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オオヤマナホの感動表現|ふわふわばかりがフォギーじゃない!夕景ポートレートの光効果

みなさま~♪こんにちは!オオヤマナホです!

最初に告知からです♪

6月6日のPHOTO NEXTだんだん迫ってまいりました。

【募集】

①    ソフトフィルターにご興味のあるかた

②    わたしがどれだけ○○なのか興味ある方( ̄▽ ̄)・・・はじめ・・・

(※○○。。。(´ε`;)ウーン…)

③「いま」「このブログ」に足を踏み入れてしまった!!!みなさま~!

捕まえた!!

6月6日パシフィコ横浜 PHOTONEXT センターステージに

「12時だよ♪全員集合!!!」という

ノリノリでみなさまのお越しを心からお待ちしております♪

ツイッターで今回は「合同大撮」のソフトフィルター使いを

お伝えすると先日ツイートしたのですが、

今回は前回の清水麻里さんブラックミストの表現がブラックミストだと

どんな描写になるのかをお伝えいたしますね。

合同大撮のフィルター作例は次回に!

ということで。

まずは前回のブラックミストの記事★をご覧いただいてからこちらのフォギーAに繋げてまいりましょう。⇒前回ブラックミスト編★

今回の清水麻里さんの撮影は16時ぐらいのスタートでした。

光もだんだんと色合いがオレンジ色に変わってくるのですが最初はまだ明るい

昼の光です。

それがこちら。

逆光、ストロボなし、露出補正は高めにして撮りました。

輪郭をにじませながら柔らかな表現にするプロソフトンAとは違って

輪郭を保ちながら「光のミスト効果」を与え柔らか表現にするフォギー。

光が当たっているところはより一層のソフト効果が感じられます。

今回はf値2.0ですから合焦点は輪郭キリッと出つつ、

光と絡み合うようにソフトなボケ感がやわらかに広がります。

次にフィルターなしの画像を見てみましょう。

こちらは前回も作例にしていましたね。

みなさまがカメラで撮るとこの描写かとおもいます。

光は麻里さんの後方55分の角度からでしたが、強い太陽光をアングル内に映しこむと

白飛びしてしまうので注意が必要なところです。

私は撮影時の露出補正は‐0.3にして、PC上で露出のバランスをみながらプラス補正しています。

(あ。こちらのブログでは基本的に細かなレタッチ補正はせずに比較をしていますが、

明るさの露出に関しては後から調整をしています。)

次にブラックミストの画像との比較もみてみましょう。

​​​​​​​

この二つの画像からどちらがフォギーAでどちらがブラックミストか

お分かりになりますか?

実際のところ、作例編集中で「あれ?これどっちだっけ?」と思う

こともありますし、今回のフォギーの画像をみていてもブラックミストっぽい。

なかなか判断しにくいなと感じます。白いミストだからフォギー!

黒っぽい感じするからブラックミストー!とは簡単には言いにくい感じがするのは

夕陽の白っぽくなりすぎないシャドー効果を与えているのではないかな。(((uдu*)

と思うわけです。

「自分の求めている画像効果が描写できているか」であり、

フォギーをつかっているのかブラックミストなのかの間違い探しではないと思うんですよね。

基本のフィルター効果。。。

フォギーだったら輪郭を保ちつつ白いふわっとした光の効果を与える。

ブラックミストだったら白っぽくなりすぎず、黒の陰影を柔らかに表現できる。

ここに、その時のお天気の状態、光の角度等などその時だからこそのサプライズ的光要素が

反映されるのが、まさにフィルター効果の醍醐味ではないかなぁと。

同じ写真は二度と撮れないのと同じように、「その表現はその時だけのもの」なんですよね。

続けてフォギーの作例を続けましょう。

f2 1/500 ISO100  35㎜

f2 1/640 ISO100  35㎜

F2 1/640 ISO100  35㎜

F2 1/500 ISO100  35㎜

F2 1/400 ISO100 35㎜

f2 1/500 ISO100 35㎜

f2 1/640 ISO100  35mm

f2 1/400 ISO100  35㎜

光はこの赤いお花の木の左斜め上。先ほどは55分の位置がだんだん

50分に下がってきています。位置が下がると同時に色合いもオレンジがかってきます。

その光の状態を画像を比較していくと同じフィルター。

ほぼ同時刻なのにずいぶん違ってくるとおもいませんか。一歩左右前後になるだけで

変わってくるのですよ~。かなり明るくふんわりしているものもあれば、ブラックミストに

近い影が浮いてくるような質感もあったりしています。

⑮の明るい質感。明るすぎるな~と思った方は⑯をみてみてくださいね。

露出を下げたのが⑯です。

わたしがフォギーとブラックミストを使い分けるとしたら、

そのフィルターで何を一番表現したいのかというところから

フィルターの選択をします。

花や被写体の髪にあたる光(明部)を柔らかく撮りたい・活かしたいなと思ったらフォギー。

暗部の柔らかさ。しっくりくる空気感を活かしたかったらブラックミスト

という具合に。。。

ブラックミストは「グッとくる」瞬間があるのですよ!!

今回の⑨の作例と前回ブラックミストの⑬の作例★を見比べてみても

面白いかと思います。

最後に。

ふわふわ明るいばかりがフォギーの強みではなく

こんな夕景づかいに活かすのはいかがでしょうか。

f1.6 1/1250 ISO100  35㎜

また、過去の記事

こちらの最後の写真は効果の強いフォギーBを使っています。

これは室内の自然光で光量が外に比べて少ない中でしっかりと

効果をつけたかったためです。

・・・話し始めるとキリないね。フォギーは霧なんだけど・・

とか意味不なことをつぶやいて終わりにしましょう( ̄▽ ̄)

今回も最後まで読んでくださってありがとうございます♪

GWにおもいっきり「クソババー」と叫ばれた(笑)

オオヤマナホがお届けしましたぁ( ̄▽ ̄)♪

次回はいくぜ合同大撮~~~!​​​​​​​