酒井宏和の感動表現|第18回目は、ダイヤモンド富士の撮影で使うフィルターのお話です。
皆さまこんにちは、角型フィルターの鉄人の酒井宏和です。
第18回目は、ダイヤモンド富士の撮影で使うフィルターのお話です。
風景写真で大人気なダイヤモンド富士。
日本人ならば、とりあえず1回は撮影しておこうかなと思う被写体です。
かれこれ、1000人近い方を、ダイヤモンド富士のツアーにお連れしています。
毎回必ず聞かれるのは、フィルターはどうすれば良いの?というもの。
基本は、全部外してください、とレクチャーします。
PLフィルターは効果が全くと言って良いほどないですし、その他のフィルターも乱反射の元です。
ただ、ハーフNDフィルターを持っている方のみは、使用をお勧めしています。
上の写真が、フィルター未使用、下の写真がフィルター使用。太陽の光芒がはっきりします。
下の光芒は富士山の黒い面に伸びているのではっきり見えますが、ハーフNDを使用しないと
上の光芒がもっと薄くなります。
今回は、NUANCES GND8を使用しています。
設定 F22 1/1250 ISO100
ちょっと話はそれますが、光芒の綺麗さは、レンズによって異なります。
お持ちのレンズで試して見ると、結構違いがあると思います。
ハーフNDを使用すること、光芒の綺麗なレンズを選ぶことで単純な
ダイヤモンド富士の撮影を1段も2段もレベルアップすることが出来ます。