伊藤宏美の感動表現|津軽鉄道の旅~前編~
青森県の津軽鉄道に行って来ました。
津軽鉄道は、季節を狙って行きたい路線なのですが、何も無い時期に行って来ました。
晴れたり、曇ったりの日で、雨なら、雨ならではのものを撮影しよう。とは思うのですが、正直、晴れて欲しい!!
今回は、津軽鉄道に詳しい方に、おいしいもの、おすすめのお土産をたくさん聞いてから出かけたので、鉄道以外の楽しみもたくさんです。
まずは、線路沿いにずっと見て回りました。ひととおり線路を見てイメージするのです。
ところが、ふらふらと、いちど通りすぎた場所が気になって、
「おや?」っと思い、戻って確認すると、空の広く見えるのどかな風景がありました。
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:200
解像力に優れているレンズなので、車輌を小さく端に配置しても、画像が滲んだりぼやけたりすることなくクッキリ写しだすことができました。
次は川倉駅です。
川倉駅は、田んぼと小さな築堤のある場所で、時間を考えて向かう予定だったのですが、
少し覗いてみたら、のどかなこの場所が気に入ってしまい結構な長い時間を過ごしました。
線路の先まで見ていられるので、走り行く列車を長いこと、見送る事ができるのです。
たまに、農作業をしに来る地元の方や、列車に乗りに来る方にも出会いました。
この駅は駅舎も可愛いのです。まだ肌寒い時間もあったので、この小さな駅舎の中でたまに休ませてもらいました。
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:200
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100
このレンズの青の表現力は抜群で、上から下まで繊細で美しい青のグラデーションを楽しむ事ができます。
また、抜群の描写力で駅舎や、電球、駅名まで、レトロな雰囲気を余すところ無く表現してくれました。
移動して、築堤でも撮影しました。
菜の花の時期には、菜の花が綺麗ですが、何も無くても、お天気の日にはのびのびと撮影できます。
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100
津軽鉄道は、のどかな場所で、踏み切りの渋い警鐘音や、現役の腕木式信号機やタブレット交換も見られて、
朝から晩までたっぷり楽しんでも、まだ時間が足りないくらいでした。
津軽鉄道は、四季だけでなく、イベント列車も多く、楽しみがたくさんあります。
贅沢を言うなら、住んでみたい場所でもあります。
そして、くいしんぼう編。
お昼ごはんは、「ラーメン定食」でした。
これが楽しみのひとつだったのですが、注意したいのは、ここは、お寿司屋さんだということです。
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:16mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:2000
私の行った時間帯は、地元のおばちゃんで賑わっていました。
お寿司屋さんなのに「ラーメン定食」です。
まずは、セットのあっさりしたおいしいラーメンが届きます。
私は、子供の頃から「なると」が入っているだけで、ちょっとテンションが上がるのですが、
「可愛いピンクのなると!!が入っている」などと喜んでいると、ラーメンが冷めてしまうので、熱いうちにいただきました。
そして、なんと、ラーメンが終わってから、メインの豪華なお寿司が来るのです。
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:2500
これだけ食べて、800円だったような。。。。
しかも、おいしい。
シャープでコントラストが高いレンズなので、つやのある食べ物をとても魅力的に写しだしてくれました。
鉄道を撮りに出かけた時は、なるべく地元のものを食べることに拘るのですが、ついいろいろ食べ過ぎてしまいます。
スーパーのお惣菜などで済ませる事も多いのですが、こだわりは、地元のものである事。
そうなると、道の駅などは、食の宝庫!!それを探すのもまた楽しいのです。