ブログ

Blog

斎藤志津代の感動表現|水平線が変わる!

Posted: 2019.03.13 Category: スマホ写真ブログ Comment: 斎藤志津代の感動表現|水平線が変わる! はコメントを受け付けていません

皆様こんにちは。

スマホ撮影の鉄人の斎藤志津代です。

先日伊豆・下田に行ってきました。

当日はとにかくいい天気!
空も海も青くてほんとに癒されます。

こんな風景が目の前にあったら
思わず写真を撮ってしまいますよね。

広い風景をもっと画面におさめたくて
クリップレンズ超広角を使ってみました。

鳥居の大きさからかなり広い範囲で海が入っているのが
わかりますね。

この写真の場合、水平線がちょうど真ん中になるように
配置しているので水平線はほぼ横まっすぐになっています。

ここでスマホを少し下向きに角度を変えて撮ってみました。
少し水平線が真ん中より下がったあたりの位置にて撮影。

広角レンズならではの歪曲効果がでていて
ダイナミックに撮れますね。

海に加えて広い空も広く写すことができます。

さらに次の写真はスマホを少し上向きにして
水平線が上端から3分の1くらいの位置で撮影したものです。

こちらの写真だと水平線が上側に歪曲しますので
水平線から波打ち際まで迫力ある感じに撮れました。

この写真を撮っているときは波打ち際ぎりぎりに立っているので
時々足元まで波が来てしまう事が。

濡れないようにぎりぎりまでねばっての撮影です(笑)

同じクリップレンズでもスマホの向きを少し
傾けるだけで表現がまったく変わってきます。

ちなみにほんの少しだけ傾けた写真がこちら。

​​​​​​​
このようにほんの少しだけ・・・だと
悪いというわけではないのですが
中途半端に感じられてしまうこともありますので
ご注意ください。

スマホの角度を変えるだけで表現の幅が広がりますね。
超広角レンズならではの効果、ぜひお試しください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

斎藤志津代の感動表現|水平線が変わる! はコメントを受け付けていません

水咲奈々の感動表現|「SOL 45」でポートレートを撮る方法~初心者編~

Posted: 2019.03.13 Category: LENSBABY Comment: 水咲奈々の感動表現|「SOL 45」でポートレートを撮る方法~初心者編~ はコメントを受け付けていません

「SOL 45」でポートレートを撮影するときにピントの位置がわかりにくかったり、どんな構図にすればいいのか悩むことが多いと聞きましたので、今回は「SOL 45」でポートレートを撮影したいレンズベビー初心者さんに向けてお話したいと思います。

まず、最初から動いているモデルを撮るのは大変なので、お互いの立ち位置を決めて動かずにピントを合わせましょう。顔はレンズと平行になるような真正面の位置がピントを合わせやすく、近いほどピントが合っているかがわかりやすくなります。手ブレが心配でしたら、三脚や一脚を使ったり、椅子や脚立に座って撮るのもお勧めです。

ニコンZ 6 1/25秒 F3.5(相当) +0.7EV ISO100

ポートレートのセオリーとして、カメラに近いほうの目にピントを合わせますが、顔とレンズが平行で目が同じ距離にあるときは、どちらの目にピントを合わせてもいいです。どちらかというと、光が当たっている明るい目のほうが、ピントを合わせやすいですよ。

ニコンZ 6 1/25秒 F3.5(相当) +1.0EV ISO100

そのままですと真正面の顔しか撮れないので、モデルに左右に顔を振ってもらうと、動きのある画になります。ピアスなどを見せるように髪をかき上げるのも、顔が大きく動かないのでお勧めのポーズです。ポイントは顔の位置を大きく前後に変えないようにしてもらうことです。

このとき、顔が動くので最初に合わせたピント位置からはもちろん外れてしまいます。ですが、大きく外れているわけではないので、ピントリングを動かしてピントを合わせるのではなく、カメラに近いほうの目のまつ毛が綺麗に見える位置に、自分がカメラごと前後して体で微調整するようにピントを合わせ直しましょう。

ニコンZ 6 1/20秒 F3.5(相当) +0.7EV ISO100

近距離のでピント合わせに慣れてきたら、徐々に引いて行きましょう。モデルに下がってもらっても、自分が下がってもいいです。いきなり全身のカットでのピント合わせは難しいので、まずは超アップの真正面のカット、軽く左右に顔を振ったカット、そこから徐々に引いて行くことで、ピントが合っているところがどんな風な見え方をするかを確認しましょう。ボケブレードは使用しないか、レンズの四隅のほうに寄せるような使い方がピント合わせの練習のときはお勧めです。

