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馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る、特別じゃない日常。

Posted: 2019.02.13 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る、特別じゃない日常。 はコメントを受け付けていません

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100
一年を通じても非日常感というか、特別な日の印象が強い大晦日~お正月が終わり、特にグラデーションもなく、落とし穴に落とされるように一気に日常へと戻された。キレイな階調が残った素晴らしいモノクロの写真のように、徐々に徐々にお正月が消えていく、、ということは大人になってからは一度もない。正月ボケをいつまでも引っぱっていたら、社会では生きていけないし食ってはいけないからだ。とにかく切り替えていく。だからいつもの日常をまた今年も撮り続ける。そんな意気込みで、今回も特別じゃない日常をお届けします。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/3200秒 ISO感度:100

街へと移動するスタート地点、自宅近くのバス停付近に咲く花。名前はわからない。春が近づくにつれて開放で花を撮る機会も増えてくるのかな。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:1600

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:250

中央線/総武線の車窓から。電車での移動中はFiRIN 20mm F2 FE MFの付属の角型フード(BH-622)をFiRIN 20mm AFに取り付けて、速めのシャッタースピードに設定して外の風景を撮るのが好きだ。揺れる社内では水平が傾いてしまうことが多いけど、偶然の日常を切り取ることがとにかく楽しい。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:320

秋葉原のガードにて。この後にも出てくるが、街に出れば鉄道のガード下でいつも写真を撮っている。光と陰が描くグラデーションとコントラストを上手く味方にできれば、日常をドラマチックに表現できる場所だから。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2.5 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:250

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2.5 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

ちょっとお遊び、RAW現像でパートカラーに(さらに2枚目はデジタルシフトで垂直も調整)。設定でパートカラーが出来るカメラもあるようだが、意図したところ以外の色を残したくないので、現像で細かく仕上げていく方が個人的には好みだ。いつもの風景も少し違って見えてくる。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100

秋葉原の強烈なメインストリートの日常をモノクロでやや静かに。ワイルドな風貌の兄貴の後ろ姿をノーファインダー、ややローアングルで狙ってみた。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2.2 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

日常スナップでは、何か面白い光景に出会ったらすぐに写真が撮れるよう、カメラのレリーズに指をかけてノーファインダーで撮ることが多い。が、自宅に帰って確認したら、なぜ撮ったのかよくわからないものもある。例として出して良いのかわからないが、これがそう。FiRIN AFのおかげで古いコンクリートと苔の壁の質感がしっかり撮れていたが。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:125

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:200

高円寺駅ガード下二景。特別なことは何もない、いつもの日常。中央線のガード下はどこも適度に風化していて年季が感じられる場所が多い。特に環七が下に通る2枚目のガードは排気ガスやホコリで汚れた感じがこれぞ中央線って感じがたまらん、、と思ってしまうのは中央線沿線で生まれ、今も住んでいるからだろうか。

以前も書いたが、美しい自然とか風景とか撮りたい衝動は、Tokinaレンズブログのお隣の記事やFacebookのタイムラインに流れる写真などを見る度に強く湧いてくるのだけれど、目の前にあるのは東京。いつもの日常しかない。東京で生きていくことを選んだので、ここから離れて遠くに行くことはできないのです。だから、見慣れた風景の中にある発見をいかに美しく切り取れるか、それだけを考えて日々カメラ片手に生きてます。それではまた次回。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/6400秒 ISO感度:100

​​​​​​​味のある行き止まりの看板。でもまだまだ先を目指します。

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國政寛の感動表現|たのしくマスター! マクロ撮影術!(2)被写体の見つけ方

Posted: 2019.02.13 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|たのしくマスター! マクロ撮影術!(2)被写体の見つけ方 はコメントを受け付けていません

『ぴったり』

~雨が降っても風が吹いても
 離れられない~

今回は被写体の見つけ方についてお話しします。
きれいな風景やお花畑を目の前にして、どこをどう撮っていいかわからないという話を聞きます。
そんなときは、ちょっとでも気になった被写体、無意識に目についた被写体を主役にしましょう。
その被写体になぜ心惹かれたのかをじっくり吟味することで、撮りたいイメージがはっきりしてきますよ。

目次[非表示]

    1. 0.1.心惹かれる被写体を見つける
    2. 0.2.心の動きを吟味する
    3. 0.3.どう撮りたいのかイメージする
    4. 0.4.それでもなかなか見つからない!

