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酒井宏和の感動表現|第15回目は、 cokin NUANCES ND1024の使い方をご紹介いたします。

Posted: 2017.11.22 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第15回目は、 cokin NUANCES ND1024の使い方をご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第15回目は、 cokin NUANCES ND1024の使い方をご紹介いたします。

以前も、ちょっと登場したフィルターですが、シャッタースピードを落とすためのものでND1024と非常に濃い色のフィルターです。

東京の木々も色づいてきて、今年の紅葉撮影も最終段階に入ってきましたね。

 

フィルター有りとフィルターなしの写真を撮影しました。


 

よく目にする、水に写った色鮮やかな紅葉の色。
どんな風に撮影するんだろう?と思ったことはありませんか?

こんな状況で撮影できます。

晴れている日、紅葉に太陽が十分に当たった状態で、それが水に反射するととても色鮮やかな色に写ります。

 

2枚の写真の水面をそれぞれ拡大してみました。


 

水に反射しているとはいえ、紅葉には直射日光が当たっているのでかなり明るいです。
ISO100、F11で、シャッタースピードは1/40でした。
そこに、ND1024を使用すると、10秒までシャッタースピードを落とすことが出来ました。

ND1024は、太陽の当たっている滝もスローシャッターで流すことが出来ますが、こんなところでも活躍します。

そして、NUANCESシリーズは、色の変化が極めて少ないです。
濃い色のNDフィルターを使うと写真の色味が変わることが多いのですが、NUANCESでは、ほとんど変化がありません。
フィルター使用の写真と、未使用の写真を並べても違和感ありません。

 

酒井宏和の感動表現|第15回目は、 cokin NUANCES ND1024の使い方をご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

オオヤマナホの感動表現|「黄葉をドリーミーに表現するフォギーBの仕上げ技・併せ技」

Posted: 2017.11.22 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|「黄葉をドリーミーに表現するフォギーBの仕上げ技・併せ技」 はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは。オオヤマナホです!

 

秋満喫されてますか?

私は今年の秋といえば七五三で撮影ラッシュで大忙しの日々でおります。

今年は木々色づくの早いなあと神社境内の木々の紅朱黄緑を背景にしながら

諸々に「いいね♪」を心の中で押しまくってます( ̄▽ ̄)

(心の中のBGMは某生命会社のアレと某鉄道会社のアレで…サビのみリフレイン♪( ^ω^)・・・余談余談(;´・ω・)

ということで、今回のフィルターワークはミラーレス一眼と一緒に日吉の慶應大学キャンパスのイチョウ並木の黄葉に出逢いに!

ミラーレス一眼はかわいらしい大きさでしょ。レンズも3本持ってもさらにフィルターを全部もってぇ。

さらにさらにコンパクトな三脚をもってお出かけしても全然苦にならないし肩凝らないのはありがたいです(*´艸`*)

 

「いっちょういっちょう♪今行くよ♪」と鼻歌フンフンで到着でーす。

 

(ノーフィルター/

 

イチョウ並木はこんな感じで色づいてました。緑が残っていたり、かなり落葉もしていたりですが今年はこの表情。

さーて。今回はどのフィルターにしようかなと並木に突入です。

①   

(ノーフィルター/

 

今回はイチョウの黄色をふんわりとドリーミーに表現してみたかったので、フォギーBを使うことにしました。

並木は三脚はNGとのことで手持ち撮影。フレーミングが異なってしまいごめんなさい。

②     

 

光の方角は左上50分の角度からでしょうか。木々の隙間から入る日差しは白飛びしていますが、フォギーの効果で拡散し、嫌な印象は受けません。

のっぺりとした空気感よりも光の方向性や時間の流れ。その場に流れる午後の柔らかな時間を印象づけてくれているのではないかとおもいました。

③     

 

 

現実の世界から絵画的で柔らかな世界にかわっていきますね。

全面フォギーの世界の中に左下の手すりに反射する光の拡散。わたしはこういうちょこっとこっそり効果がでると

( ̄― ̄)ニヤリ…とかしてしまう(笑)

④     

 

 

並木のむこう側に光る窓ガラスに反射する太陽光を発見。

これをちょっとフォギーとクロスフィルターの重ね付けで撮ってみようかな。

この11月に広角レンズ用のクロスフィルターが発売になりました!

