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馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm+α7RIIIで切り取る東京の日常2/秋葉原。

Posted: 2018.02.21 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm+α7RIIIで切り取る東京の日常2/秋葉原。 はコメントを受け付けていません

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:250

 

今回は東京の中でも特に特徴的で個性的な街、秋葉原をスナップ撮影の場所に選んでみた。PCからカメラまで、昔から色々世話になった(なっている)個人的に好きな街、秋葉原。平日の早い時間に訪れたせいなのか、寒風の中に立つメイドの姿も見かけず、一時期の爆買いブームの頃のような賑わいを見かけることはなかったが、それでも観光バスから海外の観光客が降りてくる姿をそれなり見かけた。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/16 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:800

総武線の鉄橋と、下にある横断歩道で信号待ちをする人々。秋葉原らしい特徴的な画と、パースを強調できる画が撮れるので好きな場所だ。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:30mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:3200

ガード下の各種電気部品が並ぶアーケード。電気街・秋葉原らしい姿を残している場所で、多くの外国人観光客も訪れている。ただスルーするだけで何も買っていないのかもしれないが。前回から使っているAPS-Cクロップで、30mm相当の画角で。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:500

一時期、色々なことで話題になっていた例のカート。どうやら相変わらず外国人観光客に人気らしいが、この日に見かけたのは3台のみ。もはや秋葉原の日常のシーンなので、写真を撮るどころか振り返る人もほとんどいない。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:200

2020年東京オリンピックに向けて、という名目でどこの駅も改築や改良工事を行っているが、秋葉原も例に漏れず工事中の箇所が多い。スナップで切り取るには工事現場の雰囲気は好きなのだが、本当に完成するのか不安になるのも確か。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:30mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100

日本人にとっては珍しくもない、印章タワー?(正式名称は不明)だが、恐らく印鑑の文化がない外国の方々には珍しいのだろうと思い一枚。開放でも苗字の数々をシャープに撮ることができた。普段なら抜けにメイドさんが立っているのだが、この時間帯はまだいなかった。これも画角は30mm。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/13 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:800

万世橋から望む旧万世橋駅。レンガのアーチと川の反射が美しく、広角レンズで撮るにはお勧めの場所。電車が写ってればなお良かった、と気づいたのはPCの前。やっぱりスナップは時間と心に余裕を持って撮るべきなんでしょうね。。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:30mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/8秒 ISO感度:3200

旧万世橋ホームの目の前を走る中央線。長い間放置されていた旧万世橋駅を改築して、カフェが出来ていたのは以前から知っていたが訪れたのは今回がはじめてで、楽しみにしながら来てみたが、新しく小奇麗なつくりのホームから見る中央線は中野で見るのとあまり変わらず。もう少し歴史的な雰囲気が残してくれれば良かったのに…。

大した移動範囲でもないのに、シャッターを切る回数が増えてしまうのは秋葉原が面白い街だからなのだろう。なんだかんだで月に2・3度、いや週1ペースで訪れている私にとっては日常の街だったりするのだが、いつ訪れても観光気分にさせてくれるのが秋葉原。メモリカードの容量が足りなくなったら現地調達も可能だし。
というわけで、まだ撮りためたスナップがあるので次回も秋葉原界隈で撮ったものをお届けする予定です。

 ◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/10 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:400

馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm+α7RIIIで切り取る東京の日常2/秋葉原。 はコメントを受け付けていません

齋藤千歳の感動表現|SAMYANG AF50mm F1.4の実力

Posted: 2018.02.21 Category: SAMYANG Comment: 齋藤千歳の感動表現|SAMYANG AF50mm F1.4の実力 はコメントを受け付けていません

みなさん、撮ってますか!

最近、改めてデジタルで撮影するからこそ、撮影用フィルターはおもしろいと思っている齋藤千歳です。

そのうち撮影用フィルターの話も電子書籍のまとめたいと思っています。

冬真っ盛りの北海道・千歳市から「ぼろフォト解決シリーズ&Foton電子写真集」というカメラ・写真関連の電子書籍を数多く出版しています。

ところで、みなさん、お気に入りのレンズはありますか。

「いや、お気に入りというか、カメラを買ったときについていた標準ズームしか持っていない」という方も多いのではないでしょうか。

デジタル一眼レフにしても、ミラーレス一眼にしても、レンズ交換式カメラの楽しみのひとつは、レンズ交換にあります。

思い切ってレンズ交換式のデジタル一眼レフやミラーレス一眼を購入して「これでプロみたいな写真が撮れる!」と期待したのに、購入時についてきた標準ズームレンズでは、「すごい!」と感じるような写真が撮れず、飽きてしまったという方もいるのではないでしょうか。

