ブログ

Blog

水咲奈々の感動表現|コンポーザープロⅡ スウィート80と色遊び

Posted: 2019.02.06 Category: LENSBABY Comment: 水咲奈々の感動表現|コンポーザープロⅡ スウィート80と色遊び はコメントを受け付けていません

コンポーザープロⅡ スウィート80のゆるやかに流れるボケとグラデーションは、Z 6に新しく搭載されたクリエイティブピクチャーコントロールで色味を変えて遊ぶのにぴったり。今回はそのなかの「モーニング」を使い、全体の色味を青味掛かった爽やかさあふれるイメージにしてみました。見たままの色味を再現するのもいいけど、コンポーザープロⅡ スウィート80は、自分のイメージ通りに思い切って色味を変えてしまう楽しい遊びに向いているレンズだと思います。

ニコンZ 6 1/8000秒 F2.8 ISO250

海辺のかわいらしいお店。文字が書いてある看板が構図内にあるときは、読みやすい字にピントを合わせるようにすると収まりのいい画になります。

ニコンZ 6 1/8000秒 F2.8 ISO560

色味を色々変えて遊ぶときは、構図内の色数を少なくすると遊びやすくなります。そのままの色味では寂しい冬のイメージなってしまうので、色味遊びの題材となってもらいました。

​​​​​​​

ニコンZ 6 1/1000秒 F2.8 +1EV ISO200

薄い毛色のネコは明るく飛ばしたり、少し落ち着いたトーンに抑えたりなど、明るさだけでもイメージがガラリと変わる被写体です。今回はグレーの暗めの毛色が明るくなるクリエイティブピクチャーコントロールを使用。コンポーザープロⅡ スウィート80とネコとの相性の良さは前回のブログの通りですが、爽やかイメージとの相性の良さも抜群でした!

水咲奈々の感動表現|コンポーザープロⅡ スウィート80と色遊び はコメントを受け付けていません

伊藤宏美の感動表現|釧網本線の旅~2~ おまけ編☆駅弁大会の巻☆

Posted: 2019.02.06 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|釧網本線の旅~2~ おまけ編☆駅弁大会の巻☆ はコメントを受け付けていません

釧路~標茶までを楽しんだあとは、斜里方面に向かいました。

途中で気になるところを寄り道しながら向かうのですが、

一旦、通り過ぎようとした南弟子屈駅の小さな駅にお日様が丁度沈んでいくところを見かけ、急いで戻りました。

ほんの数日、数分違っていたら、出会えなかったかもしれないなあと思う景色に

とても貴重な日に思えました。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/16 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100

AT-X 14-20 F2 PRO DXは、夕景のグラデーションを見事に再現してくれました。

また、9枚羽根の円形絞りなので光条も美しく表現でき、シルエットの木の輪郭もシャープに描写してくれます。

途中の川湯温泉駅では、ビーフシチューを食べる予定で向かっていたのですが、

臨時休業でお休みだったので、楽しみはお預けになりました。

また来る口実になるので、まあ、良いのです。

その代わり、駅スナップを魚眼レンズで楽しみました。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye
焦点距離:10mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:2000

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye
焦点距離:17mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:3200

魚眼レンズなら、寄れるので、黄色い線の内側からも安全に撮影できます。

小型で軽量なので、ちょっとした独特な画作りも楽しめます。

また、解像力にも優れています。

この日は、そのまま知床斜里まで向かい終わり。

翌日は、ころころ変わるお天気に悩まされながら、雲行きを見ながら動き

緑駅まで向かってみました。

静かな駅ですが、少年やおばあちゃんが列車ででかけていきます。

のどかで大好きなのですが、昔は貨物のホームがあったり、蒸気機関車が走っている時は転車台があったそうで、

その時代も見てみたかったです。

そんなことを思うと、

緑駅から、峠を越えて川湯温泉へ向かう列車を想像して、

列車に乗って、鉄路を戻りたくもなります。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:200

お天気がころころ変わるので、動物の足跡をさがしたり、雪をけりながら走る列車を撮影。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/10 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:400

それでも、綺麗な斜里岳と素敵な空も撮影する事ができました。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100

AT-X 14-20 F2 PRO DXは、フィルターなしで、ここまで「青」を表現できるのはトキナー・ブルーのおかげです。

解像力に優れているので、列車が通ったあとに舞う雪の細かさも繊細に表現してくれました。

~おまけ編~

今回は、先日行われた「駅弁大会」を御紹介したいと思います。

今回はフルサイズのカメラに AT-X 17-35 F4 PRO FX をつけて楽しみました。

駅弁は大好きですが、列車の中で食べたいので、あまり自宅に持ち帰ることはありませんでした。

駅弁大会に行って来た方の話を聞いていると、どうしても我慢ならなくなりました。

しかも2個だけにするはずが、5個も買ってしまいました。

◎使用レンズ:AT-X 17-35 F PRO FX
焦点距離:35mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1600

