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馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る秋の名古屋スナップその1。

Posted: 2017.12.06 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る秋の名古屋スナップその1。 はコメントを受け付けていません

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:100

 

仕事にせよ旅行にせよデートにせよ、昔から集合予定時間よりも早めに現地に入るのが自分流で、とにかく余裕を持って予定時間を迎えるのが好きだ。特にカメラを始めてからは、早めに行って写真を撮ったりするのがとにかく楽しい。先日、昼から名古屋での撮影があったので、早朝の新幹線で名古屋入りしてFiRIN 20mmでスナップを撮ることにしてみた。名古屋に訪れるのは人生で2回目なので、今回はどうしても行ってみたかったあの場所を目指すことに。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:50

名古屋駅新幹線口側にあったオブジェ。天気に恵まれたので名古屋は快晴だった。周辺光量が落ちているが、個人的には青空が色濃く写るので嫌いではなく、むしろ好きな描写。フィルム時代に使っていたCarlZeissのTessarを思い出す。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:160

大名古屋ビルヂングとロータリーにあるオブジェ。「ビルヂング」という名前のインパクトに興味があったので以前から訪れてみたかった場所の一つだ。朝のライティングに恵まれて、ビルのガラスの質感と尖ったオブジェのメタル感がうまく表現できた。左に街灯がちょっと写ってしまったのはご愛嬌。。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/7.1  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:3200

KITTE NAGOYAのクリスマスツリー。東京駅と福岡駅近くにあるKITTEには訪れたことがあるが、まさか名古屋にもあるとは思わなかった。高級ホテルのエントランスのようにとにかく造りが洒落てる。天井から下がっている光るモビールのような演出も、東京のものと同じ雰囲気だった。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:200

同じくKITTE NAGOYAにあった天井まで伸びるオブジェ。2対、しかもゴールド調の金属で作られていたので、恐らく金の鯱をモチーフにしたものなのだろう(と後から気がついた)。尻尾にあたる部分が天井まで伸びていたのでFiRINの広角を活かしてパース感を強調してみたが、どんなものなのかは実物を見ていただかないと説明しにくい。。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/11  シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:3200

名古屋市営バスターミナルにて。バスロータリーはガラスで囲われていたので、FiRINのレンズフードをガラスにぴったり付けて撮ってみた。奥の通路まで距離がありコの字型の構造になっているためか、目的のバス停まで行くのがやや不便。遅れまいと走っている方を数人見かけた。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/5000秒 ISO感度:100

目的の場所の最寄りまでバスに乗り、降りたバス停の目の前にあった葉を撮ってみた。手前の葉だけスポットライト的に光が当たっていたので、浮き出すような良い雰囲気になった。絞り開放F2.0、シャッタースピードが1/5000が撮れるのはα9とFiRINのおかげか。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:100

橋の欄干にあった街灯と紅葉。紅く染まった葉の立体感が開放のボケでうまく表現されている。開放で最短28mmまで寄って撮るこういうスナップが撮れるのは良いカメラとレンズに良い天気が加わってのこと。おかげで自分の意図するポイントにフォーカスを容易に合わせられるから、構図を作りやすい。

今回はここまで。当然なのかもしれないが、知らない街を撮るスナップは本当に楽しい。名古屋に行く前は名古屋スナップはブログ1回分で終わりかな、、と思っていたが、仕事の集合時間まで3時間程度で思いのほか色々撮れてしまったので、どうしても行きたかったあの場所での写真は次回お届けします。

 

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伊藤宏美の感動表現|三江線を追いかけて ~三江線の魅力と撮影地~

Posted: 2017.12.06 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|三江線を追いかけて ~三江線の魅力と撮影地~ はコメントを受け付けていません

来年の春に廃止が決まっている三江線。

廃止が近づくにつれて、たくさんの人で賑わうようになりました。

三江線にとって、最後の秋です。

私は、三江線の魅力と特徴残したい思いで出かけました。

 

三江線は、江の川沿いに沿って進んで行くところも魅力の1つです。

私は、江の川と三江線の夜明けを残すために、

5:38に三次駅から出発する朝の1番列車を江平駅で迎える事にしました。

 

