千手正教の感動表現|星空を撮る⑬

ここ数年、沖縄県石垣島と同じ様に徳島県にし阿波エリアに通っていますが、今回は、縁あって2年ぶりに同じ徳島県の南阿波(徳島県海陽町)へ行ってきました。Tokina opera 16-28mm F2.8 FFを相棒に徳島県の海岸線を。。。

Tokina opera16-28mm F2.8 FFとCanon-EOS6DMarkⅡSEOSP4とSLIK ライトカーボンE84 FAの組み合わせは、とてもコンパクトに纏まり、飛行機を使った撮影旅行には最適です。

他にもレンズは、持参していますが、今回の組み合わせは、星景を撮影する上でとても楽をさせて頂いています。

 海陽町那佐の海岸線での撮影でしたが、日中から薄雲が掛かっていて諦めかけていましたが、僅かに霞んで見える星空の中の撮影でした。

 何とか形になったかな?という星景です。

 那佐での撮影後、南の開けた場所にと思い、一昨年の夏に訪れた大砂海岸へと移動。

海水浴場で撮影。防波堤の先端では、地元の親子連れが夜釣りをしていました。

霞んだ様な薄雲の様な宙でしたが、何とか天の川も写ってくれました。

 最後に今回お世話になった宿「ふれあいの宿 游游NASA」の駐車場で外灯があるのを承知で撮影したものです。そんな状態でも天の川が写ってくれました。

共通データ

 レンズ:Tokina opera16-28mmF2.8FF(LeeNo.1フィルター)

 カメラ:Canon EOS6DMarkⅡ-SEOSP4

 三脚:SLIK ライトカーボンE84 FA

  リモートケーブル:ケンコーリモート90L

 露出:20秒/ISO:6400

余談ですが、今回撮影地として向かった徳島県海陽町那佐の最寄り駅は、阿佐海岸鉄道「宍喰駅」ですが、駅長さんが伊勢海老なんですよね。

 これを見たさに多くの観光客(いや、鉄ちゃん?鉄オタ?)が訪れる様です。

  レンズ:Tokina-opera50F1.4FF

   カメラ:Canon-EOS6DMarkⅡ

 伊勢海老駅長にピントを持って行くとネームプレートや駅長帽がちょっとボケ。開放値で撮影。こういう場合は、ちゃんと絞れば良かったですね(汗)

 こちらは、大砂海岸の撮影ポイントを撮ったものです。游游NASAから車で15分程の距離ですが、星景撮影する場合、一晩に何ヶ所かのポイントを回るので大した時間ではないと思います。

 画像の正面が西側になります。

レンズ:Tokina-opera50F1.4FF

  カメラ:Canon-EOS6DMarkⅡ

 徳島県南阿波エリアは、冬場の晴天率が高いとの事。次回は、是非11月~1月にお邪魔したいと思っています。

最後に今回の撮影にあたり、私を誘って下さいました「株式会社アルタシステム(阿波の産直便)」の丸岡社長、「株式会社漁火(ふれあいの宿 游游NASA)」の坂木営業部長には、大変お世話になりました。特に丸岡社長は、天体写真家としても有名な方で、ケンコースカイメモRなどを用いて多くの天体写真を天文雑誌や報道機関に発表されている方です。

今回持参したTokinaレンズにはとても興味を持たれていました。

皆さんも是非!Tokinaレンズで星空撮影を楽しんでみて下さい。

今回の撮影に関する詳しい事や滞在中の画像などは、いつもの様に…私のFacebookに掲載してありますので、宜しければ参考にして頂けると幸いです。

 https://www.facebook.com/masanori.senshu

それでは、また。

皆さんも満天の星空の下へ撮影に出掛けてみて下さい。

千手正教(せんしゅまさのり)

千手正教(せんしゅまさのり)

1965年、千葉県君津市生まれ。(同・富津市在住)。 沖縄県石垣島に魅せられ、現在「沖縄県石垣市」と「千葉県富津市」の二拠点活動をする自然科学分野のカメラマン。主に天体写真を得意とする。 ここ数年は地方創生に関わる官公庁からの依頼も多く、自然写真と観光PRを融合とした情報発信にも力を入れている。今年は、石垣市・富津市に加えて徳島県美馬市にも活動の場を広げている。また、千葉県や沖縄県のリゾートホテルでの星空ガイドや教育機関のプラネタリウムでは、番組制作~投影~解説までの一連の業務を請ける一方、千葉県市原市にあるFMラジオ局で毎週木曜日に二時間の生放送のワイド番組を長年にわたり務める人気パーソナリティとしても有名。飽きさせない語り口が人気となっている。