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オオヤマナホの感動表現|焦点距離が変わるとソフト表現ってどのくらい変わるの?

みなさまこんにちは。オオヤマナホです!

お久しぶりの更新です。…

ジャジャーン!!!本日より🐻のトビーにアシスタント兼モデルとして参加してもらうことにいたしました。よろしくお願いいたします。

 

さて。今回は焦点距離によってソフト表現、どのくらい変わるのかをみてまいりましょう。

ちょっとここまでのおさらいを。

フォギーそしてソフトンには効果の弱いAタイプと効果の強いBタイプがある。

①   その効果の強さで選ぶという方法と

ソフトフィルターは焦点距離が長くなればなるほど効果が強くなるので、

広角から標準レンズ→AでもBでも

中望遠以上→Aタイプを推奨

というように

使うレンズの焦点距離によって選ぶという方法。

 

と書いてまいりました。

 

本当にそうであるのか。そうであるならどの程度なのか

トビー🐻と一緒に確認してまいりましょうね。

 

★レンズは24-70 70-200㎜を使用し広角から望遠までのフォギーB効果を検証

★レンズを変えてもトビーがフレームの中にぼ同じ大きさになるように

撮影距離をずらしながら比較撮影していきます。

*********

使用機材

ボディ:CANON EOS 5D MARK4

レンズ:TOKINA AT-X 24-70mm F2.8 PRO FX

CANON ZOOM LENS EF70-200㎜1:2.8L ISⅡUSM

三脚使用

画像はすべてノーレタッチ

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共通EXIFデータ

マニュアルモード

絞りf2.8

シャッタースピード 1/800

ISO100

測光モード;評価測光

 

**********

ロケーションデータ

多摩川河川敷

光:晴天。よく晴れている日でした。

トビーの後方逆光から。正昼光に近づく午前10時台

ピントはクマの唇の割れ目に合わせています。

************

 

 

 

①   24㎜ フィルターなし

 

【フォギーB使用比較】

②   焦点距離24㎜

 

けーっこう24㎜でもフォギーのミスト効果でていますね。さすがのBタイプ

 

 

③   続けて34㎜です。

 

④   つぎは50㎜

 

⑤   更に70㎜だと・・・

 

 

 

 

⑥   次にここまでの画像の向かって左側

上から24㎜、34㎜、50㎜。70㎜になります。

頭頂部の光が当たっているところは焦点距離が長くなるほど強くなり

印象が強くなる(白飛び状態のようになる)かと思いましたが、

それより全体のミスト感が強くなっていくことの方に目が行きます。

 

 

それでは70㎜以上の焦点距離ではどうなるでしょう。

 

100㎜

 

 

140㎜

 

 

200㎜

 

200㎜を使用でクマの唇にピントを持ってこようとしたところ

ピントが合わせにくかったです。一度フィルターを外しマニュアルフォーカスでピントを合わせてから

もう一度フィルターをつけてという手間が必要でした。

しかし、もう一度フィルターつけてのピントあわせは一度でできましたから、

この撮影条件で絶対に200㎜だとピントがあわないということではないです。

 

今回は単純に同じ条件での比較でした。

トビーを真正面に向けて、光が後方からくるように。そこでどうフォギーBの表現は違ってくるかをみたかったのです。

被写体をどう撮りたいのかという作画意図というよりも…。

 

作画意図に撮影の主体をもってくると。。。

フォギーのミスト感は好き。

ファンタジックでラブリーにドリーミーにトビーを撮りたい

よし。トビーと作戦会議だ!!!!

(① 草むらにトビーをうずめて草のきらきらふわふわのすきまから顔をのぞかせる

(② 木にトビーをのぼらせて木漏れ日のふりそそぐやんちゃな姿をとらえる

(③ 木陰からいないいないばあをするスマイルトビーを撮る

などなど・・・撮りたいシーンを想定して光を見ながら撮っていくということになります。

 

 

で。で。で。

次回は「トビーをめーっちゃかわいく撮る!フォギー撮影術」(仮題)

に続きます

!効果の弱いAタイプとまぜまぜしながら

可愛く撮るわよぉ~~~~(*∩∀∩*)ワクワク♪

 

 

トビー「ナホ!!かわいく撮れんのかぁ?」

ナホ「ふふふ。見てろよ!トビー―――――――!!!٩(๑>∀<๑)۶」

 

広角レンズで全体を撮るよりも70~135㎜程度の焦点距離でポートレートを撮ると

トビーの撮影データでもわかるように背景のぼけ方がかなりちがってきます。

草に当たる光の玉ボケを生かしたり望遠レンズの圧縮効果を活かしたふわっと浮き上がるような表現は

わたしも普段の撮影では好んで使用しています。

とはいいながらも、屋内撮影では私の場合35㎜メインだったりです。。

普段の撮影スタイルの中にフォギーBそしてAをとりいれながら作品作りを楽しんでいけるかを

みなさまと共有できると幸いです!

 

 

 

 

 

 

最後にフォトグラファー南穂(私)撮影の最新作から。

35㎜単焦点 f2.8 1/800 ISO800  

午後の柔らかな光と影の明暗を女性の影の部分に照らし合わせて撮りたかったのです。フィルターなしの撮影だとどうしても生々しさの出てしまう

肌も、フォギーBを全体に掛けることで儚げで柔らかなベールをまとった印象になるとおもいます。

かわいくふんわりにはハイキーがおススメといってきたのですが、光を落とした撮影でも「明暗」の光の表情があるならば効果的に

柔らかく演出できると思います。「アンニュイな柔肌」の女性美撮りにフォギーを使って空気感を醸し出してみる。

アリ!!!!だとおもうんですよね。

 

 

 

トビーが私のしもべになったことで、わたしもなんだかウキウキしてきました。

トビーはなんだか生意気そうですが、一緒に楽しくやっていこうとおもっています。フォギーに限らずソフトフィルターを使った表現でどんな風に撮れるのか

ご質問等ありましたらどうぞお気軽にTwitter(@nahoneige)Instagram(@at.nahoneige)をフォローしてくださいね。

みなさんで、ソフトフィルター表現楽しんでまいりましょう。

 

 

ではでは。ナホトビーでした(ヾ(´・ω・`)