伊藤宏美の感動表現|札沼線の冬~後編~
冬の北海道、札沼線。
特に好きなのは、石狩月形を出てからの山深い中を進みだすあたり。
冬は踏切が雪で埋もれていて近寄れないほどで、
その築堤を走り抜けていくところは、初めてきた時に好きになった場所です。
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:19mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:250
ころころ変わるお天気に悩まされながら、お日様を追いかけながらの1日。
木々や雪原の続く静かな中をやってきます。
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:250
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/16 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:125
かなり逆光な写真ですが、マルチコーティングの性能が素晴らしいので、ハレーションやゴーストを抑えられて
車輌をくっきり写しだせました。
何も無い雪原ですが、このレンズは表現力に優れているので、雪の淡い濃淡や質感もしっかり感じる事ができます。
この日は朝方に、お月様も見えていていたのですが、シャープでクリアな描写力は、
お月様もクッキリ見てとれます。
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:320
本数が少ないので、
暗くなっても、帰りたくなくてもう一枚。
歴史を感じる駅舎を出発していく列車。
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:16mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/4秒 ISO感度:200
⑤F8 SS1/4 ISO200 16mm
そして、どうしても残しておきたかった1枚。
◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:16mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:250
初めて札沼線を訪れた時に、初めて目に入ったこの山が、あまりにも美しく衝撃でした。
こんな綺麗なところがあって、しかも毎日、同じ時間にこの山の前を列車が通過するのかとワクワクしたのです。
その思いが強く、どうしても、写真に残したくて出向いたのでした。
また、客用扉が黄緑で特徴的なのですが、それもまた可愛くて大好きなのです。
札沼線は、山深い中と、雪原を通って、最後にこの美しい山が見えると、浦臼駅に到着するのです。
もう春が訪れて、季節は初夏に向かっていますが、
もう少し暖かくなったら、もう一度行っておきたいなあと思います。