⑤     

 

 

フォギーと光でパッケージがよくわからない(;´・ω・)・・・んですがぁ。私の手!光の反射がなめらかにゆるくふんわりとひかり綺麗だなとかひとりごと

(まどろっこしいな。手の皴とかガサガサとかがわかんなくなって綺麗でしょ!…といえばいいのにヽ(`Д´)ノ

 

 

 

ということでクロスと重ねづけは…

⑥     

⑦     

 

立ち位置を変えながら、光芒が印象的に見えるポイントを探しましたが難しい。反射光が強すぎで失敗です。

 

⑧     

 

 

⑦の画像の露出を下げると⑧

光芒はでてきました。キラキラ!!!はでてますがイチョウの黄色淀んでますね。うーーー。ダメだ。

 

 

(気を取り直して)もう一度並木に戻ります。

フィルターなしとプロソフトンBとフォギーBこの3つの比較をしてみましょう。

⑨    フィルターなしの並木

 

⑩    プロソフトンBの並木

⑪    そしてフォギーBだと…

 

プロソフトン→にじませながら光をソフトにする効果

フォギー→被写体の輪郭を保ちながら光の粒をまとわせ光を拡散し柔らかく表現する

 

この違いを感じてみてくださいね♪

 

 

⑫     

 

 

 

 

 

そして今回の最後に出逢えた光と黄色のシーンはこちらです。

⑬     

 

 

黄色の葉が逆光で照らされ漏れる光をクロスフィルターで表現。フォギーBで全体の空気感を光に包まれている

印象に仕上げてみました。(仕上げるといってもノーレタッチ。フォギーとクロスフィルターの表現です)

 

 

夢の中のような世界を作りあげるならぜひぜひフォギーをお試しくださいね。

今回はBタイプですので効果は強め。効果の弱いAタイプもぜひぜひ!

 

 

みなさまの撮影活動のお役に立てれば幸いです。オオヤマナホでした~!

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伊藤宏美の感動表現|魚眼レンズで駅スナップ 〜銚子電鉄・都電荒川線・三江線〜

Posted: 2017.11.22 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|魚眼レンズで駅スナップ 〜銚子電鉄・都電荒川線・三江線〜 はコメントを受け付けていません

今回は、魚眼レンズを使った懐かしい駅のスナップを集めてみました。

 

まず、銚子電鉄の終着駅・外川駅。

私にとって外川駅は、忙しい毎日の隙間にちょっと出かけたくなる場所です。

この駅は、木造駅舎で、丸い郵便ポストや手書きの運賃表や時刻表など懐かしいものがあります。

また、手作りの座布団や掲示板、飾られた写真など、地域の人に支えられていて、ひとのぬくもりを感じる駅です。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye

焦点距離:13mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:1600

 

どこも素敵なので、この駅舎の素敵なとこころをいっぱい詰め込みたくなります。

後ろに引きがなく黄色い線の内側という限られた空間でも、

魚眼レンズなら素敵な空間をいっぱい詰め込む事ができました。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye

焦点距離:10mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/15秒 ISO感度:3200

 

しばらくすると、終着駅に終電車がやってきました。

今度は味のある改札と電車を撮影し、

降りてきた車掌さんに挨拶をして帰りました。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye

焦点距離:12mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:1600

 

次は、都内にある都電荒川線三ノ輪橋駅です。

関東駅百選認定駅の一つであるこの駅は、春と秋にバラが咲く駅で、やはり地域の人に支えられている駅です。

また、懐かしいホーロー看板があり、懐かしい雰囲気があります。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye

焦点距離:12mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1250

実はこの場所、私も、昔、連れてきてもらった場所なのですが、

魚眼レンズでもっと寄って撮影したいと思っていたので、改めて撮影してきました。

最短撮影距離も短いので、思いっきり寄ることができます。

こういった場所は、思い切って被写体に寄るとより効果的な絵作りが出来ます。

 

 

懐かしい駅舎でもう一つ大好きなのは、三江線の川平駅です。

たまに猫さんもやってくる陽だまりの似合う駅舎で、駅舎自体も可愛いのですが、

駅にある木造のベンチなども、とっても可愛いのです。

つい時間を忘れて撮影に夢中になってしまいました。

すると列車が近づく音がして、列車がやってきました。

そんな時も、この魚眼レンズはズームがついているので、対応しやすく、とても便利です。

◎使用レンズ:AT-X 107 DX Fisheye

焦点距離:17mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/40秒 ISO感度:200

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馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る日常の移動範囲。

Posted: 2017.11.15 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る日常の移動範囲。 はコメントを受け付けていません