夜明け前で暗く、少し寒い秋の朝。

山のと山の間を流れる江の川と空が、少しずつ薄明るくなってきたころ、

ずいぶん遠くからも、列車の灯りが近づいてくるのを見つけることができます。

暗い中を列車の灯りだけが光っているのは、とてもワクワクします。

車内の灯りがついた1番列車は、三江線を楽しみにしていた乗客をたくさん乗せてやってきました。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX

焦点距離:14mm 絞り:F/3.2  シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:2500

 

この1枚は夜明けの空の美しいブルーはトキナーレンズの出番です。AT- X14-20 F2 のレンズを使用したのですが、

まだ暗い状態でも開放値が明るいレンズは、列車をぶらしたくない時に、シャッタースピードを稼げるため、とても便利です。

また、水面の細かいさざなみまで表現できる描写力です。

 

今回のように薄暗い中、列車を画面の右端に入れた構図にすると、画面端でAFをあわせることになり、すばやく反応してくれるかどうか心配でしたが、

列車のライトにうまく食いついてくれました。

AFの精度も純正のレンズに匹敵するボディとの相性の良さを感じました。

 

江平駅を出た1番列車は、次の口羽駅で交換列車を待ち、約20分停車します。

口羽駅は、イルミネーションが飾られていて手作り感のある駅です。

 

この日は、この時間に合わせて、お弁当屋さんが車で到着していました。

列車から降りてきた人たちは、停車時間を利用してお弁当を買い、また旅を続けるのです。

なかなかできない贅沢な旅です。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:23mm 絞り:F/4  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:3200

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:28mm 絞り:F/6.3  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:3200

 

三江線は、ところどころ、石州瓦の屋根を見かけることができます。

これを三江線から見ることのできるのも、魅力の1つです。

 

私は、江津本町~江津の町並みを撮影してきました。

石州瓦の赤い屋根が続く町並みは、とても可愛く、私にとって小さな小さなイタリアの町のようです。

三江線はその間を走り抜けていくのです。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:24mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:400

AT-X12-28のこのレンズは、標準域までカバーできるズーム比を持つので使いやすく重宝します。

また、瓦屋根の並ぶ町並みを、画面の隅までシャープに写す事ができました。

 

この石州瓦の屋根の町並みが気に入った私は、この町でご飯もいただきました。

喫茶店の窓を覗くと、先ほどは見下ろして撮影していた高架橋が今度は上に見えています。

ふと、「今度は、高架橋の下から撮影したいな」と考えていると、気になって仕方がなくなり、

列車の時刻に合わせて外に出ました。

しばらくする、列車は秋空の中を元気に走っていきました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:16mm 絞り:F/6.3  シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:250

 

空の青さを表現する時、トキナーブルーは綺麗だなあと感じます。濃淡を作り出すカラーバランスも秀逸で、広角にもかかわらず、ゆがみが少ないレンズでお気に入りです。

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酒井宏和の感動表現|第16回目は、 cokin NUANCES GND2をご紹介いたします。

Posted: 2017.12.06 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第16回目は、 cokin NUANCES GND2をご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第16回目は、 cokin NUANCES GND2をご紹介いたします。

ハーフNDフィルターも色々な濃さがあります。
ND2は一番薄いフィルターで、1段分(半分)のみ光の量が落ちます。


 

作例1作目、2枚の写真を見比べてみてください、違いがわかりますでしょうか?
1枚目は、フィルターなし、2枚目はフィルター有りです。
左上の方に、斜めがけでハーフNDを使っています。
渓流は、当然上から光が来ているので、上の葉っぱ部分が明るくなり、下の川部分は暗くなります。
その差を、ハーフNDフィルターで軽減しています。
濃いハーフNDフィルターだと使用したというのが、すぐにわかってしまうのですが、
ND2のうような薄いものは、使用したと言わないと、多分わからないかと思います。


 

作例2作目ですが、こちらの写真を見比べるとどうでしょうか?
上の紅葉は、ほとんど変化がないのですが、下の水の写り込みの色が鮮やかになっていると思います。
これは、上の部分にND2をかけています。上の部分が暗くなった分明るくすると、下は明るくなります。

・・・。
わかりますか?

言葉で書くと難しですが、使用は簡単です。フォルダーに装着するだけです。

通常のND2はほとんど変化がないので、あまり使用頻度が高くないですが、ハーフNDに限っては
ND2のような薄いものも、実は重宝してます。

丁寧に写真を仕上げて行きたい方にオススメのフィルターです。

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