オオヤマナホの感動表現|ブラックミスト大研究「シャドウを上下させてみたら?」
みなさまこんにちは。オオヤマナホです♪
いよいよ迫って参りましたCP+ですね。2月28日から3月3日までの四日間。
パシフィコ横浜ケンコートキナ-「ソフト・クロスフィルターブース」にて皆様のお越しを
楽しみにしております。
今回は前回の結城志保さんといく湘南の海で
冬の光と風を感じるシリーズ第2回目ということで←(勝手にシリーズ化(;´・ω・)
ブラックミスト大研究です。
ほら、前回。
露出とハイライトとシャドウを後から調整して顔の影をあげてみる・・・というのをやってみたじゃないですか。
逆光ポートレートでやりがちな顔が暗くなるというヤツです。
あるある(((uдu*)(・・・え?ないない?(;’∀’)
前回はデュートの透明感表現をみていきましたが、今回のブラックミストではシャドウの調整が画像にどう影響を与えるのかをみてみます。
まずはフィルター無しの画像からです。
左上⇒右上⇒左下⇒右下
という順序にシャドウをあげていっています。
フィルターなしシャドウ調整比較
シャドウを上げていくことで被写体の顔回りを中心としてわかりやすくあかるくなりましたね。
冬の海の透明感も感じられます。
ではこれがブラックミストの場合だとどうなのでしょう
ブラックミストシャドウ調整比較
どうでしょう。(`・∀・´)
この二つの比較を一枚にまとめてみましょう。
① 左上の画像の比較から・・・
ブラックミストは「黒つぶれしない」「シャドウをもちあげる」そんな風にこれまでも表現してきましたが
そこがよくわかるかなとおもいます。
② シャドウを徐々にあげていくにつれて、フィルター無しは顔が明るくわかりやすくなるのに比べて
ブラックミストは被写体の前面が一体化(一面化?)されていて、全体的に明るさを増す。
フォギーが白い霧をまぶしたかのような画像効果があるのとおなじように、黒っぽい霧を重ねた印象になるなということです。
逆光ポートレートの作例としてはコチラ(SOFTFILTER39にリンクしてください)もご参考になさってみてください。
今回は自然光のみでの逆光+海のポートレートでしたが
銀レフで顔にひかりあてたらどうよ?
ストロボつかったらどうなのよ?
等など検証事項はまだまだありそうです。
せっかくブラックミストの質感を生かすのならば、あとからレタッチ関係で手を加えていくよりも
ナチュラルに捉えた「ブラックミストの世界」を高めるために撮影現場で完成形に持っていく努力を重ねていきたいなあと私自身は感じています。
以前書いたブログでは室内窓辺のブラックミストの質感確認ができますので
合わせてみてみてくださいね。レンズに入る光量と入射角度の関係でブラックミストは二通りの表現に進んでいるように思います。
またそのあたりは改めて。
今回の画像を一枚ずつご確認を。
撮影設定は焦点距離:85mm 絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/3200 ISO感度:100です
(レタッチソフトでハイライトを下げて、露出も微調整をしたうえで、シャドウ効果を変えていっています。)
① フィルター無し 左上
② フィルター無し 右上
③ フィルター無し 左下
④ フィルター無し 右下
⑤ ブラックミスト 左上
⑥ ブラックミスト 右上
⑦ ブラックミスト 左下
⑧ ブラックミスト 右下
フィルター一枚でこんなに世界が変わるんですね。
カメラの眼はあなたの心の眼。
心の眼で感じ撮ったあなたの世界がより一層、感動と輝きに満ちていきますように。
オオヤマナホでした~♪
パシフィコ横浜でおまちしてますね~!