じつはみなさんがすごいと思うような写真には、カメラだけではなく、レンズにも仕掛けがあるのです。

使用レンズ:SAMYANG AF50mm F1.4 FE

◎焦点距離:50mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:1/6,400秒 ISO感度:50 +2/3補正 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

豊頃町・大津海岸の砂浜に散らばるジュエリーアイス。絞り開放のF1.4で画面中央の氷にピントを合わせて撮影しました。どれが主役がはっきりします。

撮影協力:豊頃町

 

 

現在、カメラ本体とセットで販売されているキットレンズがあります。

多くの場合、標準ズームキットもしくは、標準ズームと望遠ズームがセットになったダブルズームキットが用意されているエントリー機が一般的でしょう。

では、なぜ標準ズームというのでしょうか。

諸説あるので、絶対ではありませんが35mm判で50mm相当が人間が普段見ている視野の広さに近いので標準レンズともいわれています。

この50mmを基準に35mmよりも視野角の広いものを広角、70mmよりも視野角の狭いものを望遠と呼ぶのが一般的です。

そのため35mm判換算で広角でも、望遠でもない標準域をカバーするズームレンズ、例えば35mmから70mm程度のレンズを標準ズームと呼ぶようになりました。

現在ではズームレンズの性能アップもあり、35mm判フルサイズ用だと24mmから70mm程度、APS-C機用だと18mmから55mm(35mm判換算27mmから83mm相当)程度までのレンズを標準ズームと呼ぶのが一般的になっています。

50mmを中心とした標準ズームの最大のメリットとデメリットは、同じ要素だと筆者は思うのです。

「人間が普段見ているように撮影できること」。

まるで見てきたことをそのままに撮影、記録できることはすばらしいことです。

しかし、見たままがゆえにインパクトのある写真に仕上げるのは、なかなか難しいという弱点が標準ズームなどにはあります。

そこで、多くのプロやハイアマチュアなどは、撮影レンズの力を借りて、写真のインパクトを強めていると筆者は考えています。

方法は大きく4つに別れます。

 

1.      人間の目では不可能なほどの遠くを大きく撮影する→望遠、超望遠

2.      人間の目では不可能なほど広い視野を撮影する→広角、超広角

3.      人間の目では不可能なほど小さなもの大きく撮影する→マクロ

4.      人間の目では発生しない大きなぼけを発生させ撮影する→明るい大口径

 

カメラ購入時に付いてきたキット標準ズームでの撮影に飽きた方は、ぜひ4つのうちのどれかを試してみることをおすすめします。

 

使用レンズ:SAMYANG AF50mm F1.4 FE

◎焦点距離:50mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100 −2/3補正 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

なにげなく撮影した紅葉。F1.4の狭い被写界深度が、どの葉が主役なのかをはっきりさせ、省略された背景などが日常の光景の印象をアップしてくれます。

 

 

SAMYANG AF50mm F1.4 FEを含む50mmの大口径標準単焦点レンズは、人間の目では発生しない大きなぼけを発生させ撮影することでインパクトを強いめることができるレンズです。

そして50mmの標準単焦点は昔から、より明るいレンズの競争が激しいカテゴリーになっています。

メジャーなところでいうと50mmの単焦点レンズは開放F1.8くらいからラインアップされ、F1.4、F1.2などが一般的です。

さらには、F1.0やF1.0以下のレンズもマウントによって用意される大口径レンズ激戦区といえます。

価格のほうは、F1.8の倍でF1.4、F1.2はF1.4の陪以上というイメージでしょうか。

明るさの差はF1.0を基準にして1/3段絞りでいうと、F1.2はF1.0より2/3段暗く、F1.4はF1.2より1/3段、F1.8はF1.4よりも2/3段暗くなります。

わかりにくいので整理するとF1.0に比べるとF1.4は明るさが半分になり、F2.0だと明るさは1/4になります。

F1.0とF2.0の明るさの差は、F4.0とF8.0と同じ差になります。

これは大きな差といえるわけです。

また、正比例するわけではありませんが、被写界深度(ピントが合って見える範囲)もレンズの明るさによって変化するので、ぼけの大きさや量も変化します。

ぼけにも大きな差を生むので、より明るいレンズが人気となるわけです。

 

使用レンズ:SAMYANG AF50mm F1.4 FE

◎焦点距離:50mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:200 +2/3補正 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

浅い被写界深度を利用して主役をはっきりさせる。背景のぼけだけでなく、前ぼけも意識して撮影しました。ぼけを活用すると、日常の撮影も楽しくなります。

撮影協力:花もみじ Momijiyama-Design 

 

