酒井宏和の感動表現|第46目は、ハーフグラデーションフィルターの使用実例です。
皆さま、こんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第46目は、ハーフグラデーションフィルターの使用実例です。
冬の寒い時期、太陽が沈むのが早いので、夜の時間が長くなります。
寒いですが、夜景撮影には、良い時期になりますね。
防寒だけはしっかりしてから、撮影に出かけましょう。
ハーフグラデーションフィルターは、色のグラデーションになっているフィルターで、いろんな色の種類があります。
どれもとても綺麗な色なのですが、どれを選ぶか悩んでしまうのですが、今回は3枚を選んでみました。
ブルー2は、このブログの最初の方で、空を青くするために使いました。
それぞれのフィルターを空の部分に使用してみました。
色がついて、境目は綺麗なグラデーションになります。
上の写真がフィルターなし、下の写真がフィルター有りです。
見慣れた写真が、ぐっと印象的になります。
上の写真でも、とても綺麗なのですが、フィルターを入れた写真を見てしまうと物足りなく感じませんか?
最近は、後処理で色加工もできますが、光学的な効果を使っての作品作りに意味があると思います。
cokin 123 ブルー2
cokin 131 エメラルド2
を使用した作例です。
どちらも、それぞれ、インパクトがある写真に仕上がっていると思います。
この写真だと、フィルターを使用した、と伝えなければ、自然に綺麗な色。という認識になるかもしれません。
見分け方としては、橋の左手前の部分には、色がついていますが、柱の部分には色がついてはいません。
フィルターは、垂直ではなくて、ちょっと斜めにして使用しています。
夜景の空の部分だけに使用しています。
色をつける他に、空の色を落とす効果もありますので、夜景に目線を誘導するという効果もあります。
今回使用したのは、3枚のフィルターですが、どの色を選ぶかは、人それぞれの好みで良いと思います。
この3枚の中だと、個人的には真ん中の写真が、色合い的にはマッチしているかなと思います。
自分の好きな色のフィルターを選んで、創意工夫で、写真にインパクトを追加しましょう。