酒井宏和の感動表現|第15回目は、 cokin NUANCES ND1024の使い方をご紹介いたします。
皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第15回目は、 cokin NUANCES ND1024の使い方をご紹介いたします。
以前も、ちょっと登場したフィルターですが、シャッタースピードを落とすためのものでND1024と非常に濃い色のフィルターです。
東京の木々も色づいてきて、今年の紅葉撮影も最終段階に入ってきましたね。
フィルター有りとフィルターなしの写真を撮影しました。
よく目にする、水に写った色鮮やかな紅葉の色。
どんな風に撮影するんだろう?と思ったことはありませんか?
こんな状況で撮影できます。
晴れている日、紅葉に太陽が十分に当たった状態で、それが水に反射するととても色鮮やかな色に写ります。
2枚の写真の水面をそれぞれ拡大してみました。
水に反射しているとはいえ、紅葉には直射日光が当たっているのでかなり明るいです。
ISO100、F11で、シャッタースピードは1/40でした。
そこに、ND1024を使用すると、10秒までシャッタースピードを落とすことが出来ました。
ND1024は、太陽の当たっている滝もスローシャッターで流すことが出来ますが、こんなところでも活躍します。
そして、NUANCESシリーズは、色の変化が極めて少ないです。
濃い色のNDフィルターを使うと写真の色味が変わることが多いのですが、NUANCESでは、ほとんど変化がありません。
フィルター使用の写真と、未使用の写真を並べても違和感ありません。