伊藤宏美の感動表現|天空の駅 宇都井駅を撮る

広島県三次駅から、島根県の江津駅を繋ぐ三江線に「天空の駅」と呼ばれる宇都井駅があります。

この駅は、山と山の間にあるのどかな里山の中にあります。

 

使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO FX

◎焦点距離:18mm 絞り:F/ 7.1 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200 

 

広角レンズでこういった全景的な撮影をすると、周辺が、もやっとした描写になりそうですが

このレンズは稲や山の木の葉までくっきり写せます。

また、濃いグリーンの中に白い駅で難しい状況にもかかわらず、カラーバランスは豊かな諧調を表現できました。

 

宇都井駅はトンネルとトンネルの間にある高さ20mのところにあります。

団地のようなこの駅は、116段の階段を上るとホームに上がる事ができ

下から見上げた宇都井駅はとても迫力を感じました。

使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO FX

◎焦点距離:15mm 絞り:F/ 10 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200 

 

こういう場所では、広角レンズが大活躍します。

広角レンズで近寄って下から見上げて撮影する事で迫力を表現してみました。

こういった撮影で、広角ズームレンズを使うと、ものすごくパースがついて建物の形が変わってしまいがちですが、

このレンズは、パースがつきすぎることなく、力強さを表現できました。

使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO FX

◎焦点距離:14mm 絞り:F/ 10 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:200 

 

 

116段の階段を登るのは、へとへとになるのですが、

踊り場には、「あと○段」という手書きの貼りり紙がしてあります。

 

階段を上りきると、踊り場が待合室になっていて

ゴールには絶景が待っています。

窓からさす光りも、なんとなくこころに残るそんな駅でした。

 

利用者は少ないかもしれませんが、駅には駅ノートが置いてあり、駅ノートを楽しみにしている人たちも確実にいます。

この駅に、訪れた人たちの思いや、住民のあたたかいこころ遣いを感じました。

 

使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO FX

◎焦点距離:19mm 絞り:F/ 10 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:800 

 

私は、この待合室と、ここから見える里山の風景を写真に残そうと思いました。

限られたスペース内での撮影でしたが、四隅に向けて大きく引っ張られる歪みも少なく、思い通りの仕上がりになりました。

もともとの描写力が優れたレンズなので、F10まで絞り込むと、かなり距離のある家々までシャープに撮影できます。

使用レンズ:Tokina AT-X 14-20 F2 PRO FX

◎焦点距離:18mm 絞り:F/ 8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:400 

 

三江線の絶景は山から川まで続いています。

この写真は、光の当たり方が前後で分かれる難しい状態でしたが、グリーンだけで様々な色味のコントラストを表現でき、

味わい深い奥行きのある仕上がりになりました。

 

列車の中から絶景が見られるうちに、また、三江線に乗りに行こうと思います。

 

伊藤宏美(いとうひろみ)

伊藤宏美(いとうひろみ)

プロフィール 東京都出身。旅行会社の撮影ツアーの写真講師。その場所に行ってみたくなるような鉄道写真を撮るために全国をめぐる。各地の名物、駅弁を食べて撮るのも楽しみな食いしん坊。日本写真講師協会(JPIO)認定フォトインストラクター

Tokina AT-X 14-20 F2 PRO DX


秘境駅と呼ばれている宇都井駅は、別名、「天空の駅」と呼ばれている駅です。
その宇都井駅をAT-X 14-20 F2 PRO DXを使い、広角レンズを使用して迫力を出してみました。

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