLが園内をゆっくり進む間に、私はカメラを持って走って追いかけます。

最後は駅で待ち構えます。

小さな駅ですが、大人気で人もたくさんでした。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:18mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200

そして次は、もちろん私も乗車です。

少し前から並んで、1番前に座わり、今度は、外に向かって手を振りました。

⑩F8  1/160  ISO100  12mm

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:23mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200

ここの園内には他にも、1/20スケールのスイスレーティッシュ鉄道も走っています。

「これに乗って、タイミングを合わせて出発すれば、途中でSLに出会う事ができるんじゃない?」

ということで、SLが出発してから、レーティッシュ鉄道も出発進行!!!

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:13mm 絞り:F/16 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100

無事に良い場所でSLとすれ違えるタイミングだったので、

嬉しくてはしゃぎすぎていると、あっという間にSLにおいていかれました。

そして、またSLが走るところを追いかける事をくりかえしていると閉園時間になってしまい、

最後まで見送りました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/16 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100

園内には、ゴーカートなどもあり、乗ってみたかったのですが、SLを追いかけるのに忙しくて、

まったく乗る時間がありませんでした。

走る姿を見て、乗車するのはもちろん、スイスレーティッシュ鉄道に乗ってSLとすれ違う体験は、まず体験できない楽しさでした。

閉園後は小淵沢の大カーブに寄り道もして、贅沢な旅です。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:4000

​​​​​​​

このSLランドは、8月31日で閉園してしまうのは残念ですが、

とても楽しい夏休みで、大切な大切な思い出が増えました。

今回は、AT-X 12-28 PRO DX 1本で出かけたのですが、レンズ1本でスナップ撮影を楽しむには、最適のレンズです。

ズーム比が高いのに、絞りが変わらないので、ズームを変えながらもフレーミングに集中できます。

また、軽量コンパクトなので、1日中持ち歩く時にはとても便利です。

それでいて、画面の端までシャープな描写力は本格的な作品作りが楽しめます。

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國政寛の感動表現|夏の日陰で涼みながらフォトジェニックな蜘蛛の巣を撮ろう!

Posted: 2018.08.22 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|夏の日陰で涼みながらフォトジェニックな蜘蛛の巣を撮ろう! はコメントを受け付けていません

『きらめく心』

~降り注ぐきらめきに
 願いをこめて~

お盆を過ぎてもまだまだ暑い日が続きますね。
ひまわりの季節も過ぎてしまい、撮る花が少なくなって困る季節です。
撮影に出かけても、あまりの暑さについつい日陰を探してしまいます。

木陰に入ってほっと一息。そんなとき、ちょっと上を見上げてみてください。
木と木の間に張られた蜘蛛の巣を見つけることがないでしょうか。
この夏の時期、実は蜘蛛の巣がとってもフォトジェニックな被写体になってくれるんです!

虹色の光が空から降り注ぐようなイメージで。

日陰から太陽の方を向いて逆光で蜘蛛の巣を観察すると、虹色にキラキラ輝く糸が見つかることがあります。
この輝く糸をマクロレンズを通して撮影することで、虹色の大きなボケとなって幻想的で不思議な表現になるんです。

蜘蛛の巣を斜めの角度からとらえ、奥の糸にピントをあわせることで手前の糸を大きくボカしています。
周囲の葉もボケとして取り入れて、彩りを加えました。

蜘蛛の糸を大きくボカすためには、絞り(F値)を開放に設定します。
そして背景は空などの明るい場所を避けて暗い場所を選び、さらに露出補正をマイナスにして背景を暗く落としてください。
虹色のきらめきがより強調されます。

マイナスの露出補正で糸の輝きを強調しています。
蜘蛛の巣の中心に蜘蛛の姿を入れ、小さな宇宙の支配者というイメージで撮りました。

後はファインダーを覗きながら、いろいろ角度や向き、ピント位置などを変えながら撮影しましょう。
ピントを合わせた位置から近い糸はあまりボケず、遠くの糸ほど大きくボケて面白い効果が得られます。

