• Top
  • 星空撮影ブログ
  • 馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る青森・弘南鉄道大鰐線の小旅行スナップ。

馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る青森・弘南鉄道大鰐線の小旅行スナップ。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:400

今回は、先日訪れた青森県を走る弘南鉄道大鰐線の大鰐駅から中央弘前駅までの行程で撮った写真をお届けします。弘南鉄道大鰐線は、大鰐駅から中央弘前駅までの約14キロを走るいわゆるローカル線。沿線には津軽平野のリンゴ畑が広がるのどかな鉄道だが、他のローカル線と同じく存廃問題があり、昨年一度は廃止の方向に話が進んだものの、一旦存続が決定している。…そんな話を事前情報として知ったら少し寂しい気分になってしまいつつも、幸いにして良い天候にも恵まれたGWのある日、ローカル路線の旅をFiRIN 20mmと楽しむことにしてみた。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100
JR奥羽本線・大鰐温泉駅の脇にある弘南鉄道大鰐線の大鰐駅入口。かなりこじんまりとした駅舎。全く同じ場所にあるがJRと弘南鉄道で大鰐温泉駅/大鰐駅と名前が異なる。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1000
誰もいない大鰐駅・待合室。奥に見えるJRのホームに入り、跨線橋を通って大鰐線ホームへと向かう。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1600

JR大鰐温泉駅のホームから弘南鉄道大鰐線のホームへと続く跨線橋。20mm広角でパース感は強調されているが、実際なかなか長い。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:400

車両は元々東急6000系/7000系の車両を2両編成で運行。この日は弘南鉄道90周年のヘッドマークを付けたライトグリーンの車両で中央弘前まで向かうことに。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:1600

このときは後方の車両に位置するが大鰐線の運転席。運賃箱があることや運転席と客室のガラスがないのが新鮮だ。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:500

天井を見上げると扇風機、かなり古いというのは、Toshibaのロゴのデザインを見ただけで想像できる。APS-Cクロップによる30mmで撮影。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2.5 シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:100

中央弘前駅に向かう列車からの車窓風景。この時間帯は天気がよく、雪が積もる岩木山がきれいに見えた。車窓の中と外をどちらも写し込めたのはFiRIN 20mmのおかげ。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100

車窓から見えた除雪車。JR東日本、と書かれているが払い下げのものだろうか。奥に見える凸型の電気機関車(信濃鉄道1形電気機関車)も貴重な車両らしい。(ガラスの映り込みを避けるため、角型フードを使用。)


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2.5 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

中央弘前駅ホームにある案内板。「かいそく」の文字があるということは、かつては快速も走っていたようだが、今の時刻表にはない。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100

中央弘前駅外観。年季を感じる作りだ。JR東日本に弘前駅があるが、ここは全く別の場所で弘前駅まで徒歩10数分かかる。ただ、こちらの方が弘前城や繁華街のある土手町に近くて便利だ。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/3.2 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100

中央弘前駅の駅舎内。手動の改札、床に置かれたストーブなど期待を裏切らないローカルな雰囲気。かつて構内にあった飲食店(蕎麦屋?)はもう無くなっていた。


◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1250

その空いた駅舎内のスペースで写真展が開催されていた。弘前大学の学生二人による弘南鉄道大鰐線の魅力を綴った「大鰐線×写真展」。若い人たちが大鰐線を盛り上げようとしている、それも写真で伝えようとしている姿は地元民ではないけど純粋にうれしい。

鉄道の旅、というほどの距離でもないが、ローカルな雰囲気漂う鉄道に揺られながら広角20mmでシャッターを切る小旅行はとても楽しい時間だった。人が少ないから堂々と写真を撮れる、ということもあるが、あまり人が少なすぎては今後の路線存続がやっぱり不安になってしまう。。沿線には岩木山の麓に広がるりんご畑、車窓から見える青森県らしい風景はずっと残っていて欲しいと願うばかり。また乗りたいし、また写真を撮りたいから。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/9 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1250

中央弘前駅から戻ってきた大鰐駅(大鰐温泉駅)で遭遇した奥羽本線701系/特急つがると大鰐線7000系。3車両が見られたのはありがたい偶然。