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伊藤宏美の感動表現|大好きな蒸気機関車を撮影 ~真岡鉄道と「SLばんえつ物語」号に乗車の巻~

今回は、トキナーレンズで撮った蒸気機関車の写真を紹介します。

私は、蒸気機関車が大好きで、家から1番近い真岡鉄道には毎月1回は行く事に決めています。

毎月通っていると、顔なじみの人も増えるので、誰かに会えるのもとても楽しみです。

お天気と相談してその日の撮影地を決めるのですが、

この日は曇り空のモコモコ雲が広がる日だったので、撮影地を築堤に決めました。

雲の模様が気に入ったので、少し暗めにして雲の表情を出し、シルエットにしました。

ここの築堤は、背景が抜けているので撮影しやすくて、空の模様を楽しみによく立ち寄ります。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/10 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:100

レンズの端に車輌を配置したが、文字がしっかり読める輪郭のシャープさは凄いです。

安心して隅まで使えるので広角を生かした画角で撮影する事ができます。

春にはところどころに緑も増えてきます。

今度は緑の絨毯を狙って撮影地を決めました。

夕方には、お顔に光りが丁度当たり、暖かい夕陽にほんのりオレンジに染まりました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:400

空の青さが出にくい逆光でも、お空が綺麗に表現できました。

このレンズは、カラーバランスが優れているので、グリーンとブルーがさわやかに表現できます。

今度は、光りが当たるところを変えて撮影してみました。

線路際にあった溝にできるだけはまり込み、しゃがみこんで撮影しました。

広角レンズで寄ることによって迫力を出す事ができます。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:14mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100

ハイライトを入れたため、空が暗めになりますが、それでも深みのあるグラデーションを楽しめるレンズです。

AT-X 14-20 F2 PRO DXは単眼並みの描写力を発揮してくれます。

蒸気機関車は、乗るのも興奮が止まりません。

座っていて、引っ張られてるのを感じるのも楽しいし、

どこで力行するのかとか、感じながら乗っていると、もう楽しくて仕方がないのです。

私が特に、乗車するのが楽しくて好きなのは、磐越西線の「SLばんえつ物語」号。

新津駅~会津若松駅までを走ります。

今回は、停車中に、機関士さんにお願いして撮影させてもらいました。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:28mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:3200

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/5 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:4000

狭い空間で、機関士さんも、火室も入れて撮影したかったのですが、

AT-X 12-28 PRO DXは、限られた中で広く撮影したい時にとても重宝するレンズです。

12mmという超広角になると四隅に近付くにつれて像が流れたり、ボケたりするものが多いので、

通常ならポイントになるパーツは少し内側に寄せた絵作りを考える必要がありますが、

このレンズは解像度の高いシャープな画質を得られるため、安心して画面のすべてを使った絵作りができます。

石炭をくべるときは機関士さんの顔が、火の反射を受けて赤くなります。

この機関士さんは、凄く良い長めの素晴らしい汽笛を響かせてくれます。

そして、「SLばんえつ物語」号は、この時期(五月中旬)、最後の新津駅に入るころには日没が近付き、

空に良いブルーが残る中、到着します。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:12mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:2500

「SLばんえつ物語」号を降りた後、最後まで新津駅で見送っていると、

乗りたかった新潟駅行きの電車に乗り遅れる可能性があるのですが、

どうしても、最後まで見送ってしまうのでした。

◎使用レンズ:AT-X 12-28 PRO DX
焦点距離:15mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:1600

  

夕暮れ時の、トキナーブルーの美しさもあって、綺麗に表現できました。