馬場 亮太の感動表現|FiRIN 20mmで切り取る八丈島への旅、その2。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 16 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:3200 
 

FiRIN20mmと共に訪れた伊豆諸島の八丈島の二回目。子どもの頃は夏休み真っ最中に訪れていたので八丈島と言えば南国でとても暑い印象しかなかったが、実際は「常春の島」らしい。黒潮の影響で年中温暖な気候が続くとはいえ、四季もあり希に雪が降るほど寒くなることもあるとか。9月初旬は既に東京は秋の雰囲気が始まっていたが、八丈島にはまだ夏の強い日差しが残っていた。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/3200秒 ISO感度:100 

 

黄八丈の染元「めゆ工房」を訪れたら、たまたま染めた糸を干しているタイミングに出会うことができた。黄八丈は島に自生する植物を煮て染色する、草木染めによる伝統的な絹織物。これは恐らくタブノキの皮から染めた茶色系の糸だろう。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100 

 

天候が良かったので、織られた状態を天日で干す工程も見ることができた。八丈島には何度も来ているがこれを見るのは初めてだ。20メートルはある布状態の織物をしっかりと表面が張られた状態で干すために、間隔をあけて棒を上下に刺していく。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100 

 

地元の友人と共にやってきた食堂の外にいた猫。人に慣れているようで、ローアングルで構えつつ背面モニターで狙っても逃げずに難なくピントを合わせることができた。逆にあまりにレンズに近づいてくるのでこちらがちょっと逃げてしまうくらい。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 2 シャッタースピード:1/10000秒 ISO感度:100 

 

島には至る所にシダ系の植物が植わっている。一応東京でありながら南国っぽさを感じるのはシダのような植物による印象が大きい。さらに次回以降で一面にシダが生えたシダ森で撮影した写真をお見せしたいと思う。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/ 8 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:6400 

 

島の神を祀った祠の鳥居と玉石垣による階段。八丈島では激しい黒潮に洗われて、角が取れて丸くなった石を石垣や階段などに多く使われている。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/2.2 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100 

 

夕焼けの光が刺す南原千畳岩海岸。海へと流れていった溶岩が固まってできた広い海岸で、いつの時代に出来たものかはわからないが、今でも荒々しい溶岩の表面を見ることができる。

使用レンズ:Tokina FíRIN 20mm F2 FE MF

◎焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100 

 

南原千畳岩海岸から望む八畳小島の夕景。海に沈む夕日と八丈小島の美しいシルエット、荒々しい黒潮の波を切り取ることができる八丈島でも有数のフォトスポットで、実際この日も数10人が写真を撮りに集まっていた。

他の島にはない特徴として、無人島の八丈小島がすぐそばにあるので、他の島とは違う八丈島らしい印象の風景を写真に収めやすい。ちなみに海に浮かんでいるとわかりにくいが、八丈小島の標高は616.8m。東京の高尾山(599m)よりも高いらしい。次回も引き続きFiRIN 20mmで切り取った八丈島の写真をお見せしたい。