大口径レンズ激戦区ともいえる50mmの標準単焦点のなかでも、F1.4クラスは、F1.8よりも2/3段明るく、F1.2よりも1/3段しか暗くないという点、さらに現実的なレンズの価格帯という点も含めて多くのユーザーに愛されてるレンズカテゴリーです。

F1.8の50mmは比較的安価なレンズが数多く流通していることもあり、それよりは明るいレンズがほしいという中上級者が多く選択するレンズがF1.4ともいえます。

なかでも、今回撮影に使用したSAMYANG AF50mm F1.4 FEはSonyの35mm判フルサイズ向けのオートフォーカス(AF)対応のF1.4の50mmとしては比較的安価なこともあり、人気のレンズです。

このレンズの特徴のひとつとして、開放のF1.4の際におそらく意図して球面収差を残す設計となっているために、明るくぼけるためにやわらかいだけではないあまやかな描写が楽しめることがあります。

SAMYANG AF50mm F1.4 FEの描写特性などの詳細は電子書籍にもまとめましたので、こちらもご覧いただけると幸いです。

 

『Foton機種別作例集167 実写とチャートでひと目でわかる! 選び方・使い方のレベルが変わる! SAMYANG AF50mm F1.4 FE 機種別レンズラボ』

 

SONY α7 II で撮影

監修:小山壯二/著:齋藤千歳/編:太田圭一・齋藤千歳/デザイン:Inori

価格:330円

標準ズームと焦点距離がかぶるため、「どうして必要なのか、わからない」というユーザーも多いと思いますが、明るい大口径の標準単焦点は大きなぼけを発生させることができるため、普段の景色をより印象的に仕上げることができるレンズといえます。

そのため、多くのプロや上級ユーザーがより明るいレンズを求め、多くの明るさのバリエーションが豊富なカテゴリーになっています。

標準ズームレンズから大きなぼけが手に入るという理由で、すでにF1.8の50mmは持っているという方にも、開放F1.4を選択した際に球面収差が原因を思われるあまやかな描写を残したSAMYANG AF50mm F1.4 FEは魅力的な選択肢のひとつになると思います。

まずは50mmの明るい単焦点レンズで、日常の何気ない光景にぼけを付加するという撮影を楽しむのおすすめです。

しかし、それを卒業すると、豊富にラインアップされる50mmの単焦点は、それぞれの特性の違いまでを理解して、撮影することが楽しくなるカテゴリーでもあります。

SAMYANGレンズの50mmには、さらに明るいF1.2や同じ明るさのF1.4も用意されています。

また、各メーカーからも数多くの50mmレンズが用意されていますので、それぞれの個性を確認し、楽しみながら選択していくのもおすすめです。

高価で大きな撮像素子を採用したミラーレス一眼やデジタル一眼レフで大きなぼけを楽しむための入門レンズとしてもメジャーな50mmの単焦点レンズ。

実は「写真は50mm(標準)レンズにはじまり、50mm(標準)レンズに終わる」などともいわれる奥深いカテゴリーでもあります。

価格や個性などをさまざまな情報から検討して、標準単焦点の楽しさに挑戦いただけると幸いです。

 

使用レンズ:SAMYANG AF50mm F1.4 FE

◎焦点距離:50mm 絞り:F/1.4 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:200 +12/3補正 (35mm判フルサイズのカメラで撮影)

ぼけを活用すると写真を見てくれる人の視線を誘導することもできます。掲載写真ではみなさんの視線をイチゴの添えられたケーキに誘導したつもりです。撮影協力:KANADE 

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酒井宏和の感動表現|第25回目は、角型フィルターの、cokin 170 バリカラー レッド&グリーンです。

Posted: 2018.02.21 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第25回目は、角型フィルターの、cokin 170 バリカラー レッド&グリーンです。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。

第25回目は、cokin 170 バリカラー レッド&グリーンです。

とても不思議なフィルターです。色付きのPLフィルターというと、わかりやすいかもしれません。

 

 

見た目はこんな感じ。

一見するとただのカラーフィルターのように見えますが、偏光板が多分入っていて、回すと色が変わります。

今回使用したのは、レッド&グリーンですが、ブルー&イエローなど、他の色もありますし、

バリカラーではない、単色のポラカラーというフィルターもあります。

 

 

1枚目が素の状態です。

2枚目がフィルターをかけて、偏光が少ない状態です。

3枚目がフィルターをかけて、偏光が多い状態です。

 

不思議ですよね・・・。

 

3枚目の写真をよく見てください。

空はグリーン、建物の左側の白い壁がオレンジ(レッド)になっています。

 

バリカラー レッド&グリーン

 

偏光の効果の少ないところが、レッド、多いところがグリーンになる。

とう感じです。

 

だから何?

