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伊藤宏美の感動表現|釧網本線の旅~3~ くいしんぼう編

Posted: 2019.02.20 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|釧網本線の旅~3~ くいしんぼう編 はコメントを受け付けていません

釧網本線の知床斜里を過ぎて海側に行くと、

駅舎内においしい喫茶店やレストランがある駅がいくつかあります。

つい、列車の待ち時間に寄りたくなるのです。

今回は、くいしんぼうの旅。3日間の間にうろうろしてきました。

まずは、藻琴駅。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:18mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100

釧網本線が開通した大正13年にできた木造駅舎の藻琴駅。

駅舎の中も良い雰囲気です。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100

このレンズは歪みの少ないレンズなので、柱や格子の影も美しく、絶妙なコントラストバランスなので、

露出差の大きい窓の外も内も破綻せずに画を残す事ができました。

また、お日様の写りこんだ窓ガラスの写りこみも、抜群の解像力で表現する事ができました。

藻琴駅では、駅舎の中に喫茶店があります。

私は、数あるメニューの中から、迷った末、いろいろと種類が入ってそうな「トロッコランチ」を

いただきました。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:400

お子様ランチのようなこのメニューに嬉しくなるのですが、

ちょっと足りないのでラーメンも頼んでみました。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:400

お麩とわかめ入りのあっさりラーメンで、どちらも美味しかったです。

鉄道グッズもたくさんあって、博物館のような喫茶店なのです。

北浜駅もまた、渋い駅舎です。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:19mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100

ここも、駅舎の中にレストランがあって、内装はまるで列車に乗っているような雰囲気に作られています。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100

今回は、ハンバーグを注文

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1600

しめのラーメン。

今度はカニが乗ったあっさり味です。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1600

このレンズは、望遠側にした時に、少し広めの標準レンズといった感じで、テーブルフォトにも使いやすく、

単焦点に匹敵する描写力は湯気までおいしそうに表現できます。

止別駅にもラーメン屋さんが入っています。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:1250

こちらもあっさりラーメンの「ツウラーメン」が大好きなのですが、

こちらはお腹が空きすぎて、

うっかり写真を撮る前に食べてしまいました。

余談ですが、

私は中斜里駅が好きでよく立寄ります。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:16mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100

こちらは、喫茶店などはないのですが、、、

甘い香りがする駅なのです。

風向きによって、南斜里にいても香りがしてきます。

中斜里の駅を降りると、製糖工場の煙突が見えるのですが、

はじめは何の工場か知らなかったので、

「中斜里の駅は、降りると、チョコレート工場のにおいがする駅」

と思っていました。

でも、これはチョコレートではなく、ビート工場のにおいのようです。

でも、この香りを、すんすん嗅ぐと、「中斜里の匂いだ~中斜里に来たな~」と感じて嬉しくなります。

今回は贅沢に、いろいろ食べてみましたが、時間が無い時は、

コンビニのベーコンおかかお結びと、あめせんべいがお決まりです。

工場の見える駅のホームから、駅名板を入れて撮影しましたが、駅名板を左端に置いても、

画質の低下もなく、驚くほどくっきりシャープに描写されています。

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斎藤志津代の感動表現|スマホで銀世界 接写編

Posted: 2019.02.20 Category: スマホ写真ブログ Comment: 斎藤志津代の感動表現|スマホで銀世界 接写編 はコメントを受け付けていません

皆様こんにちは。

スマホ撮影の鉄人の斎藤志津代です。

前回でもお届けした雪の北八ヶ岳の続きです。

接写レンズで冬のコケ写真もたくさん撮ってきたので
今回は接写をたくさんご紹介しますね!

入口はこんな感じです。
コケの森、雪バージョンです。

ここからは接写のクリップレンズで撮影した写真を
ご紹介いたしますね。

冬支度をして少し縮んでいるものもありますが
雪の下や中でもコケはひっそりとたたずんでいます。

ちなみに撮影している私はこんな感じです・・・。

(一緒に行った知人が撮ってくれました)

私の機種もそうですが防水のスマホだとより安心です。

コケって小さい上地面すれすれだったり
木に這っていたりと観察したり写真を撮るのに
這いつくばったりキツイ姿勢になることが多いのですが
スマホならそこまでしなくてもOK!

さらにスマホの画面を確認しながら
撮影することが出来ますので失敗も少ないです。
撮る前から液晶で確認できるのは安心です。

さらに撮影した後にピンチアウトして拡大して
ピントや細部の確認もできるのでほんとに便利です。

顕微鏡モードなどあるカメラもありますが
通常のマクロレンズを使用しての撮影でもここまで
拡大して撮影することは難しいですよね。

雪だとカメラを持っていくのが億劫になりがちですが
スマホとクリップレンズならふだんカメラを使うことが少ない方でも
いつでも気軽に撮影が楽しめますね。

クリップレンズを持ってぜひ冬の山での撮影をお楽しみください♪

最後までお読みいただきありがとうございました。

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酒井宏和の感動表現|第47回目は、ハーフNDフィルターと、HDRと、画像処理(レタッチ)のお話です。

Posted: 2019.02.20 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第47回目は、ハーフNDフィルターと、HDRと、画像処理(レタッチ)のお話です。 はコメントを受け付けていません

