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水咲奈々の感動表現|ニコン Z 6+「Burnside 35」で夜のお散歩

Posted: 2018.12.19 Category: LENSBABY Comment: 水咲奈々の感動表現|ニコン Z 6+「Burnside 35」で夜のお散歩 はコメントを受け付けていません

「Burnside 35」は35mmという人の肉眼に近い焦点距離なので、ふらりとお散歩するときに持ち出すと楽しいレンズです。開放F値はF2.8で、開放付近で使用すると流れるような大きな渦巻きボケを得られる個性的なレンズなので、日中の木漏れ日溢れる公園で使いたくなるレンズではありますが、綺麗な丸ボケを簡単に作りやすいレンズでもあるので、冬の澄んだ空気のなかでのイルミネーション撮影が楽しいレンズでもあります。

ニコンZ 6 1/60秒 F2.8 ISO640
イルミネーションの丸ボケはAFよりもMFで自分が好きな大きさ、多さになるようにすると楽しいです。レンズの方向を少し動かすだけで丸ボケの数が増えたり形が変化したりするので、少しずつ角度を変えてバリエーションを楽しんでみましょう!

ニコンZ 6 1/6秒 F5.6 -0.7EV ISO12800
ついつい絞りを開けたくなるレンズですが、点光源が多いシーンでは絞ることによって光の筋が細く多くなります。クロスフィルターを忘れた!なんてときは、ぜひ絞って撮影してみましょう。三脚がないときはISO感度を上げるなりして、手ブレに注意してくださいね。


ニコンZ 6 1/60秒 F2.8 +0.3EV ISO12800
絞りを開けると構図の隅にある光源が流れるように描かれます。同じ被写体を同じ構図で撮っても、絞りひとつでぐっと表現が変わるのが楽しめるレンズです。

絞りを開けるときは少し明るくなるように露出を調整すると流れる光源が大きく、目立つようになります。絞りを絞るときは露出を暗めにすると背景の闇が黒く引き締まって、光の筋がよりはっきりと見えるようになります。これからどんどん寒くなってきますが、それと共に増えてくるイルミネーションイベント。暖かい服装でぜひお出かけください!

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光川十洋の感動表現|高輪ゲートウェイで「ちょうちん殺し」はどうなる?

Posted: 2018.12.19 Category: Tokinaレンズ Comment: 光川十洋の感動表現|高輪ゲートウェイで「ちょうちん殺し」はどうなる? はコメントを受け付けていません

「高輪ゲートウェイ駅」と決定したのは、2018年12月4日。品川駅と田町駅の間の新駅周辺も話題となっています。知人がよく散歩をするコースに「ちょうちん殺しのガード」があると教えてくれたので、「グローバルゲートウェイ品川」として再開発されると、この謎めいた「名所」を味わえなくなってしまう、と思って体験してきました。タクシーの表示灯が低い天井のために壊されることからついた名前だそうですが、正式名称は「高輪橋架道橋」。なんと、人までもかがんで歩かなければいけない場所。自転車は、降りての通行を勧められていますが、約233メートルの長さとなると、厳しそうな格好で乗って行き来しています。さて、今後どうなるのでしょうか。

暗い場所、狭い場所を撮る場合、遠近感を表現したり、程よいボケを利用する時に便利なのが、フルサイズ超ワイドズームレンズ。「Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX」は、軽量で、コンパクト。

暗部の再現性は申し分がなく、光る被写体のゴーストを抑えてくれます。

高輪ゲートウェイ駅のすぐ横を京浜東北線南行が超スピードで通過。だんだんホームの形が見えてきます。素早いオートフォーカスが味方になります。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:17mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/4000秒 ISO感度:1000  (フルサイズカメラで撮影)

高さ1.5メートル制限の標識が一方通行の入口に。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:23mm 絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/40秒 ISO感度:10000 -1補正(フルサイズカメラで撮影)

車の通行量は、けっこう頻繁。大切なショートカットのガードです。天井にも読みにくくなった高さ制限の表示があります。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:30mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:4000 -1/3補正(フルサイズカメラで撮影)