風に揺られてブレているように見えますが、ブレではありません。
絞り開放の効果でピント位置より手前が大きくボケているものです。

木漏れ日の光を取り入れてみました。
さらにピントをあえて外すことでゆらめくような面白いボケ味になりました。

​​​​​​​

このように、撮影する角度やピント位置をいろいろ変えることでさまざまな表情を見せてくれますよ。

ぜひ皆さんも日陰で涼みながら、不思議な世界を撮影してみませんか。

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光川十洋の感動表現|「蓮の葉シャワーの表情」

Posted: 2018.08.22 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|「蓮の葉シャワーの表情」 はコメントを受け付けていません

 横浜市三渓園が考案した「蓮の葉シャワー」が人気です。早朝観蓮会の期間で休日に係の方々が丁寧なご対応と説明をしてくださいます。4年前から「蓮の葉シャワー」を始めたところ、ほかの植物園や蓮関連施設でも行われるようになりました。レンコンに穴が開いていて、茎や葉脈に空洞がつながっています。葉脈の先は細くなって、閉じていますが「Y」の部分で葉の周りを切り落とすと、葉脈の断面が見えます。茎から水道水を送り込むと、葉の周りから、水がシャワーのように放射状に飛び散ります。古くは中国で、蓮の葉に注がれたお酒を茎から飲む遊びがあるということです。日本では現在も「象鼻杯」と言われて、ジュース、お茶、お酒などを飲む行事が行われていますが、どちらも蓮の茎の特徴を利用した遊びですね。

「蓮の葉シャワー」に近づくことができることや、背景の情景を広く入れたい理由で、ワイドズームレンズは情景描写にうってつけです。また、小さなものに近づいて撮る場合にも、最短撮影距離0.28mは、長辺約20cmまでアップにできるので、被写体の幅を広げてくれます。

なお、今回の作例に登場したお子様は、保護者の了解をいただいております。

「蓮の葉シャワー」という言葉を初めて知る人も多いでしょう。そしてその状態を真正面からわかりやすく撮影してみました。蓮の葉脈がわかると思います。日が当たるところは黒くなり、影の部分は明るく見えます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 11-20 F2.8 PRO DX

焦点距離:20mm 絞り:F/18 シャッタースピード:1/13秒 ISO感度:250(APS-Cサイズカメラで撮影)

暑い日に赤ちゃんが気持ちよさそうに水にさわっておりました。水の出る量や速さによって、シャワーの水の表情もいろいろです。ワイドレンズ特有の周辺の歪みは、20mmを使うことによって、顔が変形するということもありません。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 11-20 F2.8 PRO DX

焦点距離:20mm 絞り:F/18 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:280-2/3補(APS-Cサイズカメラで撮影)

兄妹が楽しそうに蓮の葉に水をためて遊んでおります。手持ち撮影でアングルなどを絶えず変えながら、1/20秒で撮ると、シャワーの流れの量が多く表現できます。ワイドレンズなので、背景の蓮池や小山の林などの状況がよくわかります。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 11-20 F2.8 PRO DX

焦点距離:13mm 絞り:F/20 シャッタースピード:1/20秒 ISO感度:100 -2/3補(APS-Cサイズカメラで撮影)

シャワーの水が玉すだれのようになるように、速いシャッタースピードで撮りました。水滴に明るい部分と暗い部分が映り込むアングルを探し、水滴の表情を心がけました。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 11-20 F2.8 PRO DX

焦点距離:15mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:220 (APS-Cサイズカメラで撮影)

三渓園の係りの人が小さな蓮の葉をカッティングし、「シャボン玉遊び」を来場者に勧めておりました。静かに吹くと泡がつながってきて、茄子のような形に見えます。柔らかい太陽光が降り注ぐと、透けたブドウのような形に見え、虹色がとても美しく映えます。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 11-20 F2.8 PRO DX

焦点距離:20mm 絞り:F/18 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:280 -2/3補正

(APS-Cサイズカメラで撮影)

 

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酒井宏和の感動表現|第37回目は、cokin a345という昔からある変わったフィルターです。あんまり認知されていないフィルターかも?

Posted: 2018.08.22 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第37回目は、cokin a345という昔からある変わったフィルターです。あんまり認知されていないフィルターかも? はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。

第37回目は、cokin a345という昔からある変わったフィルターです。あんまり認知されていないフィルターかも?

