馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る八丈島への旅、その3。
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100
東京都八丈島。東京から約300キロ南、黒潮のど真ん中にある島。人口は約8000人。東京から船で10時間、飛行機で55分。温泉がたくさんある島。特産品と言えばくさやと明日葉と焼酎。島内を走る車は品川ナンバー。上から見たらひょうたん型。ずいぶん昔は「日本のハワイ」と呼ばれていたこともあり、子どもの頃は南国の島だな~、とか、思っていたが、珊瑚礁かと白い砂浜がある訳でもなく、何もないけれどとにかくただただ山も海も空も色が濃い島だということが大人になるにつれて分かってきた。冬目前ですが、8月末に訪れた八丈島の旅写真、今回で一旦最後で。
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:160
八丈島の底土港を出港し、東京まで10時間の旅に向かう橘丸。スクリューによって出来た泡で青い海がエメラルドグリーンに染まっていた。
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:100
港近くに放置されていた車。どれくらいここに置かれているのだろう、八丈島の強い日差しと潮風で塗装が分からないくらい錆びていた。
◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:250
同じく港に放置されていた壊れた小舟。船の後ろ部分が完全に割れている。島に住む従兄弟の持っていた船も、台風で破壊されてしまったが、これも同じように壊されたものなのかもしれない。
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/5000秒 ISO感度:100
忘れられたバスケットコート。もう二度と使われることはないだろう。残念ながら八丈島には廃れてしまった場所がいくつもある。
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:160
横間ヶ浦海水浴場から見る八丈小島。黒潮の荒波に洗われた石が角が取れて丸くなっている。海水浴場とうたっているが、ここの波は強く石が多いこともあって、一度も泳いだ記憶はない。
◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200
◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200
大里の玉石垣。上の写真にあるような、荒波によって角が取れた丸い石を流人が運んで積み上げた石垣。海から少し離れた場所にあり、ここまで石を運ぶ労力も相当だったはずで、流人が運んだ石とおにぎりを島民が交換していた、という話も聞く。
◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:250
八丈島に到着して早々に買ったギョサン。無骨な作りで最初履いたときは正直痛かったのだが、3日目にもなるとすっかり足に馴染んでいた。
◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:160
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:320
八丈富士にあるふれあい牧場。ジャージー牛など乳牛が山腹にある広い敷地内に放牧されている。あいにく雲が山頂付近まで覆ってしまっていたが、目の前に迫る雲と牛を間近で撮ることができた。
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100
末吉地区にある八丈町立末吉小学校の跡地。141年間も続いた小学校だが2013年に閉校した。八丈島出身のメンバーが2人所属するバンド「MONO NO AWARE」の「東京」という曲のPVにも登場している。
◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/13 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100
末吉地区にある温泉「みはらしの湯」の休憩室から。水平線を見ながら温泉につかることができる。このアングルからは見えないが、露天風呂からは日本一人口が少ない村がある青ヶ島も見ることができた。
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100
いよいよ帰路の飛行機へ。何度来てもこのボーディングブリッジを渡る瞬間が一番名残惜しい。もっと長く八丈島に居たかった、と。
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:400
◎SONY α7III(ILCE-7M3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:160
八丈島空港を飛び立ったエアバス320の窓から。1日に3往復する便があり、この日は最終便の17時25分発の最終便。この時間帯だと美しい夕景や富士山が拝めることができるが、反対側の席が取れず写真に収めることができなかった。。
◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:2000
羽田空港に到着。約1時間のフライトで東京に帰ってきたが、さっきまで居たのも東京。
八丈島での2泊3日の写真旅もこれで終わり。前回も書いたが、今まで一度も訪れたことのないところを中心に写真を撮ることができたことが今回の旅の収穫だった。八丈島の美しい部分だけではなく、枯れたり廃れたりした部分も含め、これからもまた八丈島を切り取り続けていきたい、と改めて思わせてくれた旅、やっぱり八丈島は良いところです。海と山ばかりの何もない島だけど、良かったら暖かい季節にカメラを持って訪れてみてください。さて、もう12月目前なのに夏の写真にお付き合いいただきありがとうございました。八丈島も東京だけれど、またいつもの東京の日常を切る日々に戻ります。
◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:100
ここは東京、ここも東京。