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馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る八丈島への旅、その2。

Posted: 2018.11.15 Category: Tokinaレンズ Comment: 馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る八丈島への旅、その2。 はコメントを受け付けていません

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/4 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100

もう11月ですが、前回に引き続き夏の八丈島の写真にお付き合いください。夏、とは言え、8月末の夏休みが終わった頃に訪れた八丈島は、お盆休みシーズンで賑わっていた観光客も一息つき、少し秋の雰囲気に包まれていました。今回の旅、八丈島に初めて訪れた友人が同行していたので、じゃあ俺が八丈島の観光ガイドするよ、とドライバー兼ガイド兼カメラマンとして八丈島を車で色々廻りました。今回はそのガイド中に撮った写真を中心にお届けします。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/13 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100

着陸態勢で底土港海水浴場の上空を飛ぶANAのA320。昼頃に撮影したが、8月末の平日ということもあり、海水浴客もまばらだった。八丈島の海水浴場は伊豆半島や新島とは異なり、砂浜が黒いのが特徴です。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100

いつも宿泊している実家に相当する民宿、八丈島ガーデン荘の部屋から網戸にピントを合わせてみた。正直施設はあちこち古さがあるが、緑に囲まれた昔ながらの民宿でここに来るととても落ち着く。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:100

同じく八丈島ガーデン荘の庭に生えているシダの葉。太陽光の下、開放F2.0で描かれる自然なボケ具合が心地良い。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/4.5 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:2000

島の観光地図を見ていて思いついたのがここ、底土港の近くにある人間魚雷「回天」二号壕跡。友人はもちろん、八丈島に何度も訪れている私もここに来るのは初めて。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2.8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:2000

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:2000

回天が格納されていた壕跡に残る金属片。1枚目は、終戦後に使われることがなかった回天を破壊するために爆破した破片らしい。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/5.6 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:2000

壕の中から入口を望む。壕の中は湿気がありレンズが曇ってしまったようだが、印象的な雰囲気になった。初めての場所に来ることができた、それだけで今回の旅の収穫ができた気がした。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:640

黄八丈めゆ工房の織機。八丈島の伝統工芸の織物・黄八丈はこれを使って手で織られていく。島に住む親戚の家には必ず置いてあったので、子どもの頃から見慣れていたと思っていたが、写真で撮って意外とシンプルな構造なのだと初めて気づいた。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/8000秒 ISO感度:100

乾燥中の絹糸。まだ水分が残っているから鈍い色だが、乾くと金色に輝く美しい糸になる。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:640

島の草木を煮て絹糸を染めるための釜。親類の工房だが、ここまでしっかり見学&撮影すするのは初めて。熱気が籠もる工房での作業はかなり大変だという。
 

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/3200秒 ISO感度:100

島内であちらこちらに咲くハイビスカス。海と空が入れられれば、ちょっとベタな夏の写真に。太陽さえ味方してくれれば、こういうシーンがいくらでも撮れるのが八丈島。

両親に連れられて何度も訪れていた子どものころ、結局八丈島の中で行くところといえば海かプールだけだった。そんなこともあって、いわゆる八丈島の観光地や史跡にはほとんど縁がなかった訳だが、それに気づいたのも今回友人をガイドすることになったおかげであり、結局自分の観光になったのはなんとも有意義やら恥ずかしいやら。地図を見たらまだまだ訪れていないところがありそうなので、また来年も行くしかないかと。さて、夏はどんどん遠ざかってしまいますが、あともう1回だけ、八丈島の夏にお付き合いください。ではまた次回。

◎SONY α7RIII(ILCE-7RM3)+FiRIN 20mm F2 FE AF
焦点距離:20mm 絞り:F/2 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:100

馬場亮太の感動表現|FiRIN 20mm F2 FE AFで撮る八丈島への旅、その2。 はコメントを受け付けていません

伊藤宏美の感動表現|秋の紅葉シーズン只見線

Posted: 2018.11.15 Category: Tokinaレンズ Comment: 伊藤宏美の感動表現|秋の紅葉シーズン只見線 はコメントを受け付けていません

10月の終わりの紅葉しはじめのころ、只見線に行って来ました。

まだ紅葉には早かったのですが、

見落としそうなところにあった手前の足元のすすきは、お日様に照らされて綺麗でした。

この第3橋梁は、有名な撮影地ですが、昔は木が茂っていたところが

最近は、見通しが良くなっています。

お天気の良い日は、ススキに日が当たりキラキラしてくれます。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/11 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:320

11月に入り、紅葉の綺麗な時期に、どうしても行きたくなってしまったのでまた出かけてきました。

今度は、朝から雨。

紅葉はどこに行っても見事だったのですが、

お天気のおかげで、しっとりした落ち着いた紅葉を撮影することができました。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:20mm 絞り:F/8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:800

