オオヤマナホの感動表現|ディフューザーライトと中望遠と
みなさまこんにちは♪オオヤマナホです。
秋深まって参りましたね。みなさまはどんな撮影プランを計画なさっているのでしょうか。
今回私は小さな仲良しさんと一緒に、秋を探しにお散歩してきたのでその様子をお届けしようと思います。
今回使用したフィルターは「Cokin角形フィルターのディフューザーライト」を使ってみました。
フィルタースペックはコチラです⇒★
サイトからの情報をチェックすると・・・
① 柔らかなソフト効果がわずかに得られます。
② 柔らかな描写により、ポートレート撮影では肌の質感を滑らかに表現します
③ 風景撮影では幻想的な雰囲気が得られます。
④ 光を拡散させてソフト効果
⑤ 数字が大きいものほどソフト効果は強くなります。ディフューザーライトはディフューザーシリーズで一番効果の弱いフィルターです。
となっています。
②④に関しては丸形フィルターの「デュート」との差別化をはかりたいところ。どんな風に違う表現が得られるのか今後確認していきます。
⑤はディフューザーシリーズで全5種類あるようです。強さに関してはレンズの焦点距離が長くなると効果が強くなるので弱いレンズをまずは使ってみながら効果の強いものの導入を検討してみるのがおすすめです。
それではちいさな仲良しさん(あんにゃんとけんちゃん)のお散歩風景。
ディフューザーライトはどう表現してくれるでしょうか。
あ。最後に前回までのMAKIさんとの自然光・窓際・室内撮影の作例もありますので、最後までみてみてくださいね♪
今回のお散歩に使用したレンズは70-200mmになります。
撮影モードは絞り優先モードです。
まずはフィルター無しの作例から。
①なし
焦点距離:102mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/160 ISO感度:200
焦点距離102mm。ピントは左側の赤い女の子(あんにゃん)にあっていますね。
絞りはF4.5なのですが青の男の子はピント甘かった~(;^ω^)
輪郭のくっきり具合
背景のハイライト
肌の質感
全体の空気感
このあたりを注視してみていきましょう。
ここからディフューザーライトです。
②
焦点距離:150mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/125 ISO感度:200
③
焦点距離:123mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/125 ISO感度:200
この②と③の作例を見て私が一番気になったところが2点あります。
ひとつは背景のハイライト部分の強さ。それとシャッタースピードが1/160から1/125になっていることです。焦点距離とシャッタースピードのバランスから言うとISO感度あげればよかったな~と・・・。(ちょっとエッジが甘いですよね。フィルター自体の効果の強さなのか、
ピントの甘さからのにじみなのか迷うところです・・・(-_-;)
フィルターつけたらISO感度を上げるか、絞りを開ける!!!
(メモしとかなきゃφ(`д´)メモメモ…)・・・汗
次に背景のハイライトをあとから下げて調整してみたのが④と⑤です。
④ハイライト下げる
焦点距離:130mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/125 ISO感度:200
この画像をトリミングしてみると・・・
⑤トリミング
ピントやエッジのほうは赤いお洋服の女の子のほうをみてもらうとして・・・
背景のハイライト部分はあとから調整がきくということがわかります。
今回は違いが分かりやすくなるようレベルをぎりぎりまでさげてますが、このあたりは
微調整をいたしましょう。
⑥
焦点距離:135mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/400 ISO感度:800
⑦
焦点距離:130mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/250 ISO感度:800
⑥ ⑦の作例はハイライト部分は調整していないです。
みていただきたいのはお洋服の白の部分。赤の子の右肩から袖口にかけての光の柔らかさは
好きだなあとおもいました。
ふたりの距離感から生まれるボケ感も幻想的な感じもします。
★今回は70-200の中望遠
★動きの速いこども二人のブレ感・ボケ感・ピントの難しさ
を反省点としておきます(;^ω^)
それでは前回までの比較のできるMAKIさんとのシーンをみてみましょう。
こちらは50㎜単焦点。レースのカーテン越しの自然光。柔らかな光です。
⑧
焦点距離:50mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/500 ISO感度:400
⑨
焦点距離:50mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/400 ISO感度:400
⑩
焦点距離:50mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/250 ISO感度:400
きゃーーーーーー!!(*^▽^*)
とか言ったらだめですか?(笑)
この透明感のある柔らかさは、ポートレートに大いに生かせる・活かせるなあと。明暗のバランスをつけながら⑧⑩あたりの感じで撮っていったら「グッとくる」一枚ゲットだぜ!!!
に感じられるフィルター効果なのですが、屋外中望遠では難しかったです。
・・・という反省点満載の今回でしたが、さらにさらにさらに深めていきたいと思います。
あんにゃんとけんちゃんの「ぐりとぐら」もかわいくかわいく「撮りこなして」いこうとおもっています。また作例に登場していくとおもうのでよろしくお願いいたします。
光が大好きになる。
影も大好きになる。
ソフトフィルターがあなたの良き相棒になりますように♪
オオヤマナホでした~