心惹かれる被写体を見つける

まずは植物園や身近な公園に出かけて、そこにある花をじっくり観察してみましょう。
形がきれいな花や葉っぱ、形が面白いもの、変わった形のもの。
色がきれいなものや、自分の好きな色。
そんな、少しでも気になったもの、心を動かされたものを主役にしましょう。

花びらが描くカーブにの美しさに心惹かれました。

群生で咲いているお花畑を漠然と見ているだけでは、なかなか主役を見つけられないかもしれませんね。
そんなとき、姿勢を低くして花と同じ視点から眺めてみると、違った世界が見えてきます。
一面に咲く花たちの中からちょっと頭が飛び出していたり、目立っている花を見つけたら、主人公にしてあげましょう。

どこを見てもきれいなチューリップ畑。どう撮っていいか迷いますね。
しゃがんで花たちと同じ目線で見てみると、ぴょこんと飛び出した子が見つかりました。

心の動きを吟味する

気になる主役が見つかってもすぐに撮影するのではなく、なぜその主役に目が止まったのかを考えてみましょう。

花びらのラインが美しかった、形に心惹かれた。
茎、茎についたトゲやヒゲ、ガクや葉っぱの形が面白かった。
滴に写り込んだ花が綺麗だった。

そんな心の動きをしっかり確認してから撮影してください。

ねじれた水仙の葉に光が当たって不思議なイメージになっていたのが心に留まりました。

花びらの隙間から覗いたシベが生き物のようで面白く感じました。

寄り添い合った花の中にかわいいハートを見つけました。

このとき、心を動かされた主役だけに思い切って寄りましょう。
花全体を写さないといけないとか、何の花かわかるように撮らないといけない、なんて思わなくても大丈夫です。

炎がゆらめくような花びらの模様に心惹かれました。
これだけ見ても、何の花だかわかりませんよね。
でもいいんです。そんなこと気にせずに撮りたい部分だけを切り取るんです!

どう撮りたいのかイメージする

選んだ被写体をどんなイメージで撮りたいのか、しっかり考えましょう。
例えば、かわいく撮りたい、楽しそうに撮りたい、明るく、寂しそうに、などなど。

そしてイメージしたように撮るにはどうすればいいか、吟味してください。

かわいくポップな感じで撮りたければ、黄色やピンクを散りばめて露出は明るめに。
寂しそうなイメージにするにはちょっと暗めの露出で主役を小さく配置して。
同じ花を撮るにも、撮りたいイメージによってどう撮るかが変わってきます。

他の群生とはちょっと離れて咲いていたスノードロップ。
小さく配置して寂しげなイメージで撮ってみました。

ファインダーを覗きながら、被写体に近づいたり離れたり、縦横斜めいろいろな角度から見てみたり、じっくり観察しましょう。
ほんの少し見方を変えるだけで大きくイメージが変わるのがマクロの面白いところです。

サクラソウの花を真上から見ると、普段とは違う姿が見えてきます。
花火が開くようなイメージを狙って撮りました。

それでもなかなか見つからない!

どうしても気になる被写体が見つからないときは、先にイメージを作るのも手です。
例えば二人仲良くというイメージだったら、二輪並んでくっついている花を探してみる。
ひとりぼっちで寂しそうなイメージで撮りたければ、他の花と離れて一輪だけ咲いている花を小さく撮る。
元気いっぱいな様子や希望が溢れるようなイメージなら、キラキラした光で包み込む。

二つ並んで咲いていたネモフィラ。
楽しそうに遊んでいるように見えました。

キラキラの木漏れ日に包まれた紫陽花。
明日への希望にワクワクしているようです。

皆さんもいろいろな被写体の見つけ方にチャレンジしてみてくださいね!