◎使用レンズ:AT-X 17-35 F PRO FX
焦点距離:31mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1600

お気に入りは、山陰本線 鳥取駅の鬼太郎丼。

出汁のしみたご飯に、ほぐし身。たっぷり実の入ったカニ。お漬物までピリッとしていて、おいしい。可愛い鬼太郎のおわん付き。

◎使用レンズ:AT-X 17-35 F PRO FX
焦点距離:35mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1600

ヘッドマーク弁当「とき」

これは、集めないように。と決めているのに、また買ってしまいました。

「とき」なので新潟のおいしいものが詰まっています。牛肉ももちろんなのですが、なにより、舞茸が絶品でした。

しいたけの煮物もかなりおいしかったです。きのこ好きの私にはたまらないです。

◎使用レンズ:AT-X 17-35 F PRO FX
焦点距離:35mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1600

山陽本線西明石駅 ひっぱりだこご飯

これは、「いろいろなタイプが出ているけれど、マグカップ型だと呑みにくいし、蓋つきよりも、普通のかな。」と、

話に聞いていたのですが、

ゴジラバージョンに一目ぼれして、ゴジラバージョン。

蛸がゴジラの尻尾に見立ててあるのでしょうか。凄くおいしかった。

中から出てくるウズラ卵を発見したときの喜びも。

◎使用レンズ:AT-X 17-35 F PRO FX
焦点距離:35mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1600

他にも、「神戸のすきやきとステーキ弁当」「ドラえもん有田焼カレー」などを買いすぎましたが、大事に一粒も残さずおいしくいただきました。

やはり、列車の中で旅を楽しみながら食べたい駅弁ですが、年に何回かは、

家で駅弁大会がしたいです。

AT-X17-35 F4 PRO FXは、フルサイズ用だが、小型軽量なので、長時間の手持ち撮影も楽に楽しめて、細かくアングルを変えたいテーブルフォトにはとても助かります。

ピントがシビアな近接撮影には、ワンタッチフォーカスクラッチがマニュアルフォーカスに切り替えやすく、とても便利です。

伊藤宏美の感動表現|釧網本線の旅~2~ おまけ編☆駅弁大会の巻☆ はコメントを受け付けていません

齋藤千歳の感動表現|驚くほどの光学性能を誇るSAMYANG 135mm F2.0 ED UMCなどの大口径単焦点レンズの光学性能を活かすには高精度のピント合わせが必須!

Posted: 2019.02.06 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|驚くほどの光学性能を誇るSAMYANG 135mm F2.0 ED UMCなどの大口径単焦点レンズの光学性能を活かすには高精度のピント合わせが必須! はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか! 齋藤千歳です。

2018年に引き続き、2019年もAmazonKindle電子書籍で『SAMYANG XP85mm F1.2機種別レンズラボ』や『SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC機種別レンズラボ』、さらにはレンズデータベースシリーズで「キヤノン RFレンズ」や「ニコン Zレンズ」などの最新の高性能レンズを使って、チャートや実写を撮影していました。

なかでも、『SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC機種別レンズラボ』で取り上げたSAMYANG 135mm F2.0 ED UMCは、実写撮影チャートの結果からも、高性能は一目瞭然、最近のお気に入りレンズのひとつになっています。

実はそんななか、気になっているのがSAMYANG 135mm F2.0 ED UMCを含む大口径単焦点レンズでのピント合わせです。

使用レンズ:SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC

◎焦点距離:135mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/1,600秒 ISO感度:100 補正値:+1.0段 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

WEBへの掲載サイズでは確認できないかもしれませんが、ピントが来ているのは向かって右のつぶった瞳の部分だけです。すでにヒタイやヒゲはぼけています。

こんなことをいうとフォトグラファーとしての資質を疑われてしまうかもしれませんが、SAMYANG 135mm F2.0 ED UMCやSAMYANG XP85mm F1.2を一眼レフに装着した際に、絞り開放での近接から中距離くらいまでのピントは撮影後に自分が納得できるレベルでは、私個人は見えていないと感じるのです。

思う以上にピント合わせはやりやすいといったコメントも見るので、私だけかもしれません。

しかし、SAMYANG 135mm F2.0 ED UMCの開放F2.0を使って最短撮影距離の80cmだと被写界深度は理論値で4mmほど、SAMYANG XP85mm F1.2も最短撮影距離が80cmなので同条件だと被写界深度は約6mmしかないのです。

