伊藤宏美の感動表現|銚子電鉄~お化け電車に乗ってきた~
千葉県の最東端近くを走る銚子電気鉄道に行ってきました。
この日は、ゆっくり出発し、おなかいっぱい美味しいものを食べて、
終着駅の外川駅へ。
①F8 SS1/80 ISO640 17mm
とても綺麗な夕方でした。
窓に映った夕景と、空にはお月様がのぼっていました。
②F8 SS1/80 ISO640 14mm
このレンズは、歪みが少ないので、列車や駅舎の直線も美しく表現できる。
さらに、カラーバランスに優れているレンズなので、夕暮れの空に赤みが差したグラデーションも美しい。、
だんだん綺麗に色が変わっていく中で、夢中になって時間を忘れそうになりましたが、
この日は”お化け電車”に乗車予定だったので、犬吠駅へ向かいました。
銚子電鉄では、夏になると、お化け電車を走らせてくれます。
2年ほど前にたまたま、”お化け”が乗った電車が通過するのを見かけて、知ったのですが、
それから、乗りたくて乗りたくて楽しみにしていました。
切符を購入すると、お化け電車に乗車できるだけでなく、おまけがついてきます。
たい焼きがもらえて、手焼きのお煎餅を焼いて食べられて、犬吠駅でお化け屋敷に入れるのです。
もともと、お化け屋敷は、好んで入らないので、高校生ぶりです。
後から思い返せば、おかしくて笑えるのですが、おまけとは思えないほど、楽しみました(怖かった!!)
お化け屋敷の後は、いよいよ、お化け電車です。
運転士さんは、お化け。
③F5 SS1/80 ISO3200 14mm
お化け電車は、外川駅から仲ノ町駅まで行き、折り返してくるのですが、
その間、車内では、怖い話を聞き、お化けが車内をうろうろします。
怖いし、びっくりするので、怖い話はほとんど耳に入りません。
でも。。。
お化け電車が真っ暗な中、交換駅ですれ違う電車の明かりや、町の灯りが差し込む時は
とても綺麗でした。
なかなか出来ない体験だとも思います。
④F4 SS1/60 ISO8000 12mm
外川駅に着くと、お化けの呪いが解けて、
お化けと記念写真が撮れます。
⑤F4.5 SS1/125 ISO6400 13mm
なんと!!
後ろには、お化けの車掌さんが乗車してました。
⑥F4.5 SS1/60 ISO6400 20mm
驚いたり、怖かったり、美味しかった銚子電鉄。
念願叶って乗れたお化け電車のせいで、夜は興奮が冷めずなかなか眠れませんでした。
このお化け電車は、地元の方々も協力して、盛り上げてくれているようです。
お化け屋敷も、お化け電車も、細かいところまで、1つ1つが凝っていて凄い。
銚子電鉄は、地元の方に愛されている鉄道なんだなあと感じました。
ぜひ、来年もお化け電車が走ってくれたら、また乗車したいと思います。
AT-X12-28 PRO DXは広角が12mmまであるので、車内やホームなど、限られた空間での撮影に重宝しました。
解像力が高いのでお化けの表情をしっかりとらえることができ、
シャープな描写なので、列車の輪郭や床のタイルの質感までしっかり表現できています。