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斎藤志津代の感動表現|SNSマスターで銀世界を写す

Posted: 2019.02.13 Category: スマホ写真ブログ Comment: 斎藤志津代の感動表現|SNSマスターで銀世界を写す はコメントを受け付けていません

皆様こんにちは。

スマホ撮影の鉄人の斎藤志津代です。

SNSマスターシリーズが発売になりました!

今回は

広角レンズ(マクロレンズ付き)
2倍望遠レンズ
偏光フィルター

の3種類。

雪の北八ヶ岳に行ってきたので広角レンズで撮影しました。

スマホそのままがこちら。

こちらは少し離れた展望スペースからの眺望です。

スマホそのままがこちら。

広角レンズを使ったものがこちら。

より広い景色をダイナミックに残せます。

今の季節はメルヘン街道は冬季閉鎖のため
通行止めとなっています。
おでかけの際にはお気を付けくださいね。

春の開通式が今から待ち遠しいです。

接写レンズで冬のコケ写真もたくさん撮ってきたので
そちらは次回ご紹介いたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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齋藤千歳の感動表現|「MC プロソフトン(B)N」を使って広角スナップ撮影のノスタルジックな印象を強調して仕上げる

Posted: 2019.02.13 Category: ソフトフィルター Comment: 齋藤千歳の感動表現|「MC プロソフトン(B)N」を使って広角スナップ撮影のノスタルジックな印象を強調して仕上げる はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!

齋藤千歳です。

今月も、さまざまな電子書籍のために、北海道のあちこちを撮影しています。

そして本ブログの「齋藤千歳の感動表現|ずっと気になっていた焦点距離によるプロソフトンのソフト効果の違いをチャートと風景で検証しました」の結果も踏まえて、ソフトフィルターを使って、どんな風景を撮影すると楽しいかを検証していました。

今年の北海道は雪の少ない印象ですが、雪景色にソフトフィルターを使うと、それだけで素敵な印象になるのではないかとテストもしました。

使用レンズ:SAMYANG AF24mm F2.8 FE
使用フィルター:「MC プロソフトン(B)N」

◎焦点距離:24mm 絞り:F/8.0 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100 補正値:+2/3段 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

雪の景色に「MC プロソフトン(B)N」を使ってソフト効果をプラスして撮影しました。悪くはないのですが、あまり意図を感じない仕上がりに。

単純に雪景色にソフトフィルターを使っても、ソフトにはなるのですが、それを使って伝えたい意図が感じられません。

ソフトフィルターを使ってエフェクト的な効果を加えるからには、写真を見る人に伝えたい意図を強調してくれる必要があると思うのです。

ただ冬景色にソフト効果を加えても、意図の部分が足りません。

悩みながら、撮影を続けているうちにたどり着いたのが「幸福駅」です。

使用レンズ:SAMYANG AF24mm F2.8 FE
使用フィルター:「MC プロソフトン(B)N」

◎焦点距離:24mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/5,000秒 ISO感度:100 補正値:+2/3段 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

幸福(こうふく)駅の看板を観光用に保存されているキハ22形をバックに撮影。ソフト効果でノスタルジックな印象に仕上がりました。

幸福駅は北海道帯広市幸福町にあった日本国有鉄道(国鉄)の広尾線の駅で、1987年の広尾線の廃線に伴い廃駅となっています。

しかし、同じ広尾線の「愛国駅」から「幸福駅」への切符が「愛国から幸福ゆき」として一大ブームとなり、これを元にした芹洋子さんの歌「愛の国から幸福へ」のヒットなども後押しして1970年代からの有名な観光地です。

そのため、現在でも毎年多くの観光客が訪れる、恋人の聖地としても有名はスポットになっています。

使用レンズ:SAMYANG AF24mm F2.8 FE
使用フィルター:「MC プロソフトン(B)N」

◎焦点距離:24mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:100 補正値:+1段 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