モデル:古崎瞳

水咲奈々の感動表現|「SOL 45」でポートレートを撮る方法~初心者編~ はコメントを受け付けていません

國政寛の感動表現|たのしくマスター! マクロ撮影術!(3)視点を吟味する

Posted: 2019.03.13 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|たのしくマスター! マクロ撮影術!(3)視点を吟味する はコメントを受け付けていません

『春の主役』

~まばゆい光のシャワーを浴びて
 春を告げるワンマンショー~

目の前に綺麗な花畑が広がっていたら、嬉しくてテンションが上ってすぐにでも撮影したくなりますよね。
もちろん、被写体を見つけて嬉しいという気持ちは大切です。
でもその気持ちのままに撮ってしまうのではなく、ちょっと深呼吸して一息ついて、じっくりと被写体を観察してみましょう。

虫の目になってみよう

自分が立っている高さから眺めてみても、ありきたりの風景しか見えてきません。
そんな時は視点を下げてみましょう。
しゃがんだり、時には寝転がったり、虫の視点になって花たちを見てみます。
そうすると、立ったままでは見えなかったものにいくつも気がつくことでしょう。
隠れていた花が見えたり、遠くの木漏れ日のきらめきが目に飛び込んできたり、見える風景が大きく変わるんです。

一面のチューリップ畑。
少し近づいてしゃがんでみると、花と花の間に小さなチューリップを見つけることができました。

さらに低い体勢になって花の隙間を覗くように見てみると、可愛い二人がこんにちはしていました。

被写体をじっくり観察しよう

視点を変えることで見つけた、これまでとは一変した風景に心躍らされ、早く撮りたい!
その気持はわかりますが、ここでもちょっと一呼吸。
被写体をじっくり観察しましょう。
目の前にある花が、その花の姿の全てではないのです。
ちょっと離れてみたり、思い切りグンと近づいてみたり。またまた虫の気持ちになっていろいろな角度から花にアプローチしてみます。

梅の花にレンズの最短撮影距離まで寄りました。
離れていては感じられない、幻想的な雰囲気です。

自分の真正面よりも、ちょっと斜め横から見るほうが美しいかもしれません。
アップで撮るより、離れて小さく撮ったほうが可愛らしさが表現できるかもしれません。
ぜひいろいろな角度から、じっくり観察してみてください。

ファインダー越しに見つめよう

ここから撮ろう!と決まったら、やっとファインダーを通して被写体を見てみます。
ファインダーを通してみると、肉眼で見た印象とは違って見えることも珍しくありません。
レンズが作り出すボケなど肉眼では見えなかったものが、ファインダーを通すことで見えるようになるからです。

肉眼で見ても、背景の柔らかな光の円ボケは見えません。
ファインダーを覗いてみて初めて気づくのです。

うっすらと虹色のキラキラが。
これもファインダーを覗いて見たからこそ写せた一枚です。

マクロ撮影の場合、ほんの数ミリでもカメラ位置を動かすだけで、花の印象がまったく変わります。
その印象の違いをじっくり見極めながら、慎重にカメラ位置を決めていきましょう。 

脇役にも心を配ろう

花の撮影というと主役の花にばかり目がいきがちですが、主役をとりまく脇役も重要です。
物語でもそうですが、主役だけではお話は成り立ちません。
主役を際立たせてくれる脇役がいてこそ、主役が輝くのです。
背景や周囲にある花などをうまく利用して、主役である花が活きるような脇役を配置してあげましょう。
主役だけでなく脇役も、カメラ位置をちょっと動かすだけで大きくイメージが変わります。

同じ花をほぼ同じ場所から撮影した二枚。
ほんの少しだけ、カメラの高さを変えています。
それでも、これだけ背景が変わってくるのです。

慎重にカメラ位置を動かしつつ、主役だけでなく脇役にまで気を配って、どう撮るかを吟味することが必要です。

おわりに

一枚の花を撮るにも、いろいろ考えなくちゃいけないことがたくさんありますね!
ちょっと大変そうに思うかもしれませんが、日々の撮影で考えるように意識していれば、自然と身についてくるものです。
これからはぜひ、こんなことにちょっと意識しつつ花の撮影を楽しんでいただけたらと思います。

