オオヤマナホの感動表現|ローコントラストで透明感ある秋色表現
みなさまこんにちは!オオヤマナホです。
今回はいつもの大きなフルサイズ一眼レフではなくてお手軽らくちんなミラーレス一眼と一緒に
公園にお散歩に行ってみました。
わたしの所有しているミラーレス用のレンズはフルサイズ換算で35㎜・90㎜・120㎜の3本所有しているのですが
それぞれに口径が違うのですよね。その中で一番大きなサイズ口径49㎜用のソフトフィルターを使って
撮影です。以前にも書いているように、口径の小さなサイズのレンズにはステップアップリングを使い大きな口径フィルターに合わせます。
例えば37㎜レンズを49㎜フィルターに合わせたい場合は「37㎜→49㎜」をご用意くださいね。
ステップダウンリングで小さいレンズにあわせてしまうと四隅にケラレが出てしまう可能性がありますのでご注意くださいね♪
ミラーレス用のフィルターはめーっちゃ小さいです。親指と人差し指で輪を作るぐらい!とってもかわいい手のひらサイズなので持ち運びも邪魔にはなりません。
かわいいとそれだけでもお写ん歩なんだかルンルンです♪
つけて撮ったり外して撮ったりしながら楽しく楽しく♪…今回は「ローコントラスト」で秋色を見て参りましょう。
【共通設定】
★絞り優先モード
★ISO80
★焦点距離45㎜(35㎜換算90㎜)
①まずは順光の場合です
ローコントラスト
f4
②フィルターなし
f4
露出を明るめにしてみましょう。
違いがどうかわるかよーくみてみてくださいね♪
③ローコントラスト …f4
④フィルターなしf4
⑤半逆光だと… ローコントラストf4
⑥フィルターなし f4
逆光の時はこんな表情になります。
全体的にコントラストを落として柔らかい表現をするのがこのフィルターの特徴ですが、
F4の固さがf2.8にすると被写界深度は浅くなりボケ感が増すことで柔らかくなりますよね。
ではさらにf2.8でフィルターなしとローコントラストの表現の差はどうなのかな???
という辺りをみてまいりましょう。
順序は「なしf4」→「なし f2.8」→「ローコントラスト2.8」です。
⑦フィルターなしf4
⑧フィルターなしf2.8だと・・・
⑨ローコントラスト f2.8
ここまで光の向き(順光→半逆光→逆光)でそれぞれ表情がどう変わるかをみてきました。
F値を下げることで柔らかな印象になるものですが、さらにローコントラストフィルターを使用することでその柔らかさはより一層
滑らかさが深まると感じています。
光を順光から逆光に徐々に変えていくことで表情がよりドラマチックに変わっていきますね。
撮影のフレーミングを意識する時、玉ボケ、前ボケ、後ろボケを効果的に感じながら自分自身の作画意図「何をどう撮りたいか」を
意識していけたらいいですよね♪ローコントラストを使用することで玉ボケも一回りふんわり感増します
今回のパンジーのロケーション逆光の場所はこんな感じでした。
後ろの木立のむこう側から日差し。葉に当たる光がとってもきらきらでした。これ、使いたい!!!( ̄▽ ̄)
⑩
その玉ボケを意識しつつ。ローコントラストの光を取り込んでの淡い色調を効果的にエアリーに表現したくなりました。
下の2カットはノーレタッチ。意識するのは露出補正を明るめに!
⑪
⑫
色づいてきた木々。見てみましょ!!
⑬フィルターなし f4
⑭ローコントラスト f4
色合いの差がわかりやすかったですね。
フィルターなしのはっきりとした色合いが淡くなっています。
⑮フィルターなしf2.8
⑯F2.8
ショッキングピンクの強い色合いがともすれば生々しさ毒々しい感じになってしまうのも…
ローコントラストをつけるだけで、違和感を感じない滑らかな柔らかさに変えられます。ローコントラスト「らしさ」的にはやはり露出はハイキーが
おススメです。
⑰フィルターなし f4
⑱F4
これはわかりやすいですね、
同じ葉を撮るときも光の角度を変えながら撮っていくとローコントラストがどこで生きてくるかがわかってきます。
⑲F4
秋の光の中に包まれる紅葉をイメージした⑲と⑳
⑳F4
ということでお送りしましたローコントラストで秋を楽しむのにはやはり光と仲良くなりましょう。
被写体の周りをぐるぐるまわりましょう。たったりすわったりすることで思いがけない煌めきの瞬間に出逢えるはず。
ローコントラストは光ととっても仲良しです。
秋を彩る紅や黄葉の葉と光のランデブー。どうぞ思いっきり楽しまれてみてはいかがでしょうか。
私がパンジーと仲良くなれたなと思った一枚はこちら~♪
「ひっかり♪ひっかり♪楽しいなぁ~♪」( ̄▽ ̄)ふふ
F2.8
ミラーレスカメラだとファインダー内を覗きながらフィルター効果をそのまま感じながら撮ることできますね♪
ぽかぽか陽気にはローコントラストを一枚忍ばせて是非お写ん歩に。
楽しい秋撮影の気づきになれば幸いです。
今回も最後までありがとうございました^^