みなさん、本当に光学ファインダーだけで納得できるレベルのピントが見えているのでしょうか。

使用レンズ:SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC

◎焦点距離:135mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/1,000秒 ISO感度:100 補正値:+1段 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

この写真ですが、私のなかでは向かって右目に合わせたピントがちょっとあまいのですが、掲載サイズでご覧いただけるでしょうか。

最近とみに大口径単焦点レンズの開放でのピントが気になるのには、3つの理由があるように感じます。

ひとつはレンズの高性能化、ふたつ目はカメラの多画素化、そしてモニターの大型化と高精細化です。

実は高価な大口径単焦点レンズでも明るい絞り開放では描写のあまくなるレンズは珍しくありません。

また、絞り開放では中央部分はシャープですが周辺部分はあまいことはよくあるので、絞り開放で画面周辺のピントを合わせたのにあまいのはレンズのせいで合焦の問題ではないと判断できたのです。

しかし、SAMYANG 135mm F2.0 ED UMCのように絞り開放から周辺部分までシャープなレンズでは、あまさはダイレクトにピントのあまさと考えられるので、撮影者としてよりピントにシビアにならざるえません。

カメラの多画素化は、簡単に100%表示や等倍表示で画像を観察できるデジタルデータでは、よりピントにシビアになる大きな原因です。

ただし、ズームレンズはもちろん、明るい大口径単焦点レンズでも絞り開放付近では、撮像素子の理論値ほどの解像していないことも珍しくないので、多画素化が進んでも画像があまいのはピントの問題だけではないといえたのです。

だからこそ、SAMYANG 135mm F2.0 ED UMCのように絞り開放から周辺部分まで、カメラ側の理論値を超えるほどの解像力をみせるレンズでは、いままで以上にシビアにピントを合わせる必要を感じるわけです。

『SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC機種別レンズラボ』(https://www.amazon.co.jp/dp/B07N2PN1JX/)に掲載した解像力チャートの実写データは気持ちよいくらいなので、ぜひご覧ください。

使用レンズ:SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC

◎焦点距離:135mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/3,200秒 ISO感度:100 補正値:+1段 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

オリジナル画像では、ピントが合っているのは右端の雪の塊だけです。また、絞り開放の周辺部分ですが、雪の塊の先にある雪(氷)の結晶も解像しています。

最後にモニターの大型化と高精細化なのですが、みなさんは何インチくらいのモニターで写真やネットなどを見ていますか?

私は55インチの4Kをメインモニターにしています。

メインモニターを変えてから、実はいままで以上にピントに神経質になったのです。

画像ブラウザーソフト、我が家はAdobeBridgeがメインですが、プレビューの画像サイズが画面上の実寸でB4近いサイズになります。

B4サイズのプレビューでセレクトしながらPhotoshopで画像を開いて、実寸で約90cm×60cmのサイズで全体を観察したり、等倍やそれ以上でピントを確認したりするわけです。

するとピントのしっかり合っている画像は非常に気持ちがよいですし、逆にピントの合っていない画像はとても気持ちが悪くなります。

使用レンズ:SAMYANG 135mm F2.0 ED UMC

◎焦点距離:135mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100 補正値:+1 2/3段 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

ブログの掲載サイズでは見えないと思いますが、画面下のへこみの奥側のフチに毛のように生えた氷の結晶にピントを合わせています。

SAMYANG 135mm F2.0 ED UMCのように絞り開放から周辺部分までシャープに解像するレンズの場合は特に、撮影後の観賞サイズの大画面化もあり、私にとっては光学ファイダーでは観察しきれない約4mmという被写界深度のほぼ中心となるピント面をしっかりとみせたい部分に合わせたいのです。

一眼レフにしてもミラーレス一眼にしても、ライブビューは当然、画像の拡大表示やピーキングなどを活用して、ぜひしっかりとピントを合わせて撮影してみてください。

しっかりとピントの合った画像のピント位置を拡大して確認すると「うわぁ、ここまで写るんだ」という感動と画像全体で観賞してときにもピントの合った部分のシャープさと大きなぼけのコントラストが確認できるはずです。

面倒に感じるかもしれませんが……、というか難易度も高いですし、面倒ですが高性能な大口径単焦点レンズの真価を発揮させるには、厳密なピント合わせは必須といえます。

SAMYANG 135mm F2.0 ED UMCのような高性能な大口径単焦点レンズを使う際には、ぜひいつも以上に厳密にピントを合わせて、大きなサイズで観賞してみてください。

高価で高性能な単焦点レンズの本当の価値を感じることができると思います。​​​​​​​

齋藤千歳の感動表現|驚くほどの光学性能を誇るSAMYANG 135mm F2.0 ED UMCなどの大口径単焦点レンズの光学性能を活かすには高精度のピント合わせが必須! はコメントを受け付けていません