千手正教の感動表現|星空を撮る(スカイメモS)②

さて、前回から少し間が空いてしまったが、今日は「ケンコー・スカイメモS」を用いての星空撮影の設置について述べてみたいと思います


 前回のブログの中で「スカイメモS」も選択肢にと書きましたが、ポータブル赤道儀の中で使いやすい機種になります。


 三脚にスカイメモS用微動雲台(ケンコー)を用いてスカイメモSを搭載。

 画像のカメラは、SONY α7RとTokina FiRIN 20mm F2 FE AF


 これは、スカイメモSの極軸望遠鏡のスケールです。

 私の場合、スカイメモSの極軸望遠鏡についている日時設定機能を使わずにスマホアプリや天文シミュレーションソフトを用いる方法を取っています。



 天文シミュレーションソフト「SUPER STARⅣ」の極軸支援機能を使ったものです。

 この北極星の位置をスカイメモSの極軸望遠鏡のスケールに合わせると

 青い丸の位置に北極星を導入します。

 撮影レンズの焦点距離が長くなれば長くなる程、精密に合わせる必要がありますが、広角~200mm以下ものでしたら、ここまでの設定で十分だと考えています。



 本体のスイッチを「N」に合わせます。(南半球の場合は、Sに合わせます。)



 速度メモリを

 ☆マークの位置へダイヤルを合わせたら恒星時追尾の開始です。

 電源は、単三アルカリ電池4本が推奨になっていますが、私は、モバイルバッテリーからUSBで5Vを供給させて使っています。


 撮影対象の方へ向け、構図を決めます。


 カメラの設定は、マニュアル(M)で30秒に設定し、F値はほぼ開放にして、ISO800~1600程度、WBを私の場合はカスタム設定してあるのでカスタム設定を使いますが、AWBでも構いません。保存をRAW+JPEG、連写機能を使います。

 リモートコントローラー(リモート90L)のスイッチを押しながら上にあげると連写してくれますから終了時に解除すればOKです。

 ※ISOとF値(絞り)は、空の光害具合によって異なりますので、何枚か試写する事をおススメします。



 タイトル:さそり座付近の銀河

 レンズ:SAMYANG85mmF1.4 AS IF UMC→F4にて

 カメラ:CANON-EOS6D 天文改造

 撮影地:沖縄県石垣市伊原間

 露出時間:30秒60枚ISO800 恒星時追尾


皆さんも満天の星空の下へ撮影に出掛けてみて下さい。

千手正教(せんしゅまさのり)

千手正教(せんしゅまさのり)

1965年、千葉県君津市生まれ。(同・富津市在住)。 沖縄県石垣島に魅せられ、現在「沖縄県石垣市」と「千葉県富津市」の二拠点活動をする自然科学分野のカメラマン。主に天体写真を得意とする。 ここ数年は地方創生に関わる官公庁からの依頼も多く、自然写真と観光PRを融合とした情報発信にも力を入れている。今年は、石垣市・富津市に加えて徳島県美馬市にも活動の場を広げている。また、千葉県や沖縄県のリゾートホテルでの星空ガイドや教育機関のプラネタリウムでは、番組制作~投影~解説までの一連の業務を請ける一方、千葉県市原市にあるFMラジオ局で毎週木曜日に二時間の生放送のワイド番組を長年にわたり務める人気パーソナリティとしても有名。飽きさせない語り口が人気となっている。

スカイメモS


手のひらに乗るコンパクトなボディながら、充実の機能を多数搭載。ポータブル赤道儀に必須な極軸望遠鏡・明視野照明装置は標準装備。簡単なセッティングで追尾撮影を開始できます。