大雪の影響で一部運休していた三江線が走り出しました。
私が訪ねた時は、まだ一部運休していたので、今回は
運行していた石見川本駅~江津駅の間を乗車してきました。
私は、鉄道の写真を撮るのが大好きですが、乗るのも好きです。
乗らないと見れない景色もあり、乗ると見つける場所もある。
ぼーっと乗ることもあれば、景色を楽しむこともある。
あそこから撮ってみたいな。とか、あの山から見た景色はどうだろう。登れるのかな?
などいろんなことを思います。
今回は、雪の影響もあって、空いていたのでゆっくり進む列車を楽しんできました。
たっぷり楽しみたいので、1番前に立ったり、座席に腰掛けて景色を見て過ごしました。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:800
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:800
車内という引きがない狭いスペースで広角レンズを使うと画面の隅にいくにしたがって引っ張られたような歪みが強く出がちですが、画面隅の金具までしっかり形がわかり、限られたスペースでも頼りになりました。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:22mm 絞り:F/13 シャッタースピード:1/20秒 ISO感度:200
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:100
車内から、スローシャッターで流しているのですが、クリアでシャープな写りなので、ピントがあっている範囲はとても透明感がある表現ができました。
三江線は、江の川に沿ってすすみ、いくつものトンネルと、いくつかの陸閘門を通っていきます。
この区間は、トンネルと陸閘門が楽しめる区間です。
トンネルをくぐるときは、とても楽しくて、短いトンネルが続く時には
入ったかと思うと、もう次のトンネルの入り口が見えたり、冒険してる気分になります。
陸閘門は普段は開いていて、その間を列車が走りぬて行きます。
洪水時には川の水が流出しないように綴じられる仕組みになっているのですが
廃線時に陸閘門は、閉鎖した状態にする事が検討されているそうです。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1250
陸閘門に向かって走る車窓から。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1600
車窓から陸閘門を写したかったのですが、線路や周りの家、雪が舞う景色などF8の絞りで充分はっきりと
写す事ができました。このシャープな描写力と被写界深度は風景と対象を絡めて絵作りしたいときには強い味方になります。
陸閘門に向かって走る列車を道路から。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/4秒 ISO感度:800
広角すぎると陸閘門がわからなくなってしまうような状況ですが、標準域までカバーしてくれるズームのため鉄橋と陸閘門に向かって走る列車を、印象的に切り取る事ができました。
そして、まだ楽しみは続きます。
私はいつも、旅の間は江津本町駅~江津駅の間にある同じカフェでランチをします。
そのカフェも楽しみなのですが、近くにある江津本町駅が大好きなのです。
利用者はさびしいもので、秘境感がたっぷりの駅、江津本町駅です。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:200
でも、降りてみると、江の川の河口が広がっていて、とっても綺麗なところです。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:17mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:200
空や川の青さはトキナーブルーが活かされるポイントです。
レンズの歪まなさを信じる事ができるから、たくさんの青い空を広く入れて列車を端に置いた構図も
安心して作る事ができました。
今回も、乗車中の限られた空間の中で広角から、標準域まであるこのレンズはとても使いやすかったです。