光川十洋の感動表現|古い町並みを個性的に撮る

千葉県香取市佐原は、「小江戸」とも呼ばれる歴史の名残が魅力な観光地です。利根川の水運の中継地で、小野川に遊覧船が静かに運航し、田に水を通していた大樋が再現されています。江戸時代に繁栄していた古い町並みが保存されています。いろいろ観察してみると、個性的な撮り方が浮上しました。手持ち撮影で、ワイドズーム1本で歩き回りました。タイミング重視のスナップ撮影、じっくり描写の深い被写界深度利用、ワイドレンズなら手ぶれもしにくいスローシャッターなど、多彩な撮影を楽しむことができました。

トキナー12-28mmは、35mm換算では18-42mmで、ズーム比が2.3倍もあります。スナップ撮影には、レンズ交換をしなくて、このズーム比が威力を発揮。コンパクト設計のレンズらしく、軽くて、オートフォーカスも速く、扱いがとてもスムーズです。オートフォーカスを使っているときには、フォーカスリングがフリーとなるため、レンズをしっかりホールドすることができます。マニュアルフォーカス使用時は、リング停止状態がしっくり落ち着いて安心です。

APS-Cカメラ本体も、フルサイズ機に比べてコンパクトなので、一般スナップ撮影はもちろん、時間が限られた旅行でのこまめな撮影や街歩き、歴史ウォークなどでの撮影にも重宝します。

 

伊能忠敬記念館横の通路には、板塀に造形的な影が印象的でした。絵があふれるように描かれたマンホールを手前に入れて、新旧の感動表現を試みました。

AT-X 12-28 PRO DX

◎焦点距離:14mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100-1/3補正 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 

「耳かき手工芸」の幟がガラス戸に映り込んでいて、裏返しでないことに気づきました。お店の八木様に声をかけて、耳かきの制作中の場面を撮らせていただきました。

AT-X 12-28 PRO DX

◎焦点距離:28mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:200+1/3補正 (APS-Cサイズカメラで撮影)

 

佐原の町並みを撮影している人は、手持ちがほとんど。「じゃあじゃあ橋」大樋の水が流れ落ちているように見えるように表現するために、手持ち撮影のスローシャッター(1/13秒)に挑戦。

AT-X 12-28 PRO DX

◎焦点距離:12mm 絞り:F/22 シャッタースピード:1/13秒 ISO感度:100+1/3補正 (APS-Cサイズカメラで撮影)

光川十洋(みつかわとうよう)

光川十洋(みつかわとうよう)

日本大学芸術学部写真学科卒。学研で創作分野歴任。現在クラブツーリズム、カルチャーセンター、写真団体の写真講師。日本写真講師協会(JPIO)認定フォトインストラクター

AT-X 12-28 PRO DX


常用広角スナップズームレンズとして、大きなズーム比が、幅広い被写体に対応できて便利です。被写界深度の大きい描写は、手持ち撮影でもラクラク。

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