酒井宏和の感動表現|第24回目は、角型フィルターの定番のcokin NUANCES ND1024を街の雑踏で使って見ました。
皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第24回目は、再登場のcokin NUANCES ND1024です。
個人的に、角型フィルターの中で、かなり使用頻度の高いフィルターです。
前回は夜の作例でしたが、今回は昼間です。
よく昼間でスローシャッターで人が消せる。
と書いてあるのを見かけますが、厳密にいうと、残像が残ります。
渋谷は人が多いので、だいぶ残像が残りますが、人通りが少ないところはこれほどは目立ちませんが、
若干は、残像は残ります。
最近は、カメラの高解像度化と、肖像権重視の傾向がつよくなって来て、ざっくり撮った街の写真に
写っている人も拡大してみるとはっきりとわかります。
今回の作例は10秒以上の長時間露光ですが、1秒ぐらいでも、動いている人はブレます。
ので、作品性(公開する)ことを前提として撮影している方は、ブラして人をわからなくする、
というのはとても有効かと思います。
1枚目の写真は、フォトショップで顔の部分にぼかしを入れています。