光川十洋の感動表現|「金魚の舞」

暑いより熱い!と思ってしまう日本の夏。涼しい室内で、涼感たっぷりの「金魚の舞」をフルサイズの広角ズームレンズで味わってきました。日本橋三井ホールで開催されている「アートアクアリウム」は、観賞魚の金魚を多くのアーティストが演出した水中世界とデザイン空間です。妖艶な美しさもあり、「和」も演出されて、浴衣姿のお客様もいて、外国の人の眼には異国情緒を感じるに違いありません。三脚や動画撮影は禁止ですが、手持ちのスチール撮影は許可されています。

広い場面の撮影や、近づいて撮る場面もあるので、近くも撮れる広角ズームレンズは強い味方になります。会場が暗いので、ISO感度を調整して対応します。また、マニュアルフォーカスを使いたいので、このレンズの場合は、フォーカスリングを手前に引けば、トルク感のあるピント合わせができて、安心です。





会場の雰囲気です。全体は暗いのですが、それぞれの水槽などは、効果的な照明が施されています。水槽内の生体管理を想像しても、知識を超えるエネルギーが費やされていることでしょう。


◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:17mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/40秒 ISO感度:10000(フルサイズカメラで撮影)




大型の「金魚屏風」です。楽しそうに泳ぐ金魚が上へ、下へ、ゆっくり舞います。そこへスポット光が陰を与えるのですが、複雑な模様が魅力的です。水面下にも金魚がいっぱい。


◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:23mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:3200(フルサイズカメラで撮影)




上を向いた目を持つ金魚とにらめっこ。金魚の動きを見ていると、遅いシャッタースピードではブレそうです。


◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:29mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:12800(フルサイズカメラで撮影)




透明な形にデザインされた水槽内を金魚が嬉しそうに動き回ります。手持ち撮影で1/6秒にチャレンジ。金魚の動きをブラして表現しました。


◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:17mm 絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/6秒 ISO感度:500(フルサイズカメラで撮影)




特にたくさんの金魚が混み合っているように見える水槽を、より密集しているように心がけたのが、露光間ズーミング。これぞ、の1匹を中央に来るまで待って、シャッターを押すタイミングにズームリングを回転させました。


◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:34mm 絞り:F/16 シャッタースピード:1/13秒 ISO感度:6400(フルサイズカメラで撮影)




風船のようなほっぺたをもつスイホウガンは、ビー玉を敷きつめた器になじんでいます。近くまで寄れるこのレンズは使い勝手がよく、カメラを回転させながらうまく撮れるか、試みた1枚です。


◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:35mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/8秒 ISO感度:320(フルサイズカメラで撮影)

光川十洋(みつかわとうよう)

光川十洋(みつかわとうよう)

日本大学芸術学部写真学科卒。学研で創作分野歴任。現在クラブツーリズム、カルチャーセンター、写真団体の写真講師。日本写真講師協会(JPIO)認定フォトインストラクター

AT-X 17-35 F4 PRO FX


広い場面の撮影や、近づいて撮る場面もあるので、近くも撮れる広角ズームレンズは強い味方になります。フォーカスリングを手前に引けば、トルク感のあるピント合わせができて、安心です。