慣れているとはいえ、思わずブレーキを踏んでゆっくりガードに入る車。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:26mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:5000 -2/3補正(フルサイズカメラで撮影)

港南1丁目の入り口は、多くの人たちがかがんでガードに入っていきます。頑丈な鉄骨を超ワイドレンズがメリハリのある描写をします。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:17mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:1000 -1/3補正(フルサイズカメラで撮影)

通行慣れをしている人は、低い天井にもめげず、足早に歩いていきます。天井にもあちこちに傷あとが残っています。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:35mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:2500 -1/3補正(フルサイズカメラで撮影)

山手線が通行する時は、その下にいるとものすごい轟音が聞こえます。下からレールや空が見えます。いずれ廃線になるので味わっておくのも。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:20mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:1600 (フルサイズカメラで撮影)

時代を感じさせる設備。大雨の時は、水が降ってくることも。絞りを開放にして、浮き上がらせる効果を出しました。。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:35mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:3200 -1/3補正(フルサイズカメラで撮影)

高輪2丁目側は、第一京浜(国道15号線)からカーブして入る場所。広大な駐車場の後ろに入り口があるので、初めて訪れる人にはわかりにくいです。

◎使用レンズ:Tokina AT-X 17-35 F4 PRO FX

焦点距離:17mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:10000 -1補正(フルサイズカメラで撮影)

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斎藤志津代の感動表現|スマホで前ボケ

Posted: 2018.12.19 Category: スマホ写真ブログ Comment: 斎藤志津代の感動表現|スマホで前ボケ はコメントを受け付けていません

皆様こんにちは。

スマホ撮影の鉄人の斎藤志津代です。

ボケた写真が撮りたい!というのは
写真を始めたら多くの人が思うことの一つではないでしょうか。

一眼レフやミラーレス一眼などあれば
簡単にボケた写真は撮れますが
スマホでもできないかなと試してみました。

お花などふんわり撮るには望遠レンズがよくつかわれていますよね。

そこでリアルプロクリップレンズの望遠を使って前ボケを撮ってみました。

今回は秋なので紅葉を入れての作例です。

今回はトリミングしています。
これもスマホの写真・編集にて行っており
パソコンでの処理はしていません。

おまけの接写撮影。

接写の場合、ピントがあう範囲が狭いので
どこにピントを合わせるかで印象が変わってきます。

定番のおまけ、コケ写真。
スナゴケはきらきらしてきれいですね。

​​​​​​​今回はすべて手持ちで撮影しましたが
望遠のクリップレンズは三脚があったほうが使いやすいですよ。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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千手正教の感動表現|星空を撮る⑤

Posted: 2018.12.19 Category: 星空撮影ブログ Comment: 千手正教の感動表現|星空を撮る⑤ はコメントを受け付けていません

今回は、話題の彗星46P(ウィルタネン彗星/公転周期約5.4年)がM45プレアデス散開星団(すばる/おうし座)に接近するタイミングで撮影してみました。

彗星は、動きが早く(と言っても目で追う様なスピードではありませんが)、恒星の動き(地球の自転)と異なるので、枚数を多く撮影してコンポジットすると星が流れて写り失敗したかと錯覚する場合もありますが、この46Pは明るい彗星で撮影日には、4等台と明るかったので1枚画像(撮って出しに近いもの)を見て頂く事にします。

 レンズ:SAMYANG85mmF1.4 AS IF UMC

  カメラ:Canon EOS-X7i(天文改造)

 赤道儀:Kenko スカイメモS(恒星時追尾/★マーク)

 露出:30秒×1枚

 撮影地:千葉県富津市豊岡

 彗星を明るく撮影する場合、彗星の動きに合わせて撮影する必要がありますが、それはなかなか難しい事です。最近は、前回ご紹介した様な天文に特化した画像処理ソフトがあり、彗星の動きに合わせたコンポジットをしてくれる機能も備えています。彗星の動きに合わせた撮影手法を「メトカーフ法」といいますが、この機能をステライメージ8は装備しているのです。この機能を使って20枚の画像をメトカーフコンポジットすると次の様な画像になり、先に記した様に星が流れているので失敗しているかの様に見えますが、これは彗星を見て頂けると失敗していない事が分かります。長い尾を引く彗星など、この手法であればさほど難しい撮影ではありません。SAMYANG85mmとスカイメモSの組み合わせでも十分撮影可能です。