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/3.2  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1000

 

4回続けた旅写真の反動、という訳ではないが、今回は日常の移動範囲内で撮ったスナップをお届けしたい。秋の長雨も落ち着き、自然光が豊かな季節になったので、写真を撮るのにいい季節が東京にも訪れた。開放F2があればそれなりに暗い室内でも写真は撮れるが、差し込む光を味方にできたら、日常の空気感が伝わる風景を切り取ることができるはずだ。

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:250

ある日の食卓。娘が幼稚園に行くまで、食卓の上で何かの宿題をしていた模様。鉛筆が散らかしっぱなしなので、帰ってきたら妻に怒られることは簡単に想像できるが、娘の成長が感じられるこういうシーンを切り取るのはいつも楽しい。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.5  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:4000

シンクのフライパン。シンク周り、特に片付けてない状況は人に見せたくないものだが、気にもせず過ぎ去ってしまうなんでもない日常の一瞬を切り取りこそスナップ。フライパンに張った水の先に映り込んだものにピントを合わせるのもα9とFiRINの組み合わせなら簡単だ。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100

カーテン越しに差し込む光とシャツ。レンズの限界まで寄ってみたが、開放F2の柔らかい描写はファブリックの質感との相性が良い。光と影が作る表情が豊かな朝は写真を撮るのによい時間だ。早起きは…、と例の言葉を出すまでもなく。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:2500

自宅作業部屋に積み上げられた写真集。全く整理が出来ていない。デジタル時代になって写真集で写真を見る機会も減ってしまっているが、プリントや印刷物で見る写真から得られる体験と価値は、PCのモニターや小さいスマホの画面で見る写真とは別物。処分しろという嫁からのプレッシャーがあっても絶対に捨てない。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

秋なら紅葉だろ?って自分でも思うが、残念ながら東京に住む私の日常にはまだ紅葉は訪れていない。重なり合う葉を通る透過光が美しい植物を撮るのが精一杯だが、それも悪くない。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:125

高円寺にある本と雑貨の店「Amleteron(アムレテロン)」の店内。自宅から高円寺までは私の定番のスナップ撮影兼散歩コースになっているが、新旧さまざまな店舗が連なる商店街が充実しているのが高円寺の魅力。1枚目の写真含め、フォトジェニックな小物と本が並ぶここもその一つ。

 

SONY α9+FiRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.0  シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:160

同じく「Amleteron」のディスプレイ。電球の暖かい色味、丁寧に飾られた小物と手前の枯木から秋を通り越して冬の雰囲気が伝わってくる。白くて小さくて可愛いお店なので、高円寺に訪れた際はぜひ行ってみて欲しい。

ズームレンズで撮るスナップも楽しいが、足を使って寄り引きで構図を決める単焦点レンズでのスナップは写真を撮ることの楽しさを改めて教えてくれる。正直ここ数年、仕事以外で写真を撮ることはあまりしてこなかったが、ソニーαとFiRINのおかげで毎日何かしらシャッターを切るようになった。撮らなきゃいけない、という義務ではなく、純粋に写真が楽しいからという理由がほとんどだが、とにかく撮りたい・何かを残したいという衝動が湧いてきているのは、それなりに重ねてきた年齢からくるものなのかもね。だから今日も写真を撮ります。

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みのるんの感動表現|柔らかい描写をつくるレンズ

Posted: 2017.11.15 Category: LENSBABY Comment: みのるんの感動表現|柔らかい描写をつくるレンズ はコメントを受け付けていません

ソフトな描写が特徴のこのレンズ LENSBABY Velvet56とともに、普段からよく行く公園に撮り歩きに行きました。

まずは公園の風景を1枚

普段何気なく目にしている風景が、少し現実離れした雰囲気すら感じさせてくれる描写で す。
 

次は少し移動して花壇沿いで1枚。 今度はポートレートを撮ってみました。

中央の人物はしっかりと解像していますが、周辺のボケの柔らかさは目を惹くものがあり ます。

このレンズならではの描写が際立った1枚となりました。

 

続いて今度は雰囲気を変えて順光での1枚

通常なら硬い雰囲気になっていまいがちの順光の場面でも、柔らかな雰囲気となりまし た。

色乗りもとても良いです。

 

最後に逆光での1枚

先ほどの1枚とは対照的な柔らかみのある、このレンズの特徴が存分に出たものとなりま した。

周辺がいわゆる「ぐるぐるボケ」になっているのも印象的です。

柔らかな雰囲気が普段とは少し違ったポートレート作品に仕上げてくれました。

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國政寛の感動表現|望遠ズームと+デジタル接写リングでプチマクロ撮影を楽しもう!

