馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mm+α7RIIIで切り取る東京の日常1。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:2500

 

今回は特に旅や出張撮影に出る予定も無かったが、思い立って羽田空港へと向かってみた。普段、羽田空港に行くのなら飛行機を撮りたくなるので必ず望遠レンズを携えて行くのだが、ここはあくまでFiRIN 20mmでのスナップ写真をお届けする場。ちょっと心許ない気持ちを押さえつつ、20mmでしか切り取れないシーンを見つけながら雪の降るなか東京の空の下へと出かけてみた。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:100 

JR浜松町駅の日常をモノクロのシルエットで。他の駅と比べてスーツケースを持つ人が多く、いつでも旅情感が感じられる場所だ。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:800 

東京モノレール、羽田空港第二ビル駅のトイレ。なんてことのない風景だが、FiRINの広角で見ると壁と床面のタイルが作るライン、そしてトイレ入口の位置が美しく見えたので撮ってみた。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1600 

羽田空港第二ビルの天井。地下からエスカレーターで上がっていく時に広がる吹き抜けの空間はいつも旅へのテンションを高めてくれる。曲線と直線が組み合わさった構造もどこを撮っても画になる場所だ。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1250 

羽田空港のインフォメーションボードを天井と一緒に切り取ってみた。この日は東京に今年二度目の雪が降った日だったが、この時間帯はダイヤが大きく乱れている様子はなかった。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:320

出発階の外にて。広く直線が続く道路はパース感を強調する画を撮るには最適の場所。ちょうど訪れたリムジンバスもややデフォルメされて面白い画に。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1000 

ガラスに貼ってある装飾と、抜けに見える自動販売機ブース。開放F2で寄って撮ることが楽しめるのもFiRIN 20mmの良さだと改めて思った。

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/8秒 ISO感度:3200 

これは今までにないカット…それは焦点距離30mm。もう少し寄りたいという時、特に望遠レンズを使う時のためにα7R3のカスタムボタン(C2)にAPS-Cクロップモードをアサインして活用しているのだが、今回はFiRIN 20mmでも使ってみた。α7R3はフルフレームで約4240万画素相当あり、APS-Cクロップで撮影しても約1800万画素相当の解像度が出せる。日常スナップに限らず仕事でも十分な解像度が出せるので、個人的にはお勧めしたい撮り方だ。
(トキナーさん的にはどう思われるかわかりませんが(笑))。あとでトリミングすればいいじゃん、という意見もあるかもしれないが、目の前にあるシーンをファインダー越しに見える画角で切り取るのと後でトリミングするのでは「写真を撮る」という行為の意味が違う気がする。まぁ、日常の瞬間を切り取るために、今手元にある機材を工夫して色々楽しんで欲しい、というのが本音です。。

今回はここまで。またしばらく東京の日常を切り取ったスナップをお届けする予定です。

 

◎SONY α7RIII(ICLE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE MF

焦点距離:20mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:3200