千手正教の感動表現|星空を撮る⑨
今回、Tokinaレンズの新製品であるopera16-28mmF2.8FF(2019年3月15日発売)を星景撮影に使用してみました。本来は、南の島でと思い八重山に持参したのですが、生憎の空模様で撮影出来ず。。。そこで、房総に帰宅した翌日、晴れそうだという事で南房総市の海岸へ出掛けてみました。
機材は、至ってシンプルに「カメラ+レンズ+三脚+リモートコード」のみ。赤道儀も自動雲台も無し。恐らく星空撮影を始めようと思っている方は、この組み合わせが基本になるので、今回は、それに沿って。
画像の構図の右外側に月明りと集落の街灯が明るく少々カブっています。
周辺もシャープで撮影していて楽しかったです。
カメラ:CANON EOS6D-HKIR
レンズ:Tokina opera16-28mmF2.8FF(16mm)
三脚:SLIK ライトカーボンE84 FA
リモートコード:Kenko-Tokina リモート90L
オリオン座がフレームアウトしていますが、ほぼ真南を向いて1枚。。。
派手な星々はありませんが、薄っすらと冬の天の川も写っています。
海岸の様子も写っていますが、もう少し月明りがあるか、星撮では邪魔な光害があれば海ももう少し写ってくれたのかも知れません。
カメラ:CANON EOS6D-HKIR
レンズ:Tokina opera16-28mmF2.8FF(16mm)
三脚:SLIK ライトカーボンE84 FA
リモートコード:Kenko-Tokina リモート90L
上記画像を2枚コンポジットして簡単なレタッチをすると下記の画像になります。
構図を横にしてみました。とてもワイドに撮れ、次回の撮影のロケーションを妄想せずにはいられません。
カメラ:CANON EOS6D-HKIR
レンズ:Tokina opera16-28mmF2.8FF(16mm)
三脚:SLIK ライトカーボンE84 FA
リモートコード:Kenko-Tokina リモート90L
上記と同じシチュエーションで16mmから28mmにして撮影。
16mmも28mmも周辺がシャープです。
カメラ:CANON EOS6D-HKIR
レンズ:Tokina opera16-28mmF2.8FF(28mm)
三脚:SLIK ライトカーボンE84 FA
リモートコード:Kenko-Tokina リモート90L
撮影した画像を自宅でPCに取込み、最初に感じた事は「所謂出目金レンズなのに周辺減光が極めて少ない。」という事。今回は、レンズの特徴を確認すべく、同一露出・絞り・ISO感度で撮影してみた。もちろん前後複数も撮影してみたが、ストレスなく星撮に使えるレンズだと感じました。
5枚の内、3枚目以外の4枚は、いずれも「ISO=6400/F=4/10秒ワンショット」の画像を使用しました。どれもほぼ撮って出しに近いです。但し、RAW撮影なので、CanonのDPPでTIFFへ若干補正してJPEGへ変換してブログにUPしました。
次回の撮影では、赤道儀を使って、星野撮影をしてみようと思います。
スカイメモSか?EHC-630か?次の撮影でどんな機材を使用するかを考えるのも楽しいですね。
それでは、また。
皆さんも満天の星空の下へ撮影に出掛けてみて下さい。