Posted: 2017.11.15 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|望遠ズームと+デジタル接写リングでプチマクロ撮影を楽しもう! はコメントを受け付けていません

『めざめ』


~まばゆい陽射しに
 心もめざめて~
(「AT-X M100 PRO D」使用)

皆さん、マクロ撮影楽しんでますか?
バラ、コスモス……。鮮やかでありつつ、どこかしっとりとした落ち着きを感じる秋の花たちももう終わりですね。
そして紅葉が見頃になってきました。
ぜひ、マクロレンズでの紅葉撮影にもチャレンジしてみてください( ^ ^ )

ところで、少し離れた場所にある花などを撮影したいことってありますよね。
植物園などでは柵があって近づけない場所もありますし、樹に咲く花や紅葉など高いところにある枝を狙いたい場合もあります。
マクロレンズでできる限り近づいて撮ってはみるものの、あまり大きく写せずに主役がいまひとつ目立たなかったり、周囲がごちゃごちゃしてわかりにくい写真になったり。

そんな時は、マクロレンズは諦めて望遠レンズにチェンジ!
さあこれで大きく撮れるぞ!

と、マクロレンズで撮影するような感覚でファインダーを覗いてみたら、ピントが合わない!

そう、望遠ズームレンズなどはマクロレンズに比べて最短撮影距離がかなり長いのです。
短いものでも1m前後、通常は1.5mぐらいのレンズが多くなっています。
マクロのように近づいて大きく撮る、ということが難しいんですね。

それで、ピントが合うように最短撮影距離まで離れようと少しずつ後ろに下がってはピントを確認して……。そしてやっとピントが合った!と思ったら、マクロレンズで撮っていたときよりかなり後ろに下がっていて、場合によっては写っている被写体がむしろ小さくなっていたり。
せっかく大きく写したくて望遠レンズを使ったのにこれじゃあ意味がないや……。そんな殺生な~!
と、嘆きたくなることもあります。

でもまだ諦めるのは早い!
慌てることなく、カバンに忍ばせておいた「デジタル接写リング」をサッと取り出しましょう。

「デジタル接写リング」、覚えていますか?
第二回でご紹介した、「カメラボディとレンズの間に取り付けて、レンズの最短距離よりさらに被写体に近づいて撮影できるようになるリング」です。
その時にはマクロレンズに装着して使用する方法を説明しましたが、もちろん、こうした望遠ズームレンズにも使用可能なのです!

立入禁止のエリアに咲くスノードロップ。
距離がある上に小さな花なので、100mmマクロの「AT-X M100 PRO D」で撮影するとこのぐらいの大きさにしか写りません。
背景や周囲の草木がごちゃごちゃしていて主役が目立ちませんね。
ちょっと何を撮ろうとしたのかわからない写真になってしまいました。

そこでマクロレンズに換えて望遠ズームを装着!
望遠ズームの200mmで撮影すると、かなり大きく写せました。

でも、まだ少し物足りません。
かと言って、これ以上近づくと最短撮影距離より前に出ないといけなくなってしまい、ピントを合わせることができません。

そこで、「デジタル接写リング」の32mmを装着!
一気にググッと寄ることができました。

さらに、ズームを300mmにします。
主役がどーん!と明確な写真になりました。

デジタル接写リングを使用せず、300mmで最短撮影距離から撮影するとこのぐらいの大きさです。

同じ焦点距離のレンズでも、「デジタル接写リング」があるのとないのとではかなり表現が変わりますね。

いかがですか?
マクロレンズだけでなく、望遠ズームレンズに接写リングをひとつ持って出かければ、近くの花も遠くの花も思い通りに切り取れて、撮影の幅が広がりますよね。
ぜひ、この秋はそんな撮影にもチャレンジしてみてくださいね。

今回は望遠ズームレンズにデジタル接写リングを装着した撮影のお話でした。
では、標準ズームレンズや高倍率ズームレンズにデジタル接写リングを装着しても使えるの?
次回はそんなお話をしたいと思います。

 

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光川十洋の感動表現|「オーロラ舞う」

Posted: 2017.11.15 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|「オーロラ舞う」 はコメントを受け付けていません

