國政寛の感動表現|春の花の撮影を予行演習! 花と色をボケに活用して春らしい雰囲気に仕立てよう!

『トキメキ』

~キラッキラの
 日々でありますように!~

冬から春に移り変わるこの時期、暖かくなったと思ったらまた寒くなったりで、なかなか花も顔を出してくれませんね。
特に今年は寒い日が長かったせいか、開花がかなり遅れぎみのようです。
それでなくても花を撮る人にとっては被写体がなくて苦労する季節、「早く春が来ないかな~」と待ち焦がれている方も多いでしょうね。

この時期、植物園に行くと季節を先取りして春の花を展示するイベントが開催されていることがあります。
例えば、京都府立植物園や大阪の長居植物園では「早春の草花展」と題して、ビニールハウスのような特設会場で一足先に様々な初春の花を咲かせています。

狭い場所にいろいろな種類や色の花が密集して咲いているこのような展示は、マクロ撮影の絶好の被写体です。
近づいてアップで撮るもよし、背景に他の花や色を重ねてボケを活かすもよし。
トキナーのマクロレンズ「AT-X M100 PRO D」1本あれば、いろいろな春の花風景が撮れますよ!

マーガレットの背景に黄色やオレンジの花が咲いていました。
主役のマーガレットに最短撮影距離付近まで近づくことで背景の花が大きくボケて、春らしい軽やかな雰囲気になりました。

密集して咲くチューリップ。
主役の花の前に咲いているチューリップを大きくボカして、ふんわりと霧で包まれたような雰囲気に仕立てています。

デイジーの花です。
水やりした後でしょうか、奥に咲くデイジーの上にまだ水滴が残っていて、それが太陽の光に反射していました。
光の反射を見つけたら、円ボケを作るチャンス!
うまく円ボケが出るように撮影位置を吟味しながら撮影しました。

マーガレットを上から撮影しています。
花の下にある葉っぱに太陽の光が当たって反射したものが円ボケになっています。
花と葉っぱの距離はそれほど離れてはいませんが、花に最短撮影距離付近まで近づくことで背後にある葉っぱが大きくボケて円ボケを作り出しています。

このような展示では、ただ単に花を並べているだけでなく洋風の庭や日本庭園をイメージしたり、いろいろ工夫された展示がされています。
このプリムラ・マラコイデスの背景にある白いボケ。
これは後ろに置かれた台座の一部分に光が当たって白くなったものです。

このような人工物も、ボカしてしまえば立派な背景になってくれるんですね。
ぜひ、積極的に活用してみましょう!

クリサンセマムが光に包まれているようですね!
スポットライトのような黄色い円ボケ。
この正体は、プリムラ・マラコイデス。
ちょうど花の真ん中の黄色い部分が、円ボケとなって面白い演出をしてくれました。

同じクリサンセマムを今度は真横から撮りました。
手前の花びらにピントを合わせることでシベの黄色い部分が大きくボケて、ふわっと明かりが灯るような不思議な雰囲気になりました。
さらにプリムラ・マラコイデスを前ボケにして、黒くて目立つ茎の部分を隠しています。

シクラメンの花びらに上から寄って撮りました。
花びらがひらひら舞うようですね。背景を少し入れて変化を出しています。

ディモルフォセカの花びらのカーブに心惹かれました。
ぐ~んと伸びていくようなイメージで、カーブが強調されるように撮っています。

花満開の季節まであともう少し。
それまでに春の花の撮り方をバッチリ予習しておきましょう!

 

國政寛(くにまさひろし)

國政寛(くにまさひろし)

1971年生まれ。大阪府在住。 マクロレンズを自在に操り、 光とボケが織りなす幻想的で不思議な世界を描き出すマクログラファー。 刻々と変化していく花たちの表情や、虫たちのコミカルな姿に 心ときめかせ、癒されながらその一瞬の表情を切り取っています。 「クニさんの花マクロ写真塾」主宰 日本写真講師協会(JPIO)認定フォトインストラクター サイト:Kuniphoto Works( http://kuni-hiro.com/ )

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