酒井宏和の感動表現|第9回目はcokinのNUANCES ND1024を、ご紹介します。
皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第9回目はcokinのNUANCES ND1024を、ご紹介します。
NDフィルターは数字が大きくなるほど色が濃くなって、光の通る量が少なくなって行きます。
今回ご紹介のフィルターは、ND1024です。
2、4、8、16、32、64、128、256、512、1024、・・・・
光の量が、1/10になります。
撮影したのは昼間の太陽が出ている時間です。絞り込んでもシャッタースビードが1/30ぐらいでした。
1/15、1/8、1/4、1/2、1秒、2秒、4秒、8秒、15秒、30秒、・・・・
この状態で、ND1024をつけるとシャッタースピードが、30秒になります。
30秒で撮影すると、寄せては返す波が雲のような感じに写りました。
夜や、日が沈んでしばらくたったあとは、フィルターがなくてもこのように雲のように写せるのですが、
このフィルターがあると日中でも長時間撮影が可能になります。
特殊なフィルターですが、あると、おもしろい表現がいろいろ出来ます。
角型フィルターは重ねて使えるので、上記の写真は空の部分に、ハーフNDフィルターを重ねて使っています。
海だけでなくて、湖の水面、街の雑踏とか、長時間で撮影すると面白そうな被写体はいろいろあります。
いろんなものを長時間撮影して、楽しんでみましょう。
おすすめ
cokin NUANCES ND1024 日中でも長時間撮影が楽しめる真っ黒なフィルター。