オーロラの撮影にアイスランドへ行ってきました。初めてのオーロラ撮影ですが、妙に自信があるのはデジタルカメラになって、モニターを見てすぐ修正ができるからでしょう。本やネットで調べると、撮影データはまちまち。うまく撮れていない人は、コンパクトデジタルカメラの人、三脚を持っていない人、マニュアルフォーカスができない人などです。オーロラの出現が前提ですが、うっすら出ていても、肉眼では見分けられないため、「出ていない」と口をあんぐりしている人も撮影チャンスを逃していることでしょう。目では白い雲に見えるものが、カメラで撮影すると黄緑色のオーロラなのです。形がわからなくても、上空ではオーロラが広がっているのです。撮影経験した視点で作例を選んでみました。
オーロラの基礎知識ですが、太陽の爆発で出た太陽風が地球の磁場によって、北緯65度から70度付近で酸素などにぶつかって発光するのがオーロラです。北極を囲むリング状のオーロラ帯の下にあるアイスランドは適地です。氷点下の極寒な時期でなくても9月に出合えました。アイスランドは火山国なので、溶岩台地にコケが豊かで、街の明かりや道路が少ない広大な島です。おかげで人工光の影響を受けにくいのも撮影に適しています。郊外のホテルに泊まって、借り切った小型バスで移動しました。また、首都レイキャヴィークの都会では、オーロラ観測バスツアーも利用してみました。星が見え、光害のない場所に連れて行ってくれ、夜中2時にホテルに帰りました。この時ははっきりしたオーロラに出合えませんでしたが。
撮影のアイデアを最後に。上空のほとんどを視界に入れるように魚眼レンズ使い、三脚でカメラを上に向けて設置し、インターバル撮影で自動撮影をします。体は自由に動けますので、もう1台のカメラを手持ち撮影用に設定。開放F値1.4の明るいレンズで、ISO25600、1/10秒。目では雲とオーロラの区別がつかなくても、この手持ちのサブカメラでオーロラ探しができ、オーロラが舞うときは、特徴のある部分をこまめに撮ることができました。

 

 

北極星の位置は、日本で見るよりずっと高く見えます。星が見えるのに、オーロラが現れないけれど、インターバル撮影をして北極圏の星の光跡を狙いました。ところがなんと、比較明合成をしてみたら上空に黄緑色が広がっているではありませんか。カメラ設定と魚眼レンズに感謝です。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
焦点距離:10mm 絞り:F/4 シャッタースピード:8秒 ISO1600感度  24時過ぎから19分間 StarStaXで合成(APS-Cサイズカメラで撮影)

目でもはっきりとオーロラの出現に感動しました。天頂ににわかに明るい光の塊が現れた後、傘が開くように、スカートが舞うように、速いスピードでカーテン状の光の筋が広がりました。これを繰り返していましたが、画像を後で見ると空全体が黄緑色でした。オレンジ色は、地上の光の反射を受けた雲です。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
焦点距離:10mm 絞り:F/4  シャッタースピード:5秒 ISO3200感度  (APS-Cサイズカメラで撮影)

遠くのほうから強い光が迫ってきます。瞬く間に上空を通過し、雲までオーロラの輝きが突き抜けて、直線状の帯が揺れます、ねじれます、舞います。魚眼レンズならではの空中ショーの1枚となりました。
 


◎使用レンズ:Tokina AT-X 107 DX Fisheye 10-17mm F3.5-4.5
焦点距離:10mm 絞り:F/4  シャッタースピード:5秒 ISO3200感度  (APS-Cサイズカメラで撮影)

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酒井宏和の感動表現|第14回目は、cokin 204 マルチイメージ25を、ご紹介いたします。

Posted: 2017.11.15 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第14回目は、cokin 204 マルチイメージ25を、ご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第14回目は、cokin 204 マルチイメージ25を、ご紹介いたします。

こんな感じのフィルターです。トンボの目みたいな形になっていて、真ん中に穴が空いています。


 

使用するとこんな風に周りにたくさんの真ん中のものが写り込んできます。
7、13、25と種類があります。今回使用しているは25で一番目が細かいものです。
7は残像?の数が7個、13は13個になります。


 

最初の作例は背景が単色だったので残像がよく解りましたが
背景がごちゃごちゃしてくるとこんな感じになります。
まだ、アルパカの形とか解りやすいので良いのですが、
もう少しごちゃごちゃしてくるとモヤモヤした写真になってしまいます。

 

 


 

 

 

