酒井宏和の感動表現|第43回目は、カラーのハーフフィルターの使い方です。
皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第43回目は、カラーのハーフフィルターの使い方です。
朝晩急にグッと寒くなってきましたな。
間も無く東京でも紅葉やイルミネーションが始まる時期撮影が忙しくなりますね。
今回は、秋薔薇の撮影をして見ました。
コッキンには樹脂に色を染み込ませたとても綺麗な色のフィルターが沢山あります♪
今回はその中から、少し渋めの色を選択して見ました。
A138 ピンク
A668 ムラサキ
A132 ブラウン
フィルター無しでの撮影です。
空は明るいので、どうしても明るく写ってしまいます。
この状態だとハーフNDフィルターが欲しくなってきます。
A668のフィルターをかけていました。
明るい空の露出が落ち着いて、バラが目立つようになってきました。
色味がつくことで、不思議な感じも演出できています。
曇り空ですが、パッと見、青空のような演出にも見えます。
A138のフィルターを使用しました。
若干違和感がありますね。
この色のフィルターは夕方に使うとさらに有効になります。
夕日の時間に使うと、もっと効果的になります。
A132のフィルターを使用しました。
今回のような洋館の撮影では、このフィルターが一番、ノスタルジックなイメージを出す事が出来ました。
構図を変えて撮影して見ました。
日が落ちるまでにはもう少し時間がありましたが、空に色がついたのでより印象的な写真に仕上がりました。
今回ご紹介した以外にも、いろいろな色のフィルターが発売されています。
自分好みの色を見つけて、作品に自分のイメージをプラスしてみてはいかがでしょうか?