2枚ともAT-X 14-20 F2 PRO DXのレンズで、撮影しているが、広角の泣き所である4隅も、描写力が落ちずに撮影する事ができました。

特に右下のススキの描写力に注目していただけると画質の良さが分かります。

今度は、別の第4橋梁。

この日は、紅葉を待ちわびていた人達がたくさんいました。

第4橋梁は、真正面から撮りたい人が何人か立っていましたが、わたしの、今日のレンズは、広角レンズ。

ちょっと、草むらを入っていくと真後ろを紅葉バックにできるので、横に進みました。

どうしても、白い空はいれたくなかったので、草の入れ方を、工夫をしてみました。

広角レンズなので、わりと近距離でも、列車の大きさを小さく表現でき、雨でしっとりした草は、ジャングルのようで、お気に入りの1枚が撮れました。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:17mm 絞り:F/7.1 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:1600

こちらは、AT-X 17-35 F4 PRO FX にフルサイズカメラで撮影しました。

フルサイズの画像素子では、よりパースを使った表現が出来るので今までと違ったアプローチが出来るのが楽しい。

今回は、手前の草をパースを利用して入れ込んでみました。

また、雨の中の撮影でしたが、全長変化のないズームを採用しているため、隙間に雨が入りにくく、安心して撮影できます。

◎使用レンズ:AT-X 14-20 F2 PRO DX
焦点距離:35mm 絞り:F/6.3 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:800

最後は第1橋梁です。

薄暗くなってきたこの鉄橋に、きっと車内の灯りが綺麗だろうなと思って第1橋梁にしました。

まだ時期が早かったので、もう少し日の入りが早くなる時間に行きたいところですが、

車内の灯りは、水鏡の上で光ってくれました。

こちらも、AT-X 17-35 F4 PRO FXをフルサイズカメラで撮影しました。

暗くなりかけてきた中での撮影でしたが、シャドウ部の表現力に優れているので陰側になっている紅葉も美しく

描写されています。

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國政寛の感動表現|秋の優しい陽射しに包み込まれたバラをマクロレンズでふんわり切り撮ろう!

Posted: 2018.11.15 Category: マクロ撮影 Comment: 國政寛の感動表現|秋の優しい陽射しに包み込まれたバラをマクロレンズでふんわり切り撮ろう! はコメントを受け付けていません

『めざめ』

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~降り注ぐ光が
 心をひとつひとつ
 溶かしてゆく~

まだ寒さも緩やかで過ごしやすいこの時期、晴れた日の陽射しは柔らかくて気持ちいいですよね。
秋の花のバラたちを、そんな優しい光いっぱいに包んで撮影してみましょう!

朝の陽射しを浴びた一輪のバラ。
逆光から狙ったことで光が花びらを透かして、秋の朝の爽やかさを強調しています。
背景にある花や葉などがやさしくふんわりとした色のボケになってバラを包み込んでくれました。

時間が経つに連れ、だんだん陽射しも強くなってきました。
バラの葉は表面がツヤツヤしているものが多く、陽射しを反射してキラキラ輝いてくれます。
そんな輝いた葉を背景にバラを撮ることで、このようにたくさんの円ボケが写り込んでくれました。

晴れていて陽射しが強いほど、円ボケはクッキリとした円になります。
カメラと被写体との距離を少し遠くすることで円ボケを小さくし、よりキラキラ感を強調しました。

気持ちよさそうに伸びをしているような蕾。
やさしい円ボケが穏やかな空気感を演出してくれました。
この円ボケも背景にある葉の反射ですが、陽射しが弱いため淡くて優しいボケになっています。

陽が落ちるのが早いこの時期、15時を過ぎるころには斜光線が花を照らします。
この斜めからの光を逆光で捉え、大きく輝かせました。
まるで首まですっぽりボケに浸かって「いい気持ち~」って言っているようですね。

こちらも夕方の光に照らされたバラ。
少し飛び出した一輪を花と同じ高さから狙い、前ボケだけでなく背後の葉による後ボケとで挟み込みました。
光に包みこまれたようなイメージで撮影しています。

夕方の光は少しオレンジがかった色味になります。
そのオレンジの光が赤系の葉っぱに当たって、暖色の優しいボケが画面いっぱいに広がりました。
朝晩肌寒くなる季節ですが、こんな光を見ると心が温まる気がしますね。

こちらは蕾をほぼ真上からのアングルで捉えた一枚。
隣の花に付いた朝露が太陽の光に反射して円ボケになりました。
円ボケを作るのは遠くにある反射だけではありません。
このようにすぐ近くにある反射でも、こうした円ボケを作り出してくれるんです。
主役の蕾に付いた朝露も、小さい円ボケをいくつも散りばめてくれてますね。

花壇の背後に小川のようなせせらぎがあり、水面に当たった陽が反射していました。
水が流れているため、水面の反射は常にその形を変えつづけています。
そんな水面を背景にすると、シャッターを切るたびにボケの形や位置が変化し、様々な表情を見せてくれます。
何枚も何枚もシャッターを切り、気に入った一枚を選びました。

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以上、いかがでしたか?
晴れた日はぜひ、やさしい光に包まれた花たちを撮ってあげてくださいね!

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