皆さま、こんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。

第47回目は、ハーフNDフィルターと、HDRと、画像処理(レタッチ)のお話です。

今回はフィルターの効果だけではなく、HDRや、画像処理(レタッチ)に触れてみようと思います。

まず、ハーフNDフィルターの基本的効能からご説明します。

1番上の写真は、フィルター無しで撮影しました。

デジタル写真は、0~255(白~黒)の階調によって写真を表現しています。

2枚目の写真の赤い部分は、白トビ、と言って、階調が0の部分を表示させたものです。

撮影後に写真の明るさ等を整える、レタッチ作業を行います。

レタッチの時に、0の部分を暗くすると、赤く表示されているところすべてが同じ色に補正されてしまいます。

立体感がなく、のっぺりとした画像になってしまいます。

3枚目の写真は、ハーフNDフィルターを上面に使っています。

ほんの僅かですが、空にグラデーションが出て、立体感が出て来ます。

上記の写真は、フィルター無しでそのまま撮影しました。

わらぶき屋根の建物が暗くなってしまって、いまいちディティールが解りません。

最近のカメラには、HDRという機能が付いているものが多いです。

明るい、普通、暗いの3枚の写真をカメラの中で自動合成してくれます。

ぱっと見は、すごき綺麗に仕上がりました。空の色もわらぶき屋根の建物もしっかりと表現されいます。

HDRで撮影した写真の左側をアップで切り抜いています。

HDRの欠点は、3枚の写真を合成する関係上、動いている被写体は3重になりブレてしまいます。

風の強い日、滝の水の流れ等でもブレの問題が出て来ます。

また、HDRは、色の範囲の広いRAWデータで撮影出来なくなるカメラもあります。

こちらの写真は、上下にハーフNDを使用して、1枚撮影したRAWデータを画像補正したものです。

白トビ、黒潰れなく、情報量の広いRAWデータで撮影したものを必要最低限のレタッチで仕上げています。

フィルターやレタッチ等、手間はかかりますが、手をかけた分、良い写真が出来上がります。

皆様も、1枚1枚の写真を丁寧に仕上げて行ってみませんか?

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オオヤマナホの感動表現|ブラックミスト大研究「シャドウを上下させてみたら?」

Posted: 2019.02.20 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|ブラックミスト大研究「シャドウを上下させてみたら?」 はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは。オオヤマナホです♪

いよいよ迫って参りましたCP+ですね。2月28日から3月3日までの四日間。
パシフィコ横浜ケンコートキナ-「ソフト・クロスフィルターブース」にて皆様のお越しを
楽しみにしております。

今回は前回結城志保さんといく湘南の海で
冬の光と風を感じるシリーズ第2回目ということで←(勝手にシリーズ化(;´・ω・)
ブラックミスト大研究です。

ほら、前回。
露出とハイライトとシャドウを後から調整して顔の影をあげてみる・・・というのをやってみたじゃないですか。
逆光ポートレートでやりがちな顔が暗くなるというヤツです。
あるある(((uдu*)(・・・え?ないない?(;’∀’)

前回はデュートの透明感表現をみていきましたが、今回のブラックミストではシャドウの調整が画像にどう影響を与えるのかをみてみます。

まずはフィルター無しの画像からです。
左上⇒右上⇒左下⇒右下
という順序にシャドウをあげていっています。

フィルターなしシャドウ調整比較

シャドウを上げていくことで被写体の顔回りを中心としてわかりやすくあかるくなりましたね。
冬の海の透明感も感じられます。

ではこれがブラックミストの場合だとどうなのでしょう

ブラックミストシャドウ調整比較

どうでしょう。(`・∀・´)

この二つの比較を一枚にまとめてみましょう。

 

①  左上の画像の比較から・・・
ブラックミストは「黒つぶれしない」「シャドウをもちあげる」そんな風にこれまでも表現してきましたが
そこがよくわかるかなとおもいます。

②  シャドウを徐々にあげていくにつれて、フィルター無しは顔が明るくわかりやすくなるのに比べて
ブラックミストは被写体の前面が一体化(一面化?)されていて、全体的に明るさを増す。
フォギーが白い霧をまぶしたかのような画像効果があるのとおなじように、黒っぽい霧を重ねた印象になるなということです。
逆光ポートレートの作例としてはコチラ(SOFTFILTER39にリンクしてください)もご参考になさってみてください。

今回は自然光のみでの逆光+海のポートレートでしたが
銀レフで顔にひかりあてたらどうよ?
ストロボつかったらどうなのよ?
等など検証事項はまだまだありそうです。

せっかくブラックミストの質感を生かすのならば、あとからレタッチ関係で手を加えていくよりも
ナチュラルに捉えた「ブラックミストの世界」を高めるために撮影現場で完成形に持っていく努力を重ねていきたいなあと私自身は感じています。

以前書いたブログでは室内窓辺のブラックミストの質感確認ができますので
合わせてみてみてくださいね。レンズに入る光量と入射角度の関係でブラックミストは二通りの表現に進んでいるように思います。
またそのあたりは改めて。

今回の画像を一枚ずつご確認を。
撮影設定は焦点距離:85mm  絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/3200  ISO感度:100です
(レタッチソフトでハイライトを下げて、露出も微調整をしたうえで、シャドウ効果を変えていっています。)

①  フィルター無し 左上

②  フィルター無し 右上

③  フィルター無し 左下

④  フィルター無し 右下

⑤  ブラックミスト 左上

⑥  ブラックミスト 右上

⑦  ブラックミスト 左下

⑧  ブラックミスト 右下

​​​​​​​

フィルター一枚でこんなに世界が変わるんですね。
カメラの眼はあなたの心の眼。
心の眼で感じ撮ったあなたの世界がより一層、感動と輝きに満ちていきますように。

オオヤマナホでした~♪

パシフィコ横浜でおまちしてますね~!

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