千手正教の感動表現|星空を撮る③

今回は、私が星景撮影に用いているレンズ二本を撮影した画像と共に紹介させて頂きます。。。

最近は、普段撮りを兼ねて使用する為にTokina-FiRIN 20mm F2 FE AFとSONY-α7Rの組み合わせを使用している。

このレンズは、軽いうえに使いやすく星撮旅に持ち運ぶのにも楽だからです。そして写りに付いても申し分なく満足しています。

そして何よりも写っている星を見て欲しいのですが、とてもカラフルにきれいに表現できています。他のレンズも使用してみましたが、結局このレンズへ行き着いた訳です。

カメラ:SONY-α7R

レンズ:Tokina-FiRIN 20mm F2 FE AF

三脚:SLIKライトカーボンE84 AF

リモートコントローラー:リモート90L

カメラ:SONY-α7R

レンズ:Tokina-FiRIN 20mm F2 FE AF

フィルター:72S PRO1D プロソフトン[A](W)

フィルター径変換アダプター:ステップアップリングN 62-72

三脚:SLIKライトカーボンE84 FA

リモートコントローラー:リモート90L

フィルター無しの画像とフィルター有りの画像と比べて欲しいのですが、フィルターを使う方が明るい星を強調出来て、より星空を撮影している雰囲気が出ると思います。今、多くの星撮ファンがこの方法を用いていると思います。無い場合でも、もちろん雰囲気が出ていて良いのですが。。。

そして、もう1本は、Tokina AT-X 11-20 PRO DXを使っています。

これは、CanonEOS-6Dを用いて撮影する時に使っています。APS-C用のレンズですが、18~20mmでは、フルサイズもカバーしており重宝にしています。私は、CanonEOS-X7iも使用しますので、このレンズをチョイスしましたが、フルサイズでも満足行く星像を提供してくれています。

カメラ:CanonEOS-6D HKIR改造

レンズ:Tokina AT-X 11-20 PRO DX (20mm位置/Lee-No.3使用)

三脚:SLIKライトカーボンE84 AF

リモートコントローラー:リモート90L

共に20mmレンズ、何故?同スペックとも言えるレンズを用意しているのか?それは、二機種のカメラボディを使い、同じ撮影地でも星撮旅の場合、欲張りたいからで、一台は南側を撮影している時にもう一台は東向きと使い分けているからなんですよね。また、一台は、ポータブル赤道儀スカイメモSや電動雲台SLIK-ASTRA-EHC-630に搭載して、星野写真を撮る事も多いからです。

いずれのレンズも私の星撮旅を満足させてくれるレンズです。

共通データ

 3枚とも…

 ISO:6400

 露出:15秒

赤道儀を使用する事の無く撮影したものです。所謂「固定撮影」という手法です。

とてもシンプルで簡単に撮影出来ますので、是非チャレンジしてみて下さい。

今回の作例は、星撮旅の時に得た画像ではなく、自宅から約30分程度で行く事の出来る千葉県君津市鹿野山で撮影したものです。

もし撮影地でお会いした際には、お気軽にお声掛け下さいね!

それでは、また。

皆さんも満天の星空の下へ撮影に出掛けてみて下さい。

千手正教(せんしゅまさのり)

千手正教(せんしゅまさのり)

1965年、千葉県君津市生まれ。(同・富津市在住)。 沖縄県石垣島に魅せられ、現在「沖縄県石垣市」と「千葉県富津市」の二拠点活動をする自然科学分野のカメラマン。主に天体写真を得意とする。 ここ数年は地方創生に関わる官公庁からの依頼も多く、自然写真と観光PRを融合とした情報発信にも力を入れている。今年は、石垣市・富津市に加えて徳島県美馬市にも活動の場を広げている。また、千葉県や沖縄県のリゾートホテルでの星空ガイドや教育機関のプラネタリウムでは、番組制作~投影~解説までの一連の業務を請ける一方、千葉県市原市にあるFMラジオ局で毎週木曜日に二時間の生放送のワイド番組を長年にわたり務める人気パーソナリティとしても有名。飽きさせない語り口が人気となっている。