スナップ写真を撮影してみました、レンズのズーム具合と、レンズと被写体の距離、被写体の大きさ、
などによって、残像の出方が変わってきます。また、少し絞ると残像がはっきりしてきますが、
絞りすぎると真ん中の丸い穴がはっきり解ってしまいます。

1枚持っていると、何か物足りない時にアクセントになるかもしれませんね。

まだまだ紹介したいおもしろフィルターたくさんあるのですが、とりあえず特殊系はここで一旦お休みして
次回からは、普通のフィルターにフォーカスを当てていきます。

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おりょの感動表現|スナップ、風景、ポートレートなどに使用する事ができるレンズ

Posted: 2017.11.15 Category: Tokinaレンズ Comment: おりょの感動表現|スナップ、風景、ポートレートなどに使用する事ができるレンズ はコメントを受け付けていません

私は普段、大学生である。大学生でこの時期に多いのは大学祭ではないだろうか。 

今回、私は名古屋市にある南山大学という大学の大学祭に撮影をしに行って来た。 

私自身このレンズをレビューするまではズームレンズを使ったことがなく、単焦点レンズばかりを揃えて来た。 

なので、背景ボケのある写真を撮ることは容易なのだが、同じ画角でしか撮れないことがずっと不満に思っていた。 

まずは、この写真である。 

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX

◎焦点距離:60mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:1250

この写真は見ての通り絞りは開放で撮っている。しかしピンボケするわけでもなくピントがはっきり彼女たちにきていることがわかるだろうか。 

このレンズを使って思ったことは解像感がとにかく高い。普段使用している単焦点レンズよりももしかしたら解像度が高いのではないかともまで思った。 

 

次にこの写真である。 

 使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX

◎焦点距離:41mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100

 

この写真はRAW現像を行なっている。現像前の状態はかなり周辺が暗くなっている。 

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX

◎焦点距離:41mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100

この暗くなっているところが現像によって明るくなっているのだが、暗部までしっかりと描写されていることがわかるだろう。開放からこのような描写力があるレンズは今まで使ったことがなく、周辺もしっかりと描写されていることに驚いた。 

 

 次はこの写真である

使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX

◎焦点距離:47mm 絞り:F/2.8  シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100

 

この写真は少し自分の中で挑戦してみた。普段は単焦点レンズ、焦点距離が長いもので撮影することが多いため、背景ボケがかなり強く綺麗に出る写真が多い。しかしこの写真はズームレンズ、しかも47mmと普段撮らないセットで撮影した。ボケすぎない背景、その場の空気感が伝わる写真を撮ることができ、かなり気に入っている。 

 

以上の三枚からスナップ、風景、ポートレートといろんな場面に使用することができ単焦点レンズにはないズームレンズならではの汎用性に優れている。 

そのためレンズ何かったらいいかわからない初心者の方にもまずオススメできる一本だと思う 

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伊藤宏美の感動表現|「雨宮21号」を追いかける

Posted: 2017.11.08 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|「雨宮21号」を追いかける はコメントを受け付けていません

今回は、北海道、遠軽町にある”丸瀬布いこいの森”に行ってきました。
ここは、敷地内を蒸気機関車「雨宮21号」が30分に1回ほど走ってくれるとても興奮してしまう森林公園です。
私にとって、何回も乗車でき、何回も撮影できるなんて、贅沢でたまらない場所なのです。
 
今回は,手持ちで車内から撮るには、フットワークがポイントになるので、
超広角12mm~標準域28mmまでカバーできるAT-X 12-28 PRO DX
のレンズ1本で楽しんできました。
 
まずは、さっそく「雨宮21号」に乗車。
1番前に乗車して待っていると、隣にいた方が、
「窓、開くよ。開けてごらん。自分でこんな窓あけたことないだろう。ぜひ開けてみなさい」
と教えてくれたので、すこしコツがいる窓をそっと開けてみました。
 
おかげで1番前で、1番蒸気に近いところで蒸気を浴びることができました。

 

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/22  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:200

 

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:12mm 絞り:F/22  シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:200

敷地内のカーブを抜けると、逆光になり、照らされる蒸気がとても美しく、思い出すと今でもドキドキします。
また、このレンズは、
コントラストのはっきりしたシャープな描写力で光りが透ける蒸気の煙をくっきり見せてくれました。
 
敷地内の桜は紅葉していて、紅葉の中を走るところも撮影できました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:22mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:500

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:24mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:500

