オオヤマナホの感動表現|プロソフトン(A)の魅力に迫る

「簡単!便利!つけるだけ!」やわらか表現・プロソフトンAの世界

 

 

こんにちは!オオヤマナホです。

先週の記事の頃鳴き始めた蝉もかなりの勢いをましましたねー!

大合唱歌いまくりで煩い煩い!

…でも蝉の声がなくなったら気の抜けたサイダー…

だったらわたしたちカメラ-はカメラで夏をブッタギリしちゃいましょ。

必殺アイテムは…もちろんフィルター各種!!!

ソフトフィルターのポジションはマル秘アイテムでどうでしょうか( ̄▽ ̄)

みんなに「使ってます」宣言なんてしなくていいんですから!!

なんか違うと思わせられたら大成功!

おぬしなかなかやるなを目指しましょう(* ̄▽ ̄)フフフッ♪

 

 

それはそうと、先日わたし機材を増やしたんです。

フルサイズとAPSCの2台持ちでしたが更にミラーレスも仲間入り。

来ちゃいましたよ!「どんとこい一眼ライフ」( ̄▽ ̄)イミフ?(笑)

で。ミラーレスで何をという話なのですが

①    センサーサイズの違いでソフト効果がどう違うのかを検証したかった

②    フルサイズとAPSCには内蔵フィルターがナイゾウ(;´・ω・)

…なので内蔵フィルターとの違いも確認しておこう

というのが表向きの理由です。

数日前に届いたミラーレスはまず勝手が違い操作方法になれるのになかなか時間がかかっています。

内蔵フィルター系の操作マニュアルは細かくて読むだけでもなかなか億劫で、操作ページをまず読む気にならない。

まして読みながら試すというのは面倒なものですね。

 

「簡単便利。出して。回して。つけるだけ」

ここ、フォトネクストでもジェスチャー込みでレクチャーし、大爆笑のセミナーになったアレです(・∀・)ニヤニヤ

が改めて実感しています。

難しいマニュアルは不要。「簡単便利!出して。回して。つけるだけ!」でこれで世界を表現できるのですから。

 

 

 

 

というのは前置きで、

今日は第3回ソフトフィルター講座はプロソフトンAについてすすめましょう。

ちなみに次回はプロソフトンBそしてその次にデュートのお話をいたします。

効果的には一番効果が弱いのがデュートなのですが、なぜ最初にプロソフトンAを持ってきたのかといえば

これはプロソフトンAが一番使われているからです。

ソフトフィルターといったらこのプロソフトンAというぐらいのレベルです。

 

プロソフトンAのスペックに関してはこちらから。

 

 

まずはつばの広い帽子の画像から見ていきましょう

プロソフトンは光の拡散効果によって「ふんわりとやさしく」特にエッジ・輪郭を

表現します。白い色にも強く拡散効果を与えます。

この撮影時の光の角度は左斜め上。夏の日の午前11時頃の直射光でしたからかなり強い。

この強い光と白い帽子の組み合わせが「魅せる」一番プロソフトンの光の拡散効果の基本となります。

 

彩度を下げることで光の効果がより一層確認することができます。

 

 

次は屋内。窓際(南向き)自然光の場合をみていきましょう。

 

 

 

 

ふわっとふんわりやさしいプロソフトンAの効果は

女性の肌の質感を滑らかにやわらかくコントロールすることが

できています。毛穴?なにそれ?という感じ( *´艸`)

幻想的過ぎないリアリティの中に女性美を表現できているのでは

ないでしょうか、傍らにある芍薬の花弁の縁の白も相性いいですね。

女性のすぐそばのトルコキキョウは背景に同化して

しまってあまり印象に残らないようにソフトフィルターを使用した作品作りの

小物選びには印象的・効果的に光を拡散しやすい花の色や花びらの形状まで繊細な

気配りをするとなお一層良く「魅せる」写真に仕上がると思います。

 

 

次の写真なのですが…

 

左サイドに白いベールがかかっていますね。

最初この写真をセレクトした時に、

「あー。これ、窓に寄りすぎ→光ふんわりしすぎてる」

ということを書くためのマイナス作例にとおもったのですが、

現場の状況を思い出すと、この「白いふんわり感」は

窓のレースをわざと前ボケにいれてたのを思い出しました。

これって、作品撮りに使えるかもしれないですね。

このカーテンは目の粗めのガーゼリネンなのですが、強くソフト感を

出したいところにこのガーゼリネンのようなものを前ボケにもってくるとよいとおもいます。

光と影のイマジネーションですものね。

 

 

 

ここから4カットは窓辺から少し離れた場合になります。

 

 

今のレースのカーテンの時と考え方は似ていて

桜の花枝を前ボケにしてそこにプロソフトンの効果がでるように

光を加えました。

光から離れれば被写体へのプロソフトン効果は薄れる。

でも前ボケに光を意識させて別の意味合いのふわっと感を写真に持たせることも

できるわけです。

 

次は逆光気味のサイド光。

白い部屋の室内全体に光が回りエアリーで

柔らかなプロソフトン効果がでました。

 

 

これは左サイドからの光で俯瞰撮影をしてみましたが

順光的な感じになったかなとみています。

光のコントロールを考えたいところです。

 

 

ここまでみてくると、

フィルターなしとの比較が気になってくる頃かもしれませんね。

 

 

これはしーちゃんのフィルターなし画像

 

 

こちらはプロソフトンA

カメラの位置も若干ずれているのもありますが、光の固さの

違いをみてみてください。

 

 

次は黒とプロソフトンの関係をみていきましょう。

さきほど白い背景・白い洋服に白い花はあまり

効果的に見えにくかったですが、グレーの背景に

黒髪・黒い衣装はどうでしょうか。

窓際サイドの衣装に光のラインが纏っているのは

感じられます。顔も光の当たっている向かって右サイドは

ふんわり感、増していますね。

背景のグレーも光の当たっている・影になっているところで

ニュアンスがかわっているのがわかります。

 

 

 

 

 

 

 

以上プロソフトンAでした。

なんかいいな。ふんわり感!とおもわれたらまずは試してみませんか。

実はこのプロソフトンA。最初に書いたのですが、いろいろと応用範囲が広いんですよね。

ポートレートだけではなく星景・花火という夏の夜空の輝きを一層も二層も華やかな広がりを

表現することから人気があります。花撮影にもよく使われます。

ありとあらゆる被写体にマッチする人気フィルタープロソフトンAなのでした。

 

あ。

こちらのプロソフトンAには薄枠タイプのAWというものもあります。ほかのフィルターとの重ね付けをする場合に

ケラレの心配がなくおススメです。

 

「簡単!便利!つけるだけ!」( ̄▽ ̄)(ΦωΦ)フフフ…

 

 

あなたの世界が何倍にも広がりを見せて感じさせてくれますように!

 

 

 

 

ではまた次回♪