大野裕太郎の感動表現|早朝の奈良公園
冬は空気が澄んでいて心なしか写真が綺麗になる様に思います。そんな中でも朝の光は格別です。今回はそんな冬の早朝に奈良公園にてスナップを撮ってきました。レンズは前回に引き続きAT-X 24-70mm F2.8 PRO FXを使用しています。それでは早速、作例をどうぞ。
◎使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX
焦点距離:24mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/60 ISO:200
まずは夜明け直前の写真です。色はもちろんですが、山に隠れた太陽の光が生む天然のグラデーションがとても美しく描写されています。この様な味のある写真が撮れることも本レンズの魅力の一つです。
◎使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX
焦点距離:24mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/160 ISO:100
続いては逆光での写真です。F値を8まで絞って撮ると綺麗な光芒が出てきます。さすがに逆光ではフレアやゴーストは出てしまいますが、ズームレンズでこの描写は満足がいくと思います。むしろ荷物を抑えるためにも標準ズーム一本で旅行などにいく人は多いと思いますが、ここまでの描写をしてくれれば後悔なく写真を楽しめると感じました。
◎使用レンズ:AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX
焦点距離:70mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/160 ISO:200
最後に奈良公園の鹿を撮影した一枚。なんと言ってもこの透明感。冬の朝の光はとても綺麗な写真を撮らせてくれるのですが、本レンズではそれをさらに良いものにしてくれます。ピント部分の解像感、そこからのスムーズなボケ等、前回に引き続き単焦点に引けを取らない描写をしてくれました。
今回レビュー記事を担当させていただき、本レンズを一ヶ月使い倒しましたが、一度も本レンズを外すことなく楽しむことができました。やっぱり写真は単焦点!などと言わず使っていただきたい。レンタルサービスなども行なっているので、迷っている方は是非一度お試しあれ。