並木の奥行きを際立たせる事ができるのは広角レンズの良いところでもあります。
また、手前の紅葉から、奥の列車までくっきりと写すことができました。
このレンズのズーム比は、欲しい画角をカバーしてくれるとてもお気に入りのレンズです。
 
 
「雨宮21号」は敷地内の約2キロを走るので
1番前で、蒸気を感じて感動しているうちに、あっという間に着いてしまいます。
だから今度は車窓を楽しむために乗車するのです。
 
夕方になり、お日様の光も斜めに傾いたころ、終列車に乗ることに決めました。
すると、汽車は、地面にかわいい汽車の影絵を映してくれていました。
思わず、「見てー!!」と叫び、大喜びしました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:28mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200

思わず感動した瞬間に気がついた時、すぐに対応できるズーム比は、スナップ撮影として心強いなと感じました。
 
そんな事を繰り返していると贅沢な1日はあっという間に終わってしまいます。
昼間は大人から子供までいたこの場所も
気がつくと最後は、1日中いた蒸気好きのおじさんがほとんどでしたが、
最後に皆で「雨宮21号」が機関庫に入るところまで見送る姿は、少年のようでした。
 

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX

焦点距離:16mm 絞り:F/8  シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:200

この機関庫は青空のあるうちに撮影したのですが、青空にはトキナーブルーが映え、可愛い機関庫も、無理なく写しこめました。
 
私は、蒸気機関車が大好きですが、現役時代の蒸気機関車を知りません。
現役蒸気世代の方のお話を聞くのも大好きですが、やっぱり、乗りたいし、感じたいので
蒸気機関車を見るために、チャンスと隙を狙ってよく出かけます。
だいたい1日1往復のチャンスをどう撮るか悩みながら撮影することが多いので、
1日中、満喫できた丸瀬布のこの1日は本当に幸せでした。
 
そして、丸瀬布にも、大事な思い出が増えました。
いつまでも大切に走り続けて欲しいし、たくさんの人に乗って欲しいです。

伊藤宏美の感動表現|「雨宮21号」を追いかける はコメントを受け付けていません

酒井宏和の感動表現|第13回目は、cokin 059 ソフトスターを、ご紹介いたします。

Posted: 2017.11.08 Category: 角型フィルター Comment: 酒井宏和の感動表現|第13回目は、cokin 059 ソフトスターを、ご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第13回目は、cokin 059 ソフトスターを、ご紹介いたします。

クリスマスイルミネーション。
実は、12月からスタートはなくて、ハロウィンが終わって11月上旬からスタート
するところが多いのです。
始まったばかりの方が、人も少ないですし、寒さも12月よりは落ち着いているので
写真撮影には最適な時期になります。

そこで、今回のフィルターは、この時期にぴったりなフィルターです。

こんな感じのボツボツした感じのフィルターです。

どんな感じになるかというと、こんな感じになります。
多分、1枚でこれだけの効果が得られるフィルターはないかなと思います。
ソフトフォーカス効果、クロフィルター効果、謎の丸ボケ。

謎の丸ボケは、特に強い光の点の周りに現れます。
弱い光の点は単にソフトフォーカス効果になります。

角型フィルターは重ねて取り付けができるのでご自分の好みで色々重ねても良いですが
このフィルターだと、1枚で色々な効果が得られます。
一番小さいAシリーズしか設定がないのが、惜しいところですが・・・。

 

酒井宏和の感動表現|第13回目は、cokin 059 ソフトスターを、ご紹介いたします。 はコメントを受け付けていません

オオヤマナホの感動表現|ローコントラストで透明感ある秋色表現

Posted: 2017.11.08 Category: ソフトフィルター Comment: オオヤマナホの感動表現|ローコントラストで透明感ある秋色表現 はコメントを受け付けていません

みなさまこんにちは!オオヤマナホです。

今回はいつもの大きなフルサイズ一眼レフではなくてお手軽らくちんなミラーレス一眼と一緒に
公園にお散歩に行ってみました。
わたしの所有しているミラーレス用のレンズはフルサイズ換算で35㎜・90㎜・120㎜の3本所有しているのですが
それぞれに口径が違うのですよね。その中で一番大きなサイズ口径49㎜用のソフトフィルターを使って
撮影です。以前にも書いているように、口径の小さなサイズのレンズにはステップアップリングを使い大きな口径フィルターに合わせます。
例えば37㎜レンズを49㎜フィルターに合わせたい場合は「37㎜→49㎜」をご用意くださいね。
ステップダウンリングで小さいレンズにあわせてしまうと四隅にケラレが出てしまう可能性がありますのでご注意くださいね♪