 

というのもあるかもしれませんが、フォトショップとかない、ずっと以前

フィルムの時代にこのフィルターを使って撮影した写真はみんなびっくりしたのでないでしょうか?

 

イメージ的に、砂漠とか、工場とか、似合いそうな気がします。

 

かなり癖のあるフィルターなので、何かこれは良い、という作例が撮れたら、再度ブログにします。

 

我こそは、と思う方は、このフィルター、ぜひチャレンジして見てください。

世の中には、国際フィルターフォトコンテスト、というものもあります。

こういう特殊なものを使いこなせば、入選率は上がるかもしれません。

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オオヤマナホの感動表現|デュートで男を撮る。光と影の活かし方

Posted: 2018.02.21 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|デュートで男を撮る。光と影の活かし方 はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは。オオヤマナホです。

 

今回はモデル・俳優・プロデューサー等々、幅広くクリエイティブな活躍をされている稲松悠太さんの登場です!

ヘアメイクアーティストのJyooさんにもご協力いただきながら「男の色っぽさ」を無機質に撮りたいという追求です。(ΦωΦ)フフフ…

光と影のコントラストは男をかっこよく見せるには必須!

うまく効果的に使いたいですよね。

 

今回使用したメインフィルターは「デュート」!!!

➡過去のデュートの記事はコチラ

 

 

 

まずはフィルターなしの2カットからみていきましょう。

  

 

①    と③は加工なしの状態。

まずこの時の差し込む光と稲松くんの空気感をみて

緑がかった透明感を生かして表現したかった。

それをあとからPC調整したのが②④です

グリーンがかった空気感にハイライトとシャドウをさげて

メリハリをつけています。。

①    →②   ③→④  にアレンジ。

これだけでも結構表情違うとおもいますが

これに「デュート」のフィルターが加わるとさてさてどう変わりますか!!!

 

 

デュート

(1/400 2.8 ISO200)

(1/400 2.8 ISO200)

 

 

あああああああああ!…この写真だけで「来てるね!!」

という感じしませんか?・・・しない?(・∀・)

 

⑤の光のまわる柔らかな全体のラインが、⑥で影を加えることで

光の輝度が更に生きてくるんだなぁ!

うなじ・胸ポケット周辺のしわのひかり・カーテンの皴の光・煙草を持つ手首から甲にかけてとか…わたしはそんなデュートのキラメキにドキドキしてくるんです(笑)

(こない?(・∀・)ニヤ

 

 

こんどは逆光で体の位置を変えてみてみましょう。

(1/400 2.8 ISO200)

(1/400 2.8 ISO200)

 

⑦の作例からの…光のまわるふんわり感は抑えめですね。

芯のあるという意味ではフォギーやブラックミストと似ていますが

デュートはソフトフィルターの中では一番効果が弱いとされています。

 

⑦のハイライトとシャドウを押さえることで⑧の作例のように

光が生きてくるように思います。ギラギラしたりテカテカしたり

しない光を拡散しながらの滑らかな階調と艶感が感じられるのです。

 

 

 

 

光のベールの中に溶け込んでいるような輝き感。

フォギーのようなミスト感ではなく透明感を感じます。

影をつかうことでその場のアンニュイな空気感をもひきだしつつ

光は活かすことができるのがデュートだなあと。

 

 

 

次はちょっと撮影角度を変えてみましょう

 

 

(1/1000 f2.8 ISO200)

{1/3200 f2.8 ISO200}

{1/3200 f2.8 ISO200}

{1/3200 f2.8 ISO200}

{1/3200 f2.8 ISO200}

 

 

 

差し込む光量が減り、間接的になると光の中に溶け込むという印象からは

また変わってきます。17の作例のような窓辺の右手を印象的につかうための効果とか

普段撮影しているフィルターなしの撮影画像にプラスワンの効果として「どこか違う」印象を

写真に加える一つのテクニックにデュートをとりいれるのも面白いんじゃないかなとおもっています。

 

 

文頭にもリンクを貼りましたが、どうぞ過去記事も参考にしていただきながら

デュートの質感を是非ポートレート撮影に取り入れてみてくださいね♪

ブラックミストも撮影ストックがありますので、また記事にしたいと思います。

 

 

 

それでは、3月1日からのCP+ケンコートキナーブースにて

「デュート興味あるうううううう」な貴方のお越しをお待ちしております。

 

 

オオヤマナホでしたぁ。

 

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