馬場亮太の感動表現FiRIN 20mm F2 FE AFと最新のミラーレスカメラで撮る日常・その1


◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/2000秒 ISO感度:100


今年も大盛況のうちに終わったCP+2019。ケンコー・トキナーブースでは、最新のストロボやレンズの発表で盛り上がっていましたが、ソニーブースで注目を集めていたのが最新のEマウントミラーレスカメラ「α6400」。リアルタイム瞳AF・リアルタイムトラッキングを搭載し次世代写真機の指針となりうるこのカメラ、早速Eマウントの広角レンズ・FiRIN 20mm F2 FE AFに組み合わせて、その進化具合やFiRINとの相性を日常スナップ撮影で試してみました。

◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:1000

ちょい風邪気味で鼻水垂れてる息子。階段に設置した落下防止の柵越しでも顔を認識し、瞳AFが追従してくれた。1歳になった息子、日に日に動きが速くなるのでシャッタースピードの設定が上がる一方です。


◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/4.0 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100

家族で出かけた木更津のアウトレットにて。噴水で遊ぶ娘の顔にピントを合わせるのも高速なAFで簡単に。換算30mmという画角も子どもを撮るのに良い距離感が作れます。



◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.5 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100


◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:100

そのアウトレット近くにある小さな遊園地の小さな観覧車にて。狭い室内を30mmで撮ってもFiRINなら十分立体的に表現できる。それにしても床がシースルーのゴンドラ、娘の要望で乗ってみたがなかなか怖かった。。



◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:100

観覧車のゴンドラから海ほたる方面を望む。角型フードBH-622を装着していたので、やや曇り気味のアクリル窓にぴたっとくっつけて撮ってみたが、駐車場の車の一台一台、周辺部までシャープに撮ることができた。



◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100

青空を上昇するジェット機と観覧車。春の訪れを感じるすっきりとした青空を撮ることができた。こういうシーンを見ると、昔見たCMで流れていたクイーンの曲が頭の中に流れてくる。



◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100


◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/4000秒 ISO感度:100

中野駅付近にて。駅前に咲く花や、定番のそば屋バックショットから見える服装で季節の変化を感じられるのが東京・中野。春は近い。



◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/22 シャッタースピード:1/25秒 ISO感度:100

こちらも僕の中でのスナップの定番スポット、新宿駅小田急付近で。α6400はボディ内手振れ補正が内蔵されていないため、どの程度まで手持ちでいけるか?のテストをしてみたが、しっかり構えていれば1/25までは特に問題なかった。



◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/3.5 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200

自宅近所のアパートにて。錆びた郵便受け、伸びた草に埋もれた自転車、無造作に置かれたAV機器の中に成る赤い実。ややアンダー目で表現してみたが、こういう画が撮れるから日常スナップはやめられないのです。



◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.0 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:100

娘の通学路にて。青空を背景に黄色く咲く花を撮ろうとしたら、娘が「こっちの綿みたいなの撮ってよ」と言うので、背面液晶をタッチしてそちらにピントを合わせてみた。細かい産毛まで写ったし、黄色の花と青空と葉のグリーンのボケもいい。たまには娘の言う事を聞くもんだな、と。


僕の日常スナップでは、目に入ってきて気になるシーンを瞬時に切りとったり、歩きながらシャッターを切るスタイルなので、手ブレ補正の恩恵に授かることが多く、ボディ・レンズ共に手ブレ補正がない、ということがちょっと心配だったが、まったく心配無用で明るいF値がカバーしてくれます。なもんで、α6400のレンズキットのズームレンズにもう1本追加するなら、明るめの単焦点、35mm換算で30mmの焦点距離になるFiRIN 20mmはオススメです。スナップはもちろん、30mm・背景をボカして子どもを撮るのにも最適なのは今回の作例を見ていただければおわかりいただけるかと。元々はフルサイズ対応・画角20mmなので、α7/9系に移行して使い続けられます。最新のミラーレスカメラなのに、Adobe CameraRAWにも発売直後から対応しているので、現像処理での作品の仕上げも問題ありません。なかなかいいぞ、この組み合わせ。もうしばらくこのコンビで日常を色々切りとってみます。それではまた次回。


◎SONY α6400(ILCE-6400)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:30mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:1000

​​​​​​​この原稿を書いている日は3.11。8年前の2011年に生まれた娘も今年で8歳です。お気に入りのカエルの日めくりカレンダーと一緒に。


馬場 亮太(ばばりょうた)

馬場 亮太(ばばりょうた)

1973年東京都中野区生まれ、中野区在住。 デジタルコンテンツ制作会社にて企画・デザイン、ブライダルフォトスタジオでのカメラマンなどを経て、広告制作会社でのプロデュース、企画、アートディレクション、撮影等を経験後、2013年よりフォトグラファーとして独立。主に広告/カタログ/イベント/取材などのスチール撮影、アーティストのスチール/PV撮影、広告/Web/社内研修用映像等のプロデュース/ディレクションで活動中。主な使用機材はソニーα9/α7RIII/α6500。 Sony Imaging PRO SUPPORT所属。

FíRIN 20mm F2 FE AF


定評のあるFiRIN 20mm F2 FE MFの設計思想を受け継ぎ、オートフォーカスに完全対応されたソニーEマウント(フルサイズ)用広角単焦点レンズ。AF対応・大口径F2.0でありながら、高解像とコンパクト性を両立させ、距離情報の連動によるボディ内手ブレ補正にも対応し、日常を切り取るスナップから旅行、風景撮影、ポートレート撮影まであらゆるシーンで使いやすい性能を実現しています。同梱の花形フード(BH-623)以外に、別売の角型フード(FiRIN 20mm MFに同梱・BH-622)にも対応、用途によって使い分けることが可能です。

FíRIN 20mm F2 FE MF


ケンコー・トキナー初のソニーフルサイズEマウント(FE)対応レンズ。大口径F2.0の素直なボケと、広角20mmの歪みのない自然なパース感、レンズ周辺までしっかり解像される描写など、日常を切り取るスナップから風景撮影まで様々なシーンで活躍できる広角単焦点レンズです。電子接点付きで、MFアシスト(ピント拡大表示)や距離連動(手ブレ補正対応)、絞り値の表示など、ソニーα(Eマウントシリーズ)での使用に特化されているため、マニュアルフォーカスが苦手な方でも気軽に楽しめます。