馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その3。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2.0 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:100 
 

今回もFiRIN20mmと共に訪れた伊豆諸島、八丈島の写真を。島に住む従兄弟による歓迎もあって、到着した日の夜はお酒をいつもより多めに飲んでしまったが、翌日は何とか寝過ごすことなく早朝に起きることができた。八丈島には写真を撮るために来た、というプレッシャーがなければ恐らく一度目の目覚ましの音で起きることはなかっただろう。とにかく今回は一枚でも多くシャッターを切りたかった。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 11 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100

八丈島には2つの火山があり、この写真は西山、通称「八丈富士」。なんとか富士と名前が付いている日本各地の山の中でも富士山にかなり近いシルエットをした山だ。山腹には「八丈富士ふれあい牧場」があり素晴らしい展望が望めるらしいが、今回は時間が足りず行くことができなかった。というか、何度も八丈島に訪れているが一度も行った記憶が無い。。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 11 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:100 

八丈島の南東、洞輪沢漁港から望む朝焼け。雲が多く抜けの良い空を撮ることができなかったが、静かな朝の港に映り込む光を撮ることができた。近くには無料で入れる温泉「洞輪沢温泉」や、八丈島唯一のサーフィンスポット「汐間海岸」などがある。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2.0 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100 

漁港の隅に置かれていた網の山。恐らくもう使われなくなったものだろう。開放F2で撮ってみたが、太めのロープから細い青のロープまで、ディテールがしっかり解像されていた。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 10 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:100 

末吉地区の石積ケ鼻にある八丈島灯台。海から相当高いところにある灯台だからか、とても小さくて可愛い。撮影時は分からなかったが、灯台の外側はただの白塗りではなく細かいタイル状になっていることに、PCの画面で見て初めて気づいた。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2.2 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1250 

展望の良い場所を探していた途中、何のために使われていたか分からない大きな釜に出くわした。相当前からここに置かれていたのか、サビがかなりいい味を出していた。が、これだけ溜まった水、蚊が大量発生しないかちょっと心配になる。

 

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 22 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1600 

八丈島も例に漏れず、過疎化の波が訪れている。島民も1万人を割り、家主が消え廃墟と化した家も昔よりも至る所で見るようになってしまった。どこの島も同じ悩みを抱えているとは思うが、せめて自分と縁がある島だけはいつまでも枯れないで欲しいと心から願ってしまう。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2.0 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100 

上の家を撮っていたら、手前の家の犬がのこのこと現れてくれた。早朝からカメラを構えた怪しい私?に対しても警戒せずに、穏やかな表情を見せてくれたので、遠慮なく一枚撮らせていただいた。

朝のマジックタイムの美しい光景を期待し、実家の民宿を早朝に抜け出してみたものの、前日とは違い雲が厚くイメージしていた美しい朝焼けが撮れなかったのが残念だ。天候が刻々と変わる島の光景を撮るには1日2日程度の来島では時間が足りない。それでも時間の限り八丈島らしい写真を撮り続けてみた今回の旅、次回もFiRIN 20mmで切り取った八丈島をお届けしたい。