こんな感じのフィルターです。

2枚セットで、黒い丸と、穴のフィルターです。

まずは、黒い丸で周りが透明のフィルターを装着して撮影。

ひまわりの真ん中に黒い部分が来るように撮影しました。

今度は、穴の空いたフィルターで、覗き込む感じで、猫の顔をさ撮影♪

多重露出(1枚の写真で2回撮影する)方法で撮影するとこんな感じに、らいおんの出来上がり!!

最近のカメラは、多重露出がついているもの、中には撮影データを選んでカメラの中で多重できるものもあります。

また、撮影後にフォトショップ等で加工する場合は、レイヤーで重ねて、比較明合成を行えば完成します。

F2.8

F8.0

黒い丸で周りが透明のフィルターを装着して撮影する場合、絞りの数値を変えると黒い部分の大きさが変化します。

また、ズームレンズの場合はズームすると当然丸の大きさが変化します。

同じ絞り、同じ焦点距離、で撮影した方が、合成はしやすいです。

イメージ的には、子供の夏の工作的な感じですね・・・。結構頭を使います。​​​​​​​

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オオヤマナホの感動表現|ソフトフィルターポートレート★ペットをフォギーで撮ってみる!

Posted: 2018.08.22 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|ソフトフィルターポートレート★ペットをフォギーで撮ってみる! はコメントを受け付けていません

みなさんこんにちは。オオヤマナホです!

夜になるとコオロギが鳴き出しましたがまだまだ東京地方は

セミ優勢ですね。窓の外でアブラゼミうるさああああい(-_-メ)

・・・・。

・・・・。

今日は6月のフォトネクストでわたしの登壇に遊びに来てくれた

モデルさんのリサちゃんのお仕事場に遊びに行ってきたときのレポートです♪

場所は表参道にある「カワウソカフェ®HARRY 原宿テラス店」です。

カワウソってね。キュンキュンなくの。( ̄▽ ̄)

でね。ハリネズミったらかわいいったらありゃしない。

見てみましょう!!!

今回はめ――――っちゃかわいく撮るぞ。そんな風に思いながら撮りました。

まずは、フィルター無しから。

①   

焦点距離:63mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/125 ISO感度:160

この子はハリネズミじゃなくてリチャードソンジリスというジリスの仲間だとか。

②  もう一枚フィルター無し

焦点距離:60mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160 ISO感度:200

①  ~③までガラス越しの撮影です。

手でお客さんがくれたごはんを持って食べていましたよ。

結構激しく動く動く。

ソフトフィルター画像をみてみましょう。

③   

焦点距離:58mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160 ISO感度:200

わかりますか?

今回はフォギーAの登場です!

細かな毛並みもわかるのはフォギーならでは。

やわらかな表情に仕上がります。

次はハリネズミ君の登場です。

フォギーAの画像からみてみましょう。

④   

焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160 ISO感度:200

フォギーおすすめの設定「逆光+露出補正プラス」で

撮りました。とげとげの針も痛くなさそうに見えませんか?

自分で撮りながら「きゃーーー!めっちゃかわいい!!」って

叫んじゃいました(笑)

もう一枚フォギーのハリネズミ君みてみましょう。

⑤   

焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160 ISO感度:200

かわいい~~(*´ε`*)チュッチュ

(自画自賛っていうか、ほんとかわいいから(笑)

こうなると、フィルターなしのハリネズミみたくなりますよね。

いきますね~♪

⑥   

焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160 ISO感度:200

どうでしょうか。ちなみに今回の画像

「どっちがかわいい?」と家族に聞いてみたところ、

みんな、フォギーAのハリネズミくんのほうがかわいいとの

声が高かったです。(無理やりでも脅してもいないです( ̄m ̄〃)

ペット撮影・動物撮影にソフトフィルターいいですね!

いろいろ試してご紹介したいとおもいます。

この続きは・・・次回(第4週)にブラックミストの動物表現みてみたいとおもいます。

同じハリネズミくんでもどう変わってくるのか・・・

フォギーの白ミストとブラックミストの黒ミスト。

その違いをお楽しみに!

来週は角形フィルターのソフト表現です。

前回の使い方★に続いて・・・

具体的なソフト効果をみていきましょう。

ではでは。オオヤマナホでした!

オオヤマナホの感動表現|ソフトフィルターポートレート★ペットをフォギーで撮ってみる! はコメントを受け付けていません