天井までびっしりと絵馬のように願いごとの書かれた「幸福ゆき」のチケットで覆われた「幸福駅の駅舎」です。記憶のなかの風景のように少しソフトに仕上げました。

当然、現在でも人気の観光スポットなのですが、廃駅をベースにしているためか、どこか懐かしいような、昔の記憶のなかをのぞき込むような印象を受けます。

そんな景色を少しぼんやりとした追憶のように仕上げようとソフトフィルターで撮影してみました。

SAMYANG AF24mm F2.8 FEを使った広角のスナップ的な撮影なので、広角でもソフトフィルターの効果が十分に感じられるように効果の強いBタイプの「MC プロソフトン(B)N」を選択しています。

ソフトフィルターとレンズ焦点距離による効果の違いは「齋藤千歳の感動表現|ずっと気になっていた焦点距離によるプロソフトンのソフト効果の違いをチャートと風景で検証しました」をご覧ください。

使用レンズ:SAMYANG AF24mm F2.8 FE
使用フィルター:「MC プロソフトン(B)N」

◎焦点距離:24mm 絞り:F/8.0 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100 補正値:+2/3段 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

ソフトフィルターを使うことで、どこか懐かしいような、どこかで見た記憶があるような印象になるのは、おもしろい効果だと思います。

使用レンズ:SAMYANG AF24mm F2.8 FE
使用フィルター:「MC プロソフトン(B)N」

◎焦点距離:24mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/1,600秒 ISO感度:100 補正値:+2/3段 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

近くにある「幸福駅願いごと館」。写真ファンとしては「FUJICOLOR」のベンチも懐かしさを強調してくれます。

ソフトフィルターは追憶のなかの風景のようなノスタルジックな印象を強めてくれるのだな、と思いながら撮影を続けて、幸福駅のような懐かしさを感じる風景はソフトフィルターで撮影するのも楽しいと結論付けたわけです。

しかし、去年や一昨年にも撮影に来ているのは分かっているのですが、なにか懐かしいは、もしかして幼いときに来たことがあるのでは? と疑問に思ったのです。

記憶にはまったくありません。

「愛国から幸福ゆき」ブームは、1970年代前半なので、最初のブームのときにはまだ私は生まれていません。

とはいえ、北海道出身なので、もしかしたらと思い、母に電話したところ「私は行ったことあるから、連れていった気もするのだけど……」とのことです。

私はソフトフィルターの画像効果で追憶のなかのようなノスタルジックな印象に仕上がったと思うのですが、ただ単に私の追憶のなかの景色が呼び起こされただけであれば、たいへん申し訳ありません。

しかし、実際に作例をご覧いただくと分かるように「MC プロソフトン(B)N」のようなソフトフィルターは、懐かしさを感じるような風景に使うと、ノスタルジックな印象をさらに強調してくれると私が感じます。

ぜひ、一度試してみてください。

齋藤千歳の感動表現|「MC プロソフトン(B)N」を使って広角スナップ撮影のノスタルジックな印象を強調して仕上げる はコメントを受け付けていません

オオヤマナホの感動表現|デュートで冬の海とおねえさんを透明感を感じながら撮る!

Posted: 2019.02.13 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|デュートで冬の海とおねえさんを透明感を感じながら撮る! はコメントを受け付けていません

みなさま~こんにちは。オオヤマナホです♪

いよいよ迫って参りましたね。CP+2019間近です!!!

今回3回目のソフト・クロスフィルターブースの担当。
新作の作例もご用意して、みなさまのお越しをお待ちしております。
ブースではソフトフィルターもお試しいただけますので、カメラご持参でいらしてくださいね。

今回は結城志保さん(と一緒に湘南の海にお出かけです♪
とってもいいお天気の中、海を背景に志保さん撮影開始です♪

じゃじゃ~ん
①<フィルターなし>

焦点距離:85mm  絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/3200  ISO感度:100

あらら。かなり顔に影がでてしまいました。

これは、日中シンクロをしたり、レフ板あてたりが必要なところでしたが、
今回はあえて、PCでの調整で仕上げてみることにしました。
ハイライトは下げてシャドウは上げて、露出補正を微調整したのが次の作例。

焦点距離:85mm  絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/3200  ISO感度:100

お顔の表情もわかるようになり、なかなかいい感じになりました。
撮影一生懸命になりすぎて、おうちに帰ってからPCチェックした時に
モデルさんのお顔が暗くなってしまって焦ることもあったりするものですよね(;´・ω・)
今回のハイライト・シャドウ・露出補正はプリセットにして同じ条件で
次からの作例にも同様に使用しています。

海と相性のいいデュート。見てみましょう!

