伊藤宏美の感動表現|夏の大井川鉄道を楽しむ 続編
大井川鉄道に続けて行ってきました。
前回はまだお花があまりない時期だったのですが、
再び訪れると、ホームのお花もとっても綺麗でした。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:125
ゆりの花を主役にして、きれいなお花がたくさん入るようにしました。
コスモスの花が電車のお顔をくすぐっています。
ホームにある花壇なのですが、大事にされてる駅はぬくもりがあっていいなあと思います。
もっとも広角側にしていますが、左隅に置いたユリの花も像が流れたりボヤけたりせずにシャープに描写してくれます。
普通はここまで広角になるとレンズの隅にメインとなる被写体を置きたくないのですが、このレンズは安心して画面いっぱいに
絵作りをする事ができるので安心です。
前回はまだ早かった紫陽花も、咲いていました。
ただ、この日は日差しが強すぎて紫陽花の花びらに、影がでていたので
夕方になって、紫陽花が完全に影になる時間を選びました。
紫陽花の花たちはきれいな色で待っていてくれて
きれいな花束のようで、嬉しくなりました。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:26mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:800
紫陽花に、ぐっと近寄る事により、被写界深度が浅くなるためピントがあっている花はシャープに写しながら
列車はボケ感を出すといった表現も楽しめます。
絞り羽根が9枚と多いのでとてもやさしいボケかたをしてくれます。
木のすみっこが好きな私は、この日もすみっこ。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:800
もっつとも広角の12mmだけれど、左手前の木がデフォルメされずにしっかりした形状で絵作りできました。
すみっこが好きな私には手前に入れたものがちゃんとした形で撮影できることは有り難い。
この駅も、素敵な駅舎で、夕方の光りが差し込む時間が好きです。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:24mm 絞り:F/10 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:200
ちょっとハイアングルから撮影していますが、歪みが少ないので、直線をとても綺麗に表現できました。
また、解像感に優れているので木材の柔らかい質感やコンクリートの硬質さも良く表現できます。
日差しの強いこの日は青空と雲も綺麗だったので、鉄橋の下からも見上げてみました。
乗ってる人たちに手を振るのも、振りかえして貰うのも嬉しくなり、
見送っていると今度は乗りたくなってしまいます。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/16 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100
夏空の青にもトキナーブルーが映えます。
最後は夕焼けとともに列車を見送ろうと思いましたが、夕焼けにはあまりならず、
ただ、車内の明かりが灯った電車はきれいでした。
◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:2000
夕暮れの僅かな色でしたが、グラデーションを美しく表現してくれました。