國政寛の感動表現|たのしくマスター! マクロ撮影術!(3)視点を吟味する はコメントを受け付けていません

馬場亮太の感動表現FiRIN 20mm F2 FE AFと最新のミラーレスカメラで撮る日常・その1

Posted: 2019.03.13 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場亮太の感動表現FiRIN 20mm F2 FE AFと最新のミラーレスカメラで撮る日常・その1 はコメントを受け付けていません

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100

今年も大盛況のうちに終わったCP+2019。ケンコー・トキナーブースでは、最新のストロボやレンズの発表で盛り上がっていましたが、ソニーブースで注目を集めていたのが最新のEマウントミラーレスカメラ「α6400」。リアルタイム瞳AF・リアルタイムトラッキングを搭載し次世代写真機の指針となりうるこのカメラ、早速Eマウントの広角レンズ・FiRIN 20mm F2 FE AFに組み合わせて、その進化具合やFiRINとの相性を日常スナップ撮影で試してみました。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:1000

ちょい風邪気味で鼻水垂れてる息子。階段に設置した落下防止の柵越しでも顔を認識し、瞳AFが追従してくれた。1歳になった息子、日に日に動きが速くなるのでシャッタースピードの設定が上がる一方です。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/4.0 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100

家族で出かけた木更津のアウトレットにて。噴水で遊ぶ娘の顔にピントを合わせるのも高速なAFで簡単に。換算30mmという画角も子どもを撮るのに良い距離感が作れます。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.5 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:100

そのアウトレット近くにある小さな遊園地の小さな観覧車にて。狭い室内を30mmで撮ってもFiRINなら十分立体的に表現できる。それにしても床がシースルーのゴンドラ、娘の要望で乗ってみたがなかなか怖かった。。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:100

観覧車のゴンドラから海ほたる方面を望む。角型フードBH-622を装着していたので、やや曇り気味のアクリル窓にぴたっとくっつけて撮ってみたが、駐車場の車の一台一台、周辺部までシャープに撮ることができた。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100

青空を上昇するジェット機と観覧車。春の訪れを感じるすっきりとした青空を撮ることができた。こういうシーンを見ると、昔見たCMで流れていたクイーンの曲が頭の中に流れてくる。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/4000秒 ISO感度:100

中野駅付近にて。駅前に咲く花や、定番のそば屋バックショットから見える服装で季節の変化を感じられるのが東京・中野。春は近い。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/22 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:100

こちらも僕の中でのスナップの定番スポット、新宿駅小田急付近で。α6400はボディ内手振れ補正が内蔵されていないため、どの程度まで手持ちでいけるか?のテストをしてみたが、しっかり構えていれば1/25までは特に問題なかった。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200

自宅近所のアパートにて。錆びた郵便受け、伸びた草に埋もれた自転車、無造作に置かれたAV機器の中に成る赤い実。ややアンダー目で表現してみたが、こういう画が撮れるから日常スナップはやめられないのです。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100

娘の通学路にて。青空を背景に黄色く咲く花を撮ろうとしたら、娘が「こっちの綿みたいなの撮ってよ」と言うので、背面液晶をタッチしてそちらにピントを合わせてみた。細かい産毛まで写ったし、黄色の花と青空と葉のグリーンのボケもいい。たまには娘の言う事を聞くもんだな、と。

僕の日常スナップでは、目に入ってきて気になるシーンを瞬時に切りとったり、歩きながらシャッターを切るスタイルなので、手ブレ補正の恩恵に授かることが多く、ボディ・レンズ共に手ブレ補正がない、ということがちょっと心配だったが、まったく心配無用で明るいF値がカバーしてくれます。なもんで、α6400のレンズキットのズームレンズにもう1本追加するなら、明るめの単焦点、35mm換算で30mmの焦点距離になるFiRIN 20mmはオススメです。スナップはもちろん、30mm・背景をボカして子どもを撮るのにも最適なのは今回の作例を見ていただければおわかりいただけるかと。元々はフルサイズ対応・画角20mmなので、α7/9系に移行して使い続けられます。最新のミラーレスカメラなのに、Adobe CameraRAWにも発売直後から対応しているので、現像処理での作品の仕上げも問題ありません。なかなかいいぞ、この組み合わせ。もうしばらくこのコンビで日常を色々切りとってみます。それではまた次回。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:1000

​​​​​​​この原稿を書いている日は3.11。8年前の2011年に生まれた娘も今年で8歳です。お気に入りのカエルの日めくりカレンダーと一緒に。

馬場亮太の感動表現FiRIN 20mm F2 FE AFと最新のミラーレスカメラで撮る日常・その1 はコメントを受け付けていません