 レンズ:SAMYANG85mmF1.4 AS IF UMC

  カメラ:Canon EOS-X7i(天文改造)

 赤道儀:Kenko スカイメモS(恒星時追尾/★マーク)

 露出:30秒×20枚

撮影地:千葉県富津市豊岡

この日は、ふたご座流星群という事もあり、流星を狙っていましたが、ピークは前日にあった様で、私の撮影したカットには、写ってくれませんでした。しかし、目的のひとつに「冬の天の川を綺麗に撮る」という目的もあったので、それぞれの画像を比べて頂き、皆様が「こんな写真を撮ってみたい」という参考にして頂けると幸いです。

シンプルに撮って出しに近いもの

 レンズ:SAMYANG14mmF2.8ED AS IF UMC

 フィルター:LeeNo.3

  カメラ:Canon EOS-X7i(天文改造)

 赤道儀:Kenko スカイメモS(恒星時追尾/★マーク)

 露出:120秒×1枚

 撮影地:千葉県富津市豊岡

10枚をコンポジットしたものでレベル調整のみ

 レンズ:SAMYANG14mmF2.8ED AS IF UMC

 フィルター:LeeNo.3

  カメラ:Canon EOS-X7i(天文改造)

 赤道儀:Kenko スカイメモS(恒星時追尾/★マーク)

 露出:20分(120秒×10枚)

 撮影地:千葉県富津市豊岡

 露出20分の画像をステライメージ8でトーンカーブと色調及びコントラストを調整した画像です。

撮影データは、上の画像と同じです。

 

 スカイメモSについては、前回の記事を参照して頂ければ幸いです。

それでは、また。

皆さんも満天の星空の下へ撮影に出掛けてみて下さい。

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山口勝廣の感動表現|都会の小さなオアシス-横浜コスモワールド

Posted: 2018.12.19 Category: Tokinaレンズ Comment: 山口勝廣の感動表現|都会の小さなオアシス-横浜コスモワールド はコメントを受け付けていません

   真っ青な空を背景にたのしい乗り物がいっぱい。見上げる先に足漕ぎのコースターがゆったりと頭上を通過、橋梁下には振り子のように回転する「オーシャン・スインガー」、「opera 50mm F1.4 FF」の画角いっぱいに切り撮ってみました。

   遠心力で外に引っ張られ空をぐるぐる飛び回る「オーシャン・スインガー」。髪を靡かせ子供たちの歓声が降ってくる下を「opera 50mm F1.4 FF」で迫ってみました。

③ 

  暮れなずむ空を背景に「ファミリー・バナナ・コースター」が向かってきた。日没後の明るさの残る光の中、人工照明とのミックス光線によって異次元の世界が現出。シャッターを切る喜びに浸りました。

   みなとみらい地区は海辺のワンダーランド。陸上の乗り物を楽しんだ後は一転、バスは水中へ。航跡を残しながら海からの情景を楽しむように水陸両用バスが進んできた。

   陽が落ちると乗り物の照明が華やかに輝き、コスモワールドは別世界へと変容。まるで円盤のようなスーパープラネット、平らに寝ていた本体は回転しながら立ち上がり光の渦を描く。乗り物の形を捉えたいため、ISO5000にして、f4 1/350secで撮ってみました。

⑥ 

横浜コスモワールドの遠景、周りのホテルや乗り物のイルミネ―ションが海面に映り込むようなアングルで撮ってみました。焦点深度をやや深め、感度をISO10000とし、f6.3 1/30sec としました。

入園料のない横浜コスモワールド、一歩踏み込めばそこはおとぎの国。色彩豊かな街並みなどは家族連れやカップル、外国人観光客の姿も多く、何処を撮っても絵になります。「opera 50mm F1.4 FF」はミックス光での色再現性も素晴らしい。

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