焦点距離:85mm  絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/3200  ISO感度:100

焦点距離:85mm  絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/3200  ISO感度:100

焦点距離:85mm  絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/3200  ISO感度:100

焦点距離:85mm  絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/3200  ISO感度:100

焦点距離:85mm  絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/3200  ISO感度:100

焦点距離:85mm  絞り:F/1.8 シャッタースピード:1/3200  ISO感度:100

うわっ!なにこれっ!キラキラ( *´艸`)っていうのがわたしの一番の感想です。
水の煌めきの玉ボケ、肌や髪の毛のハイライト部分の柔らかな光沢感が
ふわっとしすぎない優しい印象に仕上がっていると思います。
フィルター無しのコントラスト強め、エッジ硬めの雰囲気がレンズにフィルターつけただけで
こんなにかわるってめっちゃ簡単便利じゃないですか?

今までブログで触れていなかったデュートのパッケージ裏面表記のことについて書いてみますね。

「85mm~135mmの中望遠レンズ、絞りは開放~中間絞りでのご使用が最適」
と、あります。
今回の使用レンズは85mm。絞りは1.8ですからこの条件にはぴったりですね。
今まで私は35㎜広角レンズの撮影にも使ってきました。あまり焦点距離はこだわらなかったです。
使うことで微妙な柔らかさを加えることができるなら、広角レンズにも使ってみようとおもってきました。
それでも時と場合によって、強い光が差し込むシーンなどでは広角レンズでも思わぬ輝度の拡散効果を画像に加えることもあります。
以前、室内窓辺で逆光の光を被写体の横顔に受ける・・・そんなシーンを35㎜で撮影しましたが、頬の輪郭(エッジ)ハイライト部分は
フィルター無しで撮った時の硬さが柔らかく、かといって、フィルター使ってます感も出ずにパキットした感じも残る柔らかさになりました。
明らかにわかるプロソフトンや、フォギーのソフト効果狙いの作品作りとは別の視点で、使っているのか使っていないのかわからない。
「でもどこかちがうんだよな!」な微妙なニュアンスを写真に与えるフィルター群。デュート・ブラックミスト・ローコントラストは
やはり、普段使いのポートレート作品作りにガンガン応用していただく価値があると思っています。デュートはその中でも一番ソフト効果も
やわらかい(特に広角の場合は)ので広角の淡いソフト効果から中望遠のデュートらしさをいろいろと試してみるのは面白いと思います。

逆にデュートの場合考えなくてはいけないのはデメリットともいえる、同心円状の切り込みが光の写り込みです。光の強さやF値を絞り込むことで
出現するグルグルの渦(ナルトのような)が意図しないところで写り込むこと。
以前のブログ記事に、そのグルグル効果を写真の不思議な印象に変えてしまおう。ということもやってみました。(男性ポートレートの腕時計に写りこんだ反射光を
光の渦が広がるように拡散させたショット)
「あ・え・て」デメリットをメリットに変える冒険心を作画意図・作品作りに加えてみるのも面白いですが、そこは気を付けてつかうというところでもあります。

最後にフィルターなしとデュートの比較して確認です。

​​​​​​​

どっちの「綺麗なおねえさんが好きですか?」

フィルター回してつけるだけ。簡単に感嘆♪ふふふ(ΦωΦ)フフフ…
みんなで試してみましょ。

CP+でおまちしてま~す♪
オオヤマナホでしたぁ。

次回、その次は同じシーンでブラックミスト・ローコントラストでの表現を研究してみます。

オオヤマナホの感動表現|デュートで冬の海とおねえさんを透明感を感じながら撮る! はコメントを受け付けていません