ミラーレス用のフィルターはめーっちゃ小さいです。親指と人差し指で輪を作るぐらい!とってもかわいい手のひらサイズなので持ち運びも邪魔にはなりません。
かわいいとそれだけでもお写ん歩なんだかルンルンです♪
つけて撮ったり外して撮ったりしながら楽しく楽しく♪…今回は「ローコントラスト」で秋色を見て参りましょう。

【共通設定】
★絞り優先モード
★ISO80 
★焦点距離45㎜(35㎜換算90㎜)

①まずは順光の場合です
ローコントラスト

f4

②フィルターなし
f4


露出を明るめにしてみましょう。
違いがどうかわるかよーくみてみてくださいね♪

③ローコントラスト …f4


④フィルターなしf4

⑤半逆光だと…   ローコントラストf4


⑥フィルターなし f4


逆光の時はこんな表情になります。
全体的にコントラストを落として柔らかい表現をするのがこのフィルターの特徴ですが、
F4の固さがf2.8にすると被写界深度は浅くなりボケ感が増すことで柔らかくなりますよね。
ではさらにf2.8でフィルターなしとローコントラストの表現の差はどうなのかな???
という辺りをみてまいりましょう。
順序は「なしf4」→「なし f2.8」→「ローコントラスト2.8」です。

⑦フィルターなしf4
 

⑧フィルターなしf2.8だと・・・

⑨ローコントラスト f2.8


ここまで光の向き(順光→半逆光→逆光)でそれぞれ表情がどう変わるかをみてきました。
F値を下げることで柔らかな印象になるものですが、さらにローコントラストフィルターを使用することでその柔らかさはより一層
滑らかさが深まると感じています。
光を順光から逆光に徐々に変えていくことで表情がよりドラマチックに変わっていきますね。
撮影のフレーミングを意識する時、玉ボケ、前ボケ、後ろボケを効果的に感じながら自分自身の作画意図「何をどう撮りたいか」を
意識していけたらいいですよね♪ローコントラストを使用することで玉ボケも一回りふんわり感増します
今回のパンジーのロケーション逆光の場所はこんな感じでした。
後ろの木立のむこう側から日差し。葉に当たる光がとってもきらきらでした。これ、使いたい!!!( ̄▽ ̄)


その玉ボケを意識しつつ。ローコントラストの光を取り込んでの淡い色調を効果的にエアリーに表現したくなりました。
下の2カットはノーレタッチ。意識するのは露出補正を明るめに!

 

色づいてきた木々。見てみましょ!!

⑬フィルターなし f4


⑭ローコントラスト f4


色合いの差がわかりやすかったですね。
フィルターなしのはっきりとした色合いが淡くなっています。

⑮フィルターなしf2.8


⑯F2.8


ショッキングピンクの強い色合いがともすれば生々しさ毒々しい感じになってしまうのも…
ローコントラストをつけるだけで、違和感を感じない滑らかな柔らかさに変えられます。ローコントラスト「らしさ」的にはやはり露出はハイキーが
おススメです。

⑰フィルターなし f4


⑱F4

 

これはわかりやすいですね、
同じ葉を撮るときも光の角度を変えながら撮っていくとローコントラストがどこで生きてくるかがわかってきます。

⑲F4

秋の光の中に包まれる紅葉をイメージした⑲と⑳

⑳F4

ということでお送りしましたローコントラストで秋を楽しむのにはやはり光と仲良くなりましょう。
被写体の周りをぐるぐるまわりましょう。たったりすわったりすることで思いがけない煌めきの瞬間に出逢えるはず。
ローコントラストは光ととっても仲良しです。
秋を彩る紅や黄葉の葉と光のランデブー。どうぞ思いっきり楽しまれてみてはいかがでしょうか。

私がパンジーと仲良くなれたなと思った一枚はこちら~♪
「ひっかり♪ひっかり♪楽しいなぁ~♪」( ̄▽ ̄)ふふ
F2.8


ミラーレスカメラだとファインダー内を覗きながらフィルター効果をそのまま感じながら撮ることできますね♪
ぽかぽか陽気にはローコントラストを一枚忍ばせて是非お写ん歩に。
楽しい秋撮影の気づきになれば幸いです。